匿名さん 2018-05-31 22:59:15 |
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ん…──。…期待はしちゃ駄目。( 迷うなら…と両手を広げかけるも、拾ったばかりの卵の殻を持ったままでは雰囲気も無い為に行動に移せずに終わり、何処か嬉しそうに見える背中にぼそりと呟いて。改めて気合いを入れ直し新たな卵を使って玉子焼きを作ろうとするもキッチンからは相手を不安にさせてしまいそうな単語が飛び出し )…あ、あれ、上手く割れない。~ッ、あー、くそ。殻も入った…!けど、まあ食えるか。
…へへっ、"会いたい"なんて言われちゃこれ以上何も言えないや。─…言って欲しい?( ずきゅん )四六時中やってたらお前が先に飽きそうだからほどほどに。( ← )
( 椅子に座りテレビでも見ながら待っていようかと考えているとキッチンから何やら声が聞こえ。気になり立ち上がり向かえば心配そうに声を掛け )──…薫さん?殻も入ったとか聞こえたんですけど…本当に大丈夫ですか?
やっぱり病んでても恋人とは居たいものです。( 頬染め )…言ってほしいです。( 指先掴み / ぎゅ )幽霊だからやりたい放題できると思ってるんですけど。( ← )
──…え゙。あー…だ、大丈夫大丈夫ー。( 殻が入っても気にせずカチャカチャと生卵を掻き混ぜ、熱したフライパンにそれを流し込んだ所までは良かったものの、近寄る相手に誤魔化しながら引っくり返すタイミングを逃してしまえば玉子焼きは黒い焦げが目立ってしまい )………大丈夫、じゃなかった…。っ、これは流石に食わせられない。
あーあ、もう…そんな可愛い事ばっか言うからつい甘やかしちゃうんだよなァ…。( 後ろ髪掻きながらぼそり )…ん。…颯汰、だーいすき。( 顔を覗き込むようにして )幽霊側は周りから見えない分、好き勝手出来るから羨ましい。…俺が幽霊側やりたいんだけど。( ← )
──…やっぱり薫さんは薫さんですね。料理は見た目はより愛情ですから食べます。( 隣で焦げた玉子焼きを見ては予想通りの展開に微笑ましくなり。それでも愛する人が自分の為にと作ってくれた料理であるのは変わらず箸を持ち"いただきます"と手を合わせ口に運び )
薫さんも甘えていいですからね。( 嬉しそうに頬緩め )…俺も好きです。好き…好き。( ぽつぽつ )幽霊やります?でも薫さん悪戯しそう…。( じとー )
─…目玉焼きだったら、多分ちゃんと出来てた。( 黒く焦げた歪な形の玉子焼きを前に口先尖らせつつ謎の負けず嫌いを発揮するも、箸を持ち出した相手を視界に捉えれば困ったように眉と眉が寄り )…ちょ、待った。そんなの食べたらお腹壊しちゃうかもよ。
何時も甘えてるのにこれ以上甘えるなんて…。( ぐぬぬ )~ッ、今の録音しておけば良かった…!( ← )あー、それいいね。颯汰に悪戯して困らせたい。( にまにま )
──…せっかく薫さんが作ってくれたのに食べないなんて勿体ないです。( 焦げた玉子焼きを口へ運べば確かに苦い味がし時折バリバリと音がするも表情は変わらずそのまま咀嚼し飲み込めば )…ほら、食べれました。俺はどんな物であれ貴方の作る料理は食べます。それとも俺が手取り足取り教えましょうか?
遅くなってすみません。俺はもっと甘えてくれていいんですけど。( ちら )薫さんの頭の中に録音しておいて下さい。( ← )…やっぱり。悪戯したら塩撒きますよ?
ただいまァ。…あー、疲れたー。( ぐでーん )それで返事なんだけど、今日は無理そうで…─少しだけ待ってて欲しいっ。ごめんな。( ぺちんと両手合わせて )
( 箸で摘まんだそれを相手が口に運んだ瞬間、反射的に俯いてしまうも"ほら"と発する穏やかな声に恐る恐る顔を上げれば紡がれた言葉に双眸見開いて )……~っ、あー、もう。お前狡いよ。…何でそんなに格好良いんだ。( 相手の優しさに触れ感極まった涙ぐんだような声でぽつりと零すと気恥ずかしげに冗談を続け )…ん。教えて、先生。…なんつって。
俺も遅くなっちゃった。…何つーか…、甘え過ぎて飽きられないかなって、不安になったりならなかったり…。( ぼそぼそ )えー、俺馬鹿だから録音しても直ぐ忘れる。( ← )恋人の俺に塩は効きません、…たぶん。
本当の事を言ったまでなんですけど…。俺だって薫さんの格好良い所を知ってますよ。( 涙ぐむ瞳を見据えれば頬に手を添え親指の腹で目元を撫でると微笑み"先生"と呼ばれると、どこからか伊達眼鏡を出し耳に掛け( ← )先ずは卵の割り方からと新しい卵を冷蔵庫から取り相手に渡し )…はい。最初に卵の割り方からやりましょうか?
