__人様焼コウカ、とって喰オウカ。__( 和風/微狂気/bml )

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ヌシサマ(、  2015-01-06 13:54:10 
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江戸には色町傾城町がある。行為の代わりに金を受け取る遊女達が居るのだ。
色町といえば遊女の町だが、其の外れ、薄暗い通りに、風変わりの店があった。

夢喰処……ゆめくいどころ、というのが其の店の名前だ。
其の店は売春していない。働き手は皆男である。

外れと言えど色町にある店、行為のひとつやふたつしそうなものだが、一切しない。
するのは客人の嫌な夢を"喰う"ことだけ。

嫌な夢を喰われた客人は、一時は上機嫌で帰っていくも、又嫌な夢を見、喰ってもらいに夢喰処へとやってくる。
働き手は客人の望み通り夢を喰い、金を貰う。
そして客人は上機嫌で帰っていく__そう、言わば麻薬のようなものである。

表沙汰には夢を喰うと言っているものの、本当は夢だけではなく"精気"も共に喰っている。
其の為、何度も何度も通う内に生きる力でさえも失っていく__。

そうして弱った客人を、夢喰処の働き手たちは喰ってしまう。
夢でも精気でもなく、客人其のものを喰ってしまうのだ。

そう、働き手たちは人間ではない。
其の異形の姿から人間界から弾き者にされた人外たちだ。

人間をとって喰っているのだ、噂にならない筈がない。
一部の人間たちの間で、夢喰処は噂になっていた。
そして__其の噂は、軈てある組織の耳に届いた__。







暫しレス禁止に御座います。




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  • No.52 by 朧 / 精霊風  2015-01-14 22:34:21 



( /すみません、上のレスで、直様宛が二つになっていますが、ひとつめの方は紅様への返信で御座います。御迷惑を御掛けしました。 )

  • No.53 by 直/烏天狗  2015-01-14 22:50:47 

>遥

ああ、えーと・・・うん。間違ってない。
(中に入り、誰か来ないかと待っているとやってきたのは自分より少しばかり背の高い相手。いらっしゃいでいいのか、要は客で合っているのかと尋ねられれば、まさかそんなことを尋ねられるとは思っていなかったのでやや躊躇いがちに頷き。「此処は、嫌な夢を食べてくれる場所だと・・・聞いてきたんだ。その、自分の夢も、食べてもらえないかと」あくまで客として。そう振る舞いながら相手を見つめては、少し緊張した面持ちで見つめ)

(/絡みありがとうございます! 此方こそアホみたいに真面目な奴ですが、よろしくお願いします!)

>朧

そう、だろうか・・・?
(優しさ故に意地が悪い。相手が自分を評した言葉は、どういうことなのか、自分には理解が至らず首を傾げ。難しいことを言われているような、でも実際はもっと簡単なような。けれども理解まではいかず、更に首を傾げるばかりで。「-----それは、俺も同じだ。誰かの子になれるほど、まともな存在(もの)じゃないから」相手にとって嫌なことを言ってしまったのだろうか。けれどもそういう意味では、自分も決してまともな存在ではない。あくまでフォローするつもりで前述を述べて。
「うっ・・・それは、良い意味でか?」どこか悪戯っぽい印象を受ける相手。素直。自分の名はまさにそれを意味するが、それを揶揄されたことがないわけではなく。故につい、不安げに相手を見つめ。「ああ。貴方の都合の良い時でいい。俺はいつでも待ってるから」今すぐやってもらえるとは流石に思っておらず、今日だけではなく恐らく続けての調査が必要となる以上そのどこかで見せてもらえれば、と考えていて。
「そう、か・・・。なら、良かった。-----ところで、その。本題、なんだが」その羽を変だとは思わない。そう言ってくれたことが素直に嬉しくて。心なしか小さく笑みを浮かべては、安堵したように前記を呟き。しかし安堵したところで漸く自分の目的を思い出し。「その、俺の夢も・・・食べて貰えるのか?此処なら」自分の嫌な夢・・・強いて言うならば、親などの愛情を知らないことぐらいだろうか。自分では今ひとつ理解しきれていないのだが、それでも食べてもらえるのかと相手に尋ね)

