匿名さん 2017-08-18 14:56:56 |
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>エルヴィーラ
今日はわざわざこんな所までありがとう、そちらのボスにも宜しく言っといて。
(暫しの暇を告げた彼女の見送りに、手をひらひらさせて。ぴんと伸ばされたままだった背筋や、堅い口調を思い返せば、実際話してみて誰かに似ている、と思っていた引っ掛かりの答えは、学生だった頃苦手だった女教師のようだと閃いて。「成程なぁ。」と呟き、彼女の経歴について調べさせたメモをくしゃくしゃ丸めて足元の屑籠に落し入れて。
>ナト
実際褒めてやってるんだよ、
(人を本心から褒めるのは得意じゃない、「部下の上手な褒め方叱り方」的な本にある味気ない言葉を覚えるのは得意だけれど。彼女の言葉に呆れたような溜息をつけば、視線が書類の字を追っている事に気付いて、反射的に傍のコーヒーをその上に倒せばみるみるうちに広がる茶色の滲みで、何が書いてあったのかは自分にも判別不能、記憶を辿るも不確かなまま
>シビア
ここだけの話、その職員はSionと関わる業務が多くてね。
(辺りを軽く見渡して、相手の方へ近寄れば、囁いたのは勿論更なる喰い合いを招く為の作り話。「だから親しくしてたSionのメンバーなんじゃないか、ってRavenの一部でも噂になってる。」 あくまで不確かな噂話だ、という体をとったのはいざという時の抜道。彼がこの噂話をStaticeの仲間達に広める事を期待して上がった口角が見られやしなかったかとすぐ下の路地へ顔を向け
>マリア
御免ね、今度からはちゃんと覚えておくよ。
(やっぱり以前街中で偶然見かけた時と随分印象が違う、揺れる薄金の長髪は変わらないけれど服装や纏う雰囲気が記憶とまるで一変して思えて。Raven本部に人の出入りが増えたのもあの事件の後からか、と考えていると相手が深く頭を下げていて、こちらも慌てて会釈を返し。「こちらこそよろしく。」 とにこりともしない相手と反対に人の良さそうな笑顔を見せて
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