ヌシ 2013-10-31 00:02:56 |
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ッ、まじ…か…じゃあ…。
(頭上から聞こえた呟きにびくりと震えそっとそちらに目を向けると何だか色々と思案している様子の複雑な表情が目に入り、ぱちりと目が合った瞬間反射的に再び目を逸らすと先程の呟きによりほぼ確定した目の前の少年がゲイだとかホモだとか言われる性癖の持ち主であるという事実に思わず小さな声で独り言を漏らして。それらに対し差別的な感情は全くないもののそれでも流石に驚きが多く、何と言ったらいいのか分からないため空いた沈黙により頬の赤みもある程度引いてきた頃、穏やかな口調ながらも何処と無く彼が緊張しているような様が感じられる言葉が投げ掛けられ。正直まだ目を合わせるのは何となく気まずいような気持ちがあるがそれ以上にこんな彼に何故だか興味が湧いてきてしまい、口許を手で軽く覆ったまま「…湊 翔太郎、です…。少年の方も、名前聞かせてもらってもいい、かな…?」と、ちらちらと視線を合わせては逸らし、また合わせといった大分戸惑いが顕になった様子で応えて。)
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