相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.9281 by 探偵  2025-08-04 17:58:32 ID:65b68c258


……なんつーか、すげぇいろんな匂いがすんな……っ、!
(相手の香水に桜の香りが入ることになり嬉しいような今後また苦難が訪れそうな、相反した予感を抱えながら相手からの要望を聞いてみる。こちらの事を一番よく分かっているのは相手なのだ、このままでは似通った傾向に纏まってしまいそうなのもあって、それに相手がどんな香りを選ぶのかも気になって問いかけてみた。すると相手は一旦その場を離れてひとつの瓶を手にする、また聞きなれない名前のそれを纏ったムエットに鼻を近づけた。まず最初に感じたのは心地よい甘さでそれがバニラやキャラメルだと解説されると確かにと頷く。甘ったるすぎず優しく寄り添うような甘さだ。それを心が緩むと表現されるとそれがこちらに対するイメージなのだろうかと内心擽ったい思いをする、ただ甘いだけであればハードボイルドじゃないという文句も言っただろうがその中にスモーキーな香りがあればこれまでの香りともぶれていなくて相性が良さそうだ。様々な面があるトンカビーンという香りをさらに吸い込んだ矢先、先程嗅いだばかりの匂いを鼻腔が擽った、同時に相手がさらに一歩近づいて秘密を共有するように囁くとあの時の感覚がぶり返してしまいそうになる。慌ててムエットから離れて文句を言おうとするが下手に騒いでは店員に怪しまれてしまう、目で文句を訴えていれば『いい組み合わせですね。それぞれの香りも素敵ですがお二人が並んだ時に最初は方向性は違うけれど調和する香り、そこから時間が進むにつれて同じ香りになっていくなんて、深いところで結ばれた絆を感じられますよ』とお墨付きを貰い、そのワードチョイスにまた擽ったさと恥ずかしさを感じれば「……なら、これで」と短く言うことしかできなくて)

  • No.9282 by 検索  2025-08-04 19:05:33 ID:415c83bff

ふふ、良い香水が出来そうだね。
(今まで相手の選んだ香りはどちらかと言えば第一印象だったり他の人に見せている顔だったがその奥のふっと緩んだ瞬間を表現したくて一つの香料を確かめて貰う。そしてなにより決め手になった要点を明かすと相手は分かりやすくムエットから離れて思わず笑みを零してしまった。自分の香水に入れることに決めたのは桜の花の香りで、トンカビーンはその葉のような柔らかい香りだが連想させるには十分なはずだ。店員からも共通項があることにお墨付きを貰い、深い所で結ばれた絆と言われると自分のチョイスを褒められたようで得意げな表情を浮かべる。相手からも短いながら採用する旨の声が聞こえてくるとついには笑い声が零れて出来上がりにますます胸が弾んだ。『ではこれを元にもう少し香りを足して完成させていきましょう』と店員の提案で残りも決めていく、悩んでいたミドルノートは桜を邪魔しないようにアイリスにしてベースは嗅いでいて心地良いホワイトムスクに透明感のある甘さの少量のアンブレットシードにすることにした。大体の香水の構成が決まった所で「君も決まったかい?」と問いかけて)

  • No.9283 by 探偵  2025-08-04 20:58:37 ID:65b68c258


あぁ、俺もこれで完成だな
(店員に単独でも二人合わさっても相性が良いことを告げられると相手は得意げな顔をしていて、その表情をみるだけで文句も簡単に引っ込んでしまう。こういうところがトンカビーンの甘さと結びついているのかもしれない。ここまで決まればあとは整えるだけのようで店員のアドバイスを受けながら香りを選んでいった。ベースにはセダーウッドとアンバーを選びウッディさで全体を整えることにする、これで基本の香りから飛び出た柑橘系やスパイシーさがよりハッとする香りになり甘さもより落ち着いたものへと包み込んでくれることだろう。桜の葉の香りは意識したときに香ってくるはずだ。相手の問いかけに頷き答えたところで『お疲れ様でした。では最後に今作った香水瓶に貼るラベルをお作りするんですが、何色がよろしいでしょう?』と問われる。その問いの答えだけは迷いなく直ぐに決めることができて、チラリと相手をみると「じゃあ俺は紫で」と答えて)

  • No.9284 by 検索  2025-08-04 23:39:54 ID:415c83bff

僕は緑で。 __ これが僕達の香水…!
(相手の方を見ればこちらも香りを選び終えたようでいよいよ完成は近い。期待を乗せた表情をしているとラベルについて聞かれ、即座に答えた相手に続いてこちらも自分の色を答える。店員はにっこり笑い『それでは最後にお仕上げしてくるので少々お待ちしてください』と告げてから一旦裏へと去っていく。今頃自分達だけの香水が作られているのだと思えばワクワクして使った香料などを書き込んだオーダーシートを見返したりして落ち着きなく待っていた。それから少しすると店員がカウンターにトレイを持ってくる。そこにはそれぞれ紫色と緑色のラベルのついたオシャレな香水瓶が乗っていて中には香水が入っているのが見えた。ラベルには今日の日付と店名、使った香料が記載されていて世界に一つだけという特別感を強く感じる仕上がりで興奮気味に声を上げた。『せっかくですし今付けてみますか?』と進められると仕上がりがどうなったかという興味が上回りキラキラした顔で何度も頷いた。緑のラベルの方を手に取り数度空プッシュしてから手首に吹きかけると透明感のある甘酸っぱさが広がってより深く息を吸い込むと「良い香りだ……」と呟いて)

  • No.9285 by 探偵  2025-08-05 07:55:59 ID:65b68c258


あっという間に出来ちまったな。…、…ちょうど今のお前みたいな香りだ
(ラジオを聞いてすぐ飛び出してきて右も左も分からないまま始めた香水作りだったがいろいろと香りを試して相手と話すうちにあっという間に出来上がってしまった。二つのオシャレな香水瓶に緑と紫のラベルが並んでいれば特別感は増して自然と口角はあがる。右隣の相手も随分お気に召したようで目をキラキラと煌めかせていたが店員から勧められ早速香水を使うことになった。少し身を寄せて手首にかけられた匂いを嗅いでみるとトップノートに選んでいたブラックカラントの引き付けられるような甘酸っぱい香りがして、好奇心を輝かせている今の表情をそのまま表したような香りに揶揄いまじりに感想を口にする。こちらも数度プッシュしてから手首に自分の香水をつけてみる。最初に立ち上ってくるのは落ち着きのある森林の中にいるような香りで思わず深呼吸をした。相手からも先程の香水が香ってくるがリラックス出来る香りの中に胸を悪戯っぽく擽る甘酸っぱさが混じってきて「香水の相性もバッチリみてぇだな」と何処か嬉しそうに言って)