  • No.54 by 呉/天の邪鬼  2015-01-14 22:53:18 

>朧


…嗚呼、朧じゃあないか。
(目元を細めて連なる煌びやかな店先をみつつ、どこか幻想的なその眺めはきっと人には毒だろうと思いながら、下駄の音を鳴らし乍歩いていれば不意に肩を叩かれて振り向き見慣れたその顔に笑みを浮かべて「そう、帰ろうと思って…朧は? お出かけかな?」本当はもう少し町をぶらぶらしていたかったのだが、あまり遅くなっても迷惑かと眉を微かに下げてはクスクス、と小さな笑いをこぼしては問い掛けて)

  • No.55 by 遥/鬼火  2015-01-15 19:02:41 

>朧

そりゃ残念。
(笑いながらもお土産はないらしいことを伝えた相手に大袈裟なまでに肩を竦めてみせ。夕食まで待てなどとたしなめるように言われれば、その口調にどこか納得がいかず「俺は子供じゃねえよ。」と幾らか声のトーンを落として言い相手へと向き直り。番頭と口にすればさも可笑しいと言わんばかりに笑い出す相手。その独特な笑いを聞きながら「霰とは酷いな。そうだなぁ、もしそうなったら俺の客じゃないやつは皆あんたに回してやろうか。」等と自分でも本当になろうという気もなく愉しげに笑いながら冗談を言って。人とは違う己の姿は全ての人間に受け入れられるものではない。そういった客は全部相手へ押しつけてやる、なんて言ってから全ての客を相手へ渡せば任された方は大変そうだなと思い、それはそれで面白いとニヤリと笑い)


>直

ほう…お侍さんの耳にまで届いているとは此処も有名になったもんだ。
(どこか躊躇いながらも客だと認めた相手の姿を上から下まで変に思われないようさっと眺めて。袴姿に腰に据えた刀、どこか緊張した面持ちの相手は真面目そうな武士といった雰囲気であり。此所に来る客として相手のような人間は珍しいなと思っていると続けられた言葉にふっと笑い、半ば感心したような、だがあくまで軽い口調で述べて。確実に評判が広がっているならこれからどんどん夢をくれる相手は増えるのだろうか、等と思えば愉しそうに口角を吊り上げ目の前の相手を見遣り「名乗るのが遅れたな。俺は遥。俺でいいならあんたの夢、喰ってやろうか?」と武士相手なら最低限の礼儀は必要だろうと一応名乗った上で問いかけ)


>呉

こんばんは、お嬢さん。
(気が向いたから、そんな単純な理由で外に出て華やかな街を散歩していると前方に見慣れた姿を見つけ。此方に気づいているかは分からないがひらりと手をふり近づき、相手の目の前まで行けばにっと悪戯っ子のように笑って声をかけ。端から見ればどこぞの花魁にも見えるであろうその姿を揶揄していった言葉は普段あまり歩かない街を歩いているときに知り合いにあった安心感からかどこか弾んでいて)

(/絡ませていただきました。いきなり失礼な発言すみません。ふざけた奴ですがよろしくお願いします。)

  • No.56 by 呉/天の邪鬼  2015-01-15 21:56:24 

>遥


…やぁ、遥。
(ひらりと回した真っ赤な番傘。それをくるくるともう一二度回してはどこか楽しそうに。そうしていれば不意に声を掛けられて其方へ視線を向けると目元を細めて。微かに見下ろす相手へと言葉を掛けては微笑んで。青い炎に視線を向けては綺麗だなぁ、なんて内心思いつつ「どうしたんだい? こんなところで会うなんて珍しいねぇ」とのんびりとした口調で問い掛けては緩やかに小首を傾げて)

