幼なじみの恋…＊.

　えっ…！えっと、かすみは
　どうしたら…（あわあわ
　じゃあ、別クラスにしましょーか！

は、どんな覚悟だよ。
(寝起きに最初に見る顔が相手だと思うと嬉しいような何とも言えない感覚になりながら、くすりと笑みを返し)


(/了解しましたっ！
主様のご希望などがありましたら、その都度何なりとお申し付け下さいね^^)

　んー…それは秘密っ！
　じゃあ明日から行くから楽しみにしててね

（まだ考えていなかったため鋭くつっこまれてはぎくっしてしまうがノープランなことがばれないように平然を装ってみせ

　ありがとうございますっ^ ^

そういうお前こそ寝坊すんなよ。今後俺が呼び出しくらうかどうかはお前にかかってんだからな。
(早速明日からという事に胸が弾んでしまっている事を隠すように上から目線な台詞を発しながら相手のこめかみ付近を軽く小突き)

　ふふ、任せてよっ！

（頼りにされていることを実感すると俄然やる気も湧いてきては自分の胸をトンッと叩きにっこり笑顔を浮かべながら歩いているといつの間にか学校に着いて

　じゃあ綾斗、がんばってね！

．

ん、お前もな。
(学校に辿り着くと日直だという相手に頑張れと軽く笑みかけ一旦別れ)
…かったる…
(これから説教をくらうとなると重い溜め息しか出ず、渋々職員室へと)

（手をひらひら振りながら相手を見送り終わると自分も早く来た目的をちゃっちゃと済ませてしまおうと思えば足早には己の教室へと向って

　流石に、早い時間だから
　あんまり人来てないなあ…。

．

(暫くして職員室を後にし廊下へと出れば精神的な疲れからかはぁ、と息をつきながら軽く首をぽきぽきと鳴らし。自分のクラスへと向かい荷物を下ろすもまだ早い時刻のせいか生徒の姿は殆ど見えず。話し相手がいないのは暇だとふらりと隣の教室へ足を運べば相手がいる席へと歩み寄り声をかけ)
――なぁ、あんま来てなくて暇なんだけど。

　ー 　綾斗っ！
　まだこんな時間だもん。

（なんとか朝の仕事は早い内に片付け終わりすることもないため日誌でも先に書いてしまおうと始める。すると聞きなれた声がし顔をあげてみればそこには幼なじみの姿。もう呼び出しは終わったのかと思えば話題に触れてみて

　もうお説教済んだの？
．

明日から絶対遅刻しないっつー方向で割と早く解放された。マジでお前にかかってんじゃん。
(相手の前の席の椅子を引き反対に腰掛け、手元の日誌に視線を落としながら報告し。口角上げつつプレッシャーを与えるような物言いをしながら相手を見つめ)

　え？
　ー　ごめん、綾斗。またお説教行きかも。

（軽はずみな約束をしたつもりだったためまさかそんな重役に回されるなんて思ってもいなかっため目をぱちぱちと瞬かせ、今更になり自信を失ったのかぽつりと呟いて）

ごめんは無し。あ、俺が遅刻って事は起こしに来たお前も自動的に遅刻だからな。
(自らプレッシャーをかけておきながら相手が自信なさげにすれば何を今更と言わんばかりに却下し、道連れだと意地悪っぽく笑んで)

　そんなの聞いてないよー…っ

（相手の言葉によってハッと気づかされ咄嗟に相手に視線を向けると意地悪っぽい表情がなんだか勝ち誇ったような表情にも見え、してやられたと思えばびたんと机に突っ伏しては嘆いて

自分の発言には責任持たねーとな。
(嘆く相手を見てはクククと楽しげに笑い。いつの間にか周囲は生徒の数が増えつつあり、何処からか「真嶋がかすみ泣かせてるー」との女子生徒の声が。そちらに振り向き否定すれば適当な事を付け加えつつ相手に視線を戻し)
…誰がだよ。こいつ鈍いから簡単には泣かねぇし。

　…じゃあ綾斗も早く起きるようにはしてよね？

（言った本人が責任を持たなくてはならないということは己の中でも重々承知でもあるようで、ようやく観念したようでむくりと起き上がるなり相手をキッと鋭い視線を向け

わかったって。―…じゃそろそろ戻るわ、何かすげー睨まれてるし。
(此方に向けられる鋭い眼差しにハイハイ、と軽く返事をすれば、先程口出ししてきた女子と目が合って。相手を苛めていると思われているのか睨むような視線に苦笑いを溢しつつ椅子から立ち上がり、自分の教室に戻ろうとして)

　睨まれてる…？

（そんな視線はあまり感じられなかったため"どこどこ？"というように周りをきょろきょろするがそんな風なのは見受けられず。諦め立ち上がった相手に視線を向け直せばバイバイと手を振って

(/勝手ながら時間を昼休みまで進めちゃいますね！すみませんっ)


あー…すげーいい天気。
(昼休み、購買で買ったパンと飲み物を手にし屋上へ通じる扉を開ければ心地よい風がすり抜けていき。太陽に眩しそうに目を細めれば昼食を取るのに何処か良い場所をと、空いているところを求め足を進め)

　あーやとっ！
　やっぱりここにいたんだ

(先程相手のクラスを訪れてみたが姿がなかったため屋上へとやってくれは早速探していた人物を見つけることができ自分の詠みに満足したようでにっこり微笑みながら背後から声をかけてみて


(/　大丈夫ですよっ^^)

おう、どした？
(聞き慣れた声に振り返れば笑顔の相手の姿が。立ち止まり軽く片手をあげると近付いてくる相手を見つめ)