夜に咲くのは紅き薔薇（〆）

（/急なコメントお許しください。募集板で見かけた時からとても素敵な募集しますであり、ぜひお相手したいと思いましたが、その時はすでにお相手様が決まっていました。返信もなく、10日経ちましたので、ぜひ参加希望させていただきたいと思います。）

（/まさかの嬉しいお申し出にテンション上がっております……！10日も待って頂けたなんて、本当に嬉しいです、ありがとうございます。是非、一緒になりきりを楽しめればと思います。つきましては、息子様の簡単なキャラ概要を教えていただけますでしょうか？）

「すいません、急に雨が降ってきて雨宿りさせて欲しいんですけど…。」
「俺には帰らないといけない場所があるんだ…！」
「やだ、君の全部見せてよ…。」

ノア/19歳/男/人間/薬師/176cm/森に薬の材料を探しにやってきたが、突然の豪雨に見舞われ、屋敷に雨宿りに来た/健康的な肌、黒髪のベリーショート/黒眼/いつも山に登りに来ているからなのか、それなりに筋肉は付いており細マッチョ/普段は押しに弱いがスイッチが入るとs寄り/世話好き/困ってる人は放って置けない/お人好し

（/許可ありがとうございます。簡単なこちらの概要はできましたが、いかがでしょうか？また、お聞きしたいことがあるのですが世界観の設定は現代でしょうか？昔でしょうか？また、日本でしょうか？海外でしょうか？）

（/pfありがとうございます。屋敷に迷い込んだ理由まで書いて頂いて……黒髪ベリショ細マッチョとかかっこよすぎます……！ただ一点だけ、年齢の下限は20歳とさせて頂いているので、そこだけご留意頂いてもよろしいでしょうか？

　質問への回答ですが、時間軸は現代です。ただ、ラヴロッカ自身が、世捨てといいますか、俗世と一切かかわりなく、ほぼ屋敷の中だけで生きていますので、文明の利器は屋敷の中にはあまりないです。ギリギリレトロなラジオが置いてあるくらいかと。出来ればですが、本編中でのスマホやパソコンの利用なども控えて頂ければ、と。外部との連絡方法は、ラヴロッカの使い魔のカラスやコウモリに手紙を運ばせることくらいだと考えて頂ければ。舞台は海外です。吸血鬼モノですので、ルーマニアだとか、その辺をイメージしています。

　以上で質問へのお答えとさせて頂きますが、何か他にもご不明な点がございましたら、お気軽にお申し付けください。）

(/自分としたことが見落としておりました…。承知しました。そのことを踏まえたうえでもう一度pfを提出させていただきます！)

ノア/21歳/男/人間/176cm/薬師/山の麓の村で薬屋を営んでいる/森に薬の材料を探しにやってきたが、突然の豪雨に見舞われ、偶然見つけた屋敷に雨宿りに来た/健康的な肌、黒髪のベリーショート/黒眼/いつも山に登りに来ているからなのか、それなりに筋肉は付いており細マッチョ/普段は押しに弱いがスイッチが入るとs寄り/世話好き/困ってる人は放って置けない/お人好し

(/こんな感じでよろしいでしょうか？質問のご回答ありがとうございます。最後に一つ、主様のキャラはなんと呼ばせていただけばよろしいでしょうか？「ラヴ」「ロッカ」「ラヴロッカ」と考えているのですがいかがでしょう？とりあえず絡み文だけ載せますね！)

すいませーん…だれかいますかー？
(ある日の夕方、いつものように薬の材料の山草や木の実などをとりに山へと行き、あらかた材料を取り終えた頃。切り上げて帰ろうとしたその瞬間、突然の豪雨に見舞われて。今から降りるとなると材料が水浸しになり、傷んでしまう。どこか近くに雨宿りできる場所はないかと駆けているとそこには初めて見る大きな屋敷があり。こんなところにこんな建物などあったかと思いながらもその屋敷の中に駆け込めば上記のように誰かいるのかと問いかけて。)

（/訂正ありがとうございます、完璧です……！呼び方は、最初は普通に「ラヴロッカ」でお願いします。慣れてきたら略称、というニュアンスです。略称については、ラヴでもロッカでもどちらでも構いません！）