遅れても全然大丈夫です。俺は…甘えてくれた方が好きです。( 瞳見つめ )そこは恋人の声なんですから頑張って録音して下さい。( ← )…本当は塩なんて撒きたくないです。だから悪戯は二人きりの時にして下さい。
ん、ありがと颯汰──…って、おま、何処からそれを…!( 指の腹で撫でられた片目を閉じ膨らむばかりの恋慕に口許に笑みを浮かべるも、不意に現れた見慣れぬ眼鏡姿に鼓動高鳴れば緩んだ涙腺は引っ込んでしまい、然り気無く取り出したスマホで記念に一枚撮影( ← )。片手で卵を受け取りつつ何事もなかったかのようにスマホをポケットに仕舞うと )…いきなり難易度高い。
こ、これでも沢山甘えてるつもりで、颯汰に目一杯構って貰ってる…と思ってたんだけど…。( 一歩ずつ歩み寄りつつどう甘えようか悩んだ結果、相手の胸元にぽすりと身を預け )…えー、どうしよう。もう忘れちゃった。( ← )…ほう。二人きりの時はいいんだ。( にひひ )
( 伊達眼鏡姿で撮影されれば双眸瞬き恥ずかしさから頬染め咳払いを一つすると眼鏡を上げ気を取り直し。難易度が高いと言われれば思案すると相手の背後に回りハグする形でそっと手を取り耳許で優しく囁き ) …俺と一緒にやってみましょう。これなら薫さんも覚えられるでしょう?
可愛すぎ…薫さんが甘え下手で良かったかもしれません…他の人にそんな甘え方しないで下さい。貴方は俺にだけ甘えて…。( 抱き寄せ髪に口付けし ) …早っ!俺の声ってそんなに忘れやすいですかね。( ← )…へ、部屋だけにして下さいよ。( ちらり / 不安 )
( 気恥ずかしげに眼鏡を上げる所までは想定内であり、やはり撮影しておいて良かったと内心でガッツポーズしたのも束の間。背後に回った相手の体温を感じる形に何とも言えぬ羞恥に襲われて硬直してしまえば直接囁かれる低い声と吐息に肩を竦めつつ平静を装い )…ッ、確かに分かり易い、けど…。
…颯汰こそ、こんな事するのは俺だけにして。俺以外にしないで。…誰にも渡したくないんだ、お前のこと。( 顔上げれず力無く頭を相手の胸へと預け )…ぶはっ、冗談。冗談だよ。恋人の声をこんなに早く忘れるわけないだろー。( ← )…要求が多いぞ、人間。( びしっ/← )
…習うより慣れろって言うし…だから俺と慣れていきましょう。ちゃんと卵持ってて下さい。先ずは卵にヒビを入れて──…。( 羞恥も何も感じる事無く身体を少し預けるように相手の背中にぴたりと寄せ耳許で説明をしてから右手に手を添えると平らな場所で軽く卵を叩きヒビを入れ左手の親指と右手の親指で割りボールに中身を落とし )
しません…誰のものにもなりません…俺は薫さんのものです。( 微笑 / 背中撫で )…じゃあ、録音はしなくていいですね?( ← )人前で悪戯されたら困るんです…で、でも悪戯にもよりますけど。( ごにょごにょ )
( 密着した状態では無意識の内に少々身体が強張り、早まる鼓動がバレないかとさえ考えてしまう程に余裕が無かったものの、自分とは違い変わらず冷静な相手が淡々と卵にヒビを入れてしまえば )…え、あ、ちょっと待っ…───わ、割れた。( 慌てて卵に集中しようと視線を落とすと綺麗にボールに落ちた中身は殻ひとつ入っておらず、嬉々として首を捻って後ろの相手と視線を交えると歯列晒して笑って見せ )なあ、今の見た?すっげー綺麗に割れた!
