黒い礁湖/nl

……(無言のまま相手が指示した通りにいつものタンブラーグラスとスピリタスのボトルを持ってきたのを確認するも相手が何故かミルクを次手に持ってきていて、流石にミルクでハーフドリンクはないと思ったのか察しよく相手がロックで呑もうとしていることに気付き、平然と相手が持ってきたグラス二つに本来なら基準値の限界を超えていて一般的にはミニグラスで少量飲むはずのものを12オンスの大きめのグラスの淵の部分ギリギリまで入れて、流石に零しそうだったのか相手を先程の行為から多少今日に関しては生還祝いも含めてふざけて誘ってきているのだろうと自己の中で相手の本心も知らないまま勝手に思い込み、相手を珍しくあくまで巫山戯たつもりで誘おうと思いながら相手のグラスの淵に口を着けて1cm程度の淵から水面までの隙間が出来る様に呑んで相手が呑まざるを得ないようにすると、自分の方にも慣れた手付きで先程と同じように自分のグラスの限界まで注いで、相手に対してこう呑むのが正しい呑み方だと言わんばかりに自分の口に着けて一気に上を向いていきながら、まるで水でも飲んでいるのではないかというスピードで呑んでいって数秒で飲み干すとさも当たり前であるかのようにボトルを持って自分のグラスに再度同じ量注ぎ込み、二杯目からは普通に呑むようで先程のは単純な喉慣らしだったのか相手を見てまだ少しも酔いは来ていないようで今日一日を通して相手に対しては運を分けて貰った為か少し微笑んだ表情で相手を眺め

(いえいえ、全然下手ですよん/←
…こんな所で嘘を吐いて…俺に何の得がある…byガヴ←
ガヴさんの晩酌はハイレベル←←←←
因みに日本人はミニグラスの五分の一の40%程度のテキーラでブッ倒れますね←確実に←←/)

い、いや、アタシはミルクで…（かなりギリギリまで継がれたグラスを見ながら今日は遠慮したい、というよりはアルコール度数が高いのは遠慮したいと相手に伝えようと思った矢先、彼は平気で自分のグラスに注がれた酒を水のように一気飲みをし、更に二杯目にチャレンジしようとしている様子をみて笑顔も若干引き攣ってしまい、加えて今日の依頼を達成していい気分なのか、或いは酒を飲んでいい気分なのか、それとも他に理由があるのか今晩の彼はすこぶる機嫌も良さそうで、いつも無表情だというのに今日は微笑みかけてくれている。その微笑に不覚ながらドキッとしてしまい、勢いでスピリタスが注がれたグラスを持ち上げてそのまま一気に飲んでしまいそうな衝動に駆られるが、やはり無理だと自分に言い聞かせて相手から視線を逸らしながら持って来た牛乳瓶の蓋を開けて、立ち上がってキッチンから新しいグラスを持ってくるのが面倒くさい為に牛乳瓶に口をつけてそのままグイッと三分の一くらい飲み、ぷはぁと口を離してはなるべく相手のほうを見ないようにしながら、牛乳の白い液体で少し白くなった口元を手の甲で拭いて

（因みにガヴさんは何ヶ国語話せる設定とかありますか？/
認めねぇ！アタシは認めねぇぞー！！byジル←←←←←/
スルーしてみました←/
酒飲まないんで知りませんｗ←）

……(相手の態度に少しだけ興が削がれてしまったのか変わらない普段の無表情に戻って、呑まないならいいと言わんばかりにボトルを自分の手元に置いて一人で呑むからと拗ねた表情は全く見られないが、恐らくそうであろうと思われる態度と行動で意図を表して、左記の為かボトルを寄せた後に左側の腕掛けに足を乗せて完全に相手に背を向けたまま二杯目のスピリタスの入ったグラスを口に着けて傾け、今晩もどうせこうなるとは思っていたが一人暮らしでもないのに何故一人寂しく晩酌をしなければならないのだろうと思いながらも、実際相手は自分に気があるわけではないのだから仕事仲間が無理やり誘ってきた晩酌なんてものは当たり前のように無視されても仕方ないのかなどと思い、最近の行動はやはり彼女の感情的な何かではなく披露とストレス性の何かのせいで異変が起きていたのだろうと自身で解釈して自分と相手とが緊急の処置としてでも直接的な処置を施し合えたりしたのは、あくまで相手の過去にも海賊という経歴があるのだから生きる手段としては当たり前の行動であった為、多少自分が立場を弁えていれば良かったものを相手が運を分けてくれたからといって友好的になんてなれるわけもないと自身の観念を思い出しつつ、少し反省しながら無機質なコンクリートの壁を暫し見つめながらグラスを口から離してゆっくりと飲み込み