  • No.57 by 朧 / 精霊風  2015-01-15 22:37:06 



>直

嗚呼、気を付けろ。優しさは意地悪と紙一重だや。…此処にゃ、優しさを貰うことに慣れていないモンで、優しくされるとついつい疑っちまう輩が居る故、特に、な。

( 首を傾げる彼を見て、ふっと噴き出すように笑ってしまって。自分が言った言葉に、真剣に思考を巡らすほどに、相手は真面目なのだと考えていて。幾分か声のトーンを落とし、彼に顔を近付け目を細めては上記、言い終わってはすぐに顔を離して。「 …半妖で在るが故、かいや? 」彼の話した内容を聴き、背中に生えた小振りな羽に目線を遣り語尾を上げる。 )

…はてさて?それは汝が決めることだ。

( どもる彼に、煙管の煙を吐きながら上記を告げては、大袈裟にも自分は分からない、とでも言うように肩を竦めた。しかしその唇にはにやにやと、愉しげな笑みが籠ってしまっている。「 __…嗚呼、悪いがそうしてくれや。 」何時でも待っている、との言葉に多少の違和感を感じるも、表には出さぬようにゆっくりと頷いて。何時でも__ということは、彼は此処にリピートして通うつもりなのだろうか…? )

__勿論さァ。…だが良く考えろ。これは一種の麻薬だや。それだけは言っておくとしようか。

( 本題。その言葉に、今までの雰囲気とは違う、ピリッとした空気を感じて。胡散臭い笑みでコクリと頷いては、営業側が言うべきでないことを口にする。それから口をつぐんで、じっと彼の反応を待つのだろう。 )


>呉

着物を、汝に習って少しばかり派手にしようと思うてな。結構思い切ったつもりだったンだが…汝と並べば、前と大して変わりゃせんの。

( 自分への問いに、右手の袖を少し持ち上げて、新調したがやはり女物の着物を見せ付けるように。しかし派手に派手を重ねたような彼に並んでしまっては目立つものも目立たなく、滑稽そうに笑いながら眉を下げた。 )

__寒いなァ。飽きもせずに毎日毎日、御天道様はずぅっとあの雲の上に隠れたまんまだや。

( 自分の吐く白い息を見て、ぽつりと告げる。大分暗くなった空を見上げて天を指差しては、何を考えているのか煙管を口に運んで、今度は白い煙を細く吐き出して。 )


>遥

何も、子供だとは言っておらんがァ。__まぁでも、何時まで経っても汝は生意気な弟のようだよ。

( 不服そうな表情をする彼。わざとらしく目を細め、眉を上げて、此方は呆れたような表情をつくる。其処らの荷物に埋もれた軽い椅子を引っ張り出しては腰を下ろし、愛情深い瞳で彼を見つめて。 )

__そりゃァ、勘弁。汝、軽口ですぐに客人を怒らせよう。その客人なんか回されちゃ、不満の捌け口にされるだけでよいことなんてありゃせんからなァ。

( 冗談だとは分かっていても、その誘いには顔の前で手を振って、更に首まで振って。一度、彼の元に来てから自分の所に来た客人は、彼の軽口に腸が煮えくり返る思いだったらしく、散々苦情を突き付けられた上に夢も喰えずに終わるという、悲惨な出来事があったのだ。 )

  • No.58 by 直/烏天狗  2015-01-15 23:08:02 

>遥

-----俺は直。遥がそれでいいなら・・・・是非、お願いしたい。
(確かに本来高貴と言われる侍はあまり此処には来ないかもしれない。だからこそ、物珍しげにされて逆に言えば興味を持ってもらえるかも。そんな思いで来たわけだが、ある意味成功だったらしい。名を名乗ってくれた相手に自分も名乗り返し、早速この店の"夢を喰う"という感覚を得られるというのに断る理由もなくゆっくり頷き。真っ直ぐ相手の瞳を見つめ)

