__人様焼コウカ、とって喰オウカ。__( 和風/微狂気/bml )

__人様焼コウカ、とって喰オウカ。__( 和風/微狂気/bml )

ヌシサマ(、  2015-01-06 13:54:10 
通報


江戸には色町傾城町がある。行為の代わりに金を受け取る遊女達が居るのだ。
色町といえば遊女の町だが、其の外れ、薄暗い通りに、風変わりの店があった。

夢喰処……ゆめくいどころ、というのが其の店の名前だ。
其の店は売春していない。働き手は皆男である。

外れと言えど色町にある店、行為のひとつやふたつしそうなものだが、一切しない。
するのは客人の嫌な夢を"喰う"ことだけ。

嫌な夢を喰われた客人は、一時は上機嫌で帰っていくも、又嫌な夢を見、喰ってもらいに夢喰処へとやってくる。
働き手は客人の望み通り夢を喰い、金を貰う。
そして客人は上機嫌で帰っていく__そう、言わば麻薬のようなものである。

表沙汰には夢を喰うと言っているものの、本当は夢だけではなく"精気"も共に喰っている。
其の為、何度も何度も通う内に生きる力でさえも失っていく__。

そうして弱った客人を、夢喰処の働き手たちは喰ってしまう。
夢でも精気でもなく、客人其のものを喰ってしまうのだ。

そう、働き手たちは人間ではない。
其の異形の姿から人間界から弾き者にされた人外たちだ。

人間をとって喰っているのだ、噂にならない筈がない。
一部の人間たちの間で、夢喰処は噂になっていた。
そして__其の噂は、軈てある組織の耳に届いた__。







暫しレス禁止に御座います。




コメントを投稿する

  • No.41 by 朧 / 精霊風  2015-01-11 23:24:07 



>直

……そうか。何かと此処は嫌われ易い場所でな。仕様が無いとは分かっていても、自分の家を怯えられるのは哀しきことよ。存在を否定されている様に思えてしまうのさ。

( 彼が微笑んだのを見届ければ、安心したような表情で煙管をふかして。しかし其の本心、彼を誘い込むが為に言っているのか、其れとも本気で言っているのか、其れは自分ですらも分からなくなっていた。 )

はは、良きことではないか。例え特技が剣だけでも、汝は其れが愉しいのであろう?

( 細い煙を棚引かせながら、まるで親が子を見るような瞳で彼を見つめて。「 愉しいことが有るのは良いぞ。俺ァ、もう愉しいと思えることが少なくなってきてなァ。 」滑稽そうにクツクツと笑っては、何時の間にやら乱れていた着物を直しつつ。 )

__珍しいお客人やのぅ、背中に羽、とは。

( 触れた感覚は間違いなく羽。小振りではあるが紛れもない羽の形をしているモノだったのだ。目を瞑ってしまった彼の耳元で、わざとらしく低い声で囁けば、彼がどうするのかを待っている。 )


>紅

世界に疲れたときはなァ、運命に頼ると良いぞ。

( 何処か疑うような声音で反芻されてしまえば、此方は当然だとでも言うように大きく頷き。「 世迷い言に聞こえるやも知れんが、案外侮れんモンなのさ。 」一切の迷いもなく、愉しげにそう付け足すのであろう。 )

__其れはお互い様、云う奴だや。汝も随分読めん性格をしている。

( ふ、と彼の口から告げられた言葉に、相変わらず胡散臭い笑みを浮かべつつ煙管を口に運ぶ。細く細くゆっくりと煙を吐き出しては、耳に届いた出ていく気はないとの言葉にチラリと目線をやり )

言ったが最後、汝は此処からもう出られん。

( ぐっと目を細め、彼の表情がどう変化するかを見逃さまいとしている。 )


>遥

( /Pf提出と御質問有難う御座います。御質問にお答え致します。人ではないことはひた隠しにはせず、しかし大っぴらでもない、と云う雰囲気が良いかなと思っています。例えば自己紹介で妖怪であることは言わないが、後に「御前は人ではないだろう」と言われたときに「嗚呼そうさ」と言う感じです。説明が下手な上曖昧でご免なさい。
Pfは大丈夫ですので、ロルテの提出を頼めますでしょうか? )


