【3l】路地裏奇譚

【3l】路地裏奇譚

匿名さん  2017-08-18 14:56:56 
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曇空は徐々に黒さを増していつの間にか細い線を引いて水が降ってきていた。
足元の赤が石畳の間を縫う様に溝へと向かって流れていく。
写真と足元に転がる屍の顔は一致、表通りでは目にしないような汚い欲や死がこの裏通りには溢れている。

そんな汚い世界で最も汚い生き物こそが
きっと僕らなんだ

※多少のグロや痛い描写が入ります
※殺し屋達のお話
※3l注意

>>1 世界観
>>2 募集

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  • No.101 by マリア  2017-08-24 18:16:21 

>>ヴィクター

ボス。
(聞き慣れた声に顔を上げれば、勿論そこに居たのは脳裏に浮かんでいた通りの人物──自分のボスであるヴィクターで。差し出されたコートに一瞬きょとん、としたあとに彼の深い緑の瞳と目線を絡めたものの、ふわりと自分の鼻腔を擽る甘すぎるベリーの香水の香りにすぐに眉を顰めれば「…違う女性の匂いのついたものを女性に渡すのは紳士として如何なものでしょう。それにコートに血が付いてしまうので結構です。」と自分の上司…そして自分の所属する場所のボスに向かってずけずけと告げてはコートをやんわりと相手に返して。無論、今マリアの脳内で仕事のスイッチの入っている状態だからこそ出来ることであり、スイッチがオフな状態では決してこんな失礼なことを言えるわけがなく。「標的は無事始末しました。丁度会えて良かったです、アジトに帰る手間が省けました。」と本日体を重ねて殺した標的の写真にバツマークの付いた書類を相手に渡して自分の仕事が無事に終わったことを伝え。これならば帰ってすぐにシャワーが浴びれそうだとこれからの予定を脳内で組み立ててはにこりともせずに相手を見上げて返事を待ち。)

(/いえいえ!
こちらこそ仕事モードの時は可愛げの欠けらも無いボス補佐ですがどうぞ宜しくお願い致します……!!)

  • No.102 by ナト  2017-08-24 21:49:27 

>>アルコン
握手?度胸あるんだね
(普通、同業者だとしてもそうでないとしても相手の手を握ろうとするだろうか。腕が使えなければ武器の使用には不利だ。「遠慮しておこうかな、ごめんね…綺麗な手を傷付けたくはないからね」と珍しく女性相手だとしても断りつつ柔らかく微笑んでみせ)

>>マリア
ねえ、そこの綺麗なお姉さん。僕と遊ばない?
(近くの建物の外階段。古びたそこから下を見下ろし、頭上から綺麗な女性に声をかけた。白に映える赤の綺麗なこと、綺麗なこと。「血の匂いのする女性も素敵だね」と語尾にハートがつきそうな程に上機嫌に笑って)

>>ヴィクター
捨て駒の人生に想いを馳せるのも暇つぶしにはなるから
(罪悪感よりも一つの物語を読むようなワクワク感を得たいがためにも殺人をする、あれはゲームだ。寄り道、という言葉に楽しそうに無表情のまま身体を揺らすと「僕みたいな下っ端はいらないでしょ」と言いつつ付いていくつもりなのかヴィクターの隣りに立ったまま車をそわそわと見て)

>>カイン
…僕は殺し屋でいいや、物心ついた時から殺し屋って方がゲーム的には楽しい
(テーブルに軽く腰掛けると脚を揺らしつつ軽く答え。生い立ち、気になるけれど思い出そうと考えると靄がかかる。「君は、僕の過去を知ってたりする?僕が、売られる前のこと」と尋ねつつコーヒーを覗き込んで)

  • No.103 by エルヴィーラ  2017-08-24 22:48:09 

>路地裏all

まったく、面倒なことになったものですね・・・外に出るという性分ではないのですが
(事件に関する書類の山と格闘し終え、深くため息を吐くとぎゅっと目を閉じ瞼を強く押さえる。目立たないことも仕事のうちである、とはいうものの今回ばかりはそうもいかないだろうと考え、まずは聞き込み程度と相変わらず地味なスーツと化粧っ気のない姿で夜道に出ようとし)