ん、…俺の颯汰。( 独占欲露に胸元に額ぐりぐり押し付け )…!!録音しない流れになっちゃった。( がーん/← )どうせ周りから見えないし、ちゅうでもシてやろうかと思ったんだけど…。( ふふん )
──…はい、俺が後ろでやって邪魔かとも思いましが上手く割れたみたいで良かったです。…次は一人でやってみますか?( 卵が割れたくらいでこんなにも笑みを浮かべる相手に純粋なんだな、と思えば視線を交え此方も笑みを向けて。一旦離れると冷蔵庫から新たに卵を出し相手に渡し )
台風は大丈夫ですか?俺の方は今のところ大丈夫です。…か、薫さん…少し擽ったいです。( 髪の摩擦が擽ったく片目を瞑り )…毎日聞いてるんだからいいじゃないですか。( ← )そ、そう言うのは人前でするものでは無いと思います…。( 頬染め )
…うん、やってみる。( 大好きな恋人の笑顔に更に機嫌が上向きかけたものの、卵が割れたくらいで上機嫌になってしまう自分に気付きハッと我に返れば、一人舞い上がってしまったという多少の羞恥心に襲われながらも妙な気恥ずかしさを誤魔化すように卵を受け取り。平らな所で軽く卵を叩いてヒビを入れ、先程と同様にボールに中身を落とすも今度は黄身が破れてしまい落胆の声を漏らして )………やっぱり颯汰が居ないと難しいな、
此方も大丈夫。ちょっと雨が降ったくらい。…んー、ごめんごめん。( 口先だけの謝罪と共に顔を上げ、胸ぐらを掴んで軽く引き寄せれば目尻に口付け落とし )それもそうだ。此れからも毎日聞かせてね。( ← )…どうせ誰にも見えてないよ。( 頬に手を伸ばし緩く撫で )
…最初から出来る人なんていません。薫さんが納得いくまで付き合いますから、また休みの日に特別レッスンしましょう。…それより仕事の時間大丈夫ですか?( 落胆する相手の背中に手を添え撫で顔を覗き眉尻垂らし告げて。教えるのに夢中になっていた為、時間も経過していると思い時計に視線を向け )
それなら安心しました。この後の展開はどうしますか?…えっ…?か、薫さん…!( 急に引き寄せられ驚けば柔らかい感触が伝わり目を見開き )それなら薫さんも聞かせて下さい。( ← )…反応に困ると言うか…一人で恥ずかしがってたら周りから変な目で見られます。( 頬染めたまま / 手を重ねすりすり )
…うん。また颯汰に先生やってもらう。( 自分を宥める言葉を掛けているにも関わらず、覗き込むようにして此方を見つめる相手を"可愛い"等と場違いな思いが膨らんでしまうも( ← )、続けられた発言に視線は時計へと向き、早起きの意味があったのか急ぐ必要はなく )んー、大丈夫。…ギリギリ。
最近遅れてばっかでごめんな。多忙時期に突入したから8月中は遅れる事が多くなりそうで…。そうだなァ…、このまま遊園地デートまで飛ばしても良さそう…って思ったけど、折角だしこの時期だから祭り行きたくない?夜まですっ飛ばしてさ。( 頬掻き )…何か急にシたくなった。…駄目だった?( 小首傾げ )え、俺も?…俺のはお高いけど。( ← )じゃあ慣れるまで練習する?( 恋人の体温を掌で感じ/でれでれ )
…あ、そう言えば今日は近くで祭りがあるみたいです。浴衣着て行きたいんですけど…薫さんどうですか?( 時は夕暮れになり、この間スーパーのポスターで今日祭りが開催されると見掛けたのを思い出せば、せっかくなので前々から用意していた浴衣を着て行きたいと提案をし誘って )
(/教えてくれて有難う御座います。俺は薫さんの私生活に口を挟む権利は無いので返信はいつでも平気です。祭り良いですね!なので、すっ飛ばしてみました。今から祭りデート行きましょう!…駄目じゃないです。もっとして下さい。( ぽつぽつ )俺の事…本当に好きですか?( ← )そうですね。付き合ってくれるなら。( 手を持ち甲に口付けし )
─…!!行く!( 実は仕事仲間から祭りの存在を聞かされていた為、今日の事は密かに知っていて。此方から誘うつもりが相手が先に言ってくれた事により"待ってました"とばかりに即答し、楽しげにソファから立ち上がればクローゼットを開けて浴衣を捜し )花火は上がる…よな?俺ラムネも飲みたいんだけど。
そう言ってくれると助かるよ。多忙だけど颯汰が居れば頑張れそう。( ぐっ )あっ、先にすっ飛ばしてくれてありがと、祭りデート楽しもうなッ。─…ん、素直な子にはいっぱいシてあげる。( 双眸細めて )…馬鹿!!好きに決まってんだろ!あ、あいしてるんだよ!( ← )…っ…お前がキスされる側、なのに。( 柔らかな感触に瞳泳がせ )
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