  • No.42 by 直/烏天狗  2015-01-12 16:44:54 

>朧

-----その気持ちは分かる。でも、俺はこの場所に嫌悪感なんてない。
(家が否定されるというのは、相手の言うとおり。確かに辛いもので。奉られたり、恐れられたりする自分にとってはその気持ちは理解でき。だからこそ、相手を安心させたい気持ちから自分の本心を後押しするように上記を述べ。「あぁ。・・・俺にとって、これが唯一の愉しみだ。だから・・・そうだな。そう言われると安心する」唯一培ってきたもの。だからこそ、その愉しみはかけがえのないもので。あるというだけで十分だと言う相手の言葉に妙に貫禄を感じ、まるで親に諭されるような気持ちになって小さく笑みを浮かべて。「目立つ、からっ・・・隠していただけだ・・・人の前だと、目につくから・・・」耳元で低い声が聞こえてきて、その感覚が擽ったく。必死に頭を回転させながら、あくまで目立つから隠しているだけと述べては、漸く頭も冴えてきて。「---なあ、あなたが良ければだが・・・羽、出してもいいか・・・」いい加減、この篭った感覚が辛くなってきたからか。思わずそんなことを呟いては、相手の反応を伺って)

  • No.43 by 遥/鬼火  2015-01-12 18:55:33 

>ロルテ

さてと、そろそろお客さん来ないかねぇ。
(静かな店の中でなにをするでもなく椅子に腰かけぼんやりと窓の外を眺めており。次第に退屈になってくれば立ち上がり、廊下に出て出入口の方へと歩みを進め。少し外を散歩しようかと思っていたのだがいつ客が来るやも知れぬ時間に店に居ないのもよろしくないかと思い直し、大人しく客を待つことにして扉から少し離れた位置に座りこみ、じっと扉を見つめ人が来るのを待って)

(/質問に御答え頂き有り難うございます。丁寧な説明でイメージがつきやすかったです。)

  • No.44 by 紅/鎌鼬  2015-01-12 19:55:39 

>直
なんだ……戦らないの?
(相手は剣を抜かずにたださけただけで。つまらない、なんて考えて。もし相手が剣を抜き反撃をしてくるようならばそれはそれで楽しそうだな、なんて思っていたのに、と少し不満げに上記を言って。が、相手の言葉に「生意気だよ、君……年下のくせに……」となんて毒ずきながらも相手に撫でられることは拒まずにいて。が、性懲りなくニヤニヤと笑っている相手が気にくわなく、軽くにらんでは脅すように「本気で切り裂くよ……?」なんて言って。)



>朧
考え方の違いじゃない?
(相手の言葉に上記をいって。人生になどまだ疲れていないなどと考えて。続く相手の言葉には相手は自分の考えは全てよめてそうだが………なんて考えると少し怖くなり視線を下におとして。まさか自分が捜査で来たことまではさとられていないはず、と考えるが不安はぬぐいとれずに。が、そう疑ってしまうと後がない、ということは知っているため考えることをやめて。少し落ち着き、相手を見るが予想していなかった言葉に驚いて。が、相手に不安や恐怖をさとられないよう、精一杯冷静をよそおい「出られないって?どういうこと」ときいて)

  • No.45 by 名無しさん  2015-01-12 20:59:14 


「気楽にいこうよ、気張っててもだめだよ」

「君について話してくれないかな?…冗談だよ」

「君をもっと知りたいな。私の知らない君を教えておくれないかい?…なんてね」

名前/呉(くれ)
立場/夢喰処
年齢/外見25歳/実年齢390歳
身長/183cm
伽羅/1

性格/マイペースでのんびり屋。飄々としている所があり何を考えているか分からない。常に笑顔で温厚的。等しく優しく接するが腹の中は真っ黒で時々毒舌が出ることも。意外と適当で興味あることない事がはっきりしている所もありその為か時々冷たい一面を表すこともある。人の心を察することができるが知りたくない一面も知ってしまうこともあり、あまり好んでいない。

容姿/薄茶色の髪はゆるーい癖がある。その髪を肩の辺りまで伸ばしており簪で結い上げている。下ろすと背中のあたりまで。若干タレ目気味の目は群青色をしている。薄い唇は笑顔に緩んでいることが多い。色は白い方。着痩せするタイプだが細マッチョ体型。派手な花魁の格好をしている。青色を基調とした色で彼岸花の柄が入っている。黒の高い下駄を履いている。女の格好をしているがオネエでなくただの趣味。真っ赤な番傘を常に持ち歩いている。

武器/番傘(仕込み刀)


(/遅くなりましたが天の邪鬼keepをお願いした>30の者です。不備等ないつもりで書きましたがもしありましたらお願いいたします。)

  • No.46 by 朧 / 精霊風  2015-01-13 22:17:16 



>直

__汝は優しいのう。だが、其れが玉に瑕になりそうだ。

( 彼の真面目な表情を見れば、その言葉が本心なのは手に取るように理解でき。嬉しさと歯痒さが交互に入り交じって、自分でも意識していないことを口走ってしまう。もう、嘘に嘘を重ねる自分が、どうしようもなく嫌いになっていたのだ。 )

