理事長 2013-05-15 04:44:43 |
通報 |
>神崎さん
神崎くんでもそういう顔をするんだね
(あまり見たことがない相手の表情を楽しむように声を漏らしながら笑みを溢すと寝転んだばかりの身体、上半身を起こしては振り向きステンドグラスを眺め「本当に綺麗だよね」と何時だったかのピアノの時のように興味がステンドグラスへ向いてしまって)
>吉良
吉良くんって……やっぱ嫌いだなぁ。(楽しむような笑い声に僅かな苛立ちを見せるも相手の意識がまた違う部分に集中してると思えば置いたばかりの傘を掴むなり勢いよくステンドグラスに向け投げつけ、綺麗な硝子板にヒビが入ると満足そうに口角をあげて「…まだ綺麗って言えるの?」と悪戯に笑いかけ)
>神崎さん
これってもしかして意地悪のつもり?
(ガラスに何かがあたった音は普段では聞きなれない音であり鈍く思い音を礼拝堂内へと響かせると一つ深く息を吐き出してはふらつく足元、足に力をいれ弱々しく立ち上がって)
>吉良
どうだろう。嫌がらせのつもりかな……って、あれ?帰っちゃうの?(自分のしたことに後悔はなく肩を竦め質問に答えると弱々しく立ち上がる相手を見上げては怒らせたに違いないと思いながら何となく考え付いた事を問いかけて)
>神崎さん
帰れないよ。
(否定というよりも不可能であることを口に出すと明らかに普段とは異なる早足気味の歩調で礼拝堂に並ぶ椅子のうちの一つに近づき手を触れると崩れるように腰かけて)
>吉良
嗚呼、そうだよね。まだ止みそうにないし。(いつになったら止むのだろうかと降り続く雨の音にもいい加減飽きてくると視界の隅に急ぎ足で歩く姿が映り。どうしたのか気になり思わず「吉良くん?」と名を呼んで)
>神崎さん
…何?
(数ある椅子のうちの一つに浅く腰かけると深呼吸のように数回、息を吸って吐いてと繰返し「神崎くんは帰られるうちに帰った方がいいんじゃない?」とか細い声で告げて)
>吉良
吉良くんの事、心配だから。…なんて言う訳ないでしょう?(切なく哀しげな表情作り苦笑い浮かべながら思ってもいないことを述べると立ち上がっては「君の苦しそうな顔もう少しだけ見てから行くよ」と嫌味を一言。立ち上がってからは初めて来た礼拝堂を物珍しく見渡し椅子に触れては離したりした後内部を歩いてみようと歩みを進め。)
>神崎さん
…やっぱり、神崎くんは天の邪鬼なのかな。
(以前にも問いかけをした挑発言葉を独り言のように口に出すと追い討ちをかけるように微笑をみせ、更に鼻で笑うようにするとゆっくりと相手の方へ顔を向け首をかしげて)
>吉良
…捻くれ者って言いたいんだね。(興味深そうに辺りを見渡している途中嘲笑うかのような笑いが聞こえてはピタリと歩みを止めて相手へ殺意の籠った視線向けると「吉良くんが可愛いのは血が足りなくて弱ってる時だけだね。」と溜め息を。落ちた傘を拾い上げゆっくりと相手に近付いていけば傘の先端を心臓部に強く押しつけて)
>神崎さん
…その言葉が自分の口から出てくるってことは自覚があるってことかな。
(これまでのように相手の表情や声調がどんなものであろうとも臆する様子をみせないと胸部への何かが触れる感覚に視線を落としては此方へと伸ばされた傘に手を伸ばし掴み、更に自分の胸部へ押し込んでやろうとして)
>吉良
さっきから煽ってるの?……嗚呼、そういえば吸血鬼の弱点の中に心臓を杭で打たれたらって聞いたことあるけど本当?(押しつけていた手が引き寄せられると傘の先端は更に押し込められ、先程から挑発的言動があったことにより動揺することなく尚も苛立った様子で問い)
>神崎さん
どうだろう、実際にしたことはないから分からないかな。
(「刺したいなら刺してみたら?だけど、これは傘だから。」グッと口角をあげると自分が望んでいることに等しい行為を相手が施そうとしていることに内心気分が高揚するもその風潮を表面上出そうとはせず、平静を装って)
>吉良
うん、これじゃ刺さらない。(いくら強く押し込んでも傘ではやはり刺さることなく力を緩め離しては、代わりに喉元へと狙いを定めて再度傘の先端を押しつけながら「…これって苦しいかなぁ?」とどんな反応で返ってくるか内心の期待があり)
>神崎さん
残念だけど、さっきのじゃ刺さらないよ。
(軽く首を左右に振ると少ししてから刺される首もと。わざとらしく息を飲み込むとその喉の動きは傘の先から相手へ伝わるであろうか、次第に息が詰まっていくと目を細めていって)
>吉良
…ずっと思ってた事があるんだ。どうして吉良くん、いつも抵抗しないの?(傘の先から伝わってきた息を飲む感覚に歓喜に笑みを溢すとグッと顔を近づけ、抵抗なく受け入れる姿勢を貫く相手には前々から疑問に思っていたようで)
>神崎さん
特に拒否をする理由がないと思うから。
(大した理由などないため少しばかり返答に困るよう一瞬の沈黙をみせるとようやくひねり出した何の面白味もない回答、ただ、何があってもこちらを相手が向いている際に視線を反らそうとはしないで)
>吉良
そうやって何でも受け入れちゃうんだ?優しいなぁ、吉良くん。(煽るような嫌味さえも感じさせる返答を述べながら交わる御互いの視線、耐えきれず顔を離しては喉元に突きつけていた傘をも離し肩を落とすと「…何かその真っ直ぐな目、あんまり好きじゃない。」と苦々しく笑い)
>神崎さん
それっておかしいこと?
(これまで、何も躊躇うことなく行ってきた行為を指摘されると何が特殊的であるか理解しきられず思わず問いかけると「神崎くんだって優しいでしょう?」と質問一つ。)
>吉良
…吉良くんって少しバカなのかもね。(相手の表情を見れば理解出来ていない事を悟り、失礼承知で素直に考え述べるも次に投げ掛けられた質問内容に頭を掻きながら「悪魔に優しいなんて…本気で思ってるの?」と罰が悪そうに)
トピック検索 |