【bl】ある研究室での日常。

んっ…、…悠斗さん色っぽい。(相手から攻めてくると思わず口付けられては驚いた様に目見開き、離れ間際の相手の行動に軽く目細めては相手が離れた後相手が舐めた上唇を自分でも舐めては艶めいた相手の笑みに困った様に微笑んでは「何処でそんなのを覚えるのやら。」と呟き相手の頬にやんわりと唇を寄せ。「あ、いいっすね。…バレない様にするの、大変だと思うよ?」冗談だと分かっていながらも其れに乗った様に明るい表情を浮かべては指差す首へと手を伸ばせばさりげなく相手の首筋をくすぐる様になぞって)

啓介くんを見てると自然としたくなるんだよねぇ。
(驚いた表情に満足気にしては自分が舐めた後の相手の唇を舐める仕草にやり返したつもりが逆にﾄﾞｷｯとさせられ、頬に唇を寄せられるとふっと微笑み受け、何かを見て来て覚えたとかでは無く相手を見ていると自然と思い付く事で恥ずかし気もなくそう告げてはﾆｺﾆｺと笑って。「んっ。や、あの…冗談、なんだけど…?」首筋に触れら擽ったそうに肩を竦めては明るい声と行動にまさか本気にしたのではと軽く焦り困った様に眉を下げ相手を見つめ歯切れ悪く述べて。

…他のヤツの前でしないでよ?(自分を見てると、と言われては驚かずに居られなくてキョトンと目見開いては相手をじっと見詰めるも筈傾げも無く言う其の姿に参った様に苦笑を零し、そんな恐れは無いと分かっていても一応念を押す様に問い掛けて。焦りながら告げる相手に僅かにくつくつと喉奥で笑っては首筋を下から上へ指先でなぞっては「分かってる。」と冗談が通じていると言っては悪戯っぽく口角を上げてみせて)

大丈夫、俺をそんな風にさせられるのは啓介くんだけだから。
(本当に心配性なんだからと改めて思い乍も愛しげに相手の頬へ触れてはそっと撫で、安心させる様にニコニコと笑みを見せて。「っん、…ちょっと、其れ擽ったい。」首筋をなぞられてはﾋﾟｸﾘと反応を見せるも擽ったさに耐える様に顔を顰め何するんだとばかりに相手を見詰め乍止める様に相手の手を掴んで。

…あー、もう。悠斗さん可愛すぎる。(此方の頬を撫でるては何処迄も優しくて、其の笑みを見詰めては鼓動を早めては衝動的に相手を抱き締め相手の仕草に小さく呟いて。手を掴む相手の睨みにも少々微笑んでみせれば「首輪付けたらどんな風になるのか想像してた…とか?」と先程の相手の言葉を其の侭揶揄う様に述べてみてはもう片方の手でポンポンと相手の髪を撫でて)

わっ!…ふふ、俺の事好き?
(突如抱き締められては驚きの声を発するも微笑み相手の背中に腕を回して抱き返して相手が返してくれる言葉は予想しているが嬉しそうに目尻を下げては態と尋ねてみて。相手が自分に首輪を付ける様子を薄らと想像し、相手になら其れ位に束縛されても構わないなんて考えていれば図星を当てられかぁっと顔を赤らめては「も、もう啓介くんってば…冗談キツイなぁ…あはは。」と相手からあからさまに視線を逸らし不自然に笑い乍軽く否定する様に述べて。

大好き、寧ろ愛してる位。(へらりと表情を和らげ、相手も恐らく自分の返す返事を理解しているだろうと思いながらも抱き締める力は其の侭に傍に居る相手にそっと囁いて。そんな感じに出来たら、なんて考えるも研究生である相手自身も尊敬しているのもあってか其処迄する事も出来ず、頬を赤らめ引きつった笑いを浮かべる相手に察しがついて小さく笑えば顔を近づけ「…俺は考えたっすけど。…此処に首輪付けた悠斗さんの姿。」ともう一度指先でするりと首をなぞっては何処か不敵に微笑んでみせて)