>朧

----そうか。貴方が言うなら・・・気をつけるとするよ。
(自分では優しくしているつもりなどないのだが、相手が言うのならば少し控えた方がいいのかと素直に頷き。此処でのことは自分では分からない、ならば相手の言葉を受け取る方がきっと良いだろうと思っていて。「・・・ああ。そうだよ。人でもなく、妖でもないから」尋ねられた言葉は、まさに自分が一番気にしているところ。力を持っていて奉られても、人だったら得られたかもしれない愛情を得られなかった原因。どこか苦々しげに笑みを浮かべては、俯き加減に前記を述べて。
「・・・---なら、良い意味で受け取ることにする」相手言ったことなのに、それがどちらの意味かを尋ねればとぼけた様子で肩をすくめる相手。それを意地悪だと言わんばかりにジトっとした目で見つつ、あえて悪い意味で受け取ることもないからと少しばかり不貞腐れたように言って。そして弓を見せてくれると言った相手に、嬉しそうに頷き。ああ、いつ見せてもらえるのだろうかなんて今から楽しみにしていて。
「-----それでも、お願いしたい。その為に、俺は此処に来たのだから」まさか相手から警告を受けるなど思っておらず。それだけに夢を喰うという行為がどれだけのことなのか、不思議と伝わってくる気がして。けれども、どちらにせよこの行為は誰かがやって情報を渡さなきゃいけない。たとえそれで自分が喰われたとしても、結果。それが奉公処にはいい情報をもたらすことになる。なら、と頷き迷いのない目で相手を見つめ)

  • No.59 by 呉/天の邪鬼  2015-01-16 14:04:33 

>朧


…へぇ。これはまた。思い切ったね。
(相手の言葉に小さく笑みを浮かべてはそう言えば少しばかりいつもとは違うと思っていたが、派手なその着物を見ては目元を細めて。並べば大したことないと言うが、普段目にしないものをみるとそれはより一層引き立つもので「とても似合っているよ。とても素敵だ」と微笑んでは頭に差していた椿の髪飾りをひとつ取れば相手の髪に留めてやり、どこか満足気に頷き)
嗚呼、そうだね。でも私は冬が好きだよ。
(寒いけれど、と同じく天を見上げては小さく付け加えて。曇っていればいる程気持ちが落ち着くのは何故だろうかと、内心思いつつ相手の持っている煙管に視線が行けば和服の袖で口元を覆い隠して「…またそんなものを吸って…。体に毒だよ?」空いた片手でその紫煙を払うように手をひらひらとさせて)

(/主様。此方のpfの方、少しばかり訂正したい文章があるのですがもう一度投稿しても宜しいでしょうか?貴重なスペースを使用してしまうのでご返答の方お願いいたします)

  • No.60 by 遥/鬼火  2015-01-16 23:00:29 

>呉

散歩のついでにちょっと遠出してみただけさ。にしてもここは相変わらず人が多いな。
(普段あまり人が多いところには行かず、散歩といっても店の周りを散策するだけのことが多い己が華やかな通りまで来たことを遠出などと大袈裟に言い、おどけて笑い。もう空は暗いにも関わらずこの街は目映いほどに灯りが並び、店に目を向ければ女達が通りを歩く人間を誘う。どこか妖艶で浮世離れしたような光景を眺めつつ「夜に生きる街ってのは、不思議なもんだな」なんて自分のような妖と似ているのかもしれないなどと思いつつ口にし。それから再び相手へと目を向ければ華やかな相手の姿は辺りの風景と綺麗に馴染んでおり「その姿は此所に映えるな」と感心したように言って)


>朧

弟、な……あんたみたいな兄はごめんだけどな。
(相手から向けられる愛情は照れくさいような擽ったいような、そんな気持ちにさせられ、それを誤魔化すように言い返し。しかし嫌な気はせず「まぁこの店の人間は家族のようなもんだが…頼れる同僚ってあたりで十分だろ」と穏やかな口調で付け加え柔らかな笑みを浮かべて。
あからさまに嫌そうに首をふる相手の言い分を聞けば心外だとばかりに眉を寄せ「そんなしょっちゅう怒らせてるわけじゃねえよ。楽しんでくれる客も多いさ」と言い返し大袈裟にため息をつき。怒って帰った客もいるが特に気にしない客の方が多いのだから、と全く悪いとは思っていない様子で「要するに俺は相手を選ぶんだよ。万人受けはしないのさ」などと語って)


