ツイステでなりちゃ（１対１）

キルティ）ちゃんとしたらやろう。それに、オルトに叱られずに、寧ろ褒められるぞ。嬉しいと思わんか？
キルティは、安全メガネをかけながら言った。

エース）トレイン先生ルチウスがこうしてますけどいいんですか？授業している生徒の邪魔になると思うんですが？

イデア:あー、はいはい。やりますやります(実験に取り掛かり)



トレイン:ルチウスの好きにさせなさい(ルチウスファーストなようで)
麗奈:よしよし(片手で頭撫でて)

キルティ）なんだ？オルトに褒められたくないのか？
キルティも実験に取りかかっていた。その時
ドカーン
実験を失敗したものが、爆発を起こした。煙と薬品がイデアに向かってきた。
キルティ）イデア！
キルティは、咄嗟にイデアを突き飛ばした。しかし、キルティが煙と薬品を被ってしまった。

エース）麗奈～、やりにくくないか？

イデア:キルティ氏ーー！？


麗奈:大丈夫(そんなこんなしてるうちに授業が終わったが、ルチウスは未だに麗奈から離れず)
トレイン:ルチウス、行くよ(ルチウスを抱っこして麗奈から話し)

煙がはれると、キルティは少し変わっていた。髪は肩まで短くなっていて顔つきも男性っぽくなっていた。
キルティ）なんとか無事・・・じゃないな。
キルティは、自分の声を聞いて、目を伏せた。声まで男性のように低くなっていたのだ。

エース）やっと終わった。昼食いに行こうぜ。

イデア:はあ！？　どうしてこうなった！？

麗奈:うん
デュース:食堂はこっちだ

モブ）えっと・・・キルティが男になったって感じかな？
ケイト）えー！キルティちゃん、自分の性別わかる？
キルティ）女だったけど、今は男のようだな？いつまで続くのか分からんが。

イデア:と、と、とにかく、もう昼だし拙者は帰りますわ(逃亡する気満々)

モブ:おい、あいつが魔法使えないやつって
モブ:よくもナイトレイブンカレッジに入学できたな
モブ:どうせ学園長に色目でも使ったんだろ
麗奈:……
デュース:うるさいやつらだな

クルーウェル）駄犬共、また面倒事を起こしたのか。キルティ、この手のものは明日には戻る。明日まで待て。
キルティ）分かった。
ケイト）とにかく、お昼だし、着替えていこっか、キルティちゃん。
キルティ）そうだな、急ごう。また人の子が苛められている。
キルティは直ぐ様着替えると、魔法で食堂に向かった。そして
キルティ）"縛れ スオン オブ ロープ"
キルティは、モブ共を茨のロープで縛った。

モブ:うげぇ！！(縛られたまま倒れて)
モブ:お前、マレウスのところの！
リドル:キルティ先輩？
麗奈:え？？
デュース:すごい…マレウス先輩の付き人と言われてるだけある…
イデア:は？？　お、お、女の子がいる…？

キルティ）引き寄せろ。
キルティは、縛ったモブ共を引き寄せた。そして、言い放った。
キルティ）今度人の子を苛めてみろ。お前達の全身を茨の棘で刺す。
キルティは、現在男の顔つきをしているので、余計に恐ろしくなっていた。
エース）流石はキルティ先輩のユニーク魔法だな。

言い忘れていました。キルティのユニーク魔法は茨を操ります。

モブ:わ、わかったわかった！　だから離してくれ！
デュース:３年生はやっぱり強い…
麗奈:キルティ…？？

キルティ）緩めろ
キルティがそう言うと茨のロープは消えた。
キルティ）麗奈、大丈夫か？

麗奈:うん。キルティ、その姿どうしたの？

キルティ）錬金術で、煙と薬品を被ってしまってな。明日には戻る。
エース）あーだからいつもと違うように見えたんですね。

麗奈:そう…
リドル:エース、デュース
デュース:あ、ローズハート寮長

マレウス）キルティ！
キルティ）マレウス様！
マレウス）話は聞こえた。大事ないか？
キルティ）少し変わっただけで、他はなんともありません。
マレウス）そうか、よかった。
キルティ）それより、人の子に昼食の取り方を教えてあげた方がいいと思うのですが・・・

麗奈:…？？
デュース:マ、マレウス先輩！？(食堂がざわつき始め)

キルティ）人の子、デュース達に教えてもらえ。先ほど、怖がらせたばかりだし、ここにはマレウス様もいる。苛めるやつはいない。というわけで、頼んだぞ。

デュース:は、はい…！
麗奈:ありがとう、キルティ
リドル:君が入学してきた人間かい？
麗奈:はい。麗奈と言います
リドル:僕はリドル・ローズハート。ハーツラビュルの寮長だよ