>Raven本部all

初めまして・・・というのもおかしなことですね。でも私が今まであなた方の前に出ることはありませんでしたから。エルヴィーラと申します。名前だけはご存知ですわよね?
(冷静な声音だがいつもの彼女とは違い、表情を和らげて挨拶する。ここで下手は打てないと考え、弁護士時代の相手を信頼させる技術を活かそうとしながら)

(/参加許可ありがとうございます。一見冷たそうですが絡んでいただければよく喋る幹部です。よろしくお願いします!


  • No.104 by カイン  2017-08-24 23:23:49 

>マリア

おっと、失礼、
(考え事をしつつ手元のファイルを引っ掻き回しながら廊下を歩けば、曲がり角の所で丁度相手とぶつかりかけて。「あー、君は…」 こんな所にいる時点で同業者に違いないのだが、どうしても名前が思い出せずに口篭り。Ravenは勿論StaticeもSionも役職なしの構成員に至るまでほぼ全員、名前と顔は覚えているはずだったのに、掴みにくい印象がそうさせるのかどうやったって記憶に結び付かず

>ナト

来る前の事は知らないけど、此処に来た時の事なら少しは覚えてるよ。
(その前に人の机に座るなんて御行儀が悪い、と言ってやりたかったが一瞥をくれるだけで組んだ手の上に顎を乗せてその頃を思い出すように目を閉じて。どうやら過去を引っ張り出すと自分に都合の悪い記憶まで付いてくるらしい、直ぐに目を開けて 「…やっぱり忘れた。」と

>エルヴィーラ

よく知ってるよ。で、事務方さんがわざわざ何の用?
(彼女について部下に調べさせた書類を見ながら、椅子をくるりと回せば噂の影役者と実際顔を合わせるのは初めてで。こんな人間まで出してくるなんて余程Staticeも今回の事で痛い目を見ているらしい、計画通りといえばそうなのだけれど意外と反応が過剰すぎて、少々こちらの身も危ぶまれる、彼女の来訪は単なる挨拶ならいいのだけれど、と警戒から思わず値踏みするような視線を

  • No.105 by シビア  2017-08-24 23:30:07 

>ナト

じゃあ、「おそろい」だな(妙なイントネーションで口にしながら、笑うでもなくただ、何時ものぶっちょうづらで彼らしくない詞を呟けば、俺も育ちは下町だ、と続け。そうだな、そろそろ切ろうか、と人事のように前髪に触れ、みがるな身のこなしの相手を視界の端に収めれば、さすがだな、と賞賛し

>アルコン

気に入ったならよかった(相手の心境など知る由もなく、サラリと言ってのけては、腕を組み直し)
まぁ、そんなところだ、それがどうかしたか?(相手の前触れのない質問に解答しつつも疑問を抱き、少し考えてはそういえばお前は奇襲が得意なんだったなと事実を確認しつつ考え込むように顎に触り


>カイン

そうだろうな、もしくはよほど油断していたんだろうな(自分の能力にかまけて、注意を怠るのは良くあることなんだろう?と疑問詞を続け、ふぁ、と欠伸を漏らし。その様子は、Ravenへの反逆者への興味より、殺し屋を殺せる程の腕のいい何者かへと向いているようで

>ボス補佐

仕事終わりか(いつも通り、路地を上からながめていれば、己の上司たるの華やかな姿が目に入る。興味を持ったのは異性を効果的に惹き付ける艶やかなその容貌ではなく、遠くからでも分かるほど、相手の全身にこびり付いた、血と死の入り交じった香りで。仕事終わりと当たりをつければ、自分の居場所伝わらぬよう声をかけ、何かを思案したあと相手の元へと動き始め。夜空の一部が一瞬隠れたかと思えば、黒い影が限りなく薄い気配と共に、相手の後に音もなく着地し