…俺も。…愛してるよ、啓介くん。
(予想していた言葉に頬を緩めるも"寧ろ…"と続けられた言葉に僅かに照れた表情をするも嬉しそうに目尻を下げ微笑み自分もだと囁く様に述べてはそっと頬に口付けて。本気でしない事は十分分かっているのだが不意に顔を近付けられ告げられた言葉と相手の表情にドキッとし、首をなぞられる擽ったさに眉を顰め乍「あ、や…えっと…。に、似合ってた?」とどう反応すればいいのかと不自然に笑みを浮かべた侭目を泳がせては苦し紛れに変な質問をしてしまい其れにまた焦って相手を見て。

…ん…。(嬉しそうな其の表情に満足するも頬に口付けられてはくすぐったそうに小さく笑いつつ目を瞑って。じゃれあいの様な其の行為に楽しげに口角を上げては自分も相手の唇に短く口付けを落として。引きつり戸惑った様な笑みを浮かべる相手に悪戯っぽく口角上げては焦った様に此方を見る相手に目線を合わせて「ん…、けど誰にも見られたくないかも。」と叶わないと分かっているのもあるからか何処か楽しげに笑っては安心させる様に優しい手つきで相手の髪をそっと撫で)

…ん、…可愛いなぁ啓介くんは、おっきな犬みたい。
(応える様に口付けし返して貰えば照れくさげ乍も嬉しそうに目尻を下げ微笑んでは、じゃれてくる相手が人懐っこい大型犬の様に思えてきてあははと笑い声を漏らしながらわしゃわしゃと犬を撫でる様な手付きで相手の髪に触れ。視線が合えばどきっとするも其の侭見詰めて告げられた言葉に嬉しくもあるが他人には見られたくない姿であり困った様笑みを浮かべて頬を掻き乍「そりゃ俺も、啓介くん以外には見られたくないよ…恥ずかしいし…。」と。髪を撫でる相手の優しい手付きに大事にされているなと実感しては満たされる気分で。

悠斗さんの忠犬になら成ってもいいけど、可愛いばかりは嫌だ。(楽しげに笑い此方の髪に触れる相手に薄ら片目閉じるも其の笑顔につられて此方も僅かに微笑むも”可愛い”と言う言葉に引っ掛かりを覚えるのか困った様に眉下げては肩を竦ませ。恥ずかしいという答えはもっともである為に目を細めては「…まぁそりゃそうだけど。…悠斗さんかーわい。」さっきから自分の言葉に翻弄されてばかりの相手に漸く無邪気な笑みを零して)

はは、ごめんごめん。…君の言動一つ一つが俺の事を慕ってくれてるんだって凄く伝わってきたものだからつい…。
(相手が忠犬になっても其れは其れで悪くない、今と立場が逆転してしまうななんて呑気に考えていては困った表情に気が付き、同じ様に眉を下げ困った様に笑い乍宥める様に頭を撫で謝り。一応、と相手が不満に思ったフレーズを口にした理由を述べて。無邪気に笑う相手の笑顔は自分にとっていい意味で刺激のあるもので「う、笑顔が眩しい。」と揶揄い混じりに態とらしく自分の手を翳しては目を細めて。

…自分より可愛い人に可愛いって言われたくないけど。(端から見れば飼い主とペットの様に見えているのもあってか別段其処にこだわりは無いのだが自分が相手の事を可愛いと思っているだけあって其の相手に可愛いと言われるのは何処か納得出来ないのもあって。揶揄い混じりに仕草をする相手へ小さく笑っては「そう?悠斗さんの影響だけど。」相手の前だから此処まで明るくなれるのも理由の一端である為素直にそう述べてみて)