(全くないですね←まぁ、現状ではスペイン語…ポルトガル語…英語…ラテン語…ロシア語…
後は師匠が日本人なのでジャパニーズですね←箸の使い方は教わってませんけど、
代わりに銃の使い方を教わったそうです←
テレテテッテッテーン…ガヴとの好感度が40%下がった。←←/
……(好感度が下がったためか無言)byガヴ←←←←←←)

……だぁああもう！！（相手を見ないようにしようと思ってはいても結局は気になってしまい、チラッと横目で彼のほうを見てみれば気になる彼は背中をこちらに向けて一人酒を飲んでいて、完全に拗ねているように見えて、彼のその態度はまるで何か思い通りに行かなくて拗ねているような子供にも似ていてガキかっ！と心の中でツッコミを入れながらも彼だけには嫌われたくないと強い思いもあり、自分が手に持っていた牛乳瓶をテーブルの上に置き、同じくテーブルの上に置かれた淵ギリギリまで酒が注がれた自分の分のグラスを見つめてゴクリと唾を飲み込み、意を決したように手を伸ばしてグラスを手に取れば、大声をあげて先程の相手が水を飲むと同じ感触で一気飲みしたのを真似するように勢い良く喉に流し込み、ゴクンと音を上げて飲み込めば、普通のウォッカと同じように味がないと思いきやかすかに甘い味が舌の上に広がったような気がする。「意外と美味い、かも？」なんて首を傾げながら感想を零し、相手にもう一杯要求するようにグラスを差し出すが、並以上の気力を持っている自分は気付いていないだけで、酒に決して強くない上にキツイ酒をストレートで飲んだ所為で思考が鈍ってきており身体も火照っていて、確実に酔いが回ってきていて

（なるほど。多いですねｗ/
ええ…ｗ 好感度アップアイテムをゲットして来なければ…！←/
ど、どうすりゃいいんだよ…？byジル←←←←←←←）

……む…(隣の相手が一気に呑み干したのを確認して拗ね混じりに無表情のままちらっと相手の方を見ると二杯目を要求する様にグラスを置いていたので、日々の食事に関しても作って貰っている為か現金にも仕方がないと言わんばかりの表情で腕掛けから足を降ろして食事の時と同じような体制に座り直すと、本来なら二杯目を要求した相手に対して再び注ぐものだと思うのが一般的だがどういうわけか自分が少しだけ口を付けた物であり、本当に少ししか呑んでいなかったためか未だ殆ど水かさの変わっていないグラスを飲み終わった相手にそのまま渡して、酔いが少し回ってしまったのか何故なのかは解らないが相手の置いたタンブラーグラスを持って正しい飲み方としては少量を飲む為に小さめのボトルから最後の一滴までスピリタスを注ぎ込み、相手と杯を交わそうとでも言うように自分のかなり多めに入ったグラスを掲げて、相手が自分との晩酌に同意してくれたのが多少なりと先程の距離感のある概念を和らげたのか拗ね混じりではあるが先程のような隔壁的な概念はなくなったようでそれに比例して表情も和らぎ

(でも、多分もっと話せると思いますねん/←
ガヴさんも多少は酔いが回ってきたのか、意外とあっさり和解w/←←
…解ればいいんだ…byガヴ(微酔)←←)