俺はこの通り、少し弓矢をかじっていてな。中々良いものだぞ。精神統一の一環にもなる。…興味があるなら、汝も遣ってみるがよいぞ。

( やっと警戒心を解き始めてくれたのか、小さく笑う彼を見遣れば、自分の背中に掛けている大弓を親指で指した。矢を一本右手に持ち、相手に見せてみたり。 )

__おぅおぅそうか。可哀想に。確かに羽が生えた人間なんてぇのは見たことがないけんど…。
好きにするが良い。此処では汝は自由の身だや。

( 途端に慌てたような反応を目にすれば、目を細めて何処か憐れむような声音で、自棄に優しげな言葉を掛ける。パッと相手の手を放し、薄い笑みを顔に浮かべて。 )


>遥

__、お、汝か。少しばかり驚いたぞ。

( 食材の買い出しやら何やらで外に出ていた。余りの寒さに身を縮こまらせながら店の扉を開けて、さっさと中に入り。顔を上げれば真っ先に目に入るのが、此方をじっと見つめる彼な訳で。一瞬だけ目を見開き、その後に滑稽そうに笑いながら言葉を付け足して。 )

何をしていた?その顔は…暇でもしていたかいや?

( 食材を無造作に机の上に置き、首を傾げた。 )

( /提出有難う御座います。それならば良かったです。ロルテに絡ませて頂きました、これから宜しくお願い致します。是非他の方とも絡んで下さいね。 )


>紅

__どうやら、俺と汝とでは、その考え方の違いというものの振り幅が大きいようだな。

( 目線を落とす彼を気遣わしげに見つめては、彼の言葉を借りて、返答を返してみる。彼は慎重であり、此方は楽観的なようだ。 )

そのまんまだや。これから俺が汝の夢を喰えば、きっと汝はそれに病み付きになるに違いない。商売をしている方が言うような内容ではありゃせんが…良く考えろ。

( 彼の反応に可笑しそうに目を細めてから、少しばかりその顔から笑顔を消す。己の膝に肘をつき、更に頬杖をついては、彼の全てを見透かそうとしているかのような瞳で、彼の瞳を真っ直ぐに見つめた。 )


>呉

( /Pf有難う御座います。不備はありませんので、ロルテの提出を頼めますでしょうか? )

  • No.47 by 紅/鎌鼬  2015-01-13 23:10:25 

>朧
僕は考えてここに来ている……
(相手の目をじっ、と見れず、少しうつむき言って。弱いところを見せたくなく、強がって上記は言ったものの相手の言葉にかなり動揺していて。落ち着かなく、視線をさまよわせて。が、すぐに冷静になり、考えて。捜査に来たのだから本当に人をとってくってしまっているのか、などと調べないと、と気づいて。「ねぇ……もしよかったらだけど……この店をまわりたいんだけど……いいかい?」ときいて)

  • No.48 by 呉/天の邪鬼  2015-01-13 23:17:44 

>all


…冬は寒いけれど、一番好きな季節だね。
(夏は暑くて嫌い、冬は寒いけど好きなのは矛盾しているかもしれないがふと澄み渡る夜空を見上げて呟いて。男ながらも花魁の格好をして番傘片手に、雪も降っていないがさしながら下駄の音を響かせては夜道を歩いて。時折すれ違う人々に頭を下げては笑みを浮かべて。しかし内心、こうしてこの遊楽の町を歩くならそれなりに暇なのかと考えてしまえばどこか可笑しそうに目元を細めて。くるり、と一つ傘を回しては家であり仕事場である『夢喰処』を目指して)


(/参加許可ありがとうございます。駄文ではありますが宜しくどうぞ)

  • No.49 by 直/烏天狗  2015-01-13 23:58:26 

>紅

日頃ならいいが・・・今は仕事前だからな、控えておく。
(どこか不満げの相手に、軽く肩を竦めてはやむを得ずといった風に上記を述べ。流石に仕事前に一汗を流すつもりはない、とは思うがそうでなければ付き合う、と述べ。「悪い悪い、やり過ぎた----だから睨まないでくれ」しばらくは大人しく頭を撫でられていた相手から、ふと脅しのような言葉と睨む視線を感じれば、咄嗟に手を離し素直に謝り。さて、と呟けば問題の店を見上げ。「それで、君はどうするつもりだ?このまま普通に突入していくのか?」隣に立つ相手を尻目で見て、これからどうするつもりかと考えを尋ね)