>エルヴィーラさん

なんだ、出かけるのか?(エルヴィーラがいるはずのその場所に入ろうとすれば、扉が開き、中からつかれた人の顔をした、その人物が現れる。単に、仕事の報告に来ただけだったが、彼女が出かける言葉を非常に珍しい。自らの要件はひとまず置いておいて、相手に向き直れば、上記のように尋ね
(/Statice幹部補佐をやらせて頂いています。幹部その補佐という関係ですから、何かと絡みも多くなるかと思いますが。不器用で扱いずらいとは想いますが何卒宜しくお願い致しますね)

  • No.106 by シビア  2017-08-25 00:00:34 

>ボス

威張り散らせるだけの感情を持って生まれてきていないんだ(目を瞑り、自らの腕を誇らないのは殊勝な謙遜からではなく、常人にはあるはずの自尊心の欠落からだと、思案し。目を開けば、心做しか寂しげな表情を浮かべた、相手の姿があり。またしても、自分は言葉の選択を誤ったらしい、反省を心に浮かべれば、腹が空いているかと聞かれ。)
腹は常に空いている(生まれてこの方常に腹が空いている気がする、と表情をかえずにつけたしては、それがどうしたとでも言いたげに首を傾げ

(/返信抜けておりました、ヴィクターの背後様申し訳ありません)

  • No.107 by エルヴィーラ  2017-08-25 00:03:39 

>シビア

あら、お帰りシビア。ええ、今回ばかりは仕方ないわ・・・あなたは何も心配することないから「いい子」は早く寝なさいね(信頼する幹部補佐に他の人間には絶対見せない優しさを滲ませながら、微笑みを残しその場を足早に出て行こうとし

>カイン

流石にお耳が早いですわね。いえ、そんな警戒なさることはありませんよ? 今日はただの「ご挨拶」ですから・・・よろしければ今度お茶でもご一緒しませんか?
(柔らかな表情で伝えるも、流石に海千山千のカインにそれが通じるとは思っていないのは、自分を値踏みするような相手の目つきでも明らかだ。Staticeとは昵懇であるという実態が自分の目を曇らせないかと心配になりながらも、まずは網を投げることにして相手の反応から何かが掴めないかと注意深くカインの表情を失礼にならない程度に観察しながら

  • No.108 by ナト  2017-08-25 00:11:38 

>>エルヴィーラ
そこの可愛いお姉さん、護衛に僕もついて行くよ。
(へらり、暗い路地裏に見えたStaticeの人間とはいえ相手は女性だと柔らかく笑って声をかけ。夜道の一人歩きは危ないから、とまるで紳士のように言葉を言いつつエルヴィーラに近付いて)

>>カイン
来た時のこと…は、良いや。僕汚かったし。(こちらを見やった視線に気づきながらも降りるつもりは無く、ただここに買われた頃のことは要らないと小さく返事は返しカインの忘れたという言葉に何も言わず。「まあ、僕はRavenとSionの武器としてちゃんと働くだけだから」とゲームを目の前にした子供のような声音で告げ)

>>シビア
…今からどこか行くの?僕も連れてってよ。(下町育ちだというお揃いに少しばかり楽しそうに口角を緩めるも確かな記憶ではないためにお揃いだねと頷くことはせず。褒められれば嬉しそうに上から見下ろしながら暇つぶしに連れていってくれと)

  • No.109 by シビア  2017-08-25 00:14:26 

>エルヴィーラさん

いや、まて、いつまで子供扱いするつもりだ。(圧倒的な甘やかしはいつもの事だが、いまだにどうにも慣れない。殺し屋がいい子でたまるか、と付け足し。どうにもペースが乱される、などと考えていれば、相手は足早に立ち去ろうとしてしまい、言葉よりも先に相手の手首を掴もうと手が伸び