  • No.9286 by 検索  2025-08-05 11:39:15 ID:415c83bff


ああ、系統は違うけど隣でちゃんと並び立っていて普段の僕達みたいな香りだ。
(手首から立ち上がるような甘酸っぱい香りを確かめていると相手も顔を寄せてその香りを嗅ぐ。今の自分の香りだと言われると表情が和らいで自分をイメージした香水なのだと強く認識するようになった。相手も自分の香水を手首に吹きかける、自分とはまた違うスパイスのような香りと森林のような落ち着くような香りが立ち上がって空中で自分のモノと混ざる。無邪気な甘酸っぱさ香りに鋭くも包み込む香りが並び立ってお互いを引き立て合う様子は普段の自分達とのあり方と一緒で弾んだ声で頷いた。満足そうに笑っていると店員が『徐々に香りも変わっていくので是非帰りながらこまめに嗅いでみてください』と助言をして出来上がった香水を箱に入れてくれる。更に高級そうな小さな紙袋に入れて貰うと特別な物を手に入れた事に気分を高揚させながら会計を済ませた。その間も時折手首の香りを嗅いだりしながら店を出ると「良い買い物をしたね」と上機嫌に告げて)

  • No.9287 by 探偵  2025-08-05 12:31:24 ID:65b68c258


あぁ。俺のハードボイルドさを引き立てる良い香りになったし、これから毎日付けねぇと
(二人の香水が同じ空間にあっても香りは喧嘩しておらず、むしろ互いに溶け合い調和してより心地良い香りになっている。自分達のように相性は抜群のようだ、それを嬉しそうに言葉にする相手に対しこちらはこれ以上何かを言うのは少々恥ずかしくて軽く笑みを浮かべて同意するに留めておいた。香水瓶を包んでもらう間も相手は頻繁に手首の香りを楽しんでいて相当気に入った様子に胸がふわりと浮かび上がるような気持ちになる、きっと相当緩まった顔をしていたに違いない。店員さんに礼を言って店を出れば二人だけになって満足気に頷き返事をする、相手との特別な香りを求めて店を訪れたがぼんやりとしていた理想は想像以上の形になって今二人を包み込んでいる。自分だけの香りは過去むちゃくちゃにつけたものと違って大人な雰囲気も帯びたハードボイルドなものになったが相手と交わればより落ち着くものになって自然と相手との距離を詰めてしまう。互いの腕があたったところで軽く笑うと「お前に近づきたくなっちまうな」と上機嫌に言って)

  • No.9288 by 検索  2025-08-05 15:33:52 ID:415c83bff

無くなってもこのレシピを見せれば同じものを作ってくれるようだし、またその時の僕達に合わせて作り直すのも悪く無さそうだ。この特別なペアリングを感じられるのは僕達だけだからね
(店を出て二人だけになっても手に持った紙袋の重みが誇らしくてつい声も弾む。ふわりと風が吹いて立ち上がる香りは今度はミドルノートの静かなフローラルな香りと溶け合うような温かな甘さが混じるようになってまた先ほどとは違った印象を受ける。紙袋の中には香水瓶の入った箱とは別に一枚のカードが入っていてそれを出してみると今回の香水の構成などが書いてあった。次回これを持って行けば今回とまったく作成してくれるそうだ。これから定着するであろうこの香りが無くならないことに安心する一方またその時に合わせて新しく作るのもいいかもしれないと声を弾ませていた。そもそもあれだけ量があればいつ使いきれるかも分からないのだが。そうして話していると香りに惹かれるように自然と相手が距離を詰めてきて軽く腕同士が当たる。同じくくすっと笑ってペアリングの香りの特別感について強調しながら話しているともっと落ち着いてこの香りを楽しみたくなってしまう。ちらりと相手の顔を覗き込むと笑顔のまま「今日は帰ってこの香りを堪能するのはどうだい?」と提案して)

  • No.9289 by 探偵  2025-08-05 18:20:05 ID:65b68c258


あぁ、いつでも俺達だけの特別な香水が作れそうだ。…そうだな。事務所も閉めて来ちまったし、このまま帰ろうぜ
(特別な香水と共に相手と並んで歩けば右隣からは優しいフローラルな香りがしてくる、一方こちらからはよりウッディな香りが風に乗って香ってきて二人が並ぶことでよりリラックス出来る空間が出来上がっていた。相手が袋を探って一枚のカードを取り出す、どうやら今回使った香水のレシピたるものが書かれているらしい。自分達の特別な文字列に擽ったさを覚えつつカードを見つめる、これがあればまた同じ香水を作って貰えるらしく遠慮なく毎日これを使えそうだ。相手と毎日使っていればきっとまた買いにいくタイミングも同じだろう、その時にまた今回のように二人で話しながら香水を作るのも悪くなくて作ったばかりだというのに次に思いを馳せて弾んだ声で返事をしていた。要望通りの二人でひとつの香りに惹かれていれば帰宅する提案がされる、もう事務所も閉める時間でこの香りをもっと楽しみたい方へ気持ちが傾けばこちらを覗き込む相手の頭を軽くぽんぽんと撫でて帰宅することを選んだ。二人の特別な香りに包まれたまま帰路を歩いていけばやがて家へとたどり着く、玄関をくぐり「ただいま」と帰宅の挨拶をすれば二人の家に二人だけの香りが広がって「家との相性も良さそうだ」と冗談めかして言って)

  • No.9290 by 検索  2025-08-05 19:20:12 ID:415c83bff

ただいま。 これから家で付けてから出掛けるようになるなら普段の部屋の空気にもこの香りが混ざるかもしれないね。
(体感ではサクサクと香水の構成が出来上がった気がしていたが実際にはもうそこそこ良い時間だ。それにもっと今出来たばかりのこの香水の世界に浸りたくて帰宅を提案すれば相手から肯定的な返事がされて、ぱあっと笑みを浮かべる。更に頭を撫でられるとその表情は緩んでまだ街中にも関わらずその手を引いて家へと帰った。玄関をくぐって相手に続いていつもの言葉を口にしながら中に入る。片付けもそこそこに早速紙袋から箱を出して中身を取り出して行く、毎朝香水をつけるようになったら当然この部屋の空気にもその香りは移るだろう。そうしたら帰宅して感じるこの空気もいつかは変わってほんのりと二人の香水の残りが感じられるようなものになるかもしれない。新しい変化の兆しにワクワクしながらそれぞれ箱から出してベッド脇のテーブルに並べる、二色の香水瓶が夕日の光を浴びてキラキラしているように見えてこれだけでも一種のインテリアのようだ。だがメインはそちらでなくてベッドに腰がけると「翔太郎」と名前を呼びながら左隣をとんとん叩いて)

