語り部 2013-08-18 17:19:57 |
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キール
・・・悪い
( 相手の言葉に小さく上記を述べてみせて。頭をチョップされれば「 痛いよ。 」と苦笑いを浮かべて。相手を暫く見つめれば小さく息を吐いて「 さて、早く帰んな。 」と相手に告げて。
ミラ
・・・ごめん、私はそうみれない
( 相手の言葉に小さく目を見開けば暫く考えて。確かに少しの間しか共にいなかった筈なのに親近感が沸くのは珍しい。けれど私の中にいるあの人の存在は大きすぎて、守りたい人の存在が大きすぎて・・・周りに目を向けられなくて。
(( / 返します!!、 ))
ミラさん
…まあ、そうか。(相手の言葉を聞けば納得した様に頷いて。さっきからジンジンと頭が痛いのも毒のせいだろうか、なんて考えてみて。「別に…俺は死なないし。」なんて述べては壁に寄りかかってみて。相手を見れば、「立ちたいなら起こしてやろうか、」なんて薄笑いを浮かべながら言い
ジョーカー
…そうよね。
(人生初めての本気の告白は無残に失敗して苦笑いし。「私ね。これまで詐欺では沢山付き合ってきたけど本気で惚れたのは初めてで…。初めて殺したくない人が出来て…。」と話していると涙目になってきて。何となく分かってたけど、やっぱり殺人鬼で詐欺師の私なんかじゃ無理か…、なんて思い。
キール
本当に強がりのバカね。
(相手の言葉に毒の弾を受けて毒薬を飲んだのに死なないなんて良く言えるなぁ、なんて思い苦笑いして。「馬鹿発言もそれぐらいにしときなさいよ。」と少し呆れ。ここまでされているのに何故優しくするのか、なんて考えると前記を述べて。
ジョーカー
謝る位なら死ぬな。(相手の言葉を聞けば一つ上の枝に登って述べて。相手をこんなに悩ませたのはなんだろうか、まさか自分だろうかなんて考えて。帰れと言われても帰る理由もなく、「断る」と一言言って。
ミラ
・・・別にあんたが悪い訳じゃないさ
( 相手の様子に苦笑いを浮かべてみせて。自分なりに優しく言えば「 あんたに落ち度はない。・・・けど、私には優先したい大切な人がいるんだ。 」と言って。これ以上構うつもりはないのか木に飛び乗って。
ミラさん
俺は死なないよ…約束したから。(それに馬鹿じゃない、と言おうとしたがやはり辞めておいて。どうにもこうにも毒ってどうしたら対処出来るんだろうなんて楽天的に考えて見ても、頭の痛みは酷くなるばかりで。相手を見ると何かしゃべっている様で、耳のせいなのか毒のせいなのか聞こえないその言葉に「聞こえないよ」と返し。
キール
・・・
( 相手の言葉には返事をすることは出来なくて。今の自分には返事をする元気も気力も残っていなくて。帰らないと言った相手を見つめれば「 なら、良いや。 」と呟けば、自分が何処か行こうかと木から飛び下りて。
ジョーカー
気遣いありがと。
(涙目で相手の言葉に苦笑いして上記を述べ、優しいなぁ、と思い。「そっかー…大切な人ってキールの事かな?」なんて考えていた相手の名前を言って。前にも似たような事言ってたしなぁ、なんて思って。
キール
そうなんだ…約束ね。
(相手の言葉に苦笑いして。相手は恐らく毒に感染しているうえに耳まで聞こえない状態。そんな状態で銃を撃たれたら避けれるのだろうか、なんて考えて。ちょうど相手の聞こえない右側だし、と血を流しながら何とか立ち上がり先程のリボルバーで相手の胸を狙って撃ち放ち。
ジョーカー
…嫌われちゃったかな、俺。(相手の様子を見て返事ができないことは解ったけれど、木から降りて何処かへ向かう相手をみて、木の上でしゃがみ込みそっと呟いて。左耳を木の枝にくっ付けてしゃがみ込んだまま動かず相手を悲しそうに伏し目がちに見ていて
ミラ
・・・キールじゃ、ないよ
( 大切な人は誰かと聞かれれば、何故かキールの名が出て。確かに彼は大切だし、特別な感情があるか無いかと問われれば少なからずある。だが、それは守りたい人なのだ。「 大切な人は・・・、もういないんだ。 」と目を伏せて。
ジョーカー
そうなんだ…。
(約束したと言っていたからてっきりキールの事だと思っていたのだが違ったようで。「私じゃ…その人の代わりになれない…かな?」と聞いてみるも、目を伏せる相手に前記を述べて。恐らく、それは無理だろうと半分諦め気味だが気持ちだけは本物で。
ミラさん
…容赦…ねェなァ…(相手が立ち上がるのを見れば、なんだ立てるんじゃん、なんて思って。リボルバーを構えるのを見れば顔を強張らせるも薄く笑みを浮かべ。胸に向かって撃たれた弾を避けようとするも頭に大きな痛みが走り動きが停止して。弾は胸には当たらなかったものの胸の少し下の部分を撃ち抜いており。相変わらず薄笑いを浮かべたままで途切れ途切れに上記を述べ。
キール
・・・好きだから、いれないんだよ
( 相手の言葉が耳に響いて。やけに雨の音が遠くに聞こえていて、上記を述べた自分の声がやけに響いた気がした。そう、今まで幼馴染みとして共に過ごしてきて、皆がいなくなっても彼だけは手を握っていてくれた。変わらない不器用な優しさで隣にいて守ってくれていた。だから今度は自分が守りたかった、守るべきたった。でも、今の自分では足手まといになるだけの裏切り者である。そんな自身が憎らしくて仕方がないのだ。
ミラ
あの人の代わりなんていないッ・・・!!
( 相手の言葉に悲鳴じみた叫び声で上記を述べて。情緒不安定な今の自分に彼女の言葉はあまりにも心に重くのしかかってしまい。まるで忘れろと言われているようで、それがとても怖くて。
キール
…これが私のやり方なのよ。
(狙った場所には命中しなかったもののしっかりと撃ち抜いたのを確認する出血しながらとニヤッとして上記を述べると吐血し。これで恐らく相手は死んでいく、でもそれは己にも言える事で。再びその場に力無く倒れこむと、さっき良く立ち上がれたなぁ、なんて思っていて。
ジョーカー
そう、よね…。
(相手の言葉は分かっていたのだがやはりショックを受け俯き。「貴方の大切な人って死んでるのよね?なら私が連れてってあげようか?」と懐から拳銃を取り出し。振られたショックで可笑しくなったか黒い笑みを浮かべて。
ジョーカー
…聞こえねェんだよ…阿呆。(相手の声が左耳から小さく入ってきて。雨の音に掻き消されそうなそれはおかしい位に脳裏にへばり付いていて。もっと大きく聞きたかった右耳が聞こえない自分にはあまりに小さな音で。相手の気持ちが分かるばかりに更にその言葉は頭の中を反響して。小さく上記をつぶやけば髪をぐしゃりと握って
ミラ
本当・・・?
( 相手の言葉に小さく上記を述べて。疲れきった儚げな表情で相手を見つめれば木から飛び下りて、銃口を自身の左胸に押し付けて。ぶれないように強く押し付ければ「 此処だよ、此処に弾を撃ち込むんだ。そうしたらあんたは傷付かずに済むよ。 」と告げて。
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