【bl】ある研究室での日常。

ったた、正直に言っただけなのに。(軽い痛みで額を抑えては困った様に笑ってはちらりと相手の様子を伺う様に見て。「じゃ、続きは御昼の時にっすね。」自分も足りていないのだがこれからの事を考えて穏やかに微笑んでは当てられた人差し指に軽くキスして)

…ごめん、ごめん。君が恥ずかしい事言うから…つい。
(額を抑える相手の頭を優しく撫でながら、少し眉を下げて微笑み。「うん、昼食何食べたいか考えておいて〜」相手の唇から指を離せば頷き、相手の食べたい物に合わせると言うようにへらっと笑い

ちゃんと直球じゃないっすか。(大人しく撫で受けしてはやり返した、とでも言う様な悪戯っぽい笑顔を浮かべて。「じゃー悠斗さんも、な?」と言うと自分の鞄を背負って相手に笑い返し軽く手を振って背を向けて扉の方へと歩き出して)


(/時間飛ばしたりしますか?)

…直球過ぎるのも困っちゃうな…
(悪戯な笑みを浮かべる相手に困り笑顔であはは、と笑い。「わかった。俺も考えておくよ」と部屋を出ようとする相手に微笑み手を振り返し見送り。

(/そうですね、飛ばしましょう!
では、先に研究室で待ってくれている設定でも宜しいでしょうか?

よーし…、終わったーッ(疲れた様に両腕を伸ばしつつ研究室へと入れば偶然にも誰も来ていない様子。自分のデスクの所迄歩いて行き乍らも昼食の時間帯になったからかやや空腹で。何を食べようか、と今漸く考え始め自分のデスクの目の前の椅子に腰掛けて背凭れにゆったりと凭れ掛かって)


(/了解です!!)

…ちょっと時間過ぎちゃった、啓介くん待ってるかな?
(講義が終わればファイル整理の件で先生に足止めを食らっておりやっと解放されれば、腕時計を見ながら小走りで研究室に向かい。研究室に着けば扉を開け「ごめん!啓介くん、遅くなって」と軽く息を切らしながら

(/ありがとうございます!!

大丈夫ですって…、慌てて来てくれたんすか?(扉を開ける音がした為其方の方を見てみると息を切らした相手の姿を見て慌てて立ち上がり駆け寄って。急いで来てくれたのは嬉しいものの息切れしている相手の背中をやんわりと摩ってやると少し間を置いてからやんわりと尋ねて)

…うん、待たせるの申し訳無くて…それに、早く啓介くんに会いたかったし
(背中を摩ってくれる相手に優しいななんて思いながら、息を整えれば相手を見てへらりと笑いながら

先輩も講義ある事分かってるんですし、いくらでも待ってるっすよ。(自分も相手も大学生だと云う事は大前提の為待っているつもりだったのか何処か落ち着いていて。「…自分も会いたかったすけどね。」と自分の事も認めては摩っていた手を止めて)

…ありがとう。腹ぺこ啓介くんが空腹で死んでたらどうしようかと思ったよ
(いくらでも待ってるの言葉に嬉しそうに目尻を下げ微笑み。「わぁ、嬉しい!…ところで、何食べたいか決まった？」態と少し大袈裟気味にリアクションすれば、先程考えておいてと言っていた事を思い出し首を傾げて相手を見て

ちょ、俺の事なんだと思ってるんすか。(縁起でも無いどころかそんな簡単に死にはしない、と云わんばかりに片手をひらひらと振って否定の意味を示して。「態とらし…。んー…、今日は弁当作って来なかったんで食堂にしようかコンビニ弁当か、とか考えてたんすけど。…悠斗さんは?」と先程迄自分が考えていた事を述べて今度は相手の顔を覗きこんで相手の意見を仰いで)

え？…飢えた大型犬。
(何だと思っているかと尋ねられれば一瞬きょとんとしては、しれっと当然かのように答え。「俺も今日は食料何にも持ってない。だから、食堂がいいかなぁ〜って考えてたとこ」態とらしいとの相手の声は聞こえないフリをして、顔を覗き込まれれば相手に視線を合わせ講義中から考えていた事を述べて

…悠斗さんの飼い主に其の態度はどうなんっすかー。(むっとした顔をすると冗談混じりに先を述べると相手の片頬に手を伸ばし、むにーと相手の片頬を伸ばしてみて。「じゃあ決定っすね。よーし、何食べよっかなぁ。」とお腹がすいて居たのは事実らしく、少し嬉しそうな顔をして相手の手をさりげなく取ると指先を絡めて手を繋ぎ)

あはっ…そっか、啓介くんは俺の大事な飼い主様でした
(相手に言われ立場が逆な事に気が付けば笑い、頬を摘まれ伸ばされ話しにくそうにしながらも前言撤回と言うようにへらへらした笑みで。「俺はパスタの気分かな〜…って啓介くんっ!?」嬉しそうな相手を見て自分の食べたい物をのほほんと伝えれば、手を繋がれ戸惑ったように相手に声をかけ

悠斗さんはどっちかっていうと猫みたいっすもんね。(頬を引っ張られてもへらりへらりと笑って見せる相手に諦めた様に笑って手を離して相手の事も動物に例えてみて。「俺はラーメンとかかなぁ…、ん?どうかしたんすか?」温かいものが食べたいな、等と考えていると急に戸惑う相手の声が聞こえて相手を横目で見て。何も思っていないのか少し不思議そうに首を傾げて)

そうかなぁ？…でも、よく言われるんだよね
(手を離して貰えればあ、話しやすくなったと思いながらもへらへら笑顔のまま自分ではそう思わないが周りからはよく言われるという事を伝え。「あ、ラーメンもいいなぁ…。いや、手!…見られたりしたらっ」ラーメンと聞けば優柔不断に迷い出し、何とも思っていなさそうな相手に誰かに見られたらどうするんだとあたふたしながら

あ、やっぱり言われてるんすね。(自分の予想通り周りにも言われている相手を見てはどうやら相手は納得していない様子で思わず軽く笑ってしまい。「手?あぁ…、大丈夫っすよ、研究所の皆にもじゃれあいに見えるなら。其れに食堂までの道程なら見られてもそう大した人数でもないですって。」慌てた様子の相手に漸く気付いてはくすっと僅かに笑い、この方が温かいだろうし等と内心で考えては手に少し力を入れて)

…何で笑ってんの〜？
(何故か軽く笑われた事にむすっとすれば相手との距離を詰めじーっと相手をじと目で見詰めて。「う、…そうだけどぉ…。わかったよ」相手の言う事は確かにそうなのだが、何処か気恥しく納得いかない様子だったが手に力を入れられれば、まぁいいかと繋ぐ事にし

何となく予想がついたんで。(周りから見る相手と自分から見る相手の見解な為笑ってしまったが此方を見ている相手を見て曖昧な笑みを零しては気にしない様にとぽんぽんと宥める様に相手の髪を撫でて。「…ふふ、悠斗さんが恥ずかしがるのはレアっすもんね。」納得がいかない様子の相手を見詰めてはクスクスと笑い、相手の手を引きつつ研究室を後にして。外は冬の初めで少し肌寒く、相手の手をしっかり握って)