>朧

・・・?そう、か?よく知人には、意地悪なんて言われてしまうが。
(自分を優しい、と述べる相手。その言葉が不思議でたまらず、つい知人の意見を述べては首を傾げ。「俺には、貴方の方が優しく見える・・・父というか、母のような優しさがあるように」自分には両親の記憶がない。だからこそ、想像することでしかその存在を感じることが出来ず。自分の想像していた親に近い雰囲気を持つ相手に、ついそんな本音を漏らして。「弓、か・・・・。うん、知らない武芸を知るだけでも勉強になるからな・・・やってみるよ。そうだ、折角の縁だろうから・・・今度貴方が弓をやるところを見せてくれないか?」正直なところ、剣一つで生きてきた自分にとってその提案は驚き以外何者でもなくて。一瞬考えるように見ていたが・・・でもこれが、新しい世界を知るきっかけになるのなら。そう考えるとつい楽しくなって、普段ならしないようなお願いを相手にして。相手の微笑みを見ると、相手は自分を疑っているのか、それとも純粋にそういう雰囲気を出してしまうのか。それは分からない----けれども、許しを得たのはせめてもの救い。相手の言葉を合図に、離された手をそっと着物にかけ。一枚一枚、ゆっくりと脱いでいき。「-----やっぱり、気味悪いか。羽の生えた人というのは」脱ぎ終われば、感じる解放感に思わず数回羽を広げ。本来の烏天狗と比べても小振りで、本当の意味で人に小さな羽がついたに過ぎない存在である自分。どこか恥ずかしくて、軽く頬を赤らめて相手を伺うように見ては前記を尋ね)

  • No.50 by 遥/鬼火  2015-01-14 01:21:13 

>朧

いらっ…。…なんだ、静かだと思ったら出掛けてたのか。お土産のひとつくらいあるんだろうな?
(扉が開けば客かと思い「いらっしゃい」と言いかけるも、入ってきたのが同僚の相手であり出かけた言葉飲み込み。何か可笑しかったか笑う相手にこちらもにっと口角をあげれば軽口で応酬し、机に置かれた荷に目を向け。何を買ってきたのだろうと立ち上がり見に行きつつ「なにって店番してたのさ。退屈凌ぎに番頭の真似事でもしてみようかとな。」と話し相手が居るだけでも愉しいのかくつくつ笑いつつ今更ながら相手の問いに答え)

(/有り難うございます。こちらこそよろしくお願いします!)


>直

はいはーい…っと。いらっしゃい、でいいのかい?
(何時ものように店を開けてはいるが客足は遠く、自分の出番はまだなさそうだと勝手に判断すればゆったりとお茶を飲んでいて。今日は来るのだろうかなどと最早馴染みとなった客を何人か思い浮かべていれば、入口のほうから確かに声が聞こえ。表に聞こえるよう大きめに声を張りトントンと少し早足で入口へと向かい。そこにいたのは見慣れぬ相手であり、新たな客になるであろう相手かはたまた他に用でもあるのか先ずははっきりさせねばと僅かに首を傾げ問いかけ)

(/絡ませていただきました。馴れ馴れしいやつですがこれからよろしくお願いします。)


>紅

おっとお客さんかな?
(退屈凌ぎに外に出て辺りを散歩しており。人間とは明らかに違うところのある自身の姿を皆が受け入けるわけではないだろう。今日は厄介事には関わりたくないと華やかな通りには行かず夜空を見ながら店の近くをうろうろして戻ってくれば店先に佇む人影がいて。客の中には来てみたはいいが初めての店に入るのに暫し躊躇う人間もいる。相手もその類いだろうかと少し様子を見つつ考えれば、相手の横を通り過ぎる形で店へと向かい扉を開いてから振り返り「入るかい?」と声をかけてみて。)

(/絡ませていただきました。馴れ馴れしいやつですがこれからよろしくお願いします。)

  • No.51 by 朧 / 精霊風  2015-01-14 22:32:10 



>直

__そうかそうか。考えている、か。

( 自信なさげに俯く姿を見れば、何時もより幾分か小さな声で数回頷いて。あちらこちらを見渡す彼を、何を考えているのか煙管をふかしながら目を細めて見つめ、「 …此処じゃあ隠し事はせんで良いぞ。 」と、何処か子供が悪戯をするような表情で告げた。 )

嗚呼、好きなだけ見て回るが良い。だが__何分、此処は働き手が野郎ばかりでな。少々むさ苦しい所も有るかもしれぬが、な。

( 続く彼からの問いに、快く愛想のいい笑顔で承諾しては、椅子から立ち上がって。其れからゆっくりと彼を振り返り、「 何処から見て回りたい? 」と今度は此方が聞き返してみて。 )


>呉

__随分と寒くなってきたなァ。

( 新しく袖を通す着物の新調のため、店を他の者に任せて空けていた。急がなければ、という気持ちが頭の中を渦巻くが、其れでも飽くまで自分のペースで歩みを進め。上記と共に口から出た白い煙は、はてさて息の白さだろうか。それとも煙管の煙だろうか。 )

…、呉。帰りかいや?

