サクラチヨノオー 2022-01-24 02:48:34 |
通報 |
んっ、ちょっとまってて……はいこれ、エプロンだよ。……なんかエプロン付けると本当に奥さんみたいだね
(直ぐにエプロンを取りに行き、チヨちゃんに渡して付けてるとこを見れば、優しげな笑顔も相まって本当に新婚の奥さんみたいだなとからかってみて)
ふぇっ!?ななな、何を……っ、あ……
(エプロン姿を見ての相手の感想を聞けば目に見えて取り乱してしまえば、牛丼に使う玉ねぎを切っていた手が滑ってしまい、ザクッと少しだけ深く指を切ってしまって)
チ、チヨちゃん!?大丈夫!?えっと、絆創膏絆創膏…いやそれよりも止血しないと…あむ…
(結構ざっくりいってしまい、出血もやばいので大慌てになりながら絆創膏を探すもまずは止血しなきゃと思い、どうすればと考えてもいい案思いつかずとりあえずチヨちゃんの指を自分の口に含んで)
ご、ごめんなさい…心配しなくても私は大丈夫ですから……って、あわわ…!と、トレーナーさん、ダメですよ…!
(出血は多いが相手に余計な心配をかけさせないように平気だと手を後ろに回し言おうとしたが、それより早く手を掴まれ指先を口に含む相手に顔を真っ赤にしながらも恥ずかしさよりも、これだけの出血をしている指先を口に含む相手に対する申し訳なさが勝って)
んっ…よかったちゃんと止血できて。さすがに指舐められちゃ困るよね、あはは…ごめんね
(少ししたら指から口を離して、ちゃんと止血できたこと確認すれば救急箱から絆創膏取り出してチヨちゃんの指に巻きながら、突然舐めたりしてごめんねと逆にこっちが申し訳なさそうにして)
い、いえ、トレーナーさんに心配をかけさせてしまって申し訳ないです…あの、ありがとうございます
(相手が純粋な厚意でやってくれたことだということはわかっているため、相手は何も悪くないとまだ少し赤みの残る顔で気にしないように言えばお礼を述べて)
いえいえ、それより料理出来そう?得意じゃないけど代わりに俺が作ろうか?
(チヨちゃんは怪我してしまったし、指を切ってしまい休ませてあげた方がいいかなと料理が得意じゃなくて不安げにだがチヨちゃんに気を使って代わりに作ろうかと提案して)
いえ、トレーナーさんにちゃんと処置してもらえましたし痛みもないので大丈夫です!
(それなりに傷は深かったが幸いにも相手がすぐに処置してくれ、痛みも本当は多少はあるが気になる程ではないため大したことはないからと、予定通り料理をさせてもらえるようお願いをして)
それならいいけど…本当に無理しちゃダメだからね?
(チヨちゃんが大丈夫と言うなら良いのかと思うが、本当に無理しないでと子供を心配する親のように心配そうな表情をして)
はい、本当に困った時はトレーナーさんを頼りにさせてもらいますから、ここは信じて任せてください!…せっかくの機会ですしやっぱり私の料理を食べていただきたいので
(心配そうな表情を崩さない相手に対して、いざという時は相手を頼りにしているという本心を伝えた上で、とりあえず今は頑張らせて欲しいと真剣な表情で口にして)
……分かった、それじゃあチヨちゃんに任せるよ。といっても俺も手伝わせて貰うけどね
(チヨちゃんの気持ちを聞いて、それなら頑張らせようと承諾するも、自分も不得意ながらもチヨちゃんの力になりたいと柔らかく微笑んで)
はい!そうですね、一緒に頑張りましょう。…それではトレーナーさんには残りの玉ねぎをこれぐらいの大きさに切っていただいてもいいですか?
(二人で協力して調理をするんだったと相手の言葉に思い出せば、怪我をした事で中途半端になってしまった具材の切り分けを相手にお願いすることにして)
もちろんいいよ、任せて……うぅ…グズん…チヨちゃん…
(快く承諾して、順調に玉ねぎを切るも勝手に涙が出てきて切り終える頃には目を充血させて涙流しながらチヨちゃんの方を向いて)
わわっ、どうしたんですか、大丈夫ですか!?……あ、なるほど、玉ねぎですね
(味付けに使う合わせ調味料を使っている途中で名前を呼ばれ相手の方を見れば顔が涙に濡れていて、何事かと一瞬慌てるが相手が今切っていた野菜が玉ねぎである事を思い出せば、なるほどと納得して頷いてはポケットから出したハンカチで涙を拭ってやり)
うぅ…ありがとうチヨちゃん…玉ねぎなんて切ったの久しぶりすぎて涙出てくるの忘れてた
(涙拭いて貰ってお礼言うも、自分が調理していないからこんな目にあったと自虐しながら苦笑いして)
こればかりは慣れですからね、仕方がないです。ですが、普段料理しないにしてはとても綺麗に形が揃ってると思いますよ!
(涙が出てしまうことに関しては何より経験による慣れが必要であり、無理もないと口にすればまな板の上の切られた玉ねぎを見れば形はある程度そろっており、得意ではないと自虐するにしては上手く出来てると率直な感想を述べて)
そ、そうかな…なんかチヨちゃんに褒められると嬉しいなぁ…えへへ…
(苦手な料理を上手と褒められては、いつもよりも少し子供っぽくなりデレデレと褒められたことを嬉しがって、にへらと頬を緩ませて)
私もトレーナーさんと一緒にお料理出来てとても嬉しいですよ、後は具材を調味料と一緒に煮込んで完成です!…その間に食後のデザートの準備をしましょう
(簡単な料理でも一緒に作るのは楽しいと屈託もなく笑い、肉と玉ねぎを鍋に入れれば調味料を加えて煮込んでいき。牛丼が完成するまでの間にデザートも作ろうと早速買ってきた材料を袋から取り出していき)
そういえばそうだったね、ちなみに何を作るつもりなの?
(チヨちゃんはデザートも作ってくれるんだったと思い出せば、買った材料見ながらある程度は予測できるもワクワクしながら一体何を作るのかと小首を傾げながら尋ねてみて)
クリームあんみつですよ、市販の材料で簡単になって申し訳ないのですがこれなら手軽に美味しく出来るので!あ、ですが白玉だけは手作りしますね
(質問へと答えながらホイップクリームとフルーツの缶詰、それから缶詰の餡子を次々に並べていき手作りと言うには若干の手抜きは否めないと苦笑を浮かべながらも簡単かつシンプルで美味しいからと力一杯力説し、手に持った白玉粉の袋を見せて)
トピック検索 |