＊ 後輩×先輩 ＊(ｎｌ)

..良かった。
(相手の返答に安心したように頬を緩ませては｢いや、私も一緒に払うよ。｣と己の鞄を持ち相手の後を小走りで追いかけては。)

だーめ、俺が誘ったんだから。
(振り返り、追い掛けてくる相手に笑み掛けては「少しは格好つけさせてよ」と軽く片目を瞑り会計を済ませ)

..えっと、うん。
(素直にｺｸﾘと頷いては｢じゃあ、外で待ってるね。｣と相手に伝え店の外に出ては己の顔へ手を当て｢..穴があったらそこに入りたい。｣と自分の行動に後悔してる様で眉尻下げ。)

――せーんぱい、お待たせ。…どうかした？
(会計を済ませ外に出れば顔に手を当ててる相手の姿が視界に入り、駆け寄るとどうしたのかと小首を傾げながら問い掛けて)

..いや、何でもないよ。
(相手に突然話し掛けられて吃驚したのか微かに肩を上げ首を左右に振り前記述べて｢じゃあ、行こっか。｣とゆっくりと本屋への道のりを歩き始めて。)

そっか。そういえば何買うの？小説か何か？
(軽く笑みながら頷くと、同じ歩調で歩き始め。本屋に寄りたいという相手が何を欲しがっているのか興味を持ち訊ねて)

私が好きな作家さんの新刊だよ。
(嬉しそうに頬を弛ませながら話しては｢岡崎君は小説とか読む?｣と相手に訊ねては首を傾け。)


( す、すみません。体調を崩してなかなか来れませんでした..。

へぇ…。俺は難しいの苦手だから小説よりは漫画かも。
(その嬉しそうな表情が可愛くてつい此方も頬が緩ませながら答えるも、「あ、ねぇ先輩、よく行く本屋って…もしかしてこの近くの？」何を思い出したかふと問い掛け)

(/いえいえ、お気になさらず^^
ただ、いつも早いお返事頂いてたので何かあったのかと心配してました。もう大丈夫でしょうか…無理しないで下さいねっ)

..あ、読みやすい本があるんだけど..読んでみる?
(難しい本が苦手だと言う相手にﾋﾟｯﾀﾘの本を思い出してはそう訊ねながら首を傾け｢え、そうだけど。それがどうかしたの?｣と問い掛けにそう答えては不思議そうに相手に問いかけて。)

(/ 定期ﾃｽﾄ+体調不良で返そうと来る事はあったんですけど..なかなか時間が無くて..。心配掛けてすみません。今日から完全復活なのでご安心を! )

え…先輩が貸してくれるとか？読む読む！
(相手と接する機会が増える上相手が勧める本ならばと、かなり乗り気なようで嬉しそうにこくこくと頷き。本屋の場所がわかりと複雑そうな表情で頭を掻いて「あー…やっぱ？あそこかっこいーお兄さんが居るらしいじゃん」と、クラスの女子が噂していた事を思い出し口にしながらちらりと相手を見やり)

(/復活したなら良かったです^^
自分も遅れてしまう事ありますし、お忙しい時等そちらのペースで大丈夫ですよ!待ってますのでb これからも宜しくお願いします!)

岡崎君にとって面白いか、分からないけど..また、明日学校で渡すから。
(相手の行動にｸｽﾘと笑み洩らしては今手持ちに無いことに気付けば上記述べて｢え、そうなの?｣と今まで耳にしなかった噂に首を傾けては。)


(/ な、なんと優しい主様。← 此方こそ、こんな駄文に付き合って下さり有り難う御座います!今後とも宜しくお願いします^^ )

小説って実は最後まで読めた事ないんだけど…先輩のお勧めなら頑張って読む。あ、じゃあさ、明日のお昼一緒に食べていい？
(嬉しさからか既に張り切っているようで目を輝かせながら力強く頷き、ここぞとばかりに昼休みも予約をとろうとして。「あれ…あんま興味ない？その店員さん目当てで行く子もいるみたいだけど」相手の反応に取りあえずはほっとするも、未だ油断は出来ないと様子を窺い)

私は別に大丈夫だけど..友達と食べなくていいの?
(相手の問い掛けにそう答えるもふと疑問に思った事を訊ねては首を傾け｢うん。私は興味ないかな。｣と苦笑いを浮かべ。)

俺は全然。女子みたいに約束とかしてるわけじゃないし、先輩とが一番いいに決まってんじゃん。
(嬉しそうにもはにかんだようにも見える笑みを浮かべると然り気無く相手の傍へと寄りながら本音を述べ。「まじで？どれだけカッコ良くても？」その辺はやはり気になるのかついつい熱が入ってしまい、半分真顔でじっと見据えながら訊ね)

..っ、そっか。
(恥ずかしいのか視線を相手から逸らし相槌を打てば｢うん、本当だよ。｣と相手の真顔に此方も真顔で相手を見詰め返しては。)

(/ あ、そろそろ恋愛に突入させましょうか^^、?

…っ、そっか。やっぱ先輩ってその辺の女子とは違うよね。そこがいいんだけど。
(真剣な表情で見つめられればドキリと胸が鳴り、つい触れたくなる衝動を逃すように視線を逸らしてへらりと笑い。未だに収まらぬ高鳴りを抱えつつ思った事を口にして笑みかければ直ぐ先に本屋が見えてきて)

(/おお…!←
では機を見て滉にも何かしらアクション起こさせます/笑)

だから、全然彼氏が出来ないんだけどね。
(他の子は可愛いのにと付け足せば苦笑い洩らしては視線落とし此方も近付く本屋に気付いては。)

(/ おぉ、楽しみにしてます、! )

俺ずっと立候補してるんだけどな。
(視線を落とす相手を見守るような笑みを浮かべつつ真剣な眼差しで見つめるも、本屋に辿り着くと「小説ってどの辺？新刊だとこっちかな？」普段の調子に戻り、目当ての本があるコーナーを求め歩き出し)

..岡崎君の事好きだよ。でも、私じゃ不釣り合いだから。
(相手の真剣な眼差しに己の気持ちを打ち明けては眉尻下げながら笑み洩らし｢あ、あった。｣と新刊ｺｰﾅｰで目的の本を手にしては。)

え…？それってどういう…
(相手の僅か前を歩いていたが、聞こえてきた発言に咄嗟に振り向くと同時に大きめの声を発してしまい周囲の注目を浴びて。此処で話を続けるのは相手に迷惑がかかる事を考え口をつぐむと、「あ…うん」言葉の意味を直ぐにでも確認したいらしく見つけた本を手にする相手をそわそわと見つめ)