へ?俺!?…啓介くんは何時も俺の事をそんな風に…?
(可愛い人とは自分の事かと人差し指を自分に向けて驚き相手を見詰めていてはふと自分の事を何時もそう思って接していたのだろうかと疑問に思ってはおずおずと尋ね。「俺の影響って…何だか嬉しいな」自分はそんな眩しい笑顔をしているのかと考えてみるも何時もの自分の笑った顔はへらへらとしたもので眩しく思える様なものではなく寧ろ情けなく見える様なものだが、相手に影響を与えられる程の存在になれているのかと思えばとても嬉しく同時に照れくさくもあり照れた様に薄らと頬を赤らめてはにかんで。

何時って、ずっと前から?(此の場に居るのは自分と相手しかおらず、しかも大抵年上なのに自分よりしっかりしていない相手は可愛いと結構前から思っていた様で不思議そうな相手にきょとんとして返し。「だって、悠斗さんがいるから嬉しいんだしさ。」相手が居るからこそ嬉しいし幸せになり今の表情が見えない乍も其の表情があるのだろう、と考えているため、はにかんでいる相手を見詰めてふっと笑っては顔を寄せると触れるだけの短い口付けをそっと相手へと落とし、へらりと笑ってみせて)

…ま、マジで…?
(まさかそんな風に思われていたのかと認識しては一気に恥ずかしくなり顔を赤らめ、片手の平で顔を隠す様に覆っては小さいこえで確かめるように尋ねて。「ちょっと、嬉しい事言い過ぎ。」短い口付けにふ、と笑みを浮かべ先程から此方が喜ぶ発言ばかりしてくる相手の額をツンと小突き。

(/大変遅くなって申し訳無いです…;;)

…俺悠斗さんの事可愛い人だな、って思ってたけど。(顔赤らめる相手を見るもとても今更な事で、頼られて嬉しいのもあるが頼ってくれる相手の事が好きであるのと同時に可愛いと思っていた為に当たり前の事の様で。「そう?…まぁ、悠斗さんの事大事だし。」そうだろうか、と首を傾げるものの暗に相手が喜んでくれた、としめす其の言葉に安心しては小さく穏やかに頬を緩ませ)

(/大丈夫ですよ…!;;)

…可愛いだけじゃないよ、偶には強引に迫ったりするかもよ?
("可愛い"は不本意だが相手からの言葉の為受け止める事にするもただ可愛いと思われるだけなのは納得いかなく、顔を覆っていた手を退け座っている相手の膝の上に跨ってはスルリと相手の頬に手を這わせて何処か艶美にも見える表情で相手を見詰めて。「俺も君が何よりも大事。絶対離してやらないから。」と頬を緩めるに珍しくキリッとした真面目な表情で告げて。

(/ありがとうございます!

…それは其れで悪くないかも、其の顔、すっごい綺麗だから。(事実を言っていただけなのだが急に己の膝に跨がり、色めいた表情を浮かべる相手に驚きつつふ、と口角上げると頬撫でる手を掴んでは指先にそっと口付け、やや上目気味に相手の方を見ては小さく呟き。「ん、…俺は悠斗さんのだし、悠斗さんも俺のだから。」と言い切ると真面目な表情に小さく笑って返し、手を伸ばせばくしゃりと相手の髪を撫でて)

…っ、本当、君はそういう事さらっと言っちゃうんだから…。
(綺麗との言葉にまたも照れてしまえば僅かにむすっとして述べて、頬を撫でていた手の指先に口付け上目遣いをする相手に此方から仕掛けた筈がドキッとしては翻弄されっぱなしな事に納得がいかず、口付けられた手を下げてはスッと顔を寄せ口付けして。「当たり前だろ。…ん、それ気持ちいい…。」言い切った相手に満足気に当然だと言う様に述べ、小さく笑ったのを見て何か可笑しな事言ったかな?と疑問に思うも髪を撫でられてはその暖かい相手の手の温もりと優しい手付きを心地良くなり、頬を緩めて目を細め。