匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「それもひとつの答えだね」(部下は青年の言葉に頷きつつ言い、「レンはアンジェロさんに好きって言われて、どう思った?」と尋ねて。天使は『俺、好きって伝えたんだよ?でも、嫌いってぇ…』と泣きながら相手に伝えていて)
「…変なのって思った。兄さんと同じ顔だからなのかなって思ったら、そうじゃないって言うから」
(青年は俯いたまま思ったことを素直に伝え、自分は「…本当に嫌いって言ってたの?」と首を傾げつつ天使の彼の背中を擦り)
「俺がレンを好きな理由も、顔だと思ってるの?」(部下は、その言葉を聞くと、青年の顔を上げさせ、見つめては、「顔なんて関係ないよ」と言い。天使は緩く首を横に振り、『好きじゃないって…でも、俺が好きとか、知らないって言ってたから…嫌いなの…』と泣きながら必死に伝えて)
「…ルーはちがうもん。それに、あいつ俺にちゅーしたいって言った…」
(青年は部下はそこまで顔を気にしていないと思っていたためそう答えるも、先程天使の彼に言われたことを間違って解釈しておりそう涙目になり。一方、自分は「んー…好きでも嫌いでもないって言いたかったんじゃないのかな」と伝えてみて)
「えっ…えっと、それに関して他に何か言ってなかった?」(部下は青年の言葉に驚いたが、もしや間違って解釈してるのではと思い、他に言ってなかったかと尋ねてみて。天使は相手の言葉で、少し泣きやみ、『好きじゃないって言ったら好きじゃないって、言ってたのに…?』と言い)
「覚えてないもん…アイツが好きって言うから、俺にちゅーできるのって聞いたらうんって言った…」
(青年は不満げに頬を膨らませつつそう伝え、自分は「レンはちょっと不器用なだけだから、そんなに気にすることないよ。多分だけど、普通って伝えたかったんじゃないかな」と説明をしてみて)
「…多分だけど、レンのこと家族として好きなんじゃないかな?」(部下は必死に考えては、ひとつの答えにたどり着き、それを伝えてみて、「俺だって、ネイとかロイさんになら頬なら出来るし」と言い。天使は少し考えてみるも、わからず、『…そう言ってくんないとわかんない!』と言い)
「家族…?」
(青年はなぜ自身が家族として認識されているのか分からないが、部下が他の相手にもキスをできると聞けば「だ、だめ!頬でも、俺にしかしちゃだめ!」と慌てて止めて。一方、自分は「…そうだよね。無理に分かってとは言わないし、嫌ならレンと関わらなくてもいいよ?」と伝えてみて)
「もちろんしないけど、それと同じで、アンジェロ達にとって、レンは恋人とは別の意味で好きな人なんだよ」(部下は頭を撫でつつ、しないと伝えては、そのまま同じだと伝えて。天使は『…うん』と小さく頷いて、悪魔は「…アイツがちゃんと変わってくれるといいけどな」と呟いて)
「…そっかぁ」
(青年は部下の言葉を聞きようやく納得すると、「皆に謝んなきゃ…」と呟いて。一方、自分は「大丈夫だよ、レンはちゃんと分かってくれるから」と微笑んでから彼の手を取り)
「じゃあ、レンがもっといい子になれるように最後に確認しよっか。レンは誰にどんな悪いことをして謝るの?」(部下は、青年の言葉に笑顔を浮かべつつ、確認しようと言い、質問をして。悪魔は「…だといいけど」と言い)
「…アイツらに、好きじゃないって言って傷つけちゃったから謝る」
(青年は部下から目を逸らしつつ、言いづらそうにしながらもそう話し、自分は「…とりあえず、明日の旅行の準備してようよ。水着とか出さないとだし」と提案して)
「偉いね、これでまたひとついい子に近付いたね」(部下は青年の頭を撫でつつ、偉いと褒めて、「じゃあ1人で行っといで。仲直りできたら帰ろう」と言い。悪魔は「だな、じゃあ気を取り直して準備するか」と言い、準備に取り掛かることにして)
「…わかった」
(青年はどこか不満げにしながらも1人で彼らのいる部屋へと向かうと、ノックをしてから「…ねえ、開けて」と声をかけて)
…いいよ、入って来い(明日の準備をしていれば、青年の声がして、入って来るように声を掛け、天使は扉がノックされると、警戒してるのか、悪魔の背後に隠れてしまい)
「…その、さっきはごめん」
(青年は怯えた様子で部屋の中に入ると、2人の顔を交互に見てから目を逸らしそう呟いて。一方、自分はそんな青年に近づいては勇気づけるようにその頭を撫でてやり)
お前がされて嬉しいか嫌か考えてから行動に移せよな(悪魔は、青年に対して怒っている訳では無いため、考えてから動けと言い、天使は悪魔の背後から様子を伺っており、『…俺たちのこと、嫌い?いっぱいいい子にしてるよ?』と不安げな声で尋ねて、悪魔の服を緩く掴んでいて)
「…嫌いじゃないけど、まあまあ」
(青年は自分の手をぎゅっと握りながらもそう呟き、自分は「レンはアンたちのことがそこそこ好きなんだ」と微笑んで)
『!…よかったぁ』(天使は青年や相手の言葉に嬉しそうにして、悪魔の影から出ては、青年の元に行き、『これからも仲良くしようね』と笑顔を浮かべて、悪魔は「にぃ兄様とも早いうちに仲直りしろよな」と伝えて)
「…うるさいな」
(青年は恥ずかしそうに顔を赤くしつつ自分の陰に隠れてしまい、自分は「仲直りできてよかったね」と青年と天使の彼の頭を撫でて)
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