陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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…………、(ふう、と小さい溜め息を吐き出した。どうやら寝たようだ、まあ、寝てもらうことが一番早いか。ふと資料と向き合っていると、開かれた扉、其処には、何やら見慣れない男子生徒が二人、どうやら幼なじみらしい。兎に角、授業離脱届けを彼等に渡すと、頼むぞとか一言続けて、彼等を帰らせる。んん、と背伸びをして見つめた窓は雨。どうやら天候が変わってしまった。外は雨音が酷く。雷が鳴っていた。)
..っ、...何事ですかね。 ( 余り聴き慣れない音に、目を覚ましてしまい、ゆっくり瞼を開ける。くはあ、と口許に手を添えて欠伸を一つ。多分数十分も寝てない筈。ふと、窓の外を見る。真っ黒な空と、大雨。時折、光る度に鳴り響く、雷の音。...傘持ってきてないよあたし。げんなりと表情を歪めて、先生の真っ白な白衣を掴んでみる。 「 煩くて起きました。..お早うございます。 」と。 )
嗚呼起きたのか、(くあ、と大きい欠伸、それと同時に鳴る破壊音、結構近くに落ちたなあ、とか続けては、おはよう、と返せば、資料からペンを離して、とりあえず手を離すと、窓を見つめる。酷い雨だ、今日は最低だなあ。)
...ん。此れ、未だですか。 ( こくりと頷いて、先生から手を離し針が刺さった侭の腕を指差し首を傾げる。いい加減、勝手悪いかも。ぼ-っと覚醒しきらない頭で宙を眺めていると聞こえてきた、大きな雷の音。ビクリ、と身体を跳ねさせては辺りをきょろきょろと見回す。今のは駄目だろう。..恐いとか、そういうのじゃなく。 )
ああ、そうだな、取るから待ってなさい。(ふと相手の腕から針を抜くと、ガーゼで簡易な手当てを、ふと鳴った雷鳴は一層大きくて、それと同時にびくんと跳ねた体。「どうした?怖かったか?」とか続けては、小さく欠伸。早くやんでほしいものだな。)
..痛かった。 ( 針が抜かれた腕をじっと見つめてぽつりと呟けば短く息を吐く。やっぱり、注射の類は好きになれない。先生からの問いにう、と言葉を詰まらせる。分かってるくせに訊いてくるとことか、性質悪い。むくり、と上半身を起してしら-、と視線を逸らし 「 ...き、吃驚しただけですから。 」 と呟いた。..のはいいけど、声が少し上擦ってしまった。格好悪い、あたし。 )
もう痛くなくなる、我慢しなさい。(ふ、と頬を緩めては、相手を見つめて、くす、と微笑む。彼が微笑むのは珍しい事だ、だって何時も寝ているだけの男だから。欠伸を漏らすと、相手を見つめて、) 怖かったんだな、そうか。 (ふ、と頬を緩めては、相手の頭ぽふぽふ、)
....ん。 ( 首肯して先生を見上げる。其処に居たのは、普段笑わない先生の笑っている姿。思わず数度目を瞬かせる。..珍しい事も有るものだ、だからこんなに天気が悪いのか。失礼な事を真顔で考えて一人納得。 ) 恐いとか一言も云ってないです。 ( 恨めしそうに先生をじっとり見て溜息。そう云えば、保健委員が如何とかいう話はどうしたんだろうか。 「 先生、保健委員が何とか、って。云ってましたよね? 」 先生に向き直って、訪ねてみる。具体的に何をするんだろうか。 )
なんだ、そんな目は失礼だぞ?(くあ、と欠伸をしては、また無表情に戻った。溢れた涙を手で拭えば、相手を見つめて、小さくこほん、と咳を一つ。) おおそうか、なら怖くなかったんだな。(頭から手を離せば、くあ、とまた欠伸。相手を見つめては、ああなにかそんなこと言ったけなー、とか思い出しつつ、言葉を続ける。)月に一回有る、健康診断があるだろう?それの手伝いとか、あとはまあ、保健室の片付けーとかかな。(こくん、と頷くと、相手を見ると、そういえば、と言葉を続ける。) お前の幼なじみがこれ、渡せとかなんとか。(ふと思い出したのは教室に忘れていた携帯を届けにきたこいつの幼なじみがいってたなあ、とか思い出すと差し出して、)