  • No.9291 by 探偵  2025-08-05 22:08:34 ID:65b68c258


確かに…家丸ごと俺達の匂いに染まるわけか。……なんだよフィリップ
(新たに纏った二人の香りを楽しみたくて、さらに言えば二人揃って調和した時の香りをもっと知りたくて、帰宅の案に賛成すれば相手の顔はみるみる明るくなって顔が緩んでしまう。香水をつけた直後の甘酸っぱい香りを思い出しながら帰路を歩き玄関をくぐった。帽子を片付けている間に香水瓶が取り出されてベッド脇のテーブルに置かれる、夕日を受けてキラキラと輝く二つのそれは新しい自分達を示すものになった。毎朝香水をつけるなら当然この部屋でつけることになる訳でそのうちこの家は常に二つの香りが混ざりあって香る場所になる事だろう。そんな日を楽しみにしながら片付けを終えると相手から名前を呼ばれる、目線を向けるとベッドの隣へと誘われて小さく笑みを浮かべた。呼ばれるままに左隣へと座ると惚けたことを言いながら名前を呼ぶ、頭の言葉に意味はなくただ名前を呼びたかっただけだ。相手にピタリとくっつくように座る、外では出来なかった距離でいれば二つの香水のミドルノートが混ざりあって思わず目を瞑れば「…なんつーか、お前の隣がもっとリラックス出来る場所になったな」と感想を口にしながら香りに浸るようにゆっくりと深呼吸をして)

  • No.9292 by 検索  2025-08-06 00:14:35 ID:415c83bff

こうした方がわかりやすいだろう? …それは良かった、これからもっと馴染んでこの香りがしないと物足りなくなるかもしれないね。
(これから変わっていく家の空気を楽しみにしながら名前を呼ぶとその顔に小さな笑みが浮かぶ。なんだよと言いながらもその表情は柔らかく、こちらにくっつくように座られると得意げに呼んだ理由を告げる。ほかの余計な香りがなく、更に距離も近くなればお互いの香りにだけ集中することが出来て深く息を吸った。溶け合うような甘さと温もりに自然と肩の力が抜けていくと隣からも落ち着いた感想が聞こえてゆっくり呼吸する気配を感じた。この場所が相手にとってリラックスできる特別な場所になるならそれほど嬉しいことは無い。さらにこの香りが段々と【いつもの香り】になる予感に口元が緩むのを感じながら香水をつけた方の手を相手に伸ばしてゆるゆると頭を撫でる。ふわりとシダーウッドが香る中に自分がリクエストしたバニラっぽい甘い香りが混ざると少しだけ寄りかかるようにしながら「一度くっついたら離れられなくなりそうだ」とクスッと笑って)

  • No.9293 by 探偵  2025-08-06 07:56:01 ID:65b68c258


せっかく世界でひとつのもん作ったんだし、それくらい家に馴染んで貰わねぇとな。…あぁ、全然動けそうにねぇ
(二人で暮らし始めてお揃いのボディーソープとシャンプーを使って同じ匂いになった時もこの家に相手が住み始め新たな香りが加わった時も、その変化に気がついた時にこの上ない幸せを感じたものだがきっと今回もいつか帰宅した時にいつもの匂いが変わって幸せを感じる瞬間が訪れるに違いない。その時を楽しみにしつつベッド脇で煌めく香水をチラリと見やってあの二つがこの家の当たり前になるのを楽しみにしていた。不意に相手の手がこちらへと伸びて頭を撫でられる、香水が付いている手が近づけばよりバニラの甘い香りがより感じられるようになって、甘やかされるスイッチがいつも以上に強く入ってしまうと締まりない笑みを浮かべた。スッと突き抜けて行くようなこちらの匂いを相手の匂いがより柔らかくして包み込まれるような香りがする。相手の体がこちらに寄りかかると腕を伸ばして腰へと巻いてより二人の距離を縮める、こちらからも軽く体重を預けて寄り添いあって新たな二人の香りに浸った。不意に耳あたりに鼻先を近づけるとスンとそこの香りを嗅いで「いつものお前の匂いも健在だ」と楽しげにいうと鼻先で耳の縁を軽く擽り戯れて)

  • No.9294 by 検索  2025-08-06 11:37:44 ID:415c83bff


この香り、好きだ……。っ、別に上書きした訳では無いから当然じゃないか…
(一度触れ合ってリラックスした相手を見ればもっと甘やかしてしまいたくなって手を伸ばしてその頭を緩く撫でる。するとその表情はすぐに締まりのないものに蕩けていき、腰に腕が回されると更に密着することになる。そうすれば自然と二人の香りも混ざりあって柔らかくも甘い特別な空気になっていれば深く息を吸い込んでこれからの二人の香りを脳に刻みつけると共にありのままの想いを口にしていた。いつの間にか相手に身を委ねるような形で体重を預けていると相手の体が動いて鼻先が耳の近くに近付き、そこで自らの匂いを嗅がれて居るのが分かれば一瞬身を固めてしまう。じんわりと羞恥で熱が上がればその分香りも立ち上がって、更に鼻先が耳の縁に触れると小さく震え視線を迷わせた。香水だけでも世界で一つだけではあるがそこにお互いの本来のフェロモンのような匂いが混ざれば唯一無二となる。なんとか冷静に言葉を返しながら動揺を隠すように擦り寄ると「香水を耳の裏につける方法もあるらしいけど、君は嫌だろう?」と様子伺うように問いかけ)

  • No.9295 by 探偵  2025-08-06 12:27:26 ID:65b68c258


まぁな。……悩ましいな。お前の香りが無くなっちまうのは困るが、香水と混ざった時の匂いも興味あるな
(二人だけの特別な匂いに包まれゆっくり堪能する、好意的な言葉には「俺も」と同意しておいた。匂いと言えば最もその人の匂いが香るという場所に鼻先を伸ばしていつもの香りも確かめながら軽く擽ってみる、腰を回していた相手の体は僅かに震えてそんな反応でさえ今は楽しくてニヤけてしまった。抱き寄せる体はじわりと熱を持って更に纏った香りが強くなれば耳元でまたゆっくりと呼吸してその音を聞かせる、楽しげに笑っていると相手が諸々を誤魔化すように擦り寄ってきて心地良さを覚えながら腰に回す腕に僅かに力が入った。最も相手の匂いが香る場所に香水を重ね付けすることに関しては悩みどころでいつもの匂いでいて欲しい気もこの特別な匂いとさらに溶け合った時の香りが気になる気もする。相変わらず鼻先で耳朶や縁をなぞってちょっかいをかけるように戯れながら、気持ちはこの出来たての二人だけの香りを楽しむ方へと傾いて「試しにつけてみるか?」と聞いてみて)