( ふと見慣れた後ろ姿を見付ければ、背中をぽんと叩き声を掛ける。派手な花魁の姿に番傘、というのは、視界に入れば端だとしてもたちまち目立ってしまうのだ。 )


>直

嗚呼、汝は優しい。優しいが故__そうして知人に、意地が悪いと言われてしまうのだろうよ。

( 不思議そうに首を傾げる彼を見ては、当然だと言うように大きく頷きながら上記を告げる。勿論、胡散臭く微笑みつつ。続く彼の言葉に一瞬だけ驚いたように目を見開き「 …俺に親御の影を重ねるのは止めておけ。俺は、誰かの親族になってもよい程、綺麗な生き物ではないのさ。 」何時もとは違う、何処か憂うような眼差しで彼を見て、そのあと伏し目がちになった。 )

おお、そうか。汝は、名の如く素直だなァ。

( 彼が肯定の言葉を発するのを見届けては、満足そうに目を細め、それから滑稽だとでも言わんばかりに言葉を続けて。「 俺がか?ふむ……、期待せずに待っていてくれや。 」弓をやっているところを見せてほしい、との要望には、暫し考えて込んでから、また今度との意味を込めて。 )

気味が悪いやら恐怖やら、生憎俺はそっちには疎くての。そんな感情を抱くことはないさ。__例え汝の真の姿が、どのようなものであっても、な。

( 目の前にさらけ出された羽にちらと目線を送って、煙管を加えたままに後頭部を掻いた。彼が軽く頬を赤らめていることに気づけば、安心させるためなのか、柔らかく笑って見せ、「 俺ァ、見慣れているからな。 」小さく付け足した。 )


>遥

悪いな、生憎汝が悦びそうなモンは持っていない。

( 目が合って早々、口角を上げて言う彼に、顔の前で数回手を振り噴き出すように笑う。「 夕げの時間まで我慢、だな。 」彼が荷物の中身を覗き込んでは、此方もそれをちらと見遣り、まるで主人が犬を躾するような口振りで。 )

番頭?汝にか。ははっ、ぬかせ。適当なことを言いよる。

( 彼の答えに軽快に笑いながら煙管をふかしつつ、他所行きの羽織を脱いで無頓着にも適当な場所に置いた。「 汝が番頭にでもなった日にゃ、霰が降るに違いないなァ。 」喉を潰してしまいそうな独特な笑い方で。 )







+ + + + + + + + + +

現在状況

◆夢喰処

音霊 空
その他全て埋

◆特殊奉行処

全て埋

  • No.52 by 朧 / 精霊風  2015-01-14 22:34:21 



( /すみません、上のレスで、直様宛が二つになっていますが、ひとつめの方は紅様への返信で御座います。御迷惑を御掛けしました。 )

  • No.53 by 直/烏天狗  2015-01-14 22:50:47 

>遥

ああ、えーと・・・うん。間違ってない。
(中に入り、誰か来ないかと待っているとやってきたのは自分より少しばかり背の高い相手。いらっしゃいでいいのか、要は客で合っているのかと尋ねられれば、まさかそんなことを尋ねられるとは思っていなかったのでやや躊躇いがちに頷き。「此処は、嫌な夢を食べてくれる場所だと・・・聞いてきたんだ。その、自分の夢も、食べてもらえないかと」あくまで客として。そう振る舞いながら相手を見つめては、少し緊張した面持ちで見つめ)

(/絡みありがとうございます! 此方こそアホみたいに真面目な奴ですが、よろしくお願いします!)