  • No.110 by シビア  2017-08-25 00:24:20 

>ナト

例の、「事件」の現場に行こうと考えていたが、お前と行くのはどうなんだろうな(事件、と言えばRavenの職員が殺された件しかないであろう。組織間の関係について興味がなくフラフラとしていたが、Sionとの不仲の直接の原因とも呼べる出来事をSionのメンバーと行くのはどうなのか、考えでは見たものの結論はでず、目の前の相手に聞くに至ったが、どう考えても聞く相手を間違えていて、

  • No.111 by ヴィクター  2017-08-25 19:09:23 



>カイン

分かっておりますとも、補佐殿
(この野郎、図星かよ。しかも笑って誤魔化すつもりだなと内心思うが、敢えて態とらしく胸に手を当てて恭しく礼をして言い。彼が怪我をしたというのは大変惜しく、怪我さえしてなかったら現役の狙撃手であったろうにと思ってしまうのは事実であり。今ではという言葉を聞いてはため息を吐いて「アンタの仕事やってる時の顔、結構好きやったんやけどなあ」と残念そうにぽつりと呟き)

>マリア

それは失礼なことを致しました、次からは気ぃつけるわ
(香水の香りを指摘されれば自分では分からないのか、くんと自分の腕を嗅いで。そうすれば指名した娼婦の香りが移ってしまっている事に気付きホンマやと笑い、すこしおどけた様子で謝罪の言葉を述べてはコートを着て。標的を始末したという言葉と書類を貰えば、「それはご苦労さん」とだけ労いの言葉を掛けて軽く目を通して。また随分と、本当に派手に仕留めたものだと考えてふっと笑いが漏れるが、書類から目を離すと「そのまま帰るんやったら目立つやろ、折角やから送ったるわ」と笑顔で提案するがなにかほかの事が思い浮かんだのか、悪い笑みを浮かべて「それとオレの買い物に付き合ってくれへん?」と聞いて)

>ナト

性格の悪いお嬢さんやこと
(殺人をゲームと捉えていることには拾われてからずっとここに居るんだから当たり前か、なによりも少女という生物は残酷なものだと思うてはくっくっと喉を鳴らして言い。いらないでしょという相手の言葉にはさぁと肩を竦めながら「どっこも人手不足やからなあ」とぼやき。そわそわして乗りたがっている相手の反応に子供やなぁと笑いつつ、「どうぞこちらへ、リトルレディ」と助手席の扉を開けて悪戯っぽく言い)

>エルヴィーラ

エルやん、今からお出掛け?
(出掛ける前には必ず神への祈りを捧げるという習慣をアジトである屋敷の離れに作った教会のマリア像へとすることで達成しては、外に出て車庫に入れていた自分の愛車へと寄った際に屋敷の外へと出ようとする相手の姿が見えては声を掛けて近寄り。しかし、相手の着飾る気ありませんと言った如何にも堅物と言った格好には「うっわ、ないわ」とはっきり言い、更には色気ゼロやんと吐いて)

(/癖の強いボスです。真面目な娘様に色々ちょっかいを出すかと思いますが、宜しくお願いします)


>シビア

知り合いが表の方で店開いてなぁ、それが料理店なんや
(汚泥を啜るような生活を余儀なくされていた子供だ、その様な生活では自尊心なんてものを持っていたらすぐに死を迎えてしまいそうなものだと考えてそれ以上のことは聞かず。そうして彼からお腹が空いてると聞けばそうかと笑い、相手の疑問に答える形で「そこに今から行くんやけど、一緒に行かへん?」と誘い)

(/お気になさらず)


  • No.112 by カイン  2017-08-25 20:08:08 

>シビア

それか、信用して慕ってた知り合いに間近から、とかね。
(拳銃を模した右手を自らの額に当ててぱぁん、と小さく呟けば。あの部下の最期の顔はどんなだっけ、もう思い出せもしないことは幸運だと、甘ったれたような事も考えて。「…犯人の顔を見てやりたいよ。」 と思わず口からこぼれた台詞の真意は自分でも不明