ん……ぷはぁっ…（酔いが回っていてまともに働くことができない頭ではいつものように間接キスを気にしたりなんてしなく、相手から渡されたグラスを受け取って口をつけ、グラスを勢い良く上に傾けて先程と同じように一気に喉に流し込んで飲み干せば、段々と頭がフワフワしてきていい気分になり、空になったグラスをテーブルに置いては何か思い出したようにポンと手を叩き、キッチンの食器棚から小皿を二つと小さめのスプーンを二つ、そして冷蔵庫から何やら大きめな容器を取り出して持ってくる。「じゃっじゃーん！いっしょに食おうぜーっ！」と音の高い効果音を出しながら容器の蓋を開けると、そこにはいつの間に作ったのか大きめなよく冷えた焼きプリンが入っていて、果たして今飲んでいるスピリタスと合うのかなんてことは考える事も無く容器から小皿にプリンをうつしてジルお手製のキャラメルソースを上からかけてみる。持って来た小さめのスプーンで焼きプリンを小さく切ってスプーンの上に乗せれば、何を考えてるのか否何も考えないまま「あーん」と相手の口元までスプーンを持っていって

（ガヴさんは思ったとおり頭良さそうです、ジルと違って←/
そしてPFにのっていた好物で釣ってみる事に←/）

…!!………!?…(グラスに揺れるスピリタスを相手が一気に飲んだのには多少感嘆してしまったものの、飲み終わった後に始め相手が何かを思いついたように手を叩いたので一体何を思い浮かべたのだろうと思って泥酔した相手を暫し観察するも、相手がこの地域ではあまり見かけない自分の好物をさらっと持って来たので、果してこれが今飲んでいる酒と合うかなどとは相手同様全く考えずに只々久しぶりの好物にありつけるという感動に暫く浸っていたのも束の間、相手がこれは完全に泥酔してしまっているだろうと行った様子で隣からこちらに向かってハイテンションなままスプーンに乗せた焼きプリンを差し出してきたので、一瞬珍しく取り乱して戸惑いそのままの驚きと衝撃で靴が脱げてソファに仰向けに倒れ込んだような体制になるも現状で前にある物は好物であり、尚且つ差し出しているのは恐らく自分の人生の中で自分と師を除いた人類で唯一信じられる存在であることから、ここで拒むというのもなんだか不自然でおかしな話であり、しかも自分の暫くぶりの大好物をこの様な状況というだけで逃してしまうというのは余りにも勿体無いと思ったのか、思わせぶりではないがいつもなら淡々とした表情で断ってしまうものを短めに「…んあ…」と口を開けて受け入れる体制になってしまった為か狙ってはいないが周囲からはその様に見え

(ガヴさんは常識ないですよ←
中米に焼きプリンなんぞという文化はありませんからな←←/
実際に食べたのなんて数年前の師に着いていた頃のアメリカでのが最後かと←/
そして、そのまま押し倒されたみたいな体制になったガヴさん←←←←/)

どーだ、美味ぇだろー？（ソファーに倒れ込んだ相手を見てどうしたものかと首を傾げながら、まあいいかと少し微笑んで気にしないことにして、素直に受け入れてくれた事には特には大きな反応を示さず相手の口の中にスプーンを突っ込むようにプリンを食べてさせてやっては、自慢げに相手の感想を要し、自分も小さく切ったプリンをスプーンですくって一口食べてみて味を確認してみる。ここで相手と暮らし始めてから食べた事おろか作ったこともなく上手くできているか少し心配だったものの、不味いわけではなく寧ろ自分にとっては上手くできていると思い、満足気に笑いながらもう一口食べてから「これ、イギリスの菓子でカスタードプディングってんだ。」とこの中米地方では滅多に見ることも食べる事もない為に、まさか相手の好物だったとは知らなかったらしく、自分が海賊だった頃英国へ渡ってこの菓子の味を気に入ってからはレシピを入手し、海の上で自力で作りはじめた少し昔の懐かしい出来事を思い出しながら得意気に自分の知識を披露するように相手にこの菓子の名前を教えて、もう一口分のプリンをスプーンですくってやはり先程と同じように相手の口元まで持って行き

（ジルも無いと思われます←/
そうなんですか…ベリーズのブレッドプリンなら聞いたことありますが、焼きプリンとは少し遠いですよね←/
ジルちゃんはガヴさんの好物について知らなかったそうです←）