>直

面白いことを言うな。なら俺が嫌だって言ったらどうする?
(己がいいなら、などと言われればにやりと笑いその揚げ足をとるように相手をからかい。せっかく自身に夢をくれるという相手をそう簡単に手放す気はないのだがその思いは表に出さず「ま、どちらにせよ立ち話もなんだしついて来な。」と変わらずにまにまと愉しそうに笑ったまま店の奥へと歩き出し。歩きながらふと先程客かと聞いたときに相手が躊躇ったことをふと思い、戸惑わせたかと「さっきは変なこと聞いて悪かったな。ここに来るやつの皆が皆客だとは限らないもんでな。」と一度振り返って気にしないでくれと言わんばかりの調子で述べ)

  • No.61 by 朧 / 精霊風  2015-01-17 20:28:46 



>直

嗚呼、是非。

( 頷く彼を見ては、ふっと薄く笑いを溢す。それから此方もゆっくりと頷いて、ぐっと目を細めて。「 …完全たる妖であっても、愛されんモンも居る。心の底から笑いたくても、笑えんモンも居る…。 」何処か悲しげに俯いた彼。それには特別な反応を見せず、あの胡散臭い笑みのままいるが、小さな声で前記をそっと呟いた。 )

はは、そう剥れんと。苛めたい訳じゃァないさ。

( つい噴き出してしまった後に、口許に手を遣って。低く、ゆったりとした声で否定の意を告げては、もう一度彼を見てニコッと笑顔を作って。未だに不貞腐れた表情を見せるので、何処か慣れた手付きで宥めるように頭を撫でてみたり。「 _武器ってェのは、簡単に殺生を行える。そう考えりゃ、持ってない方がよいのやも知れんのう。 」何を思ったのか、己の持つ武器をちと触っては。 )

__汝の意思、しかと受け取った。俺に着いてくるがよい。

( 彼の瞳を見れば、迷いがないのは自分でなくてもすぐに分かるだろう。少し__少しの間を開ければ椅子から静かに立ち上がって、今まで手に持っていた煙管を口に加える。着物の裾を翻して奥の部屋にチラリと、少しながら妖艶な目線を遣り、彼の返答を待って。 )


>呉

__嗚呼、普段なら選ばない色を選んだ。

( 彼の言葉に小さく頷いては、自らの腕を着物の柄を見るように持ち上げては。「 有難う。それなら良かったわ。 」彼にそう言われるのは何処か嬉しいもので、素直な気持ちからそんな言葉を返して笑っていたが、不意に髪に刺さった髪飾りを見て「 これは……俺には似合わんもんだや。 」それが椿を象ったものと分かっては居づらそうにぎこちなく言い。 )

おや。同志とは初めておうたのう。…太陽が出ててもよいが、此処にゃァ曇りがお似合いさ。

( 冬が好き、との言葉に意外そうに方眉をひょいと持ち上げては、辺りをゆっくりと見回し、今一度曇天を見上げる。しかしそこで掛かった彼の声に「 おっと、汝は煙は呑まぬ口か?…毒と分かっていても、つい、な。 」そう言いながらも加えた煙管を手に持ち直し、刻み煙草を道にハラリと棄てては火を消して。 )

( /はい、勿論構いませんよ。返事が遅くなってしまい済みません。 )


>遥

おや…随分と冷たく育ったモンだや。

( わざとらしく眉を下げて、口許に着物の袖を持っていってはチラリと彼を見遣るも、続けられた言葉にころっと表情を変えて「 俺は同僚じゃあ足りんのう…。此処の奴等だけは、俺を見て愛してくれるから、なァ。 」とぐっと目を細めて、何処か憂うような声音でそう告げるのだろう。 )

その"楽しんでくれる客"ってェのは、きっと物好きに違いない。

( クツクツと可笑しそうに笑いを溢しながら、彼の言葉を借りつつ真っ先に思ったことを口にして。続く彼の言葉には何処か呆れた表情を見せつつ「全く…。我が儘な働き手だ。」とため息を吐いてから、にこりと笑って彼の頭をぽんぽん、と。 )


