語り部 2013-08-18 17:19:57 |
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ミラさん
…最ッ低だな、(吐血し述べた相手を見て率直な感想を述べてみて。頭の痛みはすでに熱さに変わっていて、死にたくねえな…なんて思いながら撃たれた所を抑えてみて。フラフラと歩けば相手の近くに寄り、相手の手を掴んで引っ張りあげて。自分の背中に相手を背負うとフラフラと倒れそうな足取りで部屋を出て。
ジョーカー
…貴女本気なの?
(相手が自分で銃を胸に押し付けるのを見て上記を述べるとすぐに可笑しくなっていた気持ちが戻り。「何を言われても私は貴女を愛してる。だから…。」と銃を持っていない手でもう一つ拳銃を取り出して己自身の頭につきつけ。
キール
そんな言葉、言われ飽きた。
(相手の言葉に上記を述べて。今まで詐欺や殺人やを何度も何度も繰り返してきたので最低なんて己でも分かっている。相手が近くに寄って来たので死ぬ前に殺しておきたいのかな、なんて思い目を閉じるが何故か背中に背負われて「何してるのよ!」と少し大きな声で言い。
キール
・・・
( 木の上にいる相手を見上げれば、その頬には雨なのか涙なのかわからぬ雫が止めどなく頬を伝い。いつのまにか彼の存在は大きくなりすぎていて、逆に怖かった。また大切にしている人が亡くなる怖さを味わいたくなかった自分は逃げていたのだ。自覚をしてしまえばいよいよ彼といることはできなくなると思って。『好きだよ、さようなら。 』と口パクで相手に告げて。
ミラ
ッ止めろ!
( 本気かと問われて答えようとした瞬間相手が頭に銃を構えて。目を見開けば相手を抱き締めて「 こんなことで、死んじゃいけないッ。 」と絞り出すような声音で告げて。もう誰かを目の前で無くすようなことはしたくない。
ミラさん
ごめん…聞こえねェや…(相手が何か言っている様に見えれば苦笑いで返し述べて。部屋を出て歩きながら相手の少し大きめな声をなんとか聞き取ると、「死にたくねぇだろ…」と掠れてしまった声で述べて。倒れそうな足取りでとある部屋の前へ着くと、ドアの部に体重を掛けてドアを開け。どうやら医務室らしいそこの床に倒れれば「ミラ、あとは自分で言ってくれや」と言って頭を抑え
ジョーカー
もういいの…。
(相手に抱き締められ少し顔を赤くしてしまうが上記を述べて。「惚れてる人にも振られちゃったし、今まで最低な事をしてきたから、そろそろ納め時なのよ…。」と苦笑いして抱き締め返し。こんな事と相手は言うが己にとっては相当な事で。
ジョーカー
…阿保。(口パクで告げる相手をみて耐えきれなくなった様に木から飛び降り。相手を追いかけ相手の肩を掴むと上記を述べ。相手の顔を見ると悲しそうに「お前がいなくなったら、俺は悲しいよ。」と小さく言って。
ミラ
あんたはまだ若い、いくらでもやり直せる・・・ッ
( 相手をきつく抱き締めれば先の傷口が開いたか鋭い痛みと共に生温かい感触がして。けれど今はそんなことを気にしてはいられない、今はこの子を救ってやらねばならないのだ。「 あんたは、変われるよ。 」と優しく告げて。
キール
貴方の方が先でしょ!
(相手が聞こえていない様なので大きめの声で上記を述べて。己も確かに怪我しているが、毒が入っている相手の方が重症のはずで。頭を押さえている相手を見るともう耐えられなくなり相手から降りると痛みで吐血して、そのまま走って医務室から離れていき。
キール
そうね
( 相手の言葉に小さく笑みを浮かべてみて。溢れ出す感情は留まることを知らなくて。悲し気な表情と共に告げられた言葉に「 ・・・ありがとう、キール。 」と言って。頬に手を添え優しく雨に濡れ、纏わりついた髪を払ってやれば「 裏切ってごめんね。 」と言い、自身の唇を相手の其に軽く押し当てて。
ジョーカー
無理。
(きつく抱きしめられ再び少し顔を赤くするが首を横に振って。己のやってきた事は簡単にやり直せるような事では無い。「貴女は分かってない。私は軽く1000や2000を軽く超すぐらい人を殺してきているの。もし変われるとしてもさっき可能性が消えた。」と呟いて。もし相手と付き合えたら変われる可能性は残ってたかもしれないがそれも叶わなかった。
ミラさん
…待てって…(医務医に取り押さえられながら相手を呼び止めて。頭の痛みで思考があまり回らず相手が走るのをただ眺める事しかできずにいて。医者に何か言われている気がしたが良く聞こえずにいて。
ミラ
・・・わかった
( 相手の言葉の裏に隠された悲しみ、挫折、諦め・・・。それを感じ取ってしまえば腕の力を緩めて「 付き合うよ、ずっと一緒にいる。・・・だから生きろ。 」と告げて。死なれるよりはマシであろうと考えて。
ジョーカー
…ああ。(笑みを浮かべる相手をただ黙って見つめていて。雨が冷たいくて仕方ないな、なんて考えながらも裏切りを詫びられれば黙って頷き、唇が重なれば相手を軽く抱きしめ。
キール
…。
(相手の呼び止めにも答えず走り続けて。外に出ると、出血のし過ぎでか眩暈が襲って。路地裏に入ると力無く倒れ、さっき走る事が出来たのが奇跡だなぁ、と思い。出血が進んで何度も吐血すると周りは血だらけで、まるで赤い水たまりにいるようで。
ジョーカー
ほ、本当!?
(相手の言葉に驚きを隠せず相手を見て。「無理しなくていいのよ?」と苦笑いして首を傾げ。己に死なれたくないから無理して付き合ってるに過ぎないんだろうと考えるとそれはそれで悲しく感じて。
ミラさん
…馬鹿ッ(走っていってしまった相手を見て舌打ちをし。あの身体で走ったらもう持たないだろうなんて思い、医者を振り払えば医務室を飛び出して相手を追いかけ。相手を見つければ血の量に眉を潜め、相手を抱えて上記を言い。追ってきた医者に相手を引渡せば自分もあとを追って
キール
…。
(今までの沢山の傷が走った事によって広がり出血が止まらずにいて。抱えられてもぐったりしたまま全く動けず。今更助けたってどうせ間に合わないから己の命もここまでかな…なんて心の中で思い。
ミラさん
…(医務室に着いた後も処置を受けながら相手を黙って見ていて。ぐったりして動かない相手を心配そうに見つめていて。医者に渡された解毒剤を飲みベッドに横になっていて。まだ頭の痛みは引けないが取り合えず相手が心配で。
キール
…っ!
(せきをすると血も同時に出て。それによって気が付くが少し目を開け、体全身が傷み起き上がろうとするがは全く動かず。結局助けられたのか、なんて考えるも、どうして己を助けたのか考えるとイラつき。
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