…ん…あぁ…(相手が酒に酔っているためか若干丁寧とは言い難い手付きで食べさせてくれるも味には文句はなく、そもそも好きだったものは軍役時の配給品だった為かこちらの方が格段に美味しいのではないかと思い始め、噛むほどの硬さもあるわけがないのだが暫しモグモグと口を動かして飲み込むと静かにではあるが「……旨い…」と声を零して相手が二口程手元の洋菓子をスプーンで掬って自身の口に運んでいるのが見え、二口目を入れた後にこの洋菓子はイギリスのスウィーツであるということを唐突に言ってきた為、イギリスの料理は大半が不味いと聞いていたのだがあれはウソだったのだろうか等と考えを巡らせてみるも、現状で今までで一番美味しい食べ物を口にしてしまった以上自分の中でのイギリスに対する偏見が若干ながら和らぎつつも、前方には先程と同じようにスプーンに乗った洋菓子が近付いてくるのが見えたのか今度は一気に来られるのはゴメンだとでも言うように近付いて来たスプーンの持ち手を握っている手を掴んで自ら動かして同じようにスプーン全体を咥え込むようにして食べ

(まぁ、言っても好物だったのは軍役時の配給品の物ですし/←
人が作ったものの方が格段に美味しいのでは…←←/
そして、寝落ち申し訳ないでござる/←)

(上げますねん/)

へへーっ、よかったぁ…（酔っていて五感全て低下している今でもぽつりと静かに零れた相手の一言を聞き逃すことなく聞き取れば嬉しそうに笑みを浮かべて、続けて相手の口元までプリンを食べさせようとまた一口スプーンですくってやればスプーンを持っている手を掴まれて少し驚いてしまう。皿に移した分だけプリンを食べ終えてテーブルの上に皿とスプーンを珍しく静かに置き、漸く自分にしては遅いが酔いが頭まで回ってきたらしく先程よりもふらふらした足取りで未だソファーの上で仰向けになっている相手に近付いて「ガヴー…もー無理ー…」と一言呟いたかと思えばそのままバタッと相手の上に倒れ込むようにソファーにダイブし、自分の体重は見た目よりもけっこう思いことを自覚しているのかこれでは相手が苦しいだろう上から退けば良いものを相手を抱きしめてくるっと身を翻し二人でソファーの上で横になっている状態になれば、幅がギリギリなため落ちそうになり一層強く相手に抱きついて密着し勝手に枕代わりに相手の腕の上に頭を乗せて「あたしはあんたが好きだっつーの…んで伝わらねーんだよー…」と抱きついたままの手を離すことなく静かに、しかし相手にしっかり聞こえる音量でいつかと同じように自分が相手に抱いている気持ちを伝え

（ジルの料理には愛がこもってますからね！←/
いえいえ、こちらこそ相変わらずの亀レス申し訳ないでござる←/
ジルはようやく潰れたようです←）

…??…(相手がもう無理だというような発言をしたので一体何が無理なのだろうと思いながら相手の様子を暫し伺うも、相手がフラフラと近付いて来たので体制も立て直せないまま一体今度はなんだと言うように待機していると、筋肉質な相手の体が自分の上に重なると解りきっていた事ではあったのだが見た目以上にその肉体は重々しくずっしりと自分の上に倒れ込んできて、流石に自分としてもこの重量は重く感じたのか若干圧迫されて苦しそうになりながらも完全に泥酔してしまっている為か相手にも殆ど意識は無い様で、自分も多少なりと酔いが回ってきていた為か上手い具合に相手を受け流せなかったために現在のような状態に至るも、泥酔していたことが幸いしたのか相手が勝手に自分との体制を変えてくれたので多少なりと呼吸なども楽になるがそれすらも束の間、相手が横になった所為か本能的に自分の方だを掴んできて先程よりは緩いがそれにしても相応の少なくとも女性の力ではない腕力で自分のことを抱き締めて未着してバランスを取っていて、そんな中での相手の一言は前回と同じような内容であってこんな状態で良くもそんなことが言える等と思いながらも「…またか…」と短く言って、流石に相手もいくら自分が半ば無理矢理に近い状態で呑ませてしまったとは言え純正物のスピリタスをグラス一杯呑んでしまっては仕方ない等と思いながら前と同じように意識が混沌としているが為に無意識に行ってしまっているのだろうと自己解釈で処理し