  • No.9296 by 検索  2025-08-06 15:58:23 ID:415c83bff

…君って割と物好きだよね。…ん、物は試しだ。不満なら風呂に入って洗い流せば良いし。
(じわりと恥ずかしさに熱が上って目を泳がせている間も相手は耳元で笑い声を零し、更に強くなったであろう香りを嗅ぐ呼吸音がしてぎゅっと相手の服を掴んだ。誤魔化すように擦り寄りながら香水をつける場所について会話を続けると意外にも付けてみることに興味を示してまた鼻先で耳朶などを擽られている。何かと耳元を愛でられることが多く好奇心を示す相手に小さく反応しつつもぽつりと素直な感想を口にしていた。だがそれは自分も同じことで相手の問いかけに小さく頷く。しっかりと混ざり合うのか、それともかき消されたり反発し合うのかこれから香水を使うなら検証も必要だろう。家ならばあの時のように風呂で落とすのも容易で出来ない理由もない。くっついたまま腕を伸ばして二つの香水瓶を手に取る、耳の裏は自分から見えなくて少々狙いにくいもののおおよその位置から軽く一プッシュして吹きかけると消えかけていたトップノートの香りがまた広がる。一回深呼吸してその空気に浸りつつ「…どうだい?」と尋ねてみて)

  • No.9297 by 探偵  2025-08-06 18:37:08 ID:65b68c258


お前の匂いが好きなだけだ。………香水の奥にお前の匂いがあるな
(耳裏は相手の匂いが最もする場所で他の匂いで塗りつぶされるのは耐えられないが相手にとって、そして二人にとって特別な香水となれば話は別だ。小さく反応する姿に胸を擽られ鼻先で戯れるのを止めないまま、すっかり甘えるスイッチが入った状態では相手の呟きに素直な気持ちをそのまま口にしていた。相手が香水を取るため体を動かせば一時的に体を離す、そして耳の後ろに香水が吹きかけられた。周囲に甘酸っぱい香りが広がってまた無意識に深呼吸していると相手から感想を求められる、問いかけられたならばしっかりと確認しなければならないだろうと相手の腰を包むように両腕を回すと先程よりもより近い距離で耳の後ろへと鼻先を寄せた。まだ付けた直後でトップノートの香りが大半を占めているが抱きしめる体温がいつもより高いせいかその中に微かに相手の香りが混じっている。だがこれでは二つの匂いが調和しているとは言えず「もうちょっと時間経ったくらいがちょうどいいかもしんねぇな」とそのまま動く気配見せないまま一番濃い匂いのその場所から離れないでいて)

  • No.9298 by 検索  2025-08-06 20:43:58 ID:415c83bff

ん、確かにもう少し馴染ませた方が良いかも。…昼間はこの香りを纏って夜はいつものシャンプーの香りがするようになっていつでも君と一緒だね。
(今度はより顔の近くで体温の高い耳の後に吹きかけてから様子を伺うと相手から更に抱きしめられ、よりあけすけに匂いを嗅がれることになる。本来は隠しているものを暴かれているような心地になればまた羞恥で体温は高いままになるが相手ならばそれも許せてしまう。つけたてのせいでまだ香水の方が主張が強いと聞けば納得したように頷いて寄りかかってくる相手の頭を撫でるのを再開する。同時にこちらからも顔を寄せ、相手の纏う香りを堪能するように息を吸った。今はすっかり香水の香りを纏っているが風呂に入ると全部落ちて今度はいつものシャンプーやボディソープの香りを纏うようになる、そしてそれが薄れた朝にまた今度を付けての繰り返しの日々を送ることになるだろう。つまりいつも愛おしい相棒兼恋人の香りと一緒に過ごすことになる。その予感に口端を上げると楽しそうにその事を告げながら軽く抱き寄せ相手のこめかみにキス落とし)

  • No.9299 by 探偵  2025-08-06 21:42:33 ID:65b68c258


昼間はペアリングした香りで夜は全く同じ香りになるわけか……あぁ、昼も夜もフィリップを感じられる
(甘酸っぱい香りは当然好きな香りなのだが相手の香りに馴染むにはもう少し時間がかかりそうで耳に近い位置でその変化を楽しむ、頭を撫でられるのが再開されれば途端に体の力は抜けてしまって相手の体を引き寄せつつもこちらから少し体重を預けた。相手がこちらによってきて匂いをかぐ、今自分がしている事だというのに少々恥ずかしくて照れ隠しの笑みが浮かんだ。甘酸っぱいトップノートが落ち着くのを待つ間相手からはこれからは違う形で、けれどいつも一緒の香りを纏うことになるのだと言われればふわりとアイリスの花が咲くように幸せが胸に灯る。今までもずっとお揃いの香りを纏ってはいたがより二人揃って意味を成す香りをそれぞれに纏って、夜にはまたひとつになって、新しいサイクルで相手が傍にいることを感じられる予感にこちらも弾んだ声で答えた。本来ならば夜に向けてお揃いの香りになるべきなのだが相手に抱き寄せられてこめかみに口付けが落ちるとより相手の隣から離れがたくなってしまって「今日は風呂に入るのも難しいな」と冗談めかしていうとお返しに相手の柔らかな頬へ口付けを送って)

  • No.9300 by 検索  2025-08-07 00:13:45 ID:415c83bff

確かに今日は一番の難題かもしれないね。
(お互いくっつき合ってその香りを確かめて、照れ笑いを浮かべる。トップノートが緩んでいくと次はふわりと相手のウッディな香りと静かな甘さ混じりのアイリスの香りが広がってまた違う感情を揺さぶる。昼と夜ではそれぞれ違った意味でお互いを感じさせるような香りを纏うことになる旨の話をすれば相手からも弾んだ声で返事が返ってきて自然と笑みが浮かぶ。どちらの香りも気に入っているものでこのサイクルが定着して行けばどちらが不足しても物足りなくなることだろう。さらに深く絡みつくような繋がりを持てることに仄暗くも強い幸福を抱えながらこめかみにキスを落とした。すると相手からも冗談めかした言葉とともに頬に口付けが送られ、つい表情が綻んでこちらも楽しそうに笑いながらぎゅっとつよくその体に抱きついた。ふわふわと暖かくて幸せな心地を覚えながらまた相手の頬にキスを落とす。そのまま髪を撫でたりして幸せな時間を過ごしながら「明日、アキちゃんとかも気付いたりするかな」とちょっと楽しみが滲む声で口にして)