  • No.62 by 紅/鎌鼬  2015-01-17 21:58:49 

(/このごろ来れなくてすみません!もう少しでテストがあるので来れないし亀レスになりますが来ますので待っていただけれると嬉しいです)

  • No.63 by 呉/天の邪鬼  2015-01-17 22:54:09 

>遥


此処はねぇ…人間にとったら息抜きの場であり、吐き溜めの場なんだよ。
(ぼんやりと連なる灯りを眺めながら呟けば目元を細めて。欲深い人間は憩いを求めてこうしてやってきては、幻想に惑わされながら現に戻り再び幻想にやってくるのを繰り返しているように思えて。そこまで博識ではないけれど、と微かに肩を窄めては相手の褒め言葉に和服の袖で口元を覆い隠して相手に近づき「褒めても何もあげないよ」と空いた片手で相手の頬をつんつん、と軽くつついてはどこかおかしそうにクスクス、と笑いを零して)


>朧


ふふっ…似合っているよ。
(微かに掲げて見せてくれた相手に小さく微笑んでは頷き。普段見慣れないものを目にするとよく焼き付いてとても綺麗に思えて。普段からこういう風にすればいいのに、と内心思いつつもぎこちなく呟いた相手に眉を下げて「似合っているよ…嗚呼、こっちの方が素敵だったかな?」と一度相手から髪飾りを取れば己の頭にあったもう一方の髪飾り、牡丹の華をあしらった髪飾りを髪につけてやれば満足気に微笑んで。)
曇の空は見ていて落ち着くよ。
(薄ら笑みを浮かべて頷くも紫煙が鼻腔にハイレバ小さく咳き込んで、困ったように笑みを零して。しかし人の嗜好にそこまでケチをつける訳ではなくて。「その毒が…きっと気分をよくしてくれるんだろうねぇ」ひらひらと紫煙を払いつつ、自分にはそういうものがあるだろうかとふと考えてみては、くるりとひとつ番傘を回して足元に視線を下ろして)

(/お答えいただきありがとうございます。後日pfの方再提出させてもらいます)

  • No.64 by 直/烏天狗  2015-01-17 23:46:45 

>遥

えっ、それは・・・・えーっと・・・困って、しまうな。
(此処は店だと思ってだから、相手は従業員である以上客を求めるものだと思っていた。だから、まさか相手からそんな言葉が返ってくるとは思わず。それがからかっているだけだとはいざ知らず、腕を組んで上記を述べてながら悶々と考え始めてしまい。「あ、あぁ・・・わかった」相手の言葉に漸く顔を上げれば、先に歩き出した相手からはぐれないようについていき。「あぁ、気にしていない。こういう場所なら、初対面の者を警戒するのも致し方ないだろうし」先ほどの自分の様子を覚えていたらしい。自分としては全く気にしてはいないので、前述を告げては小さく笑みを浮かべ)

>朧

-----貴方も、そういう思いをしたことがあるのか?
(自分は半妖で。人の反応もまさに五分五分。どこまでも嫌われるか、どこまでも敬われるか。故に本当の愛情など知ることも出来なくて。それは自分のような半端ものでなくても、それこそ完全でもそういうこともあると語る相手の様子はどこか、そうした経験があるような素振りで。思わず口をついて上記を尋ねるが、すぐに聞いてはいけないようなことを聞いてしまった気がして、「すまない、今の質問は忘れてくれ・・・」と口を閉ざし。
「-----朧といると、何だか調子が狂う。いつも自分がしていることをされている気分だ」頭を撫でられた時、少し驚いて相手を見上げるがすぐに恥ずかしくなって視線を逸らし。ふと、度々同僚たちに同じようなことをしているのを思い出し、ああ彼らも同じ気持ちだったのかと心なしか反省して前記を述べ。「けれど、身を守っているのが武器なのも事実なのでは・・・何事も、良い事ばかりではないし」武器に触れ、思うところがあったらしい相手の言葉。武器を取り戦うのが取り柄の自分には無い考えだからか、不思議そうにきょとん、として。
「ああ。・・・・よろしく頼む」少しの間があって椅子から立った相手に次いで、自分も掛けていた椅子から立ち上がり。奥の部屋へと促されれば、相手についていき)

