トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)材料はジャガイモとバターです。暖炉の火を使って調理するよ。
キルティは魔法でジャガイモとバター、そしてフォンデュフォーク(長い棒状のフォーク)を出した。
中の人)フォンデュフォークとは、主にチーズフォンデュにパンや肉などをディップする際に使う普通のフォークとはちょっと形状の違うフォークのこと。分かんなかったら、検索してね。名前は間違ってないよ。
キルティ)まずはジャガイモの皮を半分まで剥く。皮はそのまま付けて切り落とさないようにするよ。
キルティは小さなナイフを出して、ジャガイモの皮を半分まで剥いた。
キルティ)ジャガイモの芽は必ず落とす。
キルティは器用に芽だけを取り除いていった。
キルティ)よし、これをフォンデュフォークに刺して、暖炉の火の上で軽く焼く。この時、炎の中に入れないように気をつけて。入れたら、一瞬で真っ黒になってしまうからね。
キルティはフォンデュフォークをゆっくり回して一周したところで取り出した。
キルティ)焼くとは言ったけど、炙る程度で十分。あとは、真ん中にバターを乗っければじゃがバターの出来上がり。言った通り、お手軽でしょう?皆もやってみる?
キルティ)お手軽レシピを見た時、やってみたいと思ってね。ただ、私の炎は強いし、加減が難しくてね。それに距離感も難しいから、下手にじゃがいもを真っ黒にするのも気が引けて出来なかったんだ。でも、ここなら暖炉もあるし、うまく調節も出来るから、やるには最適だよ。うちの寮の空調は既に過ごしやすいようにしているからな。
キルティ)それは嘘だよ。単にレオナはうちが気に入らないだけ。本当にそうなら、家の寮にあんなに茨なんざ生えないよ。せいぜいキノコと苔が生える程度だ。寮内の空気はいつも綺麗にしているよ。だから、気にしなくていいよ。
キルティは笑った。
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