――――あらあら。お客様なんて、一体何年ぶりかしら
（　陽が傾きかけたころ、吸血鬼は目を覚ます。シックな黒い棺が独りでに音を立てて開き、重力に逆らうようにしてすぅっと起き上がる。夕暮れ時、人間ならばそろそろ夕餉の準備を始める頃だ。だが、人の生き血を糧とする己にとって、普通の食事は意味を成さない。さて、何をしようか――思考を巡らせた瞬間、屋敷の中に男の声が響く。目をぱちくりさせながら、玄関ホールへゆっくりと向かい、2階部分からノアを見下ろしながら、驚きとも、喜びともつかない声音で言葉を紡いで　）

雨に濡れてるということは、あなたは人間なのね。ほら……あなたたち、彼にタオルを。
（　もしノアが己と同族の吸血鬼であるなら、雨には濡れないはず。だがそうでないということは、彼は人間ということだ。ずぶ濡れの様子を見て取れば、数回小さく手を打ち鳴らし、乾いた音が屋敷に響く。それに反応するように、使い魔のコウモリたちがどこぞやら現れ、みんなで協力して口にくわえた一枚のバスタオルを、ノアの頭から被せるように渡して　）

！？あ、あなたは…
（屋敷の中に入ると、初めは暗くてよく見えなかったがだんだん目が慣れてくると外見の通り広々としたホールが確認でき。厳かなシャンデリアに威圧感漂う甲冑の置物。それらに呆気にとられながらなかに進んでいくと、突然上方から声が。反射的に声のする方を振り向くとそこには、病的なまでに白い肌。真紅の眼。紫の流れるような髪と、妖艶ながらも人間離れした雰囲気を醸し出す女性がいて。相手はこの屋敷の主人だろうか。そう思いながらこの屋敷に入った経緯を口に出そうとすると、屋敷に乾いた手の音がすれば急に空からタオルが降ってきて。なにかと思いながら空を見てみるとバサバサと羽ばたくコウモリが数匹飛んでいる。まさかコウモリが運んで来たのだろうかと思いながらも「あ、ありがとうございます…。僕はノアといいます。」とだけ口にすれば、この屋敷に入った経緯を説明して。）

（/呼称の件、了解しました！早速ですが、主様になにか「こうしたい」というご要望はありませんか？）

あら、もしかして気付かなかったのかしら……？私はラヴロッカ、夜薔薇の屋敷のヴァンパイアよ。よろしくね、ノア
（　自分の正体を問うノアに対して、ひょい、と眉を上げて青白く細い指先を己の口元に宛がう。先ほど自分は、「雨に濡れてるということは、“あなたは”人間なのね」と告げた。この文意からして、少なくともラヴロッカは人間ではない存在ということが説明せずとも分かると思ったのだが、どうやら彼は気付かなかったらしい。相手が名乗れば、己も名乗る――隠すことでもないので、ついでに正体の方も告げておいて　）

そう……災難だったわね。本当に、災難。――とにかくこっちにいらっしゃい。身体を温めなくちゃ
（　屋敷に駆け込んできた経緯を聞けば、神妙な顔で数回頷いて同情の意を示す。雨宿りで逃げ込んだのが、よりによってこの私の屋敷とは。災難、というワードを繰り返すことで、少し意味深な雰囲気を醸し出したが、すぐにそれを払拭するように、柔らかく微笑む。ついていらっしゃい、と言わんばかりに、暖炉のある応接室へと先に歩み出し、コウモリたちに暖炉に薪をくべさせて　）


（/>>1の冒頭にあるように、ラヴロッカは衰弱しています。理由として、もう何年も人の血を飲んでいないことが挙げられます。ノアくんは優しくてお人好しとのことですので、ラヴロッカが空腹や貧血で倒れてしまう→俺の血を飲んでくれ……みたいな流れも美味しいかと。なぜ、ラヴロッカが吸血をしなくなったのか、そういった過去についてもその流れの中で触れていければ幸いです。逆に、ノアくん本体様は何かございますか？）

ヴァンパイア…！？
（先ほどの相手の、まるで自分は人間ではないというような口ぶりも、相手の合図とともにやって来たコウモリも、自分の中でどこか違和感を覚えていれば、相手から告げられた真実に目を見開いて。相手がヴァンパイアなら、先ほどの違和感も納得できるが、ヴァンパイアは物語の中の存在と思っていたため現実味が湧かず、ただ呆然とするばかりで。）