>朧

そう、だろうか・・・?
(優しさ故に意地が悪い。相手が自分を評した言葉は、どういうことなのか、自分には理解が至らず首を傾げ。難しいことを言われているような、でも実際はもっと簡単なような。けれども理解まではいかず、更に首を傾げるばかりで。「-----それは、俺も同じだ。誰かの子になれるほど、まともな存在(もの)じゃないから」相手にとって嫌なことを言ってしまったのだろうか。けれどもそういう意味では、自分も決してまともな存在ではない。あくまでフォローするつもりで前述を述べて。
「うっ・・・それは、良い意味でか?」どこか悪戯っぽい印象を受ける相手。素直。自分の名はまさにそれを意味するが、それを揶揄されたことがないわけではなく。故につい、不安げに相手を見つめ。「ああ。貴方の都合の良い時でいい。俺はいつでも待ってるから」今すぐやってもらえるとは流石に思っておらず、今日だけではなく恐らく続けての調査が必要となる以上そのどこかで見せてもらえれば、と考えていて。
「そう、か・・・。なら、良かった。-----ところで、その。本題、なんだが」その羽を変だとは思わない。そう言ってくれたことが素直に嬉しくて。心なしか小さく笑みを浮かべては、安堵したように前記を呟き。しかし安堵したところで漸く自分の目的を思い出し。「その、俺の夢も・・・食べて貰えるのか?此処なら」自分の嫌な夢・・・強いて言うならば、親などの愛情を知らないことぐらいだろうか。自分では今ひとつ理解しきれていないのだが、それでも食べてもらえるのかと相手に尋ね)

  • No.54 by 呉/天の邪鬼  2015-01-14 22:53:18 

>朧


…嗚呼、朧じゃあないか。
(目元を細めて連なる煌びやかな店先をみつつ、どこか幻想的なその眺めはきっと人には毒だろうと思いながら、下駄の音を鳴らし乍歩いていれば不意に肩を叩かれて振り向き見慣れたその顔に笑みを浮かべて「そう、帰ろうと思って…朧は? お出かけかな?」本当はもう少し町をぶらぶらしていたかったのだが、あまり遅くなっても迷惑かと眉を微かに下げてはクスクス、と小さな笑いをこぼしては問い掛けて)

  • No.55 by 遥/鬼火  2015-01-15 19:02:41 

>朧

そりゃ残念。
(笑いながらもお土産はないらしいことを伝えた相手に大袈裟なまでに肩を竦めてみせ。夕食まで待てなどとたしなめるように言われれば、その口調にどこか納得がいかず「俺は子供じゃねえよ。」と幾らか声のトーンを落として言い相手へと向き直り。番頭と口にすればさも可笑しいと言わんばかりに笑い出す相手。その独特な笑いを聞きながら「霰とは酷いな。そうだなぁ、もしそうなったら俺の客じゃないやつは皆あんたに回してやろうか。」等と自分でも本当になろうという気もなく愉しげに笑いながら冗談を言って。人とは違う己の姿は全ての人間に受け入れられるものではない。そういった客は全部相手へ押しつけてやる、なんて言ってから全ての客を相手へ渡せば任された方は大変そうだなと思い、それはそれで面白いとニヤリと笑い)


>直

ほう…お侍さんの耳にまで届いているとは此処も有名になったもんだ。
(どこか躊躇いながらも客だと認めた相手の姿を上から下まで変に思われないようさっと眺めて。袴姿に腰に据えた刀、どこか緊張した面持ちの相手は真面目そうな武士といった雰囲気であり。此所に来る客として相手のような人間は珍しいなと思っていると続けられた言葉にふっと笑い、半ば感心したような、だがあくまで軽い口調で述べて。確実に評判が広がっているならこれからどんどん夢をくれる相手は増えるのだろうか、等と思えば愉しそうに口角を吊り上げ目の前の相手を見遣り「名乗るのが遅れたな。俺は遥。俺でいいならあんたの夢、喰ってやろうか?」と武士相手なら最低限の礼儀は必要だろうと一応名乗った上で問いかけ)


>呉

こんばんは、お嬢さん。
(気が向いたから、そんな単純な理由で外に出て華やかな街を散歩していると前方に見慣れた姿を見つけ。此方に気づいているかは分からないがひらりと手をふり近づき、相手の目の前まで行けばにっと悪戯っ子のように笑って声をかけ。端から見ればどこぞの花魁にも見えるであろうその姿を揶揄していった言葉は普段あまり歩かない街を歩いているときに知り合いにあった安心感からかどこか弾んでいて)

(/絡ませていただきました。いきなり失礼な発言すみません。ふざけた奴ですがよろしくお願いします。)

  • No.56 by 呉/天の邪鬼  2015-01-15 21:56:24 

>遥


…やぁ、遥。
(ひらりと回した真っ赤な番傘。それをくるくるともう一二度回してはどこか楽しそうに。そうしていれば不意に声を掛けられて其方へ視線を向けると目元を細めて。微かに見下ろす相手へと言葉を掛けては微笑んで。青い炎に視線を向けては綺麗だなぁ、なんて内心思いつつ「どうしたんだい? こんなところで会うなんて珍しいねぇ」とのんびりとした口調で問い掛けては緩やかに小首を傾げて)

