ラブライバー? 2015-05-27 00:59:04 |
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…そ、そうです、食べられるようになったならそれでいいんですよ
(不機嫌そうな表情を見せた相手に失敗したなと考え、どう機嫌をとろうかと頭を悩ませていたが、次の瞬間にはそんな怒りも忘れたかのように美味しそうに食事を続けている様子を見れば内心ホッと胸をなで下ろし、慌てて今が良ければそれでいいじゃないかと過去を振り返っても仕方ないといった調子で言い、ピーマンを食べられたことを褒めるように相手の髪を撫でてとにかく話しをそらそうとして
ん…次からはちゃんと食べるから褒めてね?
(不意に髪を撫でられるとご飯の最中とはいえそれは嬉しいことなので目を細めながら受けていると、次からはちゃんと食べるし貴女も褒めてくれるよねと問いかけながら、ピーマンってこうして食べてたら美味しく感じるかもなんて好物化になったとしたら結構嬉しいことだし、貴女に沢山褒められるしなでられると思えば、想像を巧みに膨らませて一人で照れていて)
全く、本当に穂乃果はいつまでも子供みたいですね
(好き嫌いを克服して、そのことを褒められるというだけでこうも幸せそうに喜ぶなんてまるで小学生、下手をすれば幼稚園児みたいだなんて本人に聞かれたら100%怒られそうなことを考えながらも何だかんだそんな彼女のことが愛おしくて可愛らしくも思えてしまい、そんな子供みたいななんて思う前に存分に甘やかしてやりたくなってしまって
い、いいじゃん!褒めてもらって嬉しくなるのは当たり前じゃない?
(子供みたいだなんてちょっと酷くないかと褒められたら誰でも嬉しいし、ましてや好きな貴女に褒められるって幸せ過ぎてたまらなくなっちゃうしなんて講義はしたくてもできないため、褒められたら嬉しいということにして、貴女にしか甘えない自分は貴女に依存しているのかもと思うようになって)
それは確かにそうかもしれませんが…自分で褒めてなんて普通はせがんだりしません
(確かに他人に自分の頑張りなどを認めて貰い、褒めて貰えることが嬉しいというのは否定はしないが、かといって普通なら今の相手のように自ら褒めてなんて他者に要求をするようなことはまずしないし、それこそ小さな子供が母親に褒めて貰いたい一心で頑張ってご褒美を求める姿に似ているような気すらして微笑ましく思えてしまい口ではそう皮肉混じりに言いながらも相手へと微笑みかけてやり
むぅ…海未ちゃんは硬いよぉ
(なんとも子供っぽいと訴えかけられている気しかなっていなくて、せめてオブラートに包んでくれれば納得はしたのにと拗ねるようにして頬をふくらませると、貴女が褒めてくれる度に頑張れるしやる気にも繋がって次に褒められるように何をすればいいかとかも考えていられたのにななんて、先程の言葉は露骨に言い過ぎたかなと内心苦笑いをしてしまい)
それは心外ですね…穂乃果が適当すぎるんですよ
(ただ正論を言っただけだというのに、まるで此方のせいだとでも言わんばかりの一方的な物言いに軽く肩を竦めて見せては、相手をジトッと見つめて反論をして、とはいえあまり口うるさく言っては相手の機嫌を損ねてしまいそうなため、叱るような口調ではなくあくまでも軽い調子でそう言ってのけるのみで
て、適当じゃないもん
(完璧に図星をついてくるような言葉は冗談ではなく本気の言葉に聞こえたので視線をそらしながら、適当ではないと訴えかけるも自信はないのかため息をついて、何を言い返せばわからず思考回路を巡らせていたが何も思いつかず、降参と言いたげな様子を浮かべて、改めてピーマンの肉詰めを食べていて)
そう言われたくなければ普段からもう少ししっかりしたところを見せてください。…まあ、そういうところも含めて穂乃果らしいのでしょうが
(適当ではないと口では否定をするものの、あまり自信なさげな様子の相手を見れば本当は自分でもあまり強く否定できる立場ではないことに薄々感づいているのだろうなということがわかれば、そんな風に言われたくないなら相応に振る舞えばいいなんて皮肉混じりに述べて。相手が自分で負けを認めるようにそれ以上言葉が出てこないところを見て表情を和らげては、そんなところが相手らしいと言っては自身もご飯を食べ進めて
そう言われても…どうしたらしっかりとかわからないよ
(親のように指摘され尽くされると、どうしたらいいのかわからないために頬をふくらませて視線をそらしていると、その成果少しずつ食べる量も増えていきこういうのが、自分らしいというのならあまり言わないで欲しいななんて思いながらも、言われるのはやっぱり嫌なのか、拗ねそうな様子へと変わっていき)
ふふ、それを誰からも教えられずにキチンと自分で気づけるかどうかが大事なんですよ