  • No.65 by 遥/鬼火  2015-01-18 00:06:47 

>朧

おいおいまさか本気にしたんじゃねえよな?
(眉を下げる相手に少し慌てて冗談だと言って。続けられた言葉には自身も思うところはあるらしく「そうだな。人間は必ず受け入れてくれるとは限らねえ。拒絶と好奇、それを除けば残るもんは何れ程か」と此方もどこか遠い目をして。物好きだなどと言われても否定をすることはなく「今の客にゃ軽口の応酬になるやつもいるな。けっこう楽しいぜ?」とにやりと笑って。ため息を吐きながらも頭を撫でる手を払うことはなく「俺にそういうことするやつはあんたくらいのもんじゃねえか?」と口調は軽いものにしてはいるがしみじみとそう感じており目を細めて)

>呉

掃き溜め、ねぇ。ならそこに生きなければならない女達は俺らとどこか似てるのかもな。
(相手の言葉にくくっと笑って皮肉めいた調子で述べ。訪れる客に束の間の悦びを与えているのであろう遊女達を見遣れば夢を喰う自分達とさほど変わらない気がして。さも可笑しそうにくつくつと笑えば「やはりこの街は俺らにぴったりだな」と揶揄するように言って。頬をつつかれればわざとらしくむっとしてみせ、「安心しな、褒めたつもりじゃねえよ。華やかな場所には華やかな格好が映えるって話だ。俺みたいなのよりあんたのほうがお似合いだってことさ」と特に凝った装飾もない自身と相手を比べつつ言って)

  • No.66 by 遥/鬼火  2015-01-18 00:14:25 

>直

ははっ、安心しろ。そうだとしたら他のものに引き渡してやるよ。
(自身の軽口を真に受け考え込んでしまった相手に可笑しそうに笑いながらもとんとんと廊下を歩き、自身の部屋の前へとつけばどうぞとばかりに扉を開き。部屋は先程まで休憩してはいたものの人を入れられないほど雑然とはしていないだろう。気にしないという相手にこちらも微笑み「こういう場所ってなんだよ」なんて笑いながらも「この街は寧ろ初めての人間を引きずり込もうとするだろうよ」と色町であるこの辺りのことを揶揄して言って)

  • No.67 by 直/烏天狗  2015-01-18 00:33:55 

>遥

それは・・・喜ぶべきか言葉に悩む。
(案内された部屋をゆっくりと見回すように眺め。思っていたより普通なんだな、なんて思いながら、同時に夢を喰うという行為に不安と妙な好奇心が生まれ。「あっ・・・そう、か。言われてみればそうだな・・・」すると相手から指摘されたことに、よく考えてみれば確かにそうだと思い。俗世に疎くなるからと、自分なりに勉強をしていたつもりだが、やはり現場にいる人には叶わない。勘違いとは言えど、少しばかり恥ずかしくて軽く頬を染めては軽く俯き。「・・・それで、どうやって夢を喰うんだ?何か、道具でも使うのか・・・?」早く空気から逃げようと言わんばかりに話題を変えては、周囲を見渡しながら相手に尋ね)

  • No.68 by 呉/天の邪鬼  2015-01-18 13:09:56 

>遥


きっと…あまり変わらないよ。
(相手の言葉に小さく頷けば、薄い唇を緩めて笑みを浮かべて。この町の女達とさほど変わりはないだろうて。可笑しそうに笑う様に目元を細めては確かにこれ程馴染める町はないだろうとクスクス、と笑みを零して。そしてどうやら拗ねたような相手にふふ、と微笑んでは頭をポンポンと軽く叩いて「そうですか。でも貴方も、この町にとても似合っているよ」相手に告げては気付けば降り始めた雪に番傘を相手に傾けて)