  • No.9301 by 探偵  2025-08-07 08:17:04 ID:65b68c258


そりゃ気づいて…一発貰いそうだな。明日は朝からうるさそうだ
(相手との新たな特別が増えて二人でくっつきながら戯れてなんとも幸せな時間を送る、頬に口付けを送れば相手はこちらへと強く抱き着いてその心地にまた口元は緩んでしまった。今度は頬に口付けが落ちて口元を緩ませていれば更に頭を撫でられてふにゃりと子供っぽい笑みを浮かべる。こちらも腰に回す手でゆるゆるとお腹を撫でていると明日の所長様の反応を楽しみにする言葉が相手から伝えられて、朝のやり取りを想像すれば思わず笑ってしまう。二人が昨日までと異なる匂いを纏っていて気づかない所長ではない、それがさらにペアリングされた相性抜群の香りとなれば理不尽な言葉と共にスリッパが飛んでくるのは確実だろう。明日の朝は覚悟しておいた方が良さそうだ。ゆるゆると頭を撫でられながら再びこちらから目尻へと口付けを落とす、リラックスするようにゆっくりと呼吸をすると二人の香りが一緒に体内に取り込まれてクラリと脳内が揺れた。時間が立ちトップノートが落ち着いてきてより落ち着きある香りが二人を包むがその中に胸を擽る香りがある、ついさっき香水を作ったばかりではそれがなんなのかは明白で、様々な香りが入り交じっているのに余計にそれだけを意識してしまいそうになる。逃げるように顔を移動させると鼻先を耳裏へと再び近づける、まだトップノートが強いそこの香りをゆっくりと吸い込んで意識を逸らして居て)

  • No.9302 by 検索  2025-08-07 11:01:49 ID:415c83bff

覚悟はしておいた方が良さそうだ。…いつもの痕は見せびらかしたり出来ないけど香りは気付かれても構わないからね。
(相手の頭を撫でてすぐそばにある頬に口づけると何とも幼い笑顔が見れてこちらまで緩い表情を浮かべる。ゆるゆるとお腹を撫でられ幸せを噛みしめながら明日の朝の話をすればその賑やかを想像してまた心が弾んだ。最初に相手の香りの変化に気付いて、そのことについて自分に聞いて来た所で二人がお揃いで香りを纏ったことに気付くという流れが容易に想像が出来る。冗談交じりの会話をしながら目尻にキスが落ちるとまたふわりと幸せに脳が揺らいで軽く擦り寄った。外に出る相手なら多くの人がその香りの変化に気付くだろう。それが自分と繋がったペアリングの香りだと思えばちょっとしたマーキングのような、密かな他人へのアピールのようにも思えて悪戯な笑みを浮かべながら明日以降のことを楽しみにしていた。そうしているとほんの僅かにだが腕の中の相手が動揺したような気配を感じた、相手は再び耳裏に鼻先を近づけていて軽く思考を回してその原因に辿り着くと「…もしかして桜の香りでもしたかい?」とわざと囁き声で問いかけてみて)

  • No.9303 by 探偵  2025-08-07 12:27:31 ID:65b68c258


…香りがお前のものっていうアピールか、いいな。…っ、…家だと秘密の香りがよく分かるんだよ…
(新たに加わった二人だけの香り、ぺアリングしたこの香りは二人揃ってはじめてお揃いだと分かるものだ。それがある種マーキングなのだと相手が悪戯に笑う、確かにそれぞれ別行動しているときは気づかれないこの香りは他人に認知されつつも互いが互いのものである証になりうるものだ。普段こっそりとつける所有痕と違って堂々としていられるが真の意味は自分達にしか分からないのは二人で秘密を抱えるような背徳感があって胸を擽られてしまう。別で胸を擽られているのを誤魔化しながら返事をしていれば、不意に相手に囁かれて身を固めた。それが図星となれば簡単に動揺してしまって体温があがれば香り立つ匂いはより濃くなった。その中にも桜の香りは混じっていて逃げるように耳の後ろの方へ擦り寄りながら羞恥を誤魔化すようにぶっきらぼうに返事をする、今や桜の香りは嗅いだだけで胸を乱すものなのだから。だが耳裏に付けた分も甘酸っぱい香りは霧散し段々と落ち着いた香りになってくる、その中には秘密の香りと称した桜が入り交じり始めて逃げるように身を引けば「そろそろ風呂入らねぇか?」とお揃いの香りになることを提案し)

  • No.9304 by 検索  2025-08-07 14:31:50 ID:415c83bff

ふふ、効果抜群のようだね。…、まだ馴染みきってないし、何より君の感想聞いてないだろう。
(相手の行動の意図が推測出来れば自然と口角は上がってわざと秘め事のように囁き声で聞いてみると触れる相手の体が固まったのが分かった。更に触れる体温がじんわりと熱くなって相手の香りが更に濃いものになるとまたくらりと脳を揺さぶる。再び耳の後ろへ擦り寄ってぶっきらぼうな言葉が聞こえてくればつい笑い声を零して相手に深く刻み込んだ桜の記憶が健在であることに声を弾ませていた。これから毎日つけるとなればこうして秘密の香りが表に出てくることも多いだろう。今も尚胸を乱せていることにご機嫌になりつつ、相手が身を引いて離れていこうとすればそれを引き留めるように抱き寄せまた自らくっつく。風呂に入っていつもの香りになるのだって魅力的だがまだ十分に堪能していなくて検証結果も聞いていなければ相手の提案を断って至近距離のままじっと見つめる。その間も香りは立ち込めていき片方の手を頬に添えて軽く指先で撫でながら「翔太郎、…どう?」と検問いかけて)

  • No.9305 by 探偵  2025-08-07 17:42:31 ID:65b68c258


な、……すげぇ、心地好くて…お前の隣から離れたくねぇけど、……この距離でいると、胸が…苦しくなるっつーか…
(二人の香水は様々な香りが入り交じっているはずでそれらが調和しこの空間を包み込んでいるはずなのに、一度意識してしまえばこの混ざり合う香りの中に桜の気配を探してしまう。これ以上意識するのはマズいと風呂に入ることを提案して離れようとしたが抱き寄せ引き止められて至近距離で視線が交わると目を見開いて固まってしまった。まだ足りないと言い張る相手の目は何処か楽しげで、しかし逸らすことは出来ない。より近い距離で顔を付き合わせればさらに血の巡りは早くなる、手を頬に添えられれば香水をつけた手首が鼻に近づいた分香りは強くなって、相手の香水の中とこちらの香水の中、両方に潜ませた桜の香りが体内に取り込まれてクラクラと脳を揺らして相手を見つめる瞳がユラリと揺れた。相手に求められれば応えたくて瞳をみつめたまま感想を口にしていく、相手の傍をより心地好くし、安堵させ、いつまでもここに居たくなるような、より相手から離れられなくなる香り。だが同時にこの距離でいれは自ら願った隠れた香りを拾えるようになって胸が掻き乱される、まともに息をするのも難しくなれば呼吸が乱れ物理的にも精神的にも胸が強く圧迫される。相手を見つめ心が惹かれるままに唇を重ねる、直ぐには離れられなくて暫くそのままでいたあとゆっくりと離れて無意識に熱い息を吐き出した。まともさを失いつつある頭を軽く振って無理やり起こすと「お前はどうなんだよ、香水の感想」と今のやり取りを誤魔化すように聞いて)

