紳士と大和撫子、( 朝桜 / 非募集 )

わ、悪かったな、素直じゃなくて―…っ、そうかよ
(赤くなった顔をふいっと逸らしてしまえば両手で隠して)

はい、大好きです
( 少し背伸びをすると顔を覆っている相手の手にちゅ、と軽く接吻し )

〜〜…!
(顔を更に真っ赤に染めればあわあわとたじろぎ)

‥わ、熱いですね
( 相手の頬に手を添えてみれば熱が伝わってきて、 )

ふ、不意打ちはやめてくれ…
(顔を俯かせ乍彼女の手に擦り寄りぽつりと)

ああ、御免なさい‥これからはちゃんと前置きするよう気をつけますね( 相手の頬をそっと撫でながら申し訳無さそうに眉を下げて反省し )

っ、い、嫌じゃなくてだな、その、心臓に悪いから、
(撫でる手に己の手を重ねながらぽつりぽつりと)

そうですか‥__其れでは、少し遅いですが御早うのキスをしても宜しいですか?( 手の温もりを感じつつ納得すれば、微笑含みながら許可を得ようとして )

おはようのキスか、ああ、いいぞ
(彼女の指と指を絡めながらこくんと頷けば彼女を引き寄せて)

有難う御座います、
( 微笑浮かべれば少し背伸びをして、ゆっくりと瞳を閉じ )

……ん、
(少し屈んで目を伏せれば彼女の唇にちゅっとリップ音立てながら口付け)

ん‥
( 唇が重なると僅かに頬を赤らめて其れを受け、口をゆっくり離せば照れくさそうに少しはにかんで )

ふ、準備していくか
(彼女の頬を撫でれば照れ笑い浮かべつつ)

はい、分かりました
( 気持ち良さそうに目を細めながら撫で受け、微笑を湛えたまま小さく頷いて )

あー、桜の服はどうするか...
(うーん、と悩む仕草をしながら考えるも流石に俺の服はでかいだろうし、と悩み)

取り敢えず洋服屋行くまでいつもの袴にしますよ、あまり借りてばかりも申し訳無いですし‥( 頷くと共に上記を答えて )

そう、か？...俺は構わないんだが、何せサイズがだしな...
(苦笑を浮かべながら「なら着替えておいで」と彼女の背中をぽん)

‥はい、着替えて参りますね
( 微笑んで一言言い残した後、再び部屋へと戻っていき )

ああ、着替えてこい
(こくんと頷いて見送れば「俺も服着替えて洗濯でも回しとくか」と脱衣所の方へ行けば私服を取り出して洗濯物を洗濯機へ放り込んで)

( 数十分後、いつもの袴に着替え終われば再び一階へと下りて「お待たせ致しました。此れはどうすれば‥」畳んだ相手の服を持ちながらリビングへと訪れたが、相手が見当たらない為きょろきょろ辺り見渡し )