>エルヴィーラ

それは楽しみだけどお互い空いてる日なんかあるかな、そっちも色々雑用が溜まってるだろう?
(机の傍らに乱雑に積まれているファイル達を手で指し示し、わざとらしく首を傾げ。今回の相手は、脳筋の体力馬鹿や、暗殺以外教えられていない可哀想な孤児とは違う、隙を見せれば、言質を取られれば自分はきっと。大昔から決まっている汚れ役の末路なんて考えるだけで吐き気がする、とんとんとん、と指先で机を叩いて一定のリズムを刻み

>ナト

それで、いい、十分だ。
(彼女はそれなりに優秀だ、幼気な見た目で相手を油断させて確実に仕留める、これからの伸び代だってあるしそれに何より、命令をよく聞く。兄妹と言うより親娘の歳に近い彼女の頭に手を乗せて軽く撫でて。

>ヴィクター

…貴方に言われた「ゾッとする」の意味が分かりました。
(恭しい礼も馬鹿丁寧な言葉遣いも全て嘘っぽく、先程彼が言っていたのはこういう事だったのかと1人納得し。「どうせ向いてませんでしたから。」 そうに違いない、才能があったのならこんな事になる筈がなかったのに。今の顔が気に入らないというのならお面でも被りましょうか、という突飛な思いつきを口に出す前に子供っぽさに気付いて咳払いだけで掻き消して

  • No.113 by エルヴィーラ  2017-08-25 20:57:23 

>シビア

こら、自分を大人だと言い張るのなら上司の邪魔はしないこと・・・わかるわね?
(不貞腐れて自分の腕をつかもうとするシビアを躱すと、お土産に甘いものでも買ってくるわと軽い調子でいいながら夜道へと出ていく。あの子ばかり危険な目に遭わせるわけにはいかないものね、とこれではまるで母親だと苦笑いしつつ

>ナト

まったくシビアといいあなたといい・・・どこの子? お子様が出歩く時間じゃないわよ?
(突然声を掛けてきた少年?に諭すように語り掛ける。もちろん、ここにいるということは普通の子供ではないのは百も承知だ。だからこそ子供と言っても油断がならない。わずかに腰をかがめて顔を覗き込もうとするが、手はいつでもベルトに模したウィップを抜けるように準備しつつ

>カイン

ええ、忙しいのは存じておりますわ。では、近いうちにまた改めることにしましょう・・・思うところがあるのなら素直にお話しして頂いた方が「お互いの為にも」いいと考えていますので。それでは・・・
(カインが自分を警戒しているのを感じ取り、今日のところは早めに退散するべきと判断し話を切り上げようとする。だが、Ravenが「格下」の組織にこのような反応をするのが引っかかる・・・シビアとも相談するべきだと思いつつ、表面上はあくまでも柔らかさを崩さずに一礼し背筋をぴんと伸ばし部屋を辞そうとする

>ボス

ええ、失礼ながらボスだけでは今回の事件は任せられないと判断いたしましたので、少しばかり聞き込みに行ってきます・・・はい、色気や化粧っ気など仕事の邪魔にしかなりませんし、何よりボスにそう思われるのは私の本意ではありません。では御前を失礼いたします
(いつものボスの調子にいつものように冷たく言葉を返すが、この信心深い殺し屋稼業のボスにはある種の尊敬と羨望を持っていた。だからこそ弁護士を辞めたわけだが、そんな態度はまるで出さずさっと身を翻して歩いていこうとし

  • No.114 by ナト  2017-08-25 21:46:41 

>>シビア
…へえ、良いじゃん。僕も行く。(事件現場。行くのならついて行くと何の戸惑いも臆しも無しに言ってはシビアの左側に立って。ふと横目で見上げては「もしあの事件がStaticeの仕業だと思われるような証拠があったらその場で君の命は貰うね」と緩く微笑んだまま告げ)

>>ヴィクター
ありがとう、ミスター(性格が悪いことは自覚あり、人手不足も確かにこの間の事件のあと急速に目立つようになった。理由は単純、仲間割れ、不信感。開けられた助手席のドアに咄嗟に返事をしてはそっと乗ってから「…ミスターなんて言うガラじゃないのになあ、僕」と無意識だったのか不思議そうに)