  • No.9306 by 検索  2025-08-08 00:02:57 ID:415c83bff

……ん。…そうだね、最初はちょっとツンとしてるけど、段々和らいでいってこの暖かくて甘い空気に僕達の存在ごと溶けていくような感じがする。香りでも君に抱きしめられてるみたいだ。
(相手を逃がさずに抱き寄せるとその目は見開かれるがそらされることはない。このまま頬に手を添えると瞳がゆらりと揺れて無意識に口角が上がった。見つめあったままぽつぽつと、だけど本音をこぼすように告げられた感想はこちらが相手を魅了して乱している証明でさらに深いところまで満たされていくようだ。会話の途中でふと相手が近付いてくればそのまま唇が重なって服の生地を握る。暫く重ねるだけのキスを交わしてゆっくりと離れていくとまた視線を重ねる。触れる相手の体温や濃くなった香りに加えちょっとした仕草で相手の動揺が分かるのが面白くて口元は緩いまま感想を求められると一旦思考をそちらに移す。初めに相手から香っていたスパイスのような清涼感は落ち着いて包み込むようなウッディな香りが鼻腔をくすぐる、さらに二人の甘さが体温に溶け合ったような心地の良い香りが漂っていれば軽く頬擦りして見せながら感想を口にした。ちょっぴり照れくさそうに笑うとやはりまだ手放し難くて「もうちょっとだけこうさせて」と甘えるように肩口に顔を埋めて)

  • No.9307 by 探偵  2025-08-08 07:47:04 ID:65b68c258


……香りでも抱きしめられてるってのは同感だな。…ん、……
(この香りと向き合ってそれを言葉にしていくうちに胸はどうしようもなくいっぱいになってしまって至近距離に愛しい人がいれば耐えきれず唇を重ねる、ゆっくりと離れて視線を交わすも息苦しさは変わらなくて視線は相手へと縫い付けられてしまった。誤魔化すの半分、相手からも感想を聞きたいの半分で問いかければ相手は口元を緩めたまま返事をする。いつもの物事を分析する口調で香りが分解されて、頬擦りされながら感想が伝えられればまた息苦しいほど胸はいっぱいになるのにこの上なく嬉しい。それに相手をそのまま写したような香りに包まれるのは抱き締められる時の感覚に近くて同じ感想を抱いていることにもまた喜びを感じていた。照れくさそうに笑う相手に胸を擽られて甘える相手を抱き留める、ゆっくりと背中を撫でていると肩口に埋まる相手の耳裏からは先程と違って落ち着きのある甘い香りと相手の匂いが入り交じって強く香ってくる。先程はトップノートが先行していたがより調和した香りになっていて、再び鼻先で耳裏を擽ると「ここのも馴染んできたな」と嬉しそうに呟く。しかしその中には当然を胸を乱す香りも潜んでいるわけで、ゆっくりと熱い吐息を漏らしながら抱き締める腕にぎゅっと力を込めて)

  • No.9308 by 検索  2025-08-08 11:22:45 ID:415c83bff

…そうかい?…いつもより鼓動が早いみたいだ
(いつも以上に相手からは離れがたくてより強くくっついたまま感想を述べていく。二人の香りが混ざって溶け合うような心地に胸は温かくなっていくばかりだ。ゆっくりと背中を撫でられると体から力も抜けて相手の肩口に顔を埋めながら体重を預け素直に甘えていた。トップノートも落ち着きを見せ息を吸いこむたびにお互いのベースノートを中心とする余韻のような香りを感じているとまた相手の鼻先が耳裏を擽って小さく笑い声を零した。馴染んだと嬉しそうな声を聞けば少々照れ臭くも大人しくそこに居ることを許す。だが同時に首筋に熱い吐息を掠めると思わず身を固めてしまう、相手の体温は同じほど高くなっていて強く抱きしめられた体から伝わる心臓の鼓動も普段より早い。素直に伝わってくる相手の動揺とその原因を知っていればその反応と香りを楽しみたい気持ちが勝って相手を巻き沿いにしてベッドに倒れ込む。そのままぎゅっと抱き着き直すと「翔太郎」と名前を呼んで緩く足も絡めてから深く呼吸をして幸せな世界に浸って)

  • No.9309 by 探偵  2025-08-08 12:27:07 ID:65b68c258


理由知ってんだろ、……っ、…ん…
(相手はまるで知らない振りをしてこちらの鼓動が早いと楽しそうに口にする、その原因がこの距離と香水の中に潜ませた秘密の香りであるのは十分知っているはずだ。文句を付けるように言っていれば不意に体を押されて二人の体がベッドへと倒れ込んでまた息を飲む、また抱き締められて名前を呼ばれながら足が絡まると更に接触面積が増えて上擦った声が溢れ出した。慌てて口を噤むが呼吸を乱された状態ではすぐに酸欠になって熱く震える息を吐き出す。今はただ相手と寄り添ってこの香りを堪能する時間だ、愛しい恋人からこうやって寄り添うことを望まれている。だが二人の距離が縮まり香りが立つ度に脳内がクラクラと揺れる、まだ嗅ぎなれない二人の特別の香り、そしてその中に隠された相手と深く結びついた桜の香りが体内へと入り込んでベッドの柔らかさも加われば過去の記憶が強制的に想起される。ただ抱き合っているだけなのに自分だけこんなにも息が上がっているのがどうにも恥ずかしくて、しかし上手く息が出来ないほど相手を求める気持ちは膨れ上がってしまって、相手に強く抱き着くと「フィリップ…」と弱々しく名前を呼ぶ。相手の服を強く握って目を合わせられないまま「…キスだけ、してくれねぇか?」とこの空気に相応しくないのを承知の上でねだって)