(成る程w最高の隠し味ですからn((←
ジルの気力が半端ない件について←←)

またか、じゃねーよー…ばーか…（相手と密着したままの状態を維持すれば相手の声や吐息が直に耳に入ってくるような感触がして心臓がドキドキと高鳴り、相手の特に暖かいわけでも冷たいわけでもない自分にとって丁度良い体温が心地よくて目を閉じながら相手に抱きついたままでいればふと相手の呆れたような声が聞こえて上を向けば、相手の顔が意外というか当たり前にも近くにあった所為で少し驚きつつ少しムッとしたような表情を作って相手を見つめながら上記を述べる。酔って回らない思考でこっちはこうして言葉で好きって伝えてる上にこのように抱きしめたりして行動でもアピールしているというのにどうやったらこの鈍感無口無表情男にこの恋愛的な感情を伝える事ができるんだろうと相手を見つめたまま数十秒考えてみて、思いついたように一瞬口元に弧を描き、相手の頬に片手を添えて相手の頬に手を滑らせるように少し撫でてみれば、少し真面目そうな表情になって少しずつ距離を縮めていき、相手の耳元に唇を寄せて「ガヴ…好き、…」と普段ガサツで荒々しい自分から想像できないような甘い声で囁けば一旦顔を離してまたゆっくりと顔を近付けて相手からの抵抗がないのをいいことに本日三度目の口付けを交わして

（いつかガヴさんの愛もほしいでｓ←/
ガヴさんの鈍感さが半端ない件についてｗ←/）

…少なくともお前よりは利口だ…(と相手が自分に対して馬鹿と言ったのを真面目に受け取った上に気に食わなかったためか真面目に返してしまうも、相手が唐突にこちらを向いてムッとした表情を作ってこちらを見てきたので若干もう後がない背もたれまで頭を仰け反らせてみたところ、相手が唐突に一瞬だけではあったが自分の口元に弧を描くというなんとも不可解な行動に出たために流石に今晩の種に関してはあんなに大量に呑ませるものではなかったのだろうと思い直して後悔するも時はもうすでに遅しと言うべきであろう、相手が泥酔した表情のまま柄にもない声を出して先程の続きなのか自己の解釈としては泥酔による無意識な発言ととっている発言をして、相手が自分の頬に手を添えるとほぼ同時に相手と自分の顔の間の距離が段々と徐々に徐々に狭まって近付いて行き、この状態ではどう抵抗することも出来ずにゆっくりと唇が重なり合った後目を見開いて、今度こそ完全に何の需要も意図もないであろうに彼女はどうしてここまで世に言うスキンシップと呼ばれるものに固執しているのだろうかと瞬時に脳をフル回転させて考えを巡らせてみるも、答えは全く出ないままに瞬時の考え始めた瞬間からの止まったような時間がゆっくりと動き出して目の前に相手の顔があったことを思い出し