>>カイン
…君に撫でて貰えるのは嬉しいよ、褒められてる気分だ(十分だと言われれば、自分はまだここにいていいのだと思えると言いはしないもののカインの手に擦り寄って。ふと手元に見えた書類に目を落としては「…ん?」と小さく声を漏らし)

  • No.115 by ナト  2017-08-25 21:51:04 

>>エルヴィーラ
僕はナトだよ、レディ。攻撃意思は無いから安心して、単純に美人とは話したくなっちゃうんだ。(お子様であることは確かだが少しばかりむっとしては近くなった目線に緩く右手を左胸へとあて紳士らしく名乗り。相手の手を見ては困った様に笑いつつ自分の両手をひらひらと振って見せ、一応少し距離を取るように足を二歩程さげ)

  • No.116 by シビア  2017-08-26 00:14:12 

>ボス

それは是非、(と言いかけると、ふと思い出したように懐を探り、俺は持ち合わせがないんだが、と眉をひそめ。未まだに相手の言葉の意図が理解しきれていない様子で、どうしたものかと首を傾げれば、どこかからスってくるかと突拍子のないことを言い始め

>カイン

なるほどな。……しかし、信用していたとなると身内の犯行となってしまうな(RavenはStaticeとSionに嫌疑を掛けていた、それなら身内というのは辻褄が合わない、などと考えながら上記を告げ。犯人の顔が見たい、と言う呟きを拾えば、俺もだ、と同調し

>エルヴィーラさん

……あんたの中の俺の印象について、そのうち問いただした方がいいかもしれないな。(年齢差はほとんどないと言うのに、一体彼女は自分の何をどう勘違いしているのか、と思案するが、とにかく、そそくさとこの場を後にしようとする上司を止める方が先決だ、と思い直し。かわされた手の勢いをそのままに腕を組み、去ろうとする相手を真っ直ぐに見れば、どこに行く気だ、仕事か?と問いただし

>ナト

そういうことなら、Sionを示す証拠があったら、今後の信号待ちでは背後に気をつけろ(左に立つ少女を冷えた瞳で見下ろせば、微笑を湛えた口元から発される物騒な発言に対して、感情のない声で呟き。その顔は本気なのか冗談なのか、いつも通りのなんの感情も浮かばぬ涼し気な顔で。じゃあ行くか、と足を事件があったという噂の場所へと向かわせ

  • No.117 by マリア  2017-08-26 10:07:05 

>>ナト

……貴女は……。
(突如頭上から降り注いだなにか新しいおもちゃを見つけたかのように上機嫌な声に顔を上げれば、そこに居たのはこんな薄汚い路地裏には到底似合わないお坊ちゃんのような格好をした少年──否、少女であった。マリアは頭の中のページをパラパラと捲れば、今自分の目の前にいる少女のプロフィールを確認して。自分の所属するStaticeとは敵対している組織であるSionに所属しているのは覚えている。確か名前は…「ナトさん、ですよね。…申し訳ないですが、仕事の帰りですのでアジトに書類を届けたいんです。」と相手の誘いに可愛げも何も無いような事務的な物言いでNOと答え。血の匂いがすることについては特に言及せず、否定も出来ないので早く家に帰ってシャワーを浴びなければな、程度の考えをふと脳内に浮かばせてはまたこちらを見下ろしているナトと目線を絡ませて。)


>>エルヴィーラ

……エルヴィーラ?
(見慣れたブルネットの髪を揺らす後ろ姿に思わず声をかけてはゆったりと彼女に近づけばひらりと手を振って「珍しいのね、これから外に出るの?」と普段はあまり外に出てなにか仕事をするイメージではない彼女が外に出ていることに対して少し驚いているようで。ここまで普通に話しているマリアであるが、今の彼女の格好はプラチナブロンドの髪を下ろして右肩に流して派手にスリットの入ったセクシーなドレスと、どこかの娼館の女と見間違うような格好をしており。無論仕事帰りなのだろうが、メイクの影響もあって普段のマリアとは全く違う人物のようで。)

