ツイステでなりちゃ（１対１）

キルティ）筋肉で全てを解決しそうな教師のように見えるな。補習を受けるのは、私だって嫌だ。ガーゴイル見る時間が減る。
キルティは、校舎を見た。
キルティ）人の子、大丈夫かな？

私はエースやります。

リリア：わしも少々心配じゃ。そうじゃ、放課後購買に行って護身用アイテムでも買ってあげるかの
麗奈：……
デュース：あ、あの…っ（初心な性格のため、麗奈にうまく話しかけられずにいて）

キルティ）サムの店か。あそこは、菓子も売っていれば珍しいものまで売ってるからな。いいものがあるといいな。部活見学がてら見に行くか。放課後は構内案内と部活見学だ。
エース）おい、話しかけるなら、ちゃんとしろよ。悪いな、こいつ慣れてねぇだけだから気にしなくていいぜ。俺はエース・トラッポラ。ハーツラビュル寮の1年だ。よろしくな。

リリア：どれ、わしも一緒に行くとするか
デュース：ぼ、僕はデュース・スペード……っ、よ、よろしくっ
麗奈：私は麗奈。よろしくね

エース）おいおい、名前までミスんなよ。こいつはジュース・スペードだよ。キガルニジュースって呼んでやれ。
エースはふざけて言った。

キルティ）大丈夫か？リリアも部活あるだろう？私のところは、意外とフリーだけど。マレウス様が放課後の散歩とか言ってやってる。

デュース：おい、やめろ！　違うだろ！
麗奈：エースにデュース、2人はどの寮に所属してるの？
デュース：ハーツラビュル。ハートの女王の厳格な精神に基づく寮だ。麗奈は？
麗奈：私はディアソムニアって寮なの
デュース：ディアソムニア！？（ってことは、マレウス先輩の……ウソだろう？）


リリア：大丈夫じゃ。わしたちの部活も自由にやっているからの

キルティ）なら、いいが。
キルティは、フッと笑った。

セベク）茨の魔女の高尚な精神に基づく寮だ！
セベクは、たまたま通りかかり、そう言った。

デュース：うわ、セベク！？
麗奈：あ、おはよう～（さっき会ったけど）
デュース：っていうか、よくディアソムニアに入ったな…。あそこは近づくのも怖いのに…

セベク）若様が決めたのだ。それに、人間をたいそう気に入っていらっしゃる。

デュース：ほ、ホントか…？
麗奈：うん。放課後キルティと合流してガーゴイル研究会？を見学するの
デュース：そっか
カリム：麗奈～！（手を振って）
麗奈：あれ、カリム先輩？？

キルティ）そろそろ迂回して、戻ろう。私のクラス、次錬金術なんだ。
キルティは、迂回して高度を下げていった。

リリア:相変わらず上手いな、キルティ
カリム:あっはっは。初日で友達ができてよかったな
麗奈:え、ええ…
ジャミル:麗奈
麗奈:ジャミル先輩も…
ジャミル:ああ、あれから君のことが心配でな

キルティ）錬金術はこっちだな。体操着から制服に着替えたばかりなのに白衣を着るのも大変だな。

ケイト）キルティちゃん、一緒に行こう。
キルティ）ケイト！構わないぞ。

ジャミル:カリム、俺たちも授業に行くぞ
カリム:ああ、またなー(もう少し麗奈のそばにいたかったが残念そうにして)
麗奈:私たちは確か魔法史だったっけ
デュース:トレイン先生の授業は退屈なんだよ…

エース）あと、ルチウスがうるさいし、眠いんだよなぁ。

ケイト）今日の錬金術は何かなぁ。
キルティ）さぁな。爆発だけは避けたい。
ケイト）キルティちゃん、まず爆発させないじゃん。
キルティ）ところでイデアは今日も出てないんだな。姿が見えない。
ケイト）だろうね。
二人は白衣に着替えながら話していた。

麗奈:ルチウス？
デュース:トレイン先生の猫
(そうこうしているうちに授業が始まり、トレイン先生は長々と授業を進め、ルチウスはたまに鳴いて)
ルチウス:オ゛アァ～
麗奈:かわいい(笑)


イデア:はぁ、人が集まるとこはSAN値削られるわ(教室に入りたくても入れずにいて)

キルティ）よし、安全メガネも付け足し、入るかと言いたいところだが、イデア、今日は来たのか。
キルティは、手を振った。
キルティ）偉いなぁ。ほれ、駄菓子をやるから、頑張ろう。
キルティは、イデアに駄菓子を渡した。

エース）可愛いか？

イデア:キルティ氏、拙者を好物で吊るの…


麗奈:うん
ルチウス:オ゛ア…(麗奈の座る席に飛び乗り匂いを嗅ぐと麗奈の腕を枕に座ってしまい)
麗奈:あら
デュース:ルチウスが麗奈の腕に…？

キルティ）授業に参加したら、お前が一番気に入ってる菓子の数量限定を偶々手に入れたからやろうと思ったんだが、残念だ。サムもこの菓子は一番最後でラッキーだねと言われていたんだがなぁ。入らぬのなら、他の者にやるか。
キルティは、イデアに駄菓子を見せながら言った。

イデア:わ、わかった、参加する…(とぼとぼと隣に来て)