(彼に愛という概念が芽生えたらの話ですねん/←←
鈍感というよりは彼には愛とは何なのかが全く解らない次第でありんs((殴←←

好きなんだよ…、ばか…（若干失礼な事を言われた気はしなくもないが、アルコールが入っていてまともに働くことを諦めた脳では上手くその言葉の意味を消化する事はせずスルーする方向でいけば、相手の身体の温度と同じく冷たくも暖かくも無い温い唇から自分の唇を離すとどこか辛そうに歪んだ笑顔を浮かべて、酔った所為か普段の恥じらいや遠慮やらがどこか遠くに吹き飛んでしまったかのように熱を帯びて少し潤った瞳で相手を見つめて相手の頬を撫でながらもう一度自分の気持ちを相手にぶつけてみる。とは言っても相手からの返事はおそらく聞けること無いだろうと判断したのか数秒だったか数分だったか見つめっぱなしだった目を逸らしてはゆっくりと瞼を下ろして、随分近かった相手との距離を名残惜しそうに少しずつ離すが自分の腕は相手を解放してやることなくそのままギュッと抱きしめたまま、身体を少し後ろへ下げて相手から離した顔を相手の厚い胸に埋めて「アタシは本気なんだ、頼むから冗談だって思わないでくれよ…」とどうやっても自分の気持ちを理解してくれそうに無い相手だがせめて冗談だったとか、酒の所為で心にも無い事を発言してしまったなんて思って欲しくなくて、恐らく自分は次の朝辺り目を覚ませば今晩の事は綺麗サッパリ忘れているだろうが、目の前にいる彼には絶対に覚えていて欲しいと強く願いながら

（ガヴさんにはジルも相当参ってるそうです←/
ではガヴさんに愛を教えろと？←）

…あぁ…解った…(相手がいつまで経ってもなんとも動かなく自らにも酔いがある程度回ってきてしまった為に流すように相手の意見に対して微妙なイエスで返事をして、何れにせよ酔いが回った次の日になんて双方ともに相手の言っていたことは愚か自分のしていたあらゆる行為に関しての記憶なんて抹消した後に頭の片隅のどこかで消えてしまうのではと考えて、相手に関しては泥酔しているということもあるがこのままでは折り合いは全くつかないであろうと悟ったのか鼬ごっこは勘弁して欲しいと言うようにこの発言に沿って狙って行った訳ではないのだが如何せん酒と博打と兵器以外に金を掛けていないこの事務所のソファが然程広いはずもなく、相手が自分と少し距離を置いて自分の胸部に顔を埋めてきた為にこのままでは相手ごと自分も落ちてしまうと、相手を強く抱き締めて体を揺すりながら少しずつ背後に下がっていって相手が再度同じような行動に出て落ないようにと強く抱きしめると、相手が縮めた距離を不意に戻すような形になって嫌ではないのだが気になったのか、最近こんなことが頻繁に起きるが自分は一体何をしたのだろうかなどと最近の変わった出来事一連に関しての自分に起こりうることになった要因を頭の片隅で考えるも、やはりアルコールが回っている頭では碌に考えも回らずに数秒間で考えることをやめると同じ体勢のままボーっとし始め

(じゃあ、次回のジル救済の際にいよいy((
やっとですが、発展させますか??w←←/
まぁ、ガヴさんは付き合おうと合わまいと、
結婚しようとしまいとあまり変わらない気もしますけどねん←/)

(上げます/)

よかった…（相変わらず静かで何を思って何を考えたのか察せないような声であっても、相手の肯定を意味したような返事を聞いてとりあえずは安心したように柔らかく微笑んで呟けば、今度は自分が相手を抱きしめているのと同じくらい強い力で抱きしめ返され、驚いたように肩をビクッと小さく跳ねさせて閉じていた目を大きく見開いて相手の胸に埋めていた顔を上げてすぐ近くにあった相手のボーッとしている黒い眸を見つめれば「ガヴ、…？」と突然自分を抱きしめ返してくる相手の意図が読めずに不思議そうに相手の名前を呼び、その瞬間とうとう酔いが視覚にまで影響を及ぼしてきたのか視界が揺れて相手の顔が背景が、全てがぐにゃりと歪んだように見えて、世界が回っているように感じてしまいこれが自分の限界なのかもしれないなんて思いながら目を閉じて再び相手の胸に顔を埋めれば「わりぃ…げんか、い…」と相手を強く抱きしめた両腕を離さないまま、明日彼のワイシャツにアイロンかけるのは誰なんだろうなんてどうでもいいことを考えながらすーすーと寝息を立てて眠ってしまい