>>カイン

いえ、こちらこそ失礼致しました。
(さて、帰ろうかとすたすた迷いのない足取りで廊下を歩いていると自分より幾分か大きな影とぶつかりそうになり思わず横に避けて。相手からの謝罪を受けては自分も失念していたせいか、ぺこりと頭を下げては「Staticeボス補佐をしております、マリアと申します。」と相手を見かねて自分の役職や所属、そして名前という必要最低限の情報を答えて。確かこの人はRavenのボス補佐だっただろうか、と目の前にいる相手を見つめては愛想笑いもせずに「どうぞよろしくお願い致します。」と髪を揺らしながらしっかりと頭を下げ。)

>>シビア

……その声は、シビアですね。
(己の頭上から降り注いだ聞き慣れた男性のあまり抑揚ない声に少しため息を吐きながら相手の名前を呼び。最も相手がどこにいるのかは全く分からず、相手の名前を呼びかけるというよりも独り言のようにその言葉が地面に落ちると同時にふと自分の背後に薄い気配を感じでゆったりと振り返り。無論そこに居たのは深い夜空のような黒髪とは対照的な白雪姫のように白い肌を持つ青年──直結ではないが、自分の部下のシビアであった。「ええ、今から書類を出しに行こうと思っていたところです。」と答えて。)


>>ヴィクター

……買い物、ですか。
(相手の送るという提案を断ろうと口を開きかけた途端、相手の口から出てきたのは思わぬ言葉で。思わずきょとん、としてしまえば「それは構いませんが……この服では何処の店にも入ることができません。」と自分の真白な生地の上に血化粧の施されたドレスを見下ろしてはどこにもお供が出来ないといことを告げて。最も、この血化粧が無かったにしても仕事でなければこんなに胸の空いたドレスを身につけて人通りを歩くなんてことは顔から火を吹き出して死んでしまう。マリアは自身の格好を見下ろしては少し眉をひそめて)

  • No.118 by シビア  2017-08-26 12:20:11 

>ボス補佐

さすがに、わかるか(純白のドレスにからだを包み佇む、その、開きかけの百合の花のように着飾った痩身の麗人の背後にたてば、すぐに気づかれ。気配を消し、猫のように忍び寄ったつもりでいたがさすがはボス補佐、関心したように、とは言ってもやはり温度を持たないいつもの冷えた口調で上記を呟く。そして、相手が振り返り、目に入ったのはその鮮烈な紅。遠くからでもわかる血の気配はどうやらこれにあったらしい。煽情的な着衣と、その胸に広がる血痕とを見比べれば、書類を出しに行こうとする相手に対して、「その格好は、まずいんじゃないのか」と口にし

  • No.119 by カイン  2017-08-27 00:09:52 

>エルヴィーラ

今日はわざわざこんな所までありがとう、そちらのボスにも宜しく言っといて。
(暫しの暇を告げた彼女の見送りに、手をひらひらさせて。ぴんと伸ばされたままだった背筋や、堅い口調を思い返せば、実際話してみて誰かに似ている、と思っていた引っ掛かりの答えは、学生だった頃苦手だった女教師のようだと閃いて。「成程なぁ。」と呟き、彼女の経歴について調べさせたメモをくしゃくしゃ丸めて足元の屑籠に落し入れて。

>ナト

実際褒めてやってるんだよ、
(人を本心から褒めるのは得意じゃない、「部下の上手な褒め方叱り方」的な本にある味気ない言葉を覚えるのは得意だけれど。彼女の言葉に呆れたような溜息をつけば、視線が書類の字を追っている事に気付いて、反射的に傍のコーヒーをその上に倒せばみるみるうちに広がる茶色の滲みで、何が書いてあったのかは自分にも判別不能、記憶を辿るも不確かなまま