  • No.57 by 朧 / 精霊風  2015-01-15 22:37:06 



>直

嗚呼、気を付けろ。優しさは意地悪と紙一重だや。…此処にゃ、優しさを貰うことに慣れていないモンで、優しくされるとついつい疑っちまう輩が居る故、特に、な。

( 首を傾げる彼を見て、ふっと噴き出すように笑ってしまって。自分が言った言葉に、真剣に思考を巡らすほどに、相手は真面目なのだと考えていて。幾分か声のトーンを落とし、彼に顔を近付け目を細めては上記、言い終わってはすぐに顔を離して。「 …半妖で在るが故、かいや? 」彼の話した内容を聴き、背中に生えた小振りな羽に目線を遣り語尾を上げる。 )

…はてさて?それは汝が決めることだ。

( どもる彼に、煙管の煙を吐きながら上記を告げては、大袈裟にも自分は分からない、とでも言うように肩を竦めた。しかしその唇にはにやにやと、愉しげな笑みが籠ってしまっている。「 __…嗚呼、悪いがそうしてくれや。 」何時でも待っている、との言葉に多少の違和感を感じるも、表には出さぬようにゆっくりと頷いて。何時でも__ということは、彼は此処にリピートして通うつもりなのだろうか…? )

__勿論さァ。…だが良く考えろ。これは一種の麻薬だや。それだけは言っておくとしようか。

( 本題。その言葉に、今までの雰囲気とは違う、ピリッとした空気を感じて。胡散臭い笑みでコクリと頷いては、営業側が言うべきでないことを口にする。それから口をつぐんで、じっと彼の反応を待つのだろう。 )


>呉

着物を、汝に習って少しばかり派手にしようと思うてな。結構思い切ったつもりだったンだが…汝と並べば、前と大して変わりゃせんの。

( 自分への問いに、右手の袖を少し持ち上げて、新調したがやはり女物の着物を見せ付けるように。しかし派手に派手を重ねたような彼に並んでしまっては目立つものも目立たなく、滑稽そうに笑いながら眉を下げた。 )

__寒いなァ。飽きもせずに毎日毎日、御天道様はずぅっとあの雲の上に隠れたまんまだや。

( 自分の吐く白い息を見て、ぽつりと告げる。大分暗くなった空を見上げて天を指差しては、何を考えているのか煙管を口に運んで、今度は白い煙を細く吐き出して。 )


>遥

何も、子供だとは言っておらんがァ。__まぁでも、何時まで経っても汝は生意気な弟のようだよ。

( 不服そうな表情をする彼。わざとらしく目を細め、眉を上げて、此方は呆れたような表情をつくる。其処らの荷物に埋もれた軽い椅子を引っ張り出しては腰を下ろし、愛情深い瞳で彼を見つめて。 )

__そりゃァ、勘弁。汝、軽口ですぐに客人を怒らせよう。その客人なんか回されちゃ、不満の捌け口にされるだけでよいことなんてありゃせんからなァ。

( 冗談だとは分かっていても、その誘いには顔の前で手を振って、更に首まで振って。一度、彼の元に来てから自分の所に来た客人は、彼の軽口に腸が煮えくり返る思いだったらしく、散々苦情を突き付けられた上に夢も喰えずに終わるという、悲惨な出来事があったのだ。 )

  • No.58 by 直/烏天狗  2015-01-15 23:08:02 

>遥

-----俺は直。遥がそれでいいなら・・・・是非、お願いしたい。
(確かに本来高貴と言われる侍はあまり此処には来ないかもしれない。だからこそ、物珍しげにされて逆に言えば興味を持ってもらえるかも。そんな思いで来たわけだが、ある意味成功だったらしい。名を名乗ってくれた相手に自分も名乗り返し、早速この店の"夢を喰う"という感覚を得られるというのに断る理由もなくゆっくり頷き。真っ直ぐ相手の瞳を見つめ)