（こちらの経緯に同情するかのように数回頷く相手を見ていると、この場は逃げた方がいいのだろうかと思案して。しかし、タオルを渡してくれたり、これから暖炉で暖めさせてくれたりと案外悪い人ではないのかもしれないと、これから餌にする者に適切な対応をとられていることに気づかずそう思い込めば「あ、ありがとう…」と暖炉の前に行って火に当たり、体を温めて。「…ラヴロッカさんはいつからここに住んでいるの？」と、これから血を吸われるのだろうか、もしかしたらこれが最後に見る火かもしれないと、冷静に装っているが頭の中はパニックになっており、気分を落ち着かせようと他愛もないことを聞いて。）

（/了解です。その流れで行くとラヴロッカ様が倒れる伏線がいりますね。しばらくは雑談させて、急に倒れる感じにしますか？

こちらとしては、ラヴロッカ様が寂しがり、強がり、独占欲が強いとのことで、村に帰れるようになったら自分が村に帰っているときは寂しがっていたり、血を分けに屋敷にくるときに他の女の匂いをさせていたら、ラヴロッカ様の独占欲を煽るようなイベントを発生させたいなと思っております。）

あら、ヴァンパイアは初めて？あなたの村には良い魔除け師がいるのね
（　己の正体を聞いて、恐れより先に驚きを前面に出したノアに、くすりと笑みをこぼす。世の中には、自分のようなひっそりと生きるタイプではなく、容赦なく人里を襲って人間の生き血を貪るヴァンパイアもいる。そういった輩からの襲撃を受けていないことは、ノアにとっても、ラヴロッカにとっても僥倖だった。こちらとしても、ヴァンパイアという存在に、余計な警戒心を抱かれないで済む　）

さあ……いつからだったかしら。以前は私も、人間の住む街にいたのだけれど。
（　手を口元に当て、小首を傾げて記憶を探る。少なくとも数十年単位も前のことだから、結局具体的な数字は分からずじまいで。それでも、普段ならば思い出すことなどあまりない、かつて人間と共存していた頃のことを思い出せば、懐かしそうに目を細めて　）

……ところで、ノア。あなた――わたしが怖くないのかしら？
（　人間からすれば、ヴァンパイアは自分の血を貪られるかもしれない化物だろうに、冷静に言葉を交わしてくれることに、ラヴロッカは秘かな喜びを感じていた。ノアが気分を落ち着かせようと冷静を装っていることには気づかず、すぅっと地面を滑るように彼に近付いては、とても近い距離で顔を覗き込んで　）


（/いずれにしても、吸血するのは二人が恋愛関係になってからだと思っているので、倒れるのはもう少し先になると思います。雑談の中で自己開示していき、ラヴロッカはノアくんの人柄に惹かれていく感じにしようかな、と。

　そちらのご要望についてですが、こちらの記載不足で、ご期待には添えないかもしれません。>>1のラヴロッカの台詞にある通り、夜薔薇の屋敷から出るにはある条件が必要です。基本的にその条件は満たすことが極めて困難ですので、ノアくんが屋敷から出ることは難しいかと……申し訳ございません。こちらの独占欲を煽るイベントについては、ノアくんが過去に付き合っていた女性の話をうっかり口にしてしまって、それにラヴロッカがやきもちを焼く、という代替案があるのですが、いかがでしょうか？）

…そういえば、胡散臭い魔除け師の人がいたかなぁ…。
（くすりと笑みを浮かべながらヴァンパイアは初めてかと問いかけて来た相手に手を顎に当てながら考え込むような素振りを見せると、そういえば村長が村に魔除け師を雇っていたことを思い出し、そう呟いて。生まれてこのかた村から出たことがなく、他の村や町がどのようなものかわからず、魔除け師に関してはただ居るだけの人物だと思っていたが、ちゃんと役割を果たしていたのだなと今更感心して。）

それって、人を襲うためか？
（こちらの問いかけに対して小首を傾げて考え込むような仕草を見せると、人の街に住んでいたということは食料に困らないためなのだろうかと問いかけて。しかし、懐かしそうに目を細める相手になにか引っかかったようで「寂しく…ないのか？」と問いかけて。）

