サクラチヨノオー 2022-01-24 02:48:34 |
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あはは、無茶聞いてくれてありがとうね。あっ、そろそろ家着くよ。
(自分のわがままに応えようとしてくれるチヨちゃんに感謝すれば自分の家が見えてきて、実家が割とお金持ちだからか1人で住むにはもったいないくらいの賃貸が見えてきて)
わっ、大きな家ですね…!トレーナーさん、こんな凄いところに住んでるんですか!?
(見るからに高級そうな高層マンションを目を丸くしながら見上げ、それから相手の方を驚いた様子で見やりながら、もしも自分が一人でこんな家に住んだら持て余しそうだななんて考えつつ相手の後について中へと入っていき)
まぁね、貯金も結構あるしどうせ住むならいいとこがいいかなって思ってさ、でもやっぱり部屋広いからちょっと持て余してるんだよね…チヨちゃん一緒に住む?
(2人でエレベーターに乗りながら、自分も大きな部屋で一人暮らしなので持て余してると苦笑いすれば、どうせならチヨちゃんに一緒に住まないかと冗談言ってみたりして)
えっ…!?い、一緒にって…それは、その…私は寮生活なので…
(一緒に暮らすなんて、それこそ恋人や夫婦のようだなんてそんな風に考えてしまえばしどろもどろになってしまい、冷静に考えれば流石にこれは冗談とわかりそうなものだが、顔を赤くしながらトレセン学園の生徒である限り寮を出るわけにはいかないからと真面目に答えていて)
さすがに冗談だよ、そんなことしたら俺クビになっちゃうし。あっ、ちょっとお茶入れてくるね
(さすがに冗談だと苦笑いして、せっかく来てくれたんだからお茶を出すとキッチンに行って。ソファの前の机には写真が飾られておりそこにはトレーナーともう1人、どことなくチヨノオーに似た女性が一緒に写ってる写真で)
あ、すみません…!お構いなくっ……あれ?この写真…
(家に上がって早々にお茶の用意をしてくれようとキッチンへ向かった相手に、気を遣わないよう口にしつつ、机上に飾られた写真を見れば自分そっくりのウマ娘とトレーナーらしき人物の姿にキョトンと首を傾げて)
お待たせチヨちゃん。あっ、その写真?俺の幼馴染のウマ娘なんだけどね、今はトレーナーやってて海外に行ってるんだよ。そういえばどことなくチヨちゃんに似てるね
(2人分の麦茶持ってチヨちゃんの横に腰掛けて、目線の先にあった写真について説明すれば、今更自分の幼なじみとチヨちゃんが似ていることに気づいて)
あ…なるほど幼馴染なんですね、ウマ娘でトレーナーなんて珍しいですよね、凄いなあ
(関係性を知って合点がいった様子で頷けば、ウマ娘の身でトレーナーを志すのはありえない話ではないが中々に珍しいことであるため驚きと同時に感心しながら麦茶の入ったコップを手にしていただきますと口をつけて)
別に競争ウマ娘としての才能が無いとかじゃないけど、どうしてもトレーナーになってウマ娘を育てたかったんだって。ちなみに高校の時の元カノだよ
(正直、ウマ娘の体を1番に理解してるのはウマ娘だと思うので彼女みたいなトレーナーが増えて欲しいと思いながら麦茶飲んで、サラっととんでもない事実を無意識に話して)
元…カノ…?そう、なんですね…でも、どうしてお別れすることになってしまったんですか?……って、すみません踏み込んだことを聞いてしまって…!
(一瞬相手の言葉の意味を理解するのに時間がかかったが、少ししてようやく自らを納得してさせるようにコクリと一つ頷けば、なんとも言えない感情が頭の中をグルグル渦巻いて、こんなにも仲が良さそうに写ってるのにどうして二人は今も付き合ってないのだろうと疑問を思わず投げかけてしまうが、流石に踏み込み過ぎだろうかと慌てて謝罪し)
トレーナー業に専念したいから…だってさ。俺は名門トレーナーの産まれだけど彼女は普通の家庭に生まれたから誰よりも努力しないとだとね。でも、俺も同じ立場だったら同じ決断したと思うよ。
(優しくチヨちゃんの頭撫でて大丈夫だと伝えれば、何故別れたかと淡々と話し、自分もトレーナーだからか彼女の取った決断は正しいと思うと全然気にしてない様子で優しく微笑んで)
夢の為にはどちらかを選ばなければいけなかったということですか……
(恋か夢か、その二つを秤にかけた結果だと知れば自分にも身につまされる話で、現時点で特別な才能を何も持たない自分が相手を慕って色恋にうつつを抜かしていてウマ娘として本当に成長出来るのか、俯きがちに一人考え込んでしまって)
……チヨちゃん、なんか変なこと考えてるでしょ?せっかくお泊まりなんだからそんな顔されると俺も落ち込んじゃうなー
(何を考えてるかは分からないが、チヨちゃんに元気が無いことは察して横から頭を撫でながらチヨちゃんがそんなだと自分も落ち込んでしまうと微笑みながら伝えて)
あっ、す、すみません…!私ってばトレーナーさんに気を遣わせてしまいましたね…ご飯の支度しますね!
(相手の指摘にハッとして、気を遣わせてしまったことを謝罪してペコリと頭を下げれば気持ちを切り替えて調理に取り掛かることにすれば立ち上がって)
良ければ手伝おうか?チヨちゃんにだけ任せるのは気が引けるし…
(立ち上がったチヨちゃんを下から見上げながら、自分も手伝った方がチヨちゃんも楽かなと首を傾げながら手伝った方がいいか聞いてみて)
えっ…い、いえ…!トレーナーさんはどうか座って待っていてください…!私は大丈夫なので!
(思わぬ提案に一瞬戸惑いつつ、一緒にキッチンで料理なんてそれではまるで……と考えかけたところで頭をブンブン横に振ってそんな考えを振り払えば一人で大丈夫だと答えを返して)
…やっぱり手伝うよ、チヨちゃんと一緒に料理できるって楽しそうだしね…あんまり上手じゃないけど…はは
(少し考えた後に立ち上がればチヨちゃんの横に立って、せっかく泊まりに来てくれたのだから一緒に料理したいと告げるも、そんなに得意ではないと苦笑いしつつも微笑み)
は、はい!わかりました、それではあの、お言葉に甘えてもよろしいでしょうか…?
(改めて相手が一緒に手伝うと申し出てくればこれ以上断るのは失礼だと考え、モジモジしながらも手伝いを頼めば高級なマンションらしく二人が立ってもゆとりのあるキッチンへと向かって)
立派なキッチンでしょー、ほとんどまともに使わないからめっちゃ綺麗でしょ
(調味料や器具は一応揃えてるが、あんまり使わないので汚れひとつない綺麗なキッチンだが、自分が料理をしないからだと自虐しながら苦笑いして恥ずかしそうにし)
そうですね、こんな立派なキッチンで料理なんてした事ないので少しだけ緊張しちゃいます…あ、エプロンとかってありますか?
(綺麗でガスを使わないIHのコンロまで備わったそれを見れば少しばかり戸惑い、緊張の面持ちになりつつも頑張ろうと意気込みまな板や包丁など必要な道具の場所をまずは確認しつつ思い出したように尋ねて)
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