  • No.69 by 遥/鬼火  2015-01-20 22:59:40 

>直

あんた…直だっけ?ほんっとに生真面目なんだな。こちとら言うことの半分くらい冗談だってのに。
(こうも真面目に答えを返され続けるとさすがに悪い気もしてきて肩を竦め、自分とは違いすぎる相手に最早感心するように息をついて。「ま、侍ってのは真面目なやつが多いがな」と言い足しつつ飲みさしの湯飲みを机の端へと遠ざけると、椅子と座布団を好きな方をとれとばかりに相手の前に置いて。
何故か俯いてしまいどうかしたのかと首を傾げていると、誤魔化すように辺りを見回す相手。その顔がどこか赤いことに気づけばなんとなく相手の心境がわかったような気がして、からかいがいのありそうな客を掴んだと思う反面共感できる自分もいて。普通の街なら相手の方が正しくなるはずだ。「ここらは特殊だからな、道中女たちに連れ込まれないように気をつけろよ?」と初めは相手への共感とも同情ともつかない思いからの言葉だったはずがいつもの軽口に変わっていて。「どうやって、か。どう言えば分かり易いやら…」と相手の問いには暫し考える素振りを見せ。実際どう言えば面白くなるだろうか、なんて考えていたのだが説明の仕方など限られてくる。改めて相手に目を向ければ、にんまりと口角をあげ「簡単に言うなら…口付けさ」と秘密を話すように低く囁き、この実直な男はどのような反応をするのだろうとまじまじと見つめ)

>呉

さてどうだか。
(この街に似合う、と言われても自分では今一つ理解はできず。辺りを見回しては街を歩く人達の姿と自分の姿を比べてみては面白いことを見つけたと言わんばかりに「此所ならその格好も目立たないのな。寧ろ俺みたいなのが働き手だっつうほうが目立つ」なんて言ってみて。夢喰処では派手な相手は目立つのだが遊女達の姿を見ていれば何ら違和感はないのだ。降ってきた雪から守るように此方へ傾けられた番傘をちらりと見遣り、「このくらいならなんでもねえよ」と相手の方へ戻そうと柄の部分へ手を伸ばし軽く押して。いつの間にやら時間も経っており冷えてきたなと呟けば「そろそろ帰るか」と口にし、相手はどうするのかと見つめ)

  • No.70 by 直/烏天狗  2015-01-21 01:22:05 

>遥

そうか・・・?別に冗談なんて------え?冗談?・・・そうか、冗談か。
(感心するような相手の言葉を淡々と受け入れ、頷きながら聞いていたが今までの言葉が冗談だと言われてるのだとそこで漸く気づき。相手のフォローするような言葉を聞いて、漸く自分が弄られていたのだと確信になり、少しばかり恥ずかしくてつい相手から視線を逸らし。「あぁ・・・ありがとう。気をつける・・・」相手の差し出された椅子か座布団を見て、座布団の方にアグラで座り。相手から聞こえた心配にほんの少し顔を上げ、また俯くが心配が嬉しくて小さく感謝をして。「く、ちづけ・・・?」説明に聞き入っていると、相手から聞こえてきたのは予想もしなかった言葉。低い声で囁かれた言葉を確かめるように呟くと、一気に顔を赤くし。「あ、えっ・・・」どう反応をしていいのか。その正解が分からなくて、此方を見つめる相手から視線を逸らすが口元は自然と震え始めて。此処で逃げるわけはいかないのに、それに反して恥ずかしさは湧き上がるばかりで)

  • No.71 by 呉/天の邪鬼  2015-01-21 20:48:40 

>遥


ふふ。そんな事ないよ。溶け込んでるさ。
(相手の言葉に小さく肩を揺らして笑えば首を振り、溶け込め無いという相手だがそんじょそこらの遊女に比べたら顔立ちも綺麗でだが、その顔で服装なら確かに少しだけ浮いているかもしれないがそれでもそんなに言うほどでもなくて。傾けた番傘を押し返されてしまえば肩を竦めつつ、歩き出した相手に小首を傾げて「そりゃあ、帰るよ。そろそろ冷えてきたからね」と微かに白い息を吐き出してはげたの音を鳴らし乍歩き出して)

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