陰陽頭 2017-06-29 10:34:08 |
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ー京の街ー
おぉおお…!
(まだすくえると聞くと浮葉と目を合わせて目を輝かせ頷き、再び金魚を見据え、あちこち泳ぎ回る金魚を真剣な目で追い今度は2匹の金魚をいっぺんに勢いよく掬って)
どうだッ……!!
(しかし金魚は尾びれをぱたつかせて暴れ手首を使って零れ落ちまいと動かすと和紙が破れて水の中へと2匹とも戻ってしまい)
え…………
(絶望的な目で敗れた和紙を浮葉に見せ)
>浮葉
ー京の街ー
あぁ...。あの、...やります。
(残念そうに眉を寄せて和紙が剥がれた部分を見ると懐から封を取り出してその中から一文銭を1枚出すとおじさんに手渡しして、そう伝えるとお金と交換でポイを受け取り俊に差し出し)
これ、で...やってみて。二匹とって、1匹...ちょうだい。
>俊
ー京の街ー
よし……わかった。
(ポイを買ってもらい受け取ると再び真剣な顔になって集中し)
にぃちゃんの金は無駄にしねえ…!
(意気込むと金魚を目視し今度は端の方に寄ってきた小さい2匹の金魚に照準を絞り、2匹が並行して泳いだ瞬間を狙って勢いよく掬って、今度は気を抜かずにドヤ顔は控え急いで器に放り入れ)
とった…!!!
(器に入ったのは小さな赤い金魚と黒い金魚で、2匹は仲良さそうに器の中で体をツンツンしあっていてそれを眺めると野生児のような大きな目を更に大きくさせて)
とったぞ…!約束通り、にぃちゃんに、1匹、やる。
(満面の笑みで浮葉を見ると、どちらが良いかを問うように相手に器の中を見せ)
>浮葉
ー京の街ー
.......ぉお..っ!!
(屈んで俊の手元をじっと見ていたら膝の前に握った拳の力が強くなり、金魚が2匹も一緒にとれたところを見ると目を見開き口元を綻ばせて笑み)
すごい...!...え、いい、のか?...じゃ、この黒...。
(器に入った2匹の金魚を見ると顔の前で小さく拍手すると俊の言葉に目を輝かせ、しばし真剣に器を覗くと主人や側近の顔が浮かんで色を答えるとおじさんがそれぞれ巾着状の袋に入れてくれて目線の高さまで上げて黒の金魚を見つめ)
...あの、キミ...上手、だった...。ありがと。...その、名前、は...?
(金魚の屋台の前あたりに移動すると再度拍手するようにして、ふと聞いておかねばと思い屈んで視線を泳がせながら問いかけ)
>俊
ー京の街ー
へへっ。…おそろい。
(おじさんに巾着状の袋に入れてもらい、黒の金魚の入った袋の隣に、赤の金魚の入った袋を並べて持ち上げてみせ、ニカッと笑い)
おいらー…
(名乗ろうとすると「おーい、俊!」と自分を呼ぶ声がして振り向くと同僚の式が片手に林檎飴を持ちながらこちらに向かって手を振っていて。「あ」と声を上げると立ち上がり、浮葉には満面の笑みを向けて)
…おいら、俊って言う!休みの日はいつもこの辺で遊んでるから、今度にぃちゃんも遊んでくれよ!あとこれ、ありがとう。寮で、大切に飼うから!
(金魚を大事そうに持ち胸の前で掲げてから、踵を返しタタタッと駆け人波へと消えていき)
「俊ーあれ、誰だ?友達?」
(同僚の式と合流し尋ねられるとさっき会ったんだと説明した後に「あぁッ」と声をあげて)
名前、聞くの、忘れてた。…ま、いいか!なんか、また会えそうな気がする~
(あっけらかんと笑って、その後は同僚と祭りを楽しみ)〆
>浮葉
【お相手ありがとうございました、今日はこれで落ちさせていただきます!おやすみなさい!】
ー京の街ー
おそろい...。
(俊の言葉に2匹の金魚を見るとしばし見つめて首を傾げ柔和に笑んで)
...俊。うん...!