  • No.9310 by 検索  2025-08-08 15:42:58 ID:415c83bff

…なんだい、翔太郎。…、…いいよ、こっち向いて
(文句を言われながらも二人でベッドに倒れこんでまた触れる面積を増やす。それに上擦った声を零して一人で震える呼吸が聞こえてくれば密かに口角をあげていた。普段こうしてベッドに横になるときは既にお風呂に入っていてお揃いの香りを纏っている。だが今は特別な二人の香りを纏ってただくっついるだけだ、その体温と香りを軽く抱き寄せながら堪能していると弱弱しく名前を呼ぶ声が聞こえて顔を上げ視線を向ける。相手はこちらの服を強く握って視線を逸らしたままの状態でぽつりとオネダリを口にしてその可愛らしさにぐっと胸が掴まれた。にやけてしまいそうになるのを堪えながら承諾の返事をするがまた頬に手を添えるとこちらを向くように声を掛ける。目が合って少し見つめ合ってから漸く顔を近づけるとそっと唇同士を重ねた。キスをしながらもう片方の手で相手の後頭部を撫でて愛でる、そのまま暫く触れるだけの口づけを交わすとゆっくりと離れて優しく微笑みつつ「好きだよ、この香りも…君も」と溢れる想いを口にして)

  • No.9311 by 探偵  2025-08-08 17:57:13 ID:65b68c258


…、…フィリップ、……、……俺も…香水も、フィリップの匂いも、フィリップも、大好きだ
(ただ抱き合って二人で横になっているだけなのに特別な香りに包まれ一度意識してしまった桜の香りを吸い続けて、くっついているだけなのに体温が勝手に上がっていく。羞恥に苛まれるも相手を求める心を止められなくて口付けを強請った。直ぐ様承諾されればそれだけで胸がドクンと強く鼓動を打つ、相手に呼ばれて目線を交えその時が来るのを待ったが中々望んだものは与えられない。口付けを待って見つめるだけで呼吸が荒くなっていく、瞳は期待と熱が高まっていきゆらゆらと急かすように瞳が揺れた。ようやく唇が重なると待ち望んだものに鼓動がさらに早くなり体温が上がって香りが高まる、だが同時に頭を撫でられれば安堵するように吐息を吐いてこの距離から離れて行かないように腕の力を強めた。やがて唇が離れていく、好意の言葉が伝えられるとこちらからも溢れるままに想いを伝えるがその言葉は何処か拙い。再び互いに見つめ合う、一度与えられてしまえば高まる熱に対して共有するのは柔らかな感触だけで、そのギャップに我慢が効かなくなってくる。キスだけだと言ったところなのに甘えるように互いの鼻先を擦り合わせると「フィリップ、もっと欲しい……もっと深いやつ」と荒く熱い呼吸混じりにさらに強請って)

  • No.9312 by 検索  2025-08-08 19:16:23 ID:415c83bff

…翔太郎、…キスだけじゃ無かったのかい? …ん、
(名前を呼んでこちらを向かせるとそれだけで呼吸を荒くしている。瞳が揺れたのを見てから唇を重ねるがリクエスト通り触れるだけだ。それだけでも腕の中の体は更に熱くなって甘く温かみのある香りと相手の匂いが部屋に広がっていく、やがて唇を離すと拙い口調で言葉が返されて見つめるその瞳はゆらゆらと不安定に揺れているように見えた。名前を呼ぶと相手から近付いてきて鼻先が触れ、軽くすり寄る。熱く荒い呼吸のままさらに深いお願いがされると瞬きを挟んで呆れたような、それでいて何処か楽しそうにも見える表情でからかうように問いかける。だが愛おしい恋人にお願いされたのなら叶えない訳にもいかず、するりと頬を撫でるとまた唇を重ねる。食むように唇を動かしてからさっきよりも多くの刺激を送り、不意に舌先でそこを濡らす。そのまま唇の間をなぞりながら相手が自ら開けてくれるのを焦らすように待って)

  • No.9313 by 探偵  2025-08-08 20:56:10 ID:65b68c258


だって…ぁ……ん、…っ……ふ、ぁ…ンっ…
(頭を撫でられ甘えてもいいスイッチが入った状態で体温だけが上がり続けたこの体では我慢をすることなど到底できない、さらに一歩踏み込んだものを強請れば相手は呆れたような、それでいて楽しそうな声で問われてしまう。それがお預けの意味に聞こえて眉を下げて言い訳を探そうとするがその前に頬の上を掌が滑って切なげな声が漏れる、直後再び唇が重なれば自分の願いが叶えられて喜びで体が小さく震えた。重なった唇はこちらを食むような動きになって、そんな小さな刺激にさえ声が溢れてしまう。こちらからも擦り合わせるように唇を動かすが吐き出す吐息はいつもより多く熱い。唇が舌先で濡れれば体が小さく跳ねるが、それ以上は深く踏み込まれず物足りなさに相手の服をまた強く握って自ら口を開ける。声が溢れていたそこは既に唾液で濡れていて自ら舌を差し出せばお返しにと緩慢な動きで唾液を相手の唇へと塗り込んで)

  • No.9314 by 検索  2025-08-08 21:59:35 ID:415c83bff

……ン、…は、ぁ……、
(先程の発言を持ち出してみれば子供のように言い訳をしようとするが頬を撫でればそれだけで声を上げた。そのまま唇を重ねてお互いに擦り合わせるような動きをする間も相手の吐息が肌を掠める、舌先で軽くなぞるとそれだけで体を跳ねさせたがそれ以上踏み込まないでいると相手は服を強く掴んで自ら中に招き入れるように口が開く。その仕草にまた口端を上げ相手の舌が伸びてくると軽く擦り合わせてそこを愛でる。次第に小さな水音が弾けるようになると吐息を零しながら口内に舌を差し込み大きく動かす、更には普段触れない部分をなぞり自分色に染めようとしながら後頭部を抱き寄せた。色濃く香りが立ち上がる中、頭を撫でながら舌を絡め始めると先程よりも大きく音が響き始めて)

  • No.9315 by 探偵  2025-08-09 08:55:21 ID:65b68c258


ン…ぁ……ッ、……んん、…すき、…ふ、ン…
(二人の特別な香りの中からさらに特別な意味を持つ桜の香りを過剰に拾い上げながら刺激の多くなった口付けを続けるがそれだけではまるで足りなくて自ら口を開ける、重ねる唇の端が上がるのを感じればじわりとまた幸せが胸に広がって相手の舌が中へと侵入してくると小さく体を震わせた。互いのものが絡まり十分濡れたそこからはすぐに水音が溢れる、こちらからも互いに絡ませ擦り合わせ相手の吐息が頬を掠めてまた胸が強く鼓動をうつ。相手にしか許されない場所までマーキングされて後頭部に手が添えられるとより香りは強くなって心地好いのに熱が上がるのは止まらなかった。水音が大きくなる中、こちらの体は桜のせいで既に十分高まってしまっているのに相手はまだ余裕がありそうで、その差にまた切なさを覚えてしまう。もっと相手も熱に堕ちて欲しい、互いにもっと蕩けあってしまいたい。頭を撫でられる心地好さに浸りながらも欲望は膨れるばかりで心のまま背中に回した手で相手の服を捲りあげる。そのまま布の下へと手を滑り込ませると熱くなりすぎている掌を尾骨に押し当てた。そこから背筋を下から上へ撫で上げてこの熱が少しでも相手に移ってしまうように掌を滑らせる、絡み合った舌は節操なく動かしたまま拙い声でまた好意を口にしていて)