（何か企んでいらっしゃるようｄ((殴←/
その辺はお任せ致します←/
ちょ、変わって下さいよんｗ←）

…っつぅ…(気付けば翌日の朝昨晩には一体何があったのだろうかと考えるも二日酔いの頭痛が襲ってきてそれどころではなかったが、徐々に痛みが引くに連れ段々と記憶が明白になっていくもやはり昨晩ソファに倒れてからというもの自分が一体何をして何を言ったのだろうかと何も思い出せないまま、昨晩から着たままのビジネススーツを寝ていたソファに適当に脱ぎ捨てて相手が起きる前にとせかせかと急ぎながら相手の散らかった部屋とは違って途轍もなく小奇麗なまるで掃除だけされていて使われていないような相手の部屋と対象に反対側にある自分の部屋に入って、この部屋も綺麗には綺麗だがどちらかといえば人間臭さや生活感がもう少しでいて欲しい所である部屋の壁際に置いてある、これまた有り得ない程無機質でまるで買ってきたばかりだという様なタンスからいつものスーツとは違う迷彩柄の見慣れたピッチリした服装とは真逆のダボっとした軍用のそれであろうミリタリーパンツとかなり長めの下着だけを持って部屋を出て、まるで違う空間にでも来てしまったのではという変わりようのコンクリートの壁に囲まれた事務所内の居間を通って、ここらでは珍しい浴槽のついた浴室もアジア圏の為にあるにはあるのだが、やはり何だか落ち着かない雰囲気の中で毎朝シャワーを浴びるのも逆にストレスになってしまいそうだと思っているので隣に隣接してある、というよりは壁一枚挟んで隣にある個室に入って、ここだけは共有ではないやはり壁一枚を挟んで上下の端に微妙に隙間がある為に意思疎通なども出来るといえば出来そうな脱衣所で適当に衣服を脱いで、ドサッとこれまた綺麗に使われていると思われる棚に適当に脱衣した後のワイシャツとズボンを積み重ねて置いて奥にあるシャワールームに入ると、昨晩は晩酌の所為もあって妙に汗をかいていたのか昔からずっとしてきた週間ではあるが仕事前の朝には汗を流してから行きたいようで、熱めのシャワーで昨晩かいたであろう若干ベタベタした肌の汗を流すように己のような高身長でも頭よりも高くにある台に掛けて頭からシャワーの噴出口を眺めるようにして立ったまま湯を被り

(ガヴさんのサービスタイムまでのカウントダウンスタート!!←←/
勝手な時間経過は申し訳ない←/
どうでも良いのですが、シャワールームの作りを応用すれb((殴←←/)

ん、………っ！？（相手が目を覚ましてからすぐ自分も目を覚まし、酒を飲んだ夜の事は何も覚えていなくて気付いたら次の朝、なんていうパターンはいつも通りだがぼんやりと目を覚ました瞬間何故だか煙草の匂いも混じった彼の匂いがする上に彼の温もりも感じ取れて心地よさにこのまま二度寝してしまいそうだったが、自分が大胆にも彼に抱きついて寝たのではと酔った自分は割りと本気で何をするかわからないためありえなくも無いとガバッと起き上がって隣を見てみるが、そこには誰もいなくてほっとしたような少し残念なような、どうも微妙な気持ちになる。自分が昨晩相手に抱きついたまま眠ってしまったなんてことはすっかり記憶から抜け落ちていて、彼の匂いと温もりの正体は相手がソファーの上に脱ぎ捨てたスーツが丁度自分の上にかかっていたからであったものであって、それは相手は自分に掛けてくれたんだと勘違いしながらスーツを持ってハンガーにかけてやり、彼のキッチリと片付いた部屋とは真逆な床に服や雑誌から時にはナイフ等危ないものまで色々落ちていて散らかっている自分の部屋に入れば、部屋の隅っこにあるタンスから今日着る服を取り出してそのまま着替えようと服を捲り上げればそういえば昨日返り血を浴びたというのに血を拭き取っただけで不衛生にも風呂に入らなかった気がするなんてこと思い出し、両手で服と下着を持って浴室に向かい、彼が個室でシャワーを浴びている音にも気付かずに、相手が使用している個室の隣の浴室の隣の脱衣所で服を脱ぎ始め

（サービスタイムまであと○○レス！←/
いえいえ、大丈夫です！/
浴槽のついた浴室の隣に個室のシャワーがあるという解釈で大丈夫だったでしょうか？）