(声がするとそちらを見てから俊が話し始めると視線を俊に戻し名前を聞くと記憶するようにゆっくり頷き、遊びに誘われ先程より早く頷くと片手を広げて左右に振り微笑み見送り)
しゅん、しゅん...か。
(金魚を目線まで上げて歩きながら、元々幼少期から術のせいもあり交友関係がないに等しい為知り合った事が嬉しく何度も呟いてみてふっと笑い帰路につき)
ただいま戻りました...。
(道摩法師の根城に着くと玄関で呟き依頼報酬入れに封筒を入れる前に再度中身を確認するもやはり一文銭少なく、しばらく思案げに止まるもそのまま封筒を入れておき。自分の部屋に向かうと大きめの皿に金魚をいれてやり、庭に出来たばかりの池から水を組んで水草や石をいくつか拝借すると皿に配置して)
...後で、芦屋サマに...見せに行こ。
(頬をほころばせて皿の中を見つめると水面に円を描くように波がたつ様や金魚の滑らかなひれの動きを見つめ)〆
【こちらこそありがとうございました!また、ぜひよろしくお願い致します!おやすみなさいませ】
>俊
―京の街―
(色取り取りの出店、賑わう人々の姿にゆるりと視線巡らせ)
…この祭りが少しでも皆の心を癒してくれれば良いが。
(隣を走り駆け抜ける幼子に笑みを零し、ゆっくりとした足取りで人々の合間を縫って祭り風景を楽しみ)
【お祭り習慣!何とも楽しそうなイベントに早速便乗させて頂きます。のんびり待機させて貰いますので、お時間合う方居られましたらお相手お願い致します礼。キャラチェンジも可能ですのでお気軽にお声掛け下さい。】
―京の街・郭―
(賑わう街の一画にある赤塗りの柱が特徴の遊廓の前に客引きの男達が祭で他所の街から来た商人や旅人を引き入れる為に声をかけ)
おっと!旦那旦那…どうです?なかなか美人揃いですよ~酌をして貰うだけでも…さささっ
(目に止まった月の肩と腕を掴み半無理やり遊廓へと引き入れ)
【今晩は!!!!!!遊廓へ引き入れてみました笑少々お付き合い下さい!!!!】
>月
―京の街・遊郭ー
(ふと鼻腔に甘やかな香りが漂い、綿菓子の店に目を奪われていたからか、不意打ちに対処出来ず。気付けば白粉独特の匂いが周囲に満ち)
これは困った。私は斯様な場所が得意ではないのだが…。
(有事の際を思えば酔うわけにもいかず、然し笑顔映える表情を崩すのも忍びなく。一つ苦笑漏らせば、案内人の後ろをついていき)
どれ、折角の機会ならば一つ酌をして貰おうかな。
【まさかの予想外の展開にドキドキしております笑。此方こそ宜しくお願い致します!】
>客引きの男
―京の街・郭―
さささっ…どーぞ、どーぞ…
(月の身なりからしてお金を持っていそうだとふんで開いてる座敷にと声をかけて中に案内し長い廊下を歩き)
旦那初めてですよね?こういう場所、楽しいと思いますよ~酒を頼んで頂ければ女の子は喜びますから…さささっ…此方へ
(障子を開けると一人の花魁が後ろを向いて上座に座っており障子が開くと振り向いて月を見やれば驚いた表情をし)
さ、ゆっくりしていって下さい
酒を直ぐに御持ちします…
(月を座敷にあげると廊下で方膝をついて声をかければ障子をしめ)
>月
【遊廓いらっしゃっいませー!!笑】
―京の街・郭―
(案内された座敷内をチラリと見渡した後、案内役の男へ礼を述べ断りを入れてから室内へ入室し)
すまない、このような場は初めてで勝手が分からない故、無作法があってもどうか許しておくれ。
(上座にいる花魁に視線やれば、キラキラ煌めく髪飾りに僅か瞳細め。華やかな顔に驚嘆の色を見つけては緩く首傾げて彼女の返答待ち)
【とうとう来てしまいました…!笑。探り探りゆえ、おかしな所があっても目を瞑って頂ければ幸いです!】
>客引きの男
―京の街・郭―
ふふふ…わっちは、カノエでありんす…もっと近くにきなんし…
(くすくす笑い着物の袖で口許を隠して月を見ると目を弓のような形にしてみやり近くの畳を手でポンポンと叩き)
名前を聞かせておくれやんし…
(口許を隠したまま首を傾げてみせ)
>月
【此方も郭言葉適当です!!雰囲気で行きましょう!!!!笑】
―京の街・郭―
では、失礼させてもらうよ。カノエか、良い名だ。
(和やかな笑みを口元に浮かべ、誘導されるまま畳へと腰を落ち着け。告げられた名にニコリと瞳細め)
…ツキ、と呼んでおくれ。
(情報が集まる遊郭、もしかしら何か己の知りたい話が手に入るやも知れない。陰陽師と知られるのはあまり得策とは言えぬかも知れぬ、ふと開いた口からは本名とは違う名を零しており)
【そうします、雰囲気を楽しみます!笑】
>カノエ
―京の街・郭―
ふふふ…ツキ殿、綺麗な名前…
(近くに来て腰をおろす月を目で追い障子が開けられ酒が部屋に運ばれれば銚子を手に取り)
さぁ…ツキ殿、飲んでくれやんし…
御酒は大丈夫かえ?