  • No.9316 by 検索  2025-08-09 16:19:43 ID:415c83bff

は…、っん!?、っ、…しょう、たろ……
(誘い込まれるように開かれた口に舌を差し入れその中をマーキングしていく。後頭部に手を添えて軽く固定しながら舌を絡めればそこから2人の吐息と水音が響いて部屋の空気を支配していく。既に熱に浮かれつつある相手を見ながら前に反応が良かった所を探るように舌を動かしていると不意に後ろの服が捲られ熱い手が素肌に触れるとぴくっと体が跳ねて一瞬全ての動きを止める。尾骨に触れた手は背筋を撫でていき、その手に合わせて熱が掻き立てられるようだ。そんな状態では舌は絶えず絡みついて拙い声が好意を紡がれると瞳が揺れて一気に体温が上がる。熱い吐息が零れて相手の後頭部を掴み直すとさらに深く舌を入れて激しく音を立てるように動かす。呼吸すら奪うような激しいキスをしながらその合間に相手の名前を呼び熱に溺れていき)

  • No.9317 by 探偵  2025-08-09 22:39:19 ID:65b68c258


……ふ、ン…ァ……ん、ぐ……ふぃ、り……
(こちらの熱を伝えるように、あるいは塗りたくるように掌で相手の背筋を撫であげると抱き締める相手の体温が一際熱くなって香りが強く立ち、薄く目を開けば相手の瞳は揺れていて今度はこちらが口角をあげる番だった。舌を深く絡みつかせながら行為に似合わない幼い笑い声を漏らして背筋を撫で続ける、もっともっと相手と溶け合いたくて今度は自ら足をより深く絡ませ擦り合わせた。その間に後頭部が掴み直され一番いい角度に固定されると再び舌が口内へ深く潜り込んでくる、激しく淫らな水音が辺りへと響いて呼吸さえ奪われれば意識はぼんやりとしていくのに全てが相手に満たされていてただ幸せを感じる。名前を呼ぼうとするその言葉さえ奪われて上手く酸素が確保出来なければ喉が震えた。焦点さえ覚束無い熱に揺れる瞳で相手を見つめたまま口内に溜まったどちらのものとも分からない二人のものをごくりと喉を鳴らして飲み下してしまえば「へへ、…」とまた幼く笑ってみせて)

  • No.9318 by 検索  2025-08-10 00:01:53 ID:415c83bff

…っん、…は、ぁ…翔太郎……、誘ってるのかい?
(相手に煽られるような形で深く口づける間も背筋は撫でられてゾクゾクとそこが震える。さらに足が絡みついてくれば尚更相手の高い熱が伝わってきてこちらからも挟み込むように力を入れ捕まえていた。相手の呼吸のタイミングすら無視するように相手の舌を絡め取り欲のままに激しいキスをしていれば相手の体はより熱く、僅かに離れたタイミングで上擦った声と息が零れその喉は震えるようになる。やがてゆっくりと唇を離すと相手はこちらを見たままそれを喉を鳴らして飲み込んできてあまりに官能的な姿に大きく瞳を揺らす。熱い吐息とともに名前を呼び、余裕のない低い声で問いかけを発しながら相手の服の中に手を滑り込ませ素肌に触れる。反対側の手で軽く抱き寄せ相手の鼻先を匂いの濃い所を埋めさせるとゆっくりと胸板から腹部にかけて撫でていき)

  • No.9319 by 探偵  2025-08-10 10:47:32 ID:65b68c258


…、……俺、フィリップともっと一緒になりたい…ン、…香水、みたいに…ッ、!?あッ、く…ンんッ…ァ、ひッ、ん…
(頭を固定され差し入れた足も固定されて身動きが制限されていくなかで二人分が混ざりあったものを飲み下せば相手の瞳が大きく揺れてゾクゾクと体の芯が震える。相手が少しずつこちらと同じ所まで堕ちている感覚にどうしようもない興奮を覚えてしまっていた。熱に揺れる瞳で見つめられたまま問われる、もうそこに羞恥はなくて幼い笑みのまま肯定の意味で小さく頷くと熱と相手の掌で緩まった頭で望みを口にする。二人でひとつになる香水と同じように恋人とこのまま溶け合ってしまいたい。その間にこちらの素肌に相手の手が触れてその熱にまたゾクリと体が震えた。抱き寄せられると先程香水を付けた耳元に顔が埋められて焦りから体が固まる、しかし胸板から腹部へと手が滑っていくと上擦った声が溢れ出して同時に香りを思いっきり吸い込んでしまった。二人の特別な香りというだけで高揚感は増すのにさらに桜の香りが直接体内に取り込まれれば腹底の熱がぐちゃりと掻き乱される、思わず腰を引こうとするが脚を挟まれそれも叶わない。相手の匂いと香水の香りを強く感じれば触れられていないだけでも震えてしまうのに掌が素肌を這えば簡単に体は反応してしまって、動きに合わせてビクンと体を跳ねさせながら甘ったるい喘ぎ声が止まらなくて)

  • No.9320 by 検索  2025-08-10 12:12:48 ID:415c83bff

…は、ぁ、…この香りもちゃんと覚えてね、翔太郎
(じっと見つめながら問うと既に理性も蕩けているのか素直に頷き望みを口にする様を見ればまた興奮が煽られる。抱き寄せ一番香りの濃い場所に埋めた状態でその肌を直接撫でると相手は簡単に啼いてその体を跳ねさせた。その分何度も深くこの香りを吸ってしまうはずで今の刺激と結びつけるような工程をしていることに自然と口角がつり上がった。世界に一つだけの香りをもっと体の奥深くまで刻み込んで、長期間離れたら落ち着かないと思うほど駄目にしてしまいたい。底無しの独占欲を抱きながらくっついたまま力の入らない相手の体を転がして軽く覆い被さると絡めていた足を相手の足の間に割り込ませて再び固定する。香り立つ空気を閉じ込めてそこを柔く押さえつけながら喘ぐ相手に熱の篭った甘い声で囁くとまたこめかみにキスを落とし、何度も相手の素肌を撫でる。やがて胸板まで戻ってくると筋肉の筋の辺り爪で引っ掻くように刺激しながら「しょうたろう」とまた相手の名前を呼んで)

  • No.9321 by 探偵  2025-08-10 18:29:43 ID