ツイステでなりちゃ（１対１）

麗奈：……（ベッドの上に座って）
リリア：麗奈、おぬしの寮服じゃ。部屋の前で待っているから終わったら出てくるのじゃぞ
麗奈：うん（寮服を受け取って着替えしばらくして部屋から出て）
リリア：ほう、中々似合っておるぞ

キルティ）リリア、人の子。おぉ、似合っているな。着替えたことだし、マレウス様のところへ向かうか。
キルティは、笑った。

麗奈さん、セベクかシルバー、どちらかしていただけますか？一気にキャラ掛け持ちすぎて、大変になってきたんです。すみません。

麗奈：うん（リリアとキルティに連れられてマレウスのもとへ）


ではシルバーをやります！

キルティ）マレウス様、人の子を連れてきました。
マレウス）入るといい。
キルティ）失礼します。

ありがとうございます。じゃあ、セベクをやります。

麗奈：失礼します…（リリアの背中に隠れながらマレウスの部屋に入り）

マレウス）来たか。
マレウスは、背を向けていたが振り返った。
マレウス）人の子よ、似合っているぞ。どうだ？ディアソムニア寮の寮服と寮内は。

麗奈:なんか、絵本の中にいるみたいです…(まだドキドキしていてマレウスと目を合わせられず)

マレウス）絵本の中か。なら人の子は、ここにいる者達が、何の役をしていると思う？
マレウスは、麗奈にそう問いかけた。

麗奈：…な、何の役…？　魔法使い、としか答えられないです…

セベク）人間！若様をそこらの魔法士と同じにするな！若様は・・・
キルティ）セベク、一度黙れ。人の子はここのことを、まだ知らない。
セベク）も、申し訳ありません。
キルティ）すまんな。セベクはいつも元気なのだ。しかし、魔法使いか、近いが違うな。
マレウス）魔法使いじゃなくても魔法が使えるものは、いる。このナイトレイブンカレッジにいる者達は、全員ヴィランだ。勿論、人の子が隠れているリリアもそうだ。
キルティ）今のところ、人の子はヴィランに囲まれているな。

麗奈:…ヴィラン…？
シルバー:ああ、どういうことかわかるか？
麗奈:わ、私…どうなっちゃうの？

マレウス）それは、人の子が決めなくてはならない。
キルティ）帰るのなら、帰る方法を自力で探さなくてはならない。だが、帰らずこの世界に残るのなら・・・
マレウス）ここを卒業したあとは、茨の谷で共に過ごそう。
マレウスは、麗奈の肩を持って言った。その時、微かに牙が見えた。

麗奈:わ、私はもう元の世界には帰らない…だからっ、マレウス様の元にいさせてください…(わずかに見えた牙に涙目になって懇願し)

マレウス）それは、本当の気持ちか？帰りたいなら帰りたいと言っていいのだぞ。

麗奈:帰らない…っ、帰らない…！

キルティ）泣いてしまっているし、色々あって混乱しているのかもしれん。人の子、もう休むとよい。
キルティは、麗奈に眠りの魔法をかけた。

麗奈:っ…？(魔法をかけられてガクッと体が倒れ)
リリア:よしよし、マレウスもキルティも麗奈を怖がらせてはならぬぞ？(麗奈を支えて)

キルティ）とりあえず、部屋に運んで、寝かしておこう。しかし、何故帰らないと言ったのだろう？普通、ここにいたいのなら、帰りたくないと言うのではないのだろうか？なのに、帰らないなんて・・・分からんな。

シルバー:あの顔のアザが原因だろうな…(母親に捨てられたことから虐待を疑い)

セベク）僕も、あの人間が母親に捨てられたと言う言葉を聞きました。自分の子供を捨てるなんて・・・