夜に咲くのは紅き薔薇（〆）

ヴァンパイア…！？
（先ほどの相手の、まるで自分は人間ではないというような口ぶりも、相手の合図とともにやって来たコウモリも、自分の中でどこか違和感を覚えていれば、相手から告げられた真実に目を見開いて。相手がヴァンパイアなら、先ほどの違和感も納得できるが、ヴァンパイアは物語の中の存在と思っていたため現実味が湧かず、ただ呆然とするばかりで。）

（こちらの経緯に同情するかのように数回頷く相手を見ていると、この場は逃げた方がいいのだろうかと思案して。しかし、タオルを渡してくれたり、これから暖炉で暖めさせてくれたりと案外悪い人ではないのかもしれないと、これから餌にする者に適切な対応をとられていることに気づかずそう思い込めば「あ、ありがとう…」と暖炉の前に行って火に当たり、体を温めて。「…ラヴロッカさんはいつからここに住んでいるの？」と、これから血を吸われるのだろうか、もしかしたらこれが最後に見る火かもしれないと、冷静に装っているが頭の中はパニックになっており、気分を落ち着かせようと他愛もないことを聞いて。）

（/了解です。その流れで行くとラヴロッカ様が倒れる伏線がいりますね。しばらくは雑談させて、急に倒れる感じにしますか？

こちらとしては、ラヴロッカ様が寂しがり、強がり、独占欲が強いとのことで、村に帰れるようになったら自分が村に帰っているときは寂しがっていたり、血を分けに屋敷にくるときに他の女の匂いをさせていたら、ラヴロッカ様の独占欲を煽るようなイベントを発生させたいなと思っております。）