珍しかったんですもん。 ( 表情を消した先生。つまらないと云わんばかりに視線を横に流せばふ-、と息を吐いて。 ) ん。当たり前です。 ( こくん、と頷けば未だに鳴っている雷の音に無意識に肩が竦まってしまう。先生が気付いてませんように、と願い乍耳を傾ける。何とも面倒臭そうな仕事だ。つまり雑用兼パシリ、というわけですか。ふむふむ。相槌を打てば先生に視線を向けて 「 ...見返りは? 」 とにっこり。多分今日来て初めて見せた笑顔だろう。 ) 幼馴染?、―..嗚呼、彼奴等か。 ( 一瞬首を捻るも直ぐに納得。どうせなら鞄も持ってきてほしかった。素直に携帯受け取れば軽く頭を下げて。 )
何が珍しいかはしらんがそうか、(ふう、と溜め息を吐くと、窓の外を見つめる。嗚呼雨だな、雨は嫌いだ、嫌な思いをしてしまう。ふい、と顔を逸らせば、資料をぺらぺら、) 言葉と言動が伴ってないぞ、本当にお子様だなあ、(ふ、と頭をぽふぽふと撫でては、相手を見つめて、見返りという言葉に、んー、と少し唸れば、) 保健室に基本入れるとかいう特権付きだな、サボってもわからない、とか。(特権なのかそれ、という感じのものを挙げては、相手を見つめて、こてーん、)幼なじみいたんだな、名前は?(とか続けて、何やらメモしている様子、次いでに保健委員にいれてやろうか、なんて考えていたり。)
...雨、止まないかな。 ( 不意に窓の外へ視線を向ける。真っ黒な雲に覆われた空は、先程迄晴れていた事を微塵も感じさせない。当分止みそうにないか。今日は濡れて帰ろう。 ) な、んの事かさっぱりです。 ( うぐ、こういう時ばかり鋭いなこの人。少しだけ頬が熱い。白々しく視線を逸らして、誤魔化せ切れてないと分かっている言い訳をしてみる。もう少し良い言い訳が無いものだろうか。 ) あたし何時でも入ってますよ。..サボったりとか、したくない。 ( 只でさえ授業に出られない事が多いというのに何を言っているんだこの人は。む、と顔を顰めて。 ) 居ます。..背の高い、マスクしてるのが一 享也。もう一人の茶髪が喜夛 善。 ( 2人の姿を思い浮かべ乍応える。..今日は一緒に帰れないかな。 )
( / 一 享也 ( ニノマエ キョウヤ ) と 喜夛 善 ( キタ ゼン ) です。←、
この2人も動かしていきますか、?。
....そう、だな。(ふう、と小さく溜め息を吐き出すと、時計が指していたのは、4時、それと同時に扉が開く音、どうやら幼なじみが再び来てくれたようだ。) ほら、お出迎えだぞ、(くす、と微笑むと、相手を見造ると、白衣をなびかせ、幼なじみ達がどうやら探しているらしい、) ほら、ここだぞ、お大事に、俺は職員室に行くから後はたのんだぞー、(がらり、と扉を開けて、欠伸を一つ、)/ そうしましょうか ←
( 其れは其方にお任せします ←、幼なじみ君達には恋仲になるまでの関門というか、奪ってもらおうかと思案しておりますので、動きになにか変更がありましたら御申し上げ下さいねd)
( 了解しました ノ、
宜しければ一人やらせて頂きませんか ?←
宜しければ、ですが…←
後、この後多分、時間変更等あると思いますので、次の日の何時間ーとか言ってくださったらそのようにしますのでd)
(( おおお、有難う御座います正直助かります←。 性格等は勝手に決めちゃって下さいな、お好きな名前の方をお選び下さい←。 / 了解です。然し私優柔不断故主様が決めちゃっても大丈夫ですよ。b、
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