＊ 後輩×先輩 ＊(ｎｌ)

可愛いとか有り得ないし..そんなに、可笑しい事なのかな..?
(相手の様子に不思議そうな表情を浮かべながらも否定をし首を横に振り続いて相手にそう訊ねては首を傾けて遣り近付いて来た相手に後退りし｢ほ、本当にそれだけ。｣と誤魔化す様に目線を逸らして。)

や、おかしいとかじゃなくて。先輩みたいな人がずっとフリーだったのが不思議っていうか意外っていうかラッキーっていうか…俺的にはすげー嬉しい。
(気を悪くしてしまったかと慌てて首を左右にり説明を加えた後嬉しそうにへらりと笑んで。相手が逃げるように後退りすれば一旦くっつくのを止め「そっか、残念」と僅かに眉を下げてクスリと笑うも自席に戻らず隣に座ったままで)

..そ、そっか。
(言葉を途切れ途切れに発してはｶﾌｪｵﾚを一口口にして行動を止めた相手を見遣れば｢..うん。｣と小さく頷いてみせるも相手が元の席に戻らない事が不思議に思ったのか首を傾げて。)

いや、せっかく先輩の近くに来たから戻るの勿体無いなー…なんて。
(不思議そうに首を傾げてくる相手の言おうとしている事を読んだのか、笑みを浮かべたままじっと見つめつつ心境を述べ)

私の近くに居てもいい事ないよ..?
(不思議そうな表情を浮かべたまま首を傾げては頼んであったｹｰｷを一口口に運んでは頬が緩み相手見遣りながら｢..岡崎君もいる?｣なんて相手に問い掛けて。)

それが俺にとってはいい事だらけなんだよね。…さっきから先輩いい匂いするし。
(好きな相手の傍に居れる事に幸せそうに笑み、仄かな香りにドキドキしつつ然り気無く相手の方に寄り。「え、いいの？」思いがけない問いに目を丸くすれば「先輩、食べさせてくれると嬉しいんだけど」と、ここぞとばかりに顔を近付けにんまりとし)

..え、そうかな?
(驚いた様に目を見開き己の服の香りを匂えば自分には分からないのか首を傾げて｢..え。..は、はい。｣とﾌｫｰｸにｹｰｷ一口分を乗せ相手の口元へ持っていき恥ずかしいのか顔を逸らし。)

うん、すげードキドキする…場所によっては襲ってたかも。
(分からないらしい様子にクスと目を細めて笑うと、耳元にすっと唇を寄せ冗談か本気か取りにくい口調で囁いて。口元までケーキを運ばれれば相手の手首を軽く掴んでフォークごと口に含み、咀嚼して飲み込むと「ん、おいしい」と頬を緩め)

じょ、冗談キツいよ。
(相手の発言に戸惑ったのか途切れ途切れに言葉を発しながら己の耳元を抑え頬を赤らめ乍も、相手が食べ終わった事を確認しては｢だ、だよね。｣なんて誤魔化す様にｶﾌｪｵﾚを飲み干し。)

――本気だよ、俺。
(耳元を押さえる相手をじっと見つめ本気だと伝えるも、直ぐにふっと笑みを浮かべれば「…ま、いっか。食べよ、先輩」と正面を向きフォークを手にし食べ始め)

..っ、うん。
(頬を赤らめたまま頷いてはｹｰｷを口元へ運び相手見遣りと相手を信じようかと思考を走らしては眉を寄せ。)

―あ、ねぇ先輩、連絡先って聞いちゃ駄目？
(ケーキを食べている内ふと思い出したように相手を見ればゆるりと首を傾げて)

..私の連絡先..?
(不思議そうに首を傾けては己の携帯を取り出しては赤外線の準備をし相手に携帯を差し出し｢..えっと、受信してくれる?｣と訊ねて。)

え…、まじ？ラッキー。すげー、言ってみるもんだね。
(相手が携帯を取り出せば意外そうに目を丸くするも、直ぐ様嬉しそうな笑みを浮かべ。いそいそと携帯を取り出し向かい合わせれば「オッケー」と受信して)

..、そんなに嬉しい?
(相手を真っ直ぐと見詰め不思議そうに首を傾けては｢よし、ちゃんと送れたね。｣と携帯を確認をしては残りのｹｰｷを食べ終え｢..これから、どうする?｣なんて相手に訊ね。)

そりゃそうでしょ。これから先輩の声聞きたい時に聞けるし。あ、俺のも登録しといて。
(満面の笑みを浮かべながらこくり頷くと己のデータも送信して。「どうするって先輩んちまで送るつもりだったんだけど…。なに、まだ一緒に居てくれるとか？」質問に対しきょとんとしつつ答えるが、相手の言い方に密かな期待を抱いたのか目を輝かせながら見つめ)

..あ、うん。
(考え込んでたのかﾊｯと意識を戻し相手に己の携帯を差し出しては｢..えっと、..まだ、時間あるから。｣なんてﾌｫﾛｰを入れ相手の期待な目から視線逸らして。)

まじで？じゃあ先輩寄りたいとことかない？今、俺舞い上がってるから…俺に判断任せたらきっと家に連れ込んじゃうから、さ。
(視線反らされても未だ嬉しさに目を輝かせながら見つめたまま相手にも意見を求め。頭を軽く掻きながら視線を逸らすと珍しく照れたように控えめな声音で告げて)

..じゃ、じゃあ本屋さんに寄ってもいいかな..?
(慌てた様子でﾊｯとしたように何かを思い付いたような表情浮かべながら相手にそう訊ねてはﾕﾙﾘと首を傾げ｢読みたい本があるんだ。｣なんて頬を緩ませ相手見詰め。)

うん、勿論。じゃ行こっか。
(提案してくれた事に嬉しそうな笑みを浮かべながら頷くと立ち上がり「会計済ませちゃうからゆっくりでいいよ」笑みかけながら会計を済ませに向かい)