>朧

----そうか。貴方が言うなら・・・気をつけるとするよ。
(自分では優しくしているつもりなどないのだが、相手が言うのならば少し控えた方がいいのかと素直に頷き。此処でのことは自分では分からない、ならば相手の言葉を受け取る方がきっと良いだろうと思っていて。「・・・ああ。そうだよ。人でもなく、妖でもないから」尋ねられた言葉は、まさに自分が一番気にしているところ。力を持っていて奉られても、人だったら得られたかもしれない愛情を得られなかった原因。どこか苦々しげに笑みを浮かべては、俯き加減に前記を述べて。
「・・・---なら、良い意味で受け取ることにする」相手言ったことなのに、それがどちらの意味かを尋ねればとぼけた様子で肩をすくめる相手。それを意地悪だと言わんばかりにジトっとした目で見つつ、あえて悪い意味で受け取ることもないからと少しばかり不貞腐れたように言って。そして弓を見せてくれると言った相手に、嬉しそうに頷き。ああ、いつ見せてもらえるのだろうかなんて今から楽しみにしていて。
「-----それでも、お願いしたい。その為に、俺は此処に来たのだから」まさか相手から警告を受けるなど思っておらず。それだけに夢を喰うという行為がどれだけのことなのか、不思議と伝わってくる気がして。けれども、どちらにせよこの行為は誰かがやって情報を渡さなきゃいけない。たとえそれで自分が喰われたとしても、結果。それが奉公処にはいい情報をもたらすことになる。なら、と頷き迷いのない目で相手を見つめ)

  • No.59 by 呉/天の邪鬼  2015-01-16 14:04:33 

>朧


…へぇ。これはまた。思い切ったね。
(相手の言葉に小さく笑みを浮かべてはそう言えば少しばかりいつもとは違うと思っていたが、派手なその着物を見ては目元を細めて。並べば大したことないと言うが、普段目にしないものをみるとそれはより一層引き立つもので「とても似合っているよ。とても素敵だ」と微笑んでは頭に差していた椿の髪飾りをひとつ取れば相手の髪に留めてやり、どこか満足気に頷き)
嗚呼、そうだね。でも私は冬が好きだよ。
(寒いけれど、と同じく天を見上げては小さく付け加えて。曇っていればいる程気持ちが落ち着くのは何故だろうかと、内心思いつつ相手の持っている煙管に視線が行けば和服の袖で口元を覆い隠して「…またそんなものを吸って…。体に毒だよ?」空いた片手でその紫煙を払うように手をひらひらとさせて)

(/主様。此方のpfの方、少しばかり訂正したい文章があるのですがもう一度投稿しても宜しいでしょうか?貴重なスペースを使用してしまうのでご返答の方お願いいたします)

  • No.60 by 遥/鬼火  2015-01-16 23:00:29 

>呉

散歩のついでにちょっと遠出してみただけさ。にしてもここは相変わらず人が多いな。
(普段あまり人が多いところには行かず、散歩といっても店の周りを散策するだけのことが多い己が華やかな通りまで来たことを遠出などと大袈裟に言い、おどけて笑い。もう空は暗いにも関わらずこの街は目映いほどに灯りが並び、店に目を向ければ女達が通りを歩く人間を誘う。どこか妖艶で浮世離れしたような光景を眺めつつ「夜に生きる街ってのは、不思議なもんだな」なんて自分のような妖と似ているのかもしれないなどと思いつつ口にし。それから再び相手へと目を向ければ華やかな相手の姿は辺りの風景と綺麗に馴染んでおり「その姿は此所に映えるな」と感心したように言って)


>朧

弟、な……あんたみたいな兄はごめんだけどな。
(相手から向けられる愛情は照れくさいような擽ったいような、そんな気持ちにさせられ、それを誤魔化すように言い返し。しかし嫌な気はせず「まぁこの店の人間は家族のようなもんだが…頼れる同僚ってあたりで十分だろ」と穏やかな口調で付け加え柔らかな笑みを浮かべて。
あからさまに嫌そうに首をふる相手の言い分を聞けば心外だとばかりに眉を寄せ「そんなしょっちゅう怒らせてるわけじゃねえよ。楽しんでくれる客も多いさ」と言い返し大袈裟にため息をつき。怒って帰った客もいるが特に気にしない客の方が多いのだから、と全く悪いとは思っていない様子で「要するに俺は相手を選ぶんだよ。万人受けはしないのさ」などと語って)


>直

面白いことを言うな。なら俺が嫌だって言ったらどうする?
(己がいいなら、などと言われればにやりと笑いその揚げ足をとるように相手をからかい。せっかく自身に夢をくれるという相手をそう簡単に手放す気はないのだがその思いは表に出さず「ま、どちらにせよ立ち話もなんだしついて来な。」と変わらずにまにまと愉しそうに笑ったまま店の奥へと歩き出し。歩きながらふと先程客かと聞いたときに相手が躊躇ったことをふと思い、戸惑わせたかと「さっきは変なこと聞いて悪かったな。ここに来るやつの皆が皆客だとは限らないもんでな。」と一度振り返って気にしないでくれと言わんばかりの調子で述べ)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:オリジナルキャラなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック