学生な俺×社会人な貴方【 ML 】

学生な俺×社会人な貴方【 ML 】

ヌシ  2013-10-31 00:02:56 
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閲覧有り難う御座います。
このトピは男性限定ML創作で
主が考案したストーリー設定で進めていくことを前提としています。



■設定
 某専門学生(主)が、電車登校中に男→男の痴漢を目撃し、被害者男性(貴方)を助ける。成人済みであるのにどこか抜けていて危なっかしい彼(貴方)に電車で乗り合わせる度に徐々に親しくなり、やがて…という、何処かで聞いたことが有るような設定。

■募集要項
 成人済みの社会人(電車通勤)
 …出来れば天然さんで三十路前後
 ※プロフ、ロルテ提出必須

■規約
 MLにて男性限定
 ロル中~
 頻繁に遣り取り出来る方(5日でリセット)
 裏行為禁止(Dキス、押し倒しがライン)
 参加希望多数だった場合は選定式

■備考
 >1主プロフ
 >2ロルテ用絡み文
 3からレス解禁




以上


 

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  • No.21 by 村田 貴博  2013-11-03 02:16:56 




 まあ、そんなところです。専門学生で19ですよ。(中々のご名答である彼と世間話を進めていく。何やら顎に手を添えて考える素振りが可愛らし……、あれ、可愛らしい…。自分がバイなのは知ってる。だが、こんな所構わず見惚れて居てはこの先が思いやられる。彼にこのことを悟られないように平然を装い二言目の言葉を返す。「え、見えないです。てっきり俺より4、5歳上くらいかな、と。いいとこって気になりますね。俺もあと半年もしないうちに就活なので。」三十路だったのか。見えなかった。それに職場が結構いいとこってどこだろうか。ダメだ、この人と話を続けていたらあらゆる面から気になることが増えてしまう。取り敢えず彼のことを一方的に尋ねたい。職場のことも含めて。そんなこんなしてるうちに彼が此方を見上げたためばっちり目が合ってしまった。しまった、と思ったときにはもう遅くて、またも気まずい雰囲気になってしまったため「あ、いえ、違います。俺凄い見てましたよね。癖?みたいなものなんで、気にしないでください。」と誤魔化しては眉尻垂らして苦笑を。)


(/了解です。わざわざご報告有り難う御座います。

此方も日に一回ペースになってしまう時がありますが出来るだけ返せるようにしますね。前もって連絡くださればキャラリセにはしませんのでご安心ください。

  • No.22 by 湊 翔太郎  2013-11-03 10:31:29 

だぁめ、教えない。就活が近いんだから、教えて下手に微妙な関係になってもお互い困るだろ?ほら、今の時代就職難でやっちゃう子はやっちゃうらしいからさ。
(人を見つめるのが癖とは、最近の子はコミュニケーション能力に秀でているとは聞いていたがこれもその一端なのだろうか。何にせよ彼にも悪気があったり、はたまた自分が可笑しなことをしたわけではないと分かり安堵しながら僅かに困ったような笑みで"はは…"なんて笑い声を相槌代わりに漏らして。しかしさすがは就活が近い学生と言うべきか自分の言った"良いとこ勤め"が何処なのか気になっている様子を見受けるものの口許に立てた人差し指を添えながら駄目との一言を返すと、彼に限ってないだろうが謂わばコネ入社を狙う輩と疑われることを危惧してのことと説明を続け。その時ここに来てまだ人が乗り込むのか、停車駅にて停まったらしい電車にさらに人が詰め込まれてきて思わず僅かにバランスを崩すと「ッ、と…すまん、ちょっと掴まらせてな。」と一声掛けてから彼と向かい合う形で押し詰められた体勢から手を伸ばし左手で相手の右肩に軽く掴まって。)

(/了解です、ではなるべくご報告を欠かさぬよう努めさせて頂きますね!)

  • No.23 by 村田 貴博  2013-11-03 22:08:41 



 ─…人事じゃないなら大丈夫ですよ。まあ強要はしませんけど。(“だぁめ”って、おいおい。やはり先程の自分の感情は誰彼ではなく、この人だからこそ生まれたものであって中々真剣な世間話をそっち退けている。ますます気になる彼の職種にやはり干渉は出来ないかと諦めの二言目。「…おっと。大丈夫ですか?」ちょうど良い間で電車が揺れる。それと同時に自分の右肩に添えられる彼の手。なんともベタなシチュエーションに彼を直視出来ずわざとらしい返しになってしまった。自分の肩を掴まる行為そのものがツボだったらしく思わず吊革を握る手に力が入ってしまう。彼は毎日このように電車に乗っているのだろうか。いつもこの満員電車に揺られいるのだろうか。これは聞いてもいいのかと迷いつつも「あの、いつも電車で通勤してるんですか?」と直球な質問を。)




(/帰宅が遅れてレスが返せませんでした!すみません。

  • No.24 by 湊 翔太郎  2013-11-04 13:22:30 

ん、大丈夫。…そうだなぁ、大体このくらいの時間に帰るようにしてるよ。あ、飲み会の時は勿論別だけどな。
(この混雑でも此方に気を遣ってくれるとは中々良くできた青年だと思う、普通ならこのくらいの年頃と言えばおっさんが触れるのも正直嫌がられるものと認識していたため余計に彼の気の良さに目が向けられ大丈夫との返事と共におのずと笑みが零れていて。例外はあるとはいえ基本的にこの時間帯の電車に乗ることが多いため質問に軽く頷くと、同時にこの質問が出るということは恐らく彼も自身と同じなのだろうと察して。再び動き出した電車に揺られ周りの人混み同様自身も時折体を揺れに合わせて揺らしていれば不意に腰辺りに何やら感触を感じ。人と人とが密着しあった中何とか自分自身の上体を見れば手の感じから恐らく自身と同じくらいの男性が己の体に腕を回している様子が。まあ男同士でこの混雑、恐らく掴まる場所がなくてした行為なのだろうと一人納得すると特にどうすることもせず視線を相手に戻すと「…まあ、普段は別の駅からなんだけど…ーー」などと話を再開し。)

  • No.25 by 村田 貴博  2013-11-04 16:29:44 



 ──ふぅん…、じゃあまた会えるかもしれないですね。飲み会が無い日は。(と、思ったことをそのまま口に出してしまった。確かに今日はいつもと同じ電車に乗っていて、特別なのは服装だけなのだから。基本は私服だが、こうやって外部から講師を招いてセミナーが開かれる時はリクルートスーツを纏っている。月に二度程のこの講習は自分は嫌いではない。将来や進路のことは兎も角、身が引き締まるし、スーツ慣れしておくのも悪くはないと思っているからだ。私情はそこまでにして、何処の駅から通勤しているのかくらい教えてくれるだろうか。そういえば名前も知らない。痴漢に遭った彼にナンパ紛いなことはしたく無いのだが聞いてみたいというのが本能。本当に自分はどうしようもなく子どもだな、と内心思いつつ溜息を吐くのと同時に彼を見下ろす。と、身長差で彼の腰付近に何処からか伸びている腕が見えた。…またかよ。「…へーえ、そうなんですかー。」鞄を自分の脚と脚の間に下ろして抑揚の無い棒読みの返答を漏らす。空いた両手を分断に使い片方は、右肩に添えられた彼の左手首を捕まえて、もう片方は彼の背後に回して此方に抱き寄せ。この人はもう…、鋭い視線を浴びせるように彼を見下ろす。)

  • No.26 by 湊 翔太郎  2013-11-04 17:14:41 

ッ、うお…え、っと…な、何かな…?
(年下は元々苦手ではなくむしろ好きな方だし、何よりこういった和やかな会話は聞いていて楽しい。満員電車というシチュエーションでもやっぱり誰かと話していると心が和むな、なんてことを呑気に考えていれば不意に体を引き寄せられ思わず驚きの声を漏らして。背後に彼の腕が回ったと感じてから然程しないうちに腰辺りに回されていた腕はするすると引っ込んでいき、こちらとしては掴まっていただけだと認識していたためにその後の腕の持ち主の行方に少しだけ心配を寄せて。そちらはそれでもいいとして、何より目の前の彼の行動が分からない。後ろを誰かが通ろうとした気配はしなかったし混雑から引き上げてくれたのだとしたら今更すぎる、10cmばかりの身長差のせいで目の前にあるのは彼のスーツを纏った肩とそれ越しに見える犇めく人混みだけで。暫く考えたがこの行動の意味が全く分からず、答えを求めるようにどこか情けない声で戸惑いがちに尋ねると僅かに首を捻って相手の方、といっても耳やら頬やらまでしか見えないのだがそちらをそっと見つめて。)

  • No.27 by 村田 貴博  2013-11-04 18:59:56 



 ──今掴まれてませんでした?(“何かな?”あぁ?いやいや、また触られてただろうに、腰を。腰だぞ腰。痴漢じゃないにしろもっと嫌がったりしないのかこの人は。と、まるで自分のモノにちょっかいを出された感覚だ。…て、嗚呼、あの人からしたら急に自分に掴まれて引き寄せられても対して痴漢に触れてるのと変わらないのか。そう考えると自分の行動は間違っていたな、と思い直し彼の手首を解放し背中からそっと手を離せば「すいません。急に。」と述べる。後々後悔が残る以上の行動に反省はしているものの少々混乱気味で彼と目を合わせることが出来ずに、そのまま何事もなかったかのように話を振る。「えーっと、最寄り何処ですか?俺は、□□、ですけど。」と、やはり下手な話し口調になってしまった。気付いてからじゃもう遅い。多分動揺している。彼という存在にこの短時間で随分御執心してしまっているのにそれが自分からの一方通行で、彼からしたら痴漢から助けて貰った只の学生ってだけ。それだけならともかく、その学生にまで痴漢紛いなことをされていてはもうトラウマだな、自分なら。とマイナス思考が巡る。)

  • No.28 by 湊 翔太郎  2013-11-04 19:24:35 

ああ、うん。確かに掴まられてたけど…?
(確かに彼のいう通り先程まで背後より誰かに掴まられていたが、それで何をどうしたら彼がこのような行動に至ったのか痴漢という認識をしていないせいで結局相手の心理にはたどり着けず。背中に手を添えて抱き寄せられたおかげか少々辛い体勢だった体を解放されほっと一息、それからこちらに謝る彼に特に気にしていないようなあっけらかんとした笑顔にて顔の前で手を軽く振りながら「あ、大丈夫大丈夫。ちょーっとおっさんの足がキただけだから。」などと冗談まじりに返して。それから何故か目を合わせようとしてくれない彼を少々不思議に思うものの尋ねられた問いに「え、マジか。俺も最寄りは□□だよ。いやー、こんな偶然あるもんなんだな。」と答えると思わぬ偶然か、まさかの最寄り駅が同じという事実に大層驚いたのか楽しげに目を輝かせながら少々興奮した様子で彼の肩を叩いて。)

  • No.29 by 村田 貴博  2013-11-04 20:47:22 



 ──本当にそれだけだと思いますか?気付いてないようなので教えてあげます。…また痴漢されてたんですよ。普通腰なんて掴まないでしょ。現に、貴方俺の肩、掴んだでしょ。(と、天然さんな彼にも納得のいく説明を小声で長々としてみる。伝わったのかは…分からないが、もう少しそういう意識をして欲しい。これは切実だ。彼自身が気付かない間に何度も何度も触りたい放題だな痴漢野郎。続いて彼の発言に「足が痛いんですか?」と冗談にも敏感に反応してしまう。瞬時に彼に視線を向ければぱちりと目が合ってしまう。「──偶然ですね。」まさかの最寄り駅が一緒だったという事実。彼はなんだか嬉しそうに見えるのだが気のせいか、それとも自分の都合のいい解釈か。そんな顔されるとどう返していいのか分からなくなる。目を輝かせて此方を見てくる姿に戸惑ってしまった。自分でも吃驚しているというのに。嗚呼、なんてことだ。)

  • No.30 by 湊 翔太郎  2013-11-04 21:20:57 

ッいや、いやいやいや。流石にそれは極論過ぎんだろ。女の人ならまだしも男なんだぞ?掴まる場所だって偶々掴みやすい場所だったのかもしれないし…何より、わざわざ三十越えたおっさんに痴漢するような物好きがそんなにたくさんいると思うか?
(自分の冗談に律儀に反応する相手にも、また続いている途中の話に返事をするのも忘れ先の相手の衝撃的な説明に苦笑いにも似た困ったような表情を浮かべたまま何を言い出すとばかりに首を何度も振って。一回り以上の歳の差のせいできっと彼は彼と同じくらいの歳の仲間に寄せるような心配をうっかりじぶんのようなおっさんにまで向けてくれているのだろうと、ひとり頭の中で納得のいくような解釈を立てれば相手の言っていることを誤解だとばかりに反論にて返して。ジェネレーションギャップなるものをこんなところで味わうこととなるとは思わず少々戸惑った様子で気を紛れさせるようにがりがりと襟足を掻くと何やら決心したように溜め息をつき、それから右手に持っていた鞄を足と足の間に置くと「…ほれ、俺だって正直肩よりこっちの方が掴まりやすいんだぞ?だから一概には言えねぇの、分かったか?」とのどこか言い聞かせるようなニュアンスの言葉を切っ掛けに先程の痴漢同様相手の胴体に腕を回し抱き着いて。)

  • No.31 by 村田 貴博  2013-11-04 22:01:04 



 物好きなら居ますよ。…俺もですけどね。(やはり伝わっていなかったのか。三十越え?おっさん?否、見えないんだけども。と言い返せない自分が歯痒い。…見た限りノン気だからそんなに鈍いのか。自分の世界の話しだが、くたびれたオッサンが好きな人も超筋肉質なマッチョが好きな人も居ると聞いたことがある。その手の人では無い彼が知るはずが無いと思うが…。と、思わず呟くように小さくこぼしてしまった二言目。聞こえてないことを願うが事実だからな。と、正当化してまたもや心の中で葛藤。そうこうしているうちに彼が実践を交えて論じてきた。もそもそと鞄を置いたかと思うと自分に抱き付き、“こっちの方が掴まり易い”だと…。─もう拷問だ、これは。自分はバイであり男女共々好きになれる類の人間で、両方と付き合ってみたことはある。そんな自分にバイだと知らずにこの満員電車のぎゅうぎゅうな車内で何をしてくれてるのか、この人の行動パターンは本当に読めない。「─貴方の言いたいことは分かりました。でも、まさか抱き着かれるなんて吃驚です。俺得ってやつですね。」と彼の耳元で紡いでみせる。)

  • No.32 by 湊 翔太郎  2013-11-04 22:57:57 

ッ、!…お、俺得…?そ、そっか…?
(流石におっさんに抱きつかれれば相手でもこの行為の空しさに気付いてくれるだろうと、そんな気持ちで行動に移してみたはずが耳元で囁かれた声は少なくとも落胆だとか嫌悪だとか、マイナスの感情は全く感じられず。それより何より普段されることのないような近距離からの囁きが背筋を通って小さな電気でも流れたかのような奇妙な感覚を与え、びくりと肩を跳ねさせた後満員電車の中での可能な限り俊敏な動作で相手から腕を離し未だ余韻のようにぞわぞわとする耳を手で押さえ。囁かれた俺得との言葉、本人の中で折れとく?"俺、特に何とも"で俺特?等々色々な言葉を巡り。その末に何がどう得なのかは分からずとも"俺が得した"の俺得に何とかたどり着くとその言葉で重要な何を得したのか、をきちんと考えないまま混乱気味の頭でぽつりと呟き。よく分かっていません、というような?マークが頭の上に浮かんでいそうなきょとんとした表情で首を傾げれば「…で、得って何を得したんだ?」なんて端から見れば何とも馬鹿っぽい質問を素直にぶつけて。)

  • No.33 by 村田 貴博  2013-11-04 23:47:07 



 ──はい。有り難う御座います。(耳元で言葉を返した後、そわそわと耳に手を添えだした彼を見て口角を上げる。意味は…、多分分かって無いよな、と淋しさも残るが彼にはまだ言う訳にはいかない。天然で年上のくせにどこか危なっかしい所が目が離せなくて、ついついお節介を焼きたくなる。なんというか、母性本能か。あ、否、自分は男だけど。まあ、それが擽られる感じがする。やはり此処は、マイペースではなく相手のペースに合わせて物事を進めるのが良いだろう。思案しているうちにまた別の駅に停車して人の出入りが激しくなる。より車内が混雑する中、彼と鞄共々座席の仕切り壁の方に押されると、今度は吊革ではなく網棚に手を掛ける。もう少しで着いてしまう等名残惜しそうに思っていると彼から“何を得したか”と聞かれた。やはりそうきたかと言わんばかりに溜息を吐く。自分に此処まで言わせる人はそう居ないだろうな。「──何を得したか、って。俺が貴方に抱きつかれてラッキーってことですよ。あとは自分で考えて下さい。」と彼の発想力を試すような言い方をする。これで分からなかったら色んな事を諦めた方がいいだろう。名前や勤務先を知るのも、自分と密接な関係に成りうる人であるかもしれないということも。)

  • No.34 by 湊 翔太郎  2013-11-05 00:29:13 

ら、ラッキーって…ーーいや、何考えて…あ、はは…は…。
(人の流れに巻き込まれ着いた先は先程までいた車内中心部よりかはまだ安全な壁際、自身は座席仕切りと扉とで出来た丁度角の部分に身を置くこととなり。はてさて、此処で彼から質問の答えが返ってはきたが自身の頭が固すぎるのかそれはどうにも理解し辛い答えで。もし自分が女子高生やOLといった立場ならば確かに年頃の青年にしてみればラッキーだろうが自分は三十を越えたサラリーマンのおっさん、嫌がられることはあってもラッキーだなんて思う要素があるだろうか。一度頭を真っ白にして考え直してみようと緩く首を捻りながら再び思考に耽った結果、ぽっとひとつの可能性が頭に浮かび。"もしも彼が女子高生やOLに抱き付かれるのと同じくらい良いと感じるほどの好意を自分に抱いていたら"?そんなことを考えた途端自分自身の自惚れ加減への恥ずかしさと、それ以上に込み上げてくる何とも言いにくい感情に無性に恥ずかしくなり困ったように眉を下げたままかああっとらしくもなく頬を染め上げるとそんな情けない表情を隠そうとするように両手を顔の前に掲げ誤魔化すような乾いた笑い声を漏らして。)

  • No.35 by 村田 貴博  2013-11-05 20:05:25 



 ──嗚呼、…これは、ちゃんと伝わったみたいですね。(座席仕切りと扉の角に追いやられた彼の頭上からぽつりと呟く。じーっと観察していると、どうやら今度は伝わってしまったようだ。少し嬉しいような、恥ずかしいような、残念なような…。これは、もう聞くしかないよな。自分の言動にこんなに頬を染めて、しかもそれを隠すように手で覆っている姿を見てしまったらもう決まっている。「えーっと、いいとこ勤めのサラリーマンのお兄さん。良かったら、名前教えてください。」と抑揚をつけて出来るだけ穏やかな口調でお願いしてみる。こういうのを下心って言うんだろうな。これじゃ本当に痴漢と一緒だな。初めてこんな出会い方をした。ちょっと気になる年上の男の人。たまに電車で会って話しぐらいはしてくれるかな。なんて浮ついた考えをしているあたりが何とも学生らしい。そんな自分は彼の目にはどのように映るのだろうか。それも聞いてみたい。だが、考えただけでも怖いな。)

  • No.36 by 湊 翔太郎  2013-11-05 21:07:48 

ッ、まじ…か…じゃあ…。
(頭上から聞こえた呟きにびくりと震えそっとそちらに目を向けると何だか色々と思案している様子の複雑な表情が目に入り、ぱちりと目が合った瞬間反射的に再び目を逸らすと先程の呟きによりほぼ確定した目の前の少年がゲイだとかホモだとか言われる性癖の持ち主であるという事実に思わず小さな声で独り言を漏らして。それらに対し差別的な感情は全くないもののそれでも流石に驚きが多く、何と言ったらいいのか分からないため空いた沈黙により頬の赤みもある程度引いてきた頃、穏やかな口調ながらも何処と無く彼が緊張しているような様が感じられる言葉が投げ掛けられ。正直まだ目を合わせるのは何となく気まずいような気持ちがあるがそれ以上にこんな彼に何故だか興味が湧いてきてしまい、口許を手で軽く覆ったまま「…湊 翔太郎、です…。少年の方も、名前聞かせてもらってもいい、かな…?」と、ちらちらと視線を合わせては逸らし、また合わせといった大分戸惑いが顕になった様子で応えて。)

  • No.37 by 村田 貴博  2013-11-05 21:54:24 



 ──じゃあ、って。…まあ、吃驚しますよね。すみません。(やはり友人にも、恋人にも告げた後は皆この反応。時には差別意識の高い人からぶつぶつと言われてしまうが、もう慣れてしまった。だが、相手に罪悪感を覚える。今回に至っては痴漢から助けた自分もその類の者という、複雑な状況。一定時間目を合わせてくれない彼を見ていたら分かってしまうが、驚くか、引くか、信用ならないか、まあ三択であるのは確かだ。先程強引に引き寄せて肩を抱いたことも疚しいと思われてもまあ仕方ないだろう。「─俺は、村田貴博。」と素直に答える。名前を教えたら“少年”て代名詞ではなくちゃんと呼んでくれるのかな、とまたもや願望を抱きつつ先程のように平常心を装う。「…あ、でも、俺女の子も普通に好きですよ。」変わらぬ声音、表情で付け足してみる。これで少しは安堵するだろうか。気になって仕方ないが窓の外に視線を移し彼の返答を待ってみることにした。)

  • No.38 by 湊 翔太郎  2013-11-05 22:36:38 

え、女の子も普通に好きなんだ…へえ…。
(生まれてこのかたまともな男性らしい人生を歩んできた自身が同性愛なんてものに詳しい訳もなく、まずオカマとゲイ・ホモの存在の違いすら分かっていない中"男が好きでも女の子も普通に好き"などという新たな事実に思わず復唱を重ねれば驚きというよりは半ば感心に近いような感嘆を漏らして。目の前の彼は内心気に病んでいる痴漢と程近い行為とした先程のそれを本人としては本物の痴漢すら大体の場合気にしていないため彼についても例外ではなく、むしろ助けてくれたという意識の方が大きいためか相手を軽蔑なんてするつもりは毛頭なく。それよりも自分の全く見知らぬ世界の話に惹かれている訳ではないが怖いもの見たさに近いような不思議な高揚感を覚えており、ここまで来て漸く気持ちの整理がついたのか不意に窓の外に視線を投げ掛ける彼の肩を軽く叩いて呼ぶと「…じゃあ村田君、もし良ければ同じ電車になった時くらい俺の話し相手になってくれないか?…ほら、誰かといる方が変なのも寄ってこないだろうし。どうかな?」と緩く首を捻りながら話を持ち掛けて。彼と話をしてみたいがために建前じみた言葉を使ってしまったが、これで乗ってきてくれるかは彼次第であるため少々緊張しており朗らかな笑みの中にも何処か固さが現れたような複雑な表情をしていて。)

  • No.39 by 村田 貴博  2013-11-05 22:58:18 



 ──んと、両性愛って聞いたこと無いですか?…それっぽいんですよね、俺。(やはり極々一般人相手にこの手の会話はキツかったかと、反省しつつも取り敢えずは、彼は異常な差別人では無いことに安堵した。否、これはもう先程までの会話からして分かっていることだが、小さなことでも嬉しく感じてしまう。鼓動を抑えつつもやはり彼の前では平常心で振る舞っていたいためかポーカーフェイスを気取る。いつまで続くかは勿論不明だ。そんな思案をしていると肩をゆるく叩かれて彼に話し掛けられる。どうやら電車で会ったら話し相手をして欲しいそうな…。これは大人としての社交辞令か、または自分のことが気になりつつある…と自分にとって都合のいいことを考えてしまう。期待ははなからして無いが折角なので「はい。俺もちょっと湊さんが心配なんで。」と痴漢されていた彼のことを気遣うようなわざとらしい台詞を吐く。上っ面だけは悪くは無いのが特徴なので友人や先輩後輩には慕われる方だ。彼に通じるのかは謎であるが。)

  • No.40 by 湊 翔太郎  2013-11-06 20:15:07 

…年上相手に心配なんて生意気だぞー、そんなこと言ったら君の方こそ心配だよ?色んな意味で。
(此方から痴漢に遭わない予防線という名目で誘いはしたもののかといって年下、しかもまだ社会に出てすらいない学生の彼の口から心配などという言葉が出るのは何だか複雑ならしく、不満げに唇を尖らせると相手の額に中々強打のデコピンを仕掛けるなどという八つ当たりじみた報復と共に先程よりも僅かに低い声で呟いて。というか、正直自身からしてみれば彼の方こそ心配なのだ。先程教えられた両性愛なる己の性癖に翻弄されうっかり道を誤ってはしまわぬか、未来ある若者である彼のいく末を塞ぐような事態が起きてしまわないか、三十越えたおっさんの自分が痴漢に遭うよりも余程心配で。そんな話をしていれば漸く目的の駅に着いたのか車内アナウンスに反応してもそもそと足元に置いていた鞄を抱え直せば開く扉のあるま反対側の扉をちらりと一瞥しながら「…ちゃんと降りれるかな…。」などと少々困ったような声色で独り言を口にし。)

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