うわ…っと…
（暖炉の前で暖まっていると、急に問いかけられ相手の方向を向こうとすれば相手の顔が目の前にあり驚いて。「怖くはないのか」という問いかけに対して、しばらく考え込んでいると「怖く…はないかな」と、口を開き「ラヴロッカさんが本当に悪いヴァンパイアなら、僕はもう血を吸われてとっくに死んでるよ。」と微笑んでそう言って。全く怖くないわけではないが、それでも今生きているということは相手は悪いヴァンパイアではない。それに、麓の村に血を吸いに来てないのならなにか理由があるはずだと思って。）

（/なるほど、吸血に関して承知しました。ではしばらく雑談させてどこかで恋愛関係に発展、もしくは通じるイベントを発生させたいですね。

いえ、こちらのリテラシー不足で申し訳ありません。それでは、その条件というものは、雨が上がって帰ろうとしたところでラヴロッカ様から教えられる…という形でしょうか？極めて困難な条件なら、そんな簡単に教えられないような気もしますが…。代替案の件について了解しました！タイミングを見計らって話してみます！）

あら、私がそんな野蛮に見える？無理やり食べたって美味しくないわ。……寂しい方が、いいこともあるのよ
（　襲う、というワードに、いかにも心外と言わんばかりに眉を寄せて見せる。自分は相手の合意もなしに力任せに吸血なんてしない、と。寂しくないのかと問われれば、途端に口を噤み、ふい、と顔を逸らす。窓を叩く雨粒を物憂げな瞳でじっと見つめながら、問いかけについて否定はせず　）

……ふふ、それもそうね。安心して頂戴――私はもう、人の血を吸うつもりはないの
（　怖いかと問えば、微笑みを返されたことに、呆気にとられたように一瞬瞠目して。数秒後、つられたように表情を綻ばせ、静かにノアから離れながら、吸血する意思は一切ないことを告げる。吸血鬼が人の血を吸わないということは、人間にとって、食事を摂らないと言っていることと同義で　）


（/そうですね、ラヴロッカもノアくんも時と場合に応じて受け攻め転換できると思いますので、恋愛への発展については流れに任せられればいいかな、と思います。

　そうですね、ラヴロッカにとってもその条件は非常に大きな意味をきたしますので、すんなり教えることはないです。この件に関しても、２人が恋愛関係に発展し、仲が深まった以降に浮上してくる問題だと捉えて頂ければ大丈夫です）

じゃあなんで人の街に住んでたんだ？
（こちらの言葉に対して眉を寄せて心外だと言えば、では何故、人ではない相手が人の街に住んでいたのだろうかと気になって。「寂しくないのか…」という問いかけはまずかっただろうか。問いかけた途端に顔をそらす相手が寂しいことは否定せず、その方がいいと言えば「…寂しくていいことなんてないよ。自分が自覚してるなら尚更よくない。」と、いくら相手が人外だとは言え「寂しい」を自覚しているならいいことなんてないと訴えて。）

えっ…？そ、それって大丈夫なのか？
（微笑んではみせたが、それは多少なりの強がりが入っており、釣られて相手が表情を綻ばせるとほっと胸をなでおろして。しかし、次に告げられた事実に目を見開いて上記のように問いかけて。血を吸わないということは人間でいう絶食のようなもので、そんな状態で生きていられるのかと、もしかしたら油断させるための嘘なのかもしれないというのに人柄故か、なによりも第一に相手の心配をして。）

（/恋愛関係への発展への流れ、条件の件について了解しました。またなにかあったら相談します！）

……愛していたの。その人の傍にいるために、人に紛れて住んでいたのよ。ふふ……酔狂だと思う？餌を愛してしまう獣なんて
（　相手の鋭い問いに、そっと目を伏せる。己の過去については、隠すつもりはない。そして告白するのは、吸血鬼にとってはただの得物に過ぎないはずの人間を、かつて愛していたという過去。自嘲気味な微笑みを浮かべて、ノアへと視線を戻して　）

いいえ、そんなに悪くもないわ。孤独に耐えれば、もう誰も傷つけなくて済むもの
（　寂しいことは絶対によくない、という若者らしい率直な意見に、思わず笑みをこぼしてゆるゆるとかぶりを振る。寂しいにはそれなりの理由があるのだ、とふんわり告げて、“あなたは優しいのね”と付けくわえて　）