(相手ぐらいの年にもなれば教えられずとも自覚出来て然るべきことで、やるべきことは責任を持って最後までしっかりやる、わがままを言わない、しっかり後先考えて行動をする。そのどれもが何も複雑なものではなくごく当たり前の内容で、要は単に気付いて実行出来るかどうかという次元の話しであり、しかし今の相手にはまだそれは難しいかもしれないと考えてはクスッと笑ってみせて「という訳でこれは宿題にします」このまま続けては相手が拗ねてしまいそうなためこれぐらいにしておこうと考え、今すぐには理解出来なくても仕方ないが、いずれは自分で答えを見つけて答えてくれることだろうという期待を込めて宿題という言葉を敢えて使い
しゅ、宿題?が、頑張ります…
(宿題だなんて学生時代にあれだけ苦しめられたのにまた宿題をだされるなんて困るななんて思いながら頑張るしかないため、視線をそらしながら頷くと勉強するんけでもなく、ただ行動を治すという宿題なのでどうにかなりそうとは思うが、自分としては治しやすいとは思えなさそうなので、できるかどうか不安になってきてしまい、食べ終わったのか手を合わせて)
穂乃果ならきっと出来ます。頑張ってください
(宿題と聞いて学生時代のことが脳裏に蘇ったのだろう、渋い表情で此方から視線を外したのを見逃さず、それでも半ば嫌々ながらも安易に無理だとか嫌だとか言わずに頑張ろうという前向きさ、ひたむきさというものはやはり相手の良いところで、心から応援をしてあげたくなるようなそんな気持ちにさせられてしまい、エールを送り「ごちそうさまでした」それから相手よりほんの少しだけ遅れて夕食を完食し、両手を合わせてキチンと挨拶をしてから食器を台所へと運ぶべく立ち上がり
うん!頑張るよ。あ、運ぶくらいは穂乃果もやるよ
(またもやエールを送られると嬉しくなって俄然やる気になっていて、応援に答えなきゃ行けないと切り替えてひた向きに行けばきっとしっかりした自分になって貴女も驚くくらいの人物になれるはずと想像力を巡らせていると、食器を運び出したのを見て隣に立って、これくらいはやっておかなきゃと少しばかりの気遣いを試みて)
ありがとうございます、助かります
(二人分の食器を二人で手分けをして台所まで運んでいくと一度で片付き、それを手伝ってくれるだけでも多少なりとも助かるもので、こうして二人一緒に台所に立つとまるで新婚のようだなんてことをついつい考えてしまい隣の相手へとチラッと目をやり、横顔に小さくドキッとさせられてしまって、いつまでも相手とこうして一緒にご飯を食べて一緒に食器を片付けて愛しい人をいつもすぐそばで感じて…そんな風にして何でもない幸せを感じられる時間が続いていけばいいのに、なんて考えながら食器洗いをしていき
流石に片付けは手伝わないと失礼だしね〜
(視線には気づかず食器を洗うことなら迷惑もかけないし、どのくらいか貴女も楽であろうと考えているのか新婚ってこういう風に生活してるんだよねと、もしも新婚なら帰ってきた時に貴女が来てくれてご飯を作ったり一緒に寝たりして楽しくできるんだろうななんて想像をふくらませて、貴女のチラリと見たあと恥ずかしくなったのかすぐさま視線をそらして)
親しき仲にも礼儀あり、いい心がけですよ穂乃果
(こういうささやかな配慮が本当は嬉しくて仕方なく、もう一人の幼なじみであることりのようにべた褒めにして褒めころしにしてやりたいぐらいの感情だったが、そんな反応はらしくないし逆に引かれてしまうかもしれないし、何よりも恥ずかしいというのもあって、ついついいつも通りの少し堅苦しい褒め方になってしまって
えへへ〜、やっぱり海未ちゃんに褒められた方がいいなぁ…
(ことりに褒め倒されるのは嬉しいけど甘えてしまっている為に少しばかり遠慮ができて、それに対して貴女になら時に厳しく時には優しいという平等制が自分を大きく成長させて、たまには褒めてくれるからこそ更に貴女に惹かれるのだろうと考えると、本音をつぶやきながら無邪気に笑ってみて)
全くもう…穂乃果は本当に甘え上手ですね
(あまり甘やかしては相手のためにならないだとか、そんなことを考えるのも億劫になるぐらい無邪気な笑顔で自分に褒めて欲しいんだと言い切った相手に対し溜め息混じりに、やはり相手にはかなわないなと改めて実感させられればクスッと小さく笑みを零し、彼女のこんな笑顔が好きで大切に想うからこそ自分はそばにいて見守ってやりたいと思えるのだろうと表情を綻ばせ
えへへ、甘え上手なのかな〜?
(ほめられていると判断してもいいのだろうかと最初は考えたものの、貴女の表情からしては褒めていると思って良さそうなので頬を緩み切りながら頬を掻いて照れ始めると、このまま貴女といられたら幸せに暮らせて、こんな言葉も毎日聞けるんだろうなと一人で惚れ惚れしながらお皿を洗っていると、そろそろ終わりそうなのか食器を拭き始めていて)
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