>シビア

ここだけの話、その職員はSionと関わる業務が多くてね。
(辺りを軽く見渡して、相手の方へ近寄れば、囁いたのは勿論更なる喰い合いを招く為の作り話。「だから親しくしてたSionのメンバーなんじゃないか、ってRavenの一部でも噂になってる。」 あくまで不確かな噂話だ、という体をとったのはいざという時の抜道。彼がこの噂話をStaticeの仲間達に広める事を期待して上がった口角が見られやしなかったかとすぐ下の路地へ顔を向け

>マリア

御免ね、今度からはちゃんと覚えておくよ。
(やっぱり以前街中で偶然見かけた時と随分印象が違う、揺れる薄金の長髪は変わらないけれど服装や纏う雰囲気が記憶とまるで一変して思えて。Raven本部に人の出入りが増えたのもあの事件の後からか、と考えていると相手が深く頭を下げていて、こちらも慌てて会釈を返し。「こちらこそよろしく。」 とにこりともしない相手と反対に人の良さそうな笑顔を見せて

  • No.120 by ヴィクター  2017-08-27 00:53:46 



>カイン

やろ、ゾッとしたやろ?
(相手が先程の自分の心情を理解してくれたことは嬉しく、にっと笑って言い。その後の咳払いにはさっきの言い方は気に入らなかったのかと考えては「今の仕事やっとる時の顔も好きやで、性格悪い感じがして」と最後の一言は態とらしく強調して)


>エルヴィーラ

待て待て待て、一人で行くつもりかあ?
(失礼と思うなら言うなやとか可愛げないわあとか文句を言おうとしたが、相手が護衛も補佐も付けずに出掛けていこうとする後ろ姿に声を上げて素早く相手の前へと回り込み。いつも事務方を進んでやってくれている彼女はあまり殺しが得意というイメージがない。彼女もそれを自覚しているはずだと自分の中で考えていて、何よりも今、Staticeの幹部が一人で裏路地を屯っているなど敵対してる他勢力にとっては格好の的だということを考えて。「もし、そう考えとるんやったらオレがついて行くわ。エル一人やと心配やしなあ」と態とらしく肩を竦めて提案しては相手へと手を差し出し)

>ナト

はい、シートベルト締めたかー?
(よく躾の行き届いてることだ、いやここに堕ちる前の教育かなどと考えながら車の扉を閉めれば、運転席へと回り込み入って座り。エンジンを掛け、ハンドルへと手を添えると相手へと声を掛けるが返事を待たずアクセルを踏み込み。車はけたけたましい音を上げて走り、人通りの多い路地へと出ようと最初の曲がり角を曲がろうとウィンカーを出しては「なつかしいわ」としみじみした様子で呟き)

>シビア

そんなんオレがエルに怒られるわ
(スってくるという突然の発言にぶっと反射的に吐き出せば、くくっと笑い声を上げては冗談半分本気半分と言った気持ちで自分の部下であり相手の上司でもある幹部の名前を上げて。自分の言葉の真意を分かっていないであろう相手に近寄り、その長い前髪の隙間から覗く瞳を見つめながら「オレが奢ったるからついてこいっちゅう意味や」と言っては表路地に置いた自分の車へと歩き出して)

>マリア

ええねん、アイツの店やったらすぐに入れるし。シャワーも貸してくれるし、その顔の傷も処置出来るやろ
(随分と長い付き合いになった知人の顔を思い浮かべながら、相手に近寄ってはその傷のついた頬に触れようと手を伸ばしながら言い。その店はこのすぐ近くの裏路地に存在する店であり、歩けばすぐという事を説明していたがある拍子に視線を落とせば相手の胸元が移り。男の劣情を煽るような白いドレスと吸い付きたくなるような白い肌に真っ赤な血が倒錯的なコントラストを作っていて大変魅力的、なのだがこれを先に堪能した男がいるとなってはなんとも言い難い感情になり。胸元から視線を外しては自分のコートを脱いで「やっぱり着とき、命令や」と半ば強引にコートを相手へと掛けようとし)

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