勿論、良くないわよ……肉体的にはね。けれど、これは昨日今日決めたことではないの。ふふ……あなたにとっては喜ばしいことなのに、変わった人ね
（　大丈夫かと言われれば、素直に大丈夫ではないことを告げる。その通り、ラヴロッカは衰弱している。使い魔たちに身の回りの世話をしてもらいながら、ゆっくりと死を待つ生活だ。それよりも、目の前にいる吸血鬼が、もう血は飲まないと述べたことに対して、安堵よりも心配が先に来た相手に興味を抱いたようにじっと見つめて　）

…それだけで充分すぎる理由だよ。
（「人を愛していた。愛していたから人間の街に住んでいた。」述べられた理由に、思わず微笑みかければ上記のように言って。自嘲気味な笑みを浮かべる相手がこちらへと視線を移せば「ラヴロッカさんが何者でも何を愛するのもラヴロッカさんの自由だ。それに、その酔狂がいいんじゃないかな？」と、愛は隔たれるものではなく皆平等で自由なものだと自分なりの論を相手に伝えて。）

…でも、人を傷つけないために自分が我慢するのも違うと思う。
（笑みをこぼしながら言葉を紡ぐ相手には、それなりの理由があるのだろう。それか過去にトラウマになるような、なにかショックになるようなことがあったのだろう。しかし、相手にも譲れない思いがあるのと同じようにこちらにもわかってもらいたいことある。「あなたは優しい」と告げられれば「ラヴロッカさんこそ」と、我慢してまで他人を傷つけることを嫌がる相手こそ優しいと返して。）

だからって、このままじゃ死んでしまう！
（こちらの問いかけに対して、きっぱりと大丈夫でないことを告げられると、突然声を荒げて。命の源である血を摂取することをやめた相手にも相手なりの理由と覚悟があるのだろう。しかし、目の前で弱っている相手を見過ごすことなどできるわけがなく、「なんで血を吸わないんだ？」と、何か自分が解決できるかとしれないと理由を聞いて。）

（/お待たせしてしまって申し訳ございません……！仕事の都合で、次に返信できるのが30日以降になってしまいそうです、すみません……。）

（/了解しました！こちらのことは気にせずお仕事に集中なさってください！）

（/あげてみます）

…………あなたが、同族だったら良かったのにね。――いいえ、忘れて頂戴
（　人格者であることをありありと感じられるノアの言葉に、ふっと目を伏せるが、その表情に浮かんでいるのは、憂いではなく安らかな微笑みで。もし、もしもあの時、一人でもいいから、ラヴロッカの味方をしてくれるヴァンパイアがいれば、きっと状況は違っていただろう、と。だが、過去を愁いても仕方がない。伏せた瞳を開いて、忘れるようにと告げて　）

もう……怖いのよ。自分が同じ過ちを繰り返すことが。分かってとは言わないわ。ただここで、静かに朽ちていきたいのよ
（　何とかこちらを説得しようと、声を荒げるノアとは対照的に、ラヴロッカは静かに微笑む。まるで今にも枯れ落ちてしまいそうな花のように儚げに、しっとりと言葉を紡げば、駄々をこねる子供をあやすかのように、ノアの頬を冷たい指先で撫でて　）

ヴァンパイアには心があり、人にも心がある。それを分かっていて人の生き血を啜るなんて、理性をなくした獣と同じ。私にだって、矜持はあるわ。それが、私の出した答えなのよ
（　何故吸血しないのか問われれば、ふぅ、と息を吐いてから、暖炉の火へと視線を移し、ゆっくりと言葉を紡ぎ始める。人は生きるために肉を喰らうが、それは屠殺する相手が言葉を持たぬ獣だから出来ることだ。だが、自分たちヴァンパイアの餌はそうはいかないのだ、と。理由を語り終えれば、「あなたには納得できないかもしれないけれど、」と付け加えて、小首を傾げてふわりと笑って　）


（/大変遅くなり申し訳ございません……！よろしければ、今後ともお相手頂ければ幸いです。）

（/こちらこそ、気づくのが遅れてしまい申し訳ございません！
なりを伝える前に１つ聞きたいことがあって、主様はどのような感じで進めていくとかイメージはありますでしょうか？人の血を吸わない原因についてどう聞けばいいかイメージが思い浮かばなくて…）