紳士と大和撫子、( 朝桜 / 非募集 )

えっ、あ、にあって、るぞ…
(彼女の姿をまじまじと見れば頬が熱くなるのを感じ途切れ途切れに上記を述べれば「俺も、服着替えるとすっか…」と腕を上に伸ばして)

有難う御座います‥
( 釣られて自分も頬を赤らめ、「それでは、今度は私が廊下で待ってますね」と微笑みながら述べて )

ああ、わかった、直ぐ着替えてくる
(こくんと頷けば彼女と入れ替わりで部屋に入ればタンスを引っ張ってパジャマ代わりにしている服を引っ張り出して着替えて)

( 閉まった扉の横の壁に寄り掛かり、相手の服を着ているということに改めて照れを覚えれば頬を仄かに染めて )

……、っし
(着替え終われば彼女を呼ぼうとドアに手をかけるも彼女が自分の服を着ているという事実にいまさらながら恥ずかしさを覚えれば落ち着こうと深呼吸をして)

‥、
( 一方己は服の袖をすん、と嗅ぎながら"アーサーさんの匂いがするな‥"なんて思っていて、(

桜、着替え終わったぞ、？
(扉を開けながら彼女の方を見れば丁度彼女が袖の匂いを嗅いでいる時で「わわ悪い、その、タンスとかの匂いする、か？」とあたふた)

わ‥!
( 服の香りを嗅いでいるところを見られるとかああ、と顔真っ赤にし。これではただの変態だ、と羞恥で胸がいっぱいになるも「違うんです‥ アーサーさんの匂いがするな、と思いまして」と顔を少し伏せながら正直に言って )

へ、あっ、
(自分の匂いがする、と言われればかああと顔を真っ赤にしながら「お、俺の匂いする、か？」と問いながら恥ずかしげに)

ええ、とても良い匂いです‥
( 此方も真っ赤に染めたまま小さく頷いたが内心は"絶対引かれたな"と確信していて )

そっ、そうか！
(恥ずかしげにするも笑って誤魔化そうとしながら「くさくなかったなら、いいんだ」とどこか安心したように)

‥引いてませんか?
( 相手の反応に少し安心するも、恐る恐る視線を向けて問いかけて )

え、引いてないぞ、最初は驚いたけどな
(ははは、と笑い声を上げながら彼女を見つめれば「なんだ、匂いフェチの奴がいたっておかしくないしな」と頭をなでてやり)

嗚呼、確かに私って匂いフェチなのかもしれませんね‥( 更に安心感が募れば、照れくさそうに撫で受けて「それから声フェチ、眉毛フェチ‥いっぱいあります、」なんて相手と数えている自分の指を交互に見ながら、 )

ま、眉毛フェチ……?
(撫でる手をとめれば最後の言葉に反応して彼女を見つめて)

はい、アーサーさんの凛々しい眉毛とても好きです( ふわ、と微笑めば手を伸ばして指先で相手の眉毛に触れ )

ん、そ、うなのか？
(眉毛に触れられればくすぐったそうにし、コンプレックスだったこの眉毛も彼女に言われれば好きになれるかも知れないなと心の中で思ったり)

ええ、紳士らしさが溢れています
( 微笑みながらこくりと頷き、上記述べた後小さく欠伸を溢してしまって )

紳士さ…そ、そうだよな！この眉毛があってからこそ紳士だな！
(はははと胸を張りながら高らかに笑えば欠伸を零す彼女に「もうねるか」と肩を寄せ部屋へ入り)

そうですね‥、
( 肩寄せられると鼓動が高鳴るも、緩い微笑浮かべながら小さく頷き )