主 2016-11-01 18:52:12 |
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1人で行ける?
(診察室まで支えて行くと流石に中は1人で行けるだろうなと判断するも、一度お伺いを立てておこうと行けるかどうかを確認し。風邪だけだと安心できるけど他に大きな病気があったらどうしようと色々考えながら)
いけるいける…ってんな顔すんな
(どうせ風邪としか言われないだろう、とどこか楽観的に捉えていれば、相手の心配そうな声とまたなにやら考えているのか顔に不安の表情が見て取れて。相手の頭をくしゃりとひと撫ですると診察室に入っていき)
んぅ…
(頭を撫でられたのが気持ちよくて、小さく声を漏らし目を細くするも診察室に入っていた相手の背中が見えなくなるまで見つめて。前の椅子に座ったり診察室の横に立ったり、周りをウロウロしたりと落ち着きがなく。)
…終わった、やっぱ風邪だって
(案の定風邪と診断され、やはりわざわざ病院に来るのは少々大袈裟だったと思い。普通の風邪なので熱が一度出ればすぐに直る、と言われ、ありがとうございました、とだけ言って診察室の扉を開け、相手を見て上記を述べれば)
風邪?よかった…もう不安で不安で
(やっと出てきた相手を見て、この様子だと風邪で終わったのかなと相手の方に駆け寄ると想像通り風邪だと述べる相手によかったとへにゃっとした笑顔で相手を見つめ。)
(/上げ有難う御座います…重要なテストが立て続けにあってスマホを封印してたので返事が大幅に遅れてしまいました。これから先受験があるのでまた返事が遅れるかもしれません。本当、すみませんでした!!)
大袈裟だっつーの。
(こちらに駆け寄ってきた相手の顔を見て、少し眉を下げて上記を述べて。安心したように笑う相手の頭をくしゃくしゃと撫でれば、行くぞ、と言わんばかりに待合室に向かい)
(/それはそれは…大変お疲れ様でした!大丈夫ですよ!こちらもリアル事情などで遅くなることも多々あると思います…。体調などを崩されていないかが心配でしたので、お元気そうで良かったです。)
だって環がいないと寂しくて死んじゃう…
(こんなセリフを相手が好きそうな女の子が言えば、きっと顔を真っ赤にして何言ってるんだとか言って怒るんだろうなと想像しては、少し寂しくなって。相手はいつか自分を好きになってくれるのだろうかと不安になりながら、待ってよと相手を追いかけて)
(/何か一言言ってから去ればよかったのですが、そこまで気が回らなくて…すみません!)
…そーかよ。
(大袈裟な表現をする相手の先日の告白を思い出し一度赤くなるも、同時に今朝言われた嫌いという言葉も思い出せば結局自分をからかって楽しんでいるのではないかと思えて。ふてくされたように上記を述べれば背後から聞こえる声も待たずにスタスタと歩いて行き)
(/いえいえ、もう一度こうしてお相手してくださるだけでもとても嬉しいです!)
環が倒れちゃったから、言えてないけど…
(朝よりも元気そうな相手の様子を見てまた一安心しては、スタスタと歩いて行ってしまう相手の背中を追いかけながら、今朝の喧嘩の風景を思い出し謝らなくてはと曖昧な言い方で相手に今朝のことを切り出して。)
ん?なに…って、呼ばれたな。
(後ろからかけられた声になんだろうかと不思議そうな顔をして振り向くも、自分の名字が呼ばれたことに気がつけば待合室のカウンターの方に目をうつして)
あ…いや、なんでもない。行って?
(完全に謝るタイミングを逃し、今言うべきだったことなのにと残念に思ったのが顔に出てうつむき気味で下唇を噛み。自分の謝罪より病院の呼び出しに行く方が絶対に重要だとわかっていながら、行かないでほしいと密かに願い)
? おう。
(相手が何か言いかけたのが気になったが、名前を呼ばれている以上早く行かなければいけないので受付へ行き。代金を払って薬を幾つか貰うと相手の元に帰ってきて、「帰るぞ」と声をかけ)
あ、うん…
(受付の方に向かってしまった相手の背中を見て、やっぱり恋人のようにするのはやめようと心に決めて。帰るぞという相手の声でハッとし、車運転しなきゃとなるべく違うことを考えることで気を紛らわしゆっくりとした足取りで歩き出して。)
……。
(何か考え事でもしていたのだろうか、浮かない顔をする相手をちらと見るも、なんとなく声をかけることはできず。微妙な空気が流れ、もやもやした気持ちのまま車の前についしまえば)
…はぁ
(自分がいまさっき心に決めた好きという感情を捨てるに近い大きな決断を悔いるように、とぼとぼ歩きながら自然な動作で車のキーを開けて運転席に座りエンジンをかけて。相手の体調は良くないにしろ、単なる風邪で良かったと喜んでいれば良かったかな…なんて感じていると無意識のまま知らぬままにため息とともに涙を流して)
っ!…っ、…。
(後部座席に座り無言のまま景色をぼうっと眺め。ため息が聞こえてちらりと相手を見れば、泣いているのか頬が濡れていることに気がつき。とっさにどうした?といつものように声をかけようと思ったのに、なぜだか声が出ない。「…赤になるぞ。」とやっとの事で出た小さい言葉は素っ気なくなってしまい、しまった、と思いながらもそれ以上は何も言わず)
わかってるよ
(やっと自分が涙を流しているのだと気がついて、相手にばれているとも知らずばれぬように涙を脱ぐって。赤になると声をかけられると、とっさに何か返さなければと言葉を探すもどうやって接したらいいかわからなくなり自分も素っ気ない返しになってしまい)
あっそ。
(やっぱり何か言うべきだったと後悔するもすでに遅く、素っ気なく返された言葉に突き放すように言ってしまい。久々に喧嘩してしまったと言葉とは裏腹に心情は焦っており、少し険しい顔つきで窓の外の風景を眺め)
ごめんねって言いたかったんだ
(このまま相手と気不味いまま過ごすのは自分も嫌だし相手も嫌だろうと考えては、相手の顔が見えない今言ってしまおうと話を切り出して。今まで通り普通の兄弟として過ごせるように密かに願いながら遠くを見つめて)
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