(盃に視線を配れば月をみて優しく笑み盃に銚子から酒を注いで置くと上目に月をみやり)
わっちの記憶違いやも知れんが…ツキ殿は陰陽寮の博士殿ではないかえ?
>月
―京の街・郭―
あぁ、頂こう。君の分は私が注いでも良いだろうか?
(綺麗な所作を目で追いつつ、折角ならば共に楽しもうと話を持ち掛け)
陰陽寮の?まさか、私はそんな上等なものではないよ。そう言えば道摩法師という名も最近よく聞くし、世の中どうなっていくのやら。
(ふるり、と首を横に振り肩を竦めては、凡庸な男の顔を表情に乗っけ)
>カノエ
―京の街・郭―
嬉しい~…注いでくんなまし…
(盃を両手で持つと酒を注いで貰おうと前に差し出して微笑み)
まあ…勘違いでありんすか?…ほんに似た方が世の中にはおりんし…
不思議な事…
(くすくす笑い道摩法師の言葉を聞くとピタリと笑い声を止めて月をみやり)
道摩法師のお方は…何やら頼まれれば人を呪うこともしてくださるとききもうした…物騒でありんすな…ほんに…郭でも来て他街の者に話をと思っておったが…まさか月殿が郭に来るとは……
(不安げな表情で月を見たあと目を伏せて独り言のように呟き)
月殿も好き者じゃの~?
(ニタニタと意地の悪い笑みをみせて月をみやり)
気づかぬか?某じゃぞ月殿
>月
―京の街・郭―
(差し出された盃に、とくとくと酒を注ぎ。不意に雰囲気を一変させるように呟かれた独り言に視線上げ)
…いやはや、これは一本取られたね。
(聞き慣れた声音と呼び慣れた呼称に苦笑を止める事が出来ず。困った、とばかりに後ろ髪をかき)
こんな別嬪さんは、知り合いにはいないもの、と思っていたが?
(同じく意地の悪い言い方で返し)
>花魁
―京の街・郭―
ふふふ…ほんに、月殿も男じゃてぇ~某は上手く変装できておろう?
道摩法師の情報を聞くに名案であろう…ちと、恥ずかしいが…内緒にしてくれぬか?某と月殿の秘密じゃ
(盃に酒を注がれればくすくす笑い月をみて恥ずかしそうに顔を赤らめて目を弓のような形にして笑み盃を口許にもっていき)
月殿、郭の客引きは強引じゃて…某が上手く話をつける…安心なされよ
(盃に口をつけて飲むと可笑しそうに笑い)
>月
―京の街・郭―
私も何やら情報が手に入るやも、と思ってついて来たは良いが、慣れない事はするものではないね。
(盃に口を付け、くいっと呷れば肩から力を抜き。秘密、と付け足されては元々そのつもりであったと首肯し)
其れは頼もしい。だが彼のおかげで君の雅な姿を見れたのだ、感謝もしなければね。
(物珍しげに化粧を施された顔や豪華絢爛な衣装を眺めやっては、綺麗だね、としみじみ呟き)
>影虎
―京の街・郭―
なっ…なんと!!ゆ、月殿は…冗談が上手じゃて…そのように言われてしまえば…何やら恥ずかしい…
(眉を寄せて困った顔をし酒と月の言葉に頬を赤く染めれば俯いて銚子を手に取り月に酌をし)
ほんに…月殿も同じ事を考えておったのじゃな…頭にかかった呪詛を解くには道摩法師を探る他ない…非道で金を積めば何でも聞くとの話は本当じゃて…
(ふふっと小さく笑い同じ事を考えていたことに嬉しくなり何か出来ることは無いかと思っているのは同じだとわかると言葉を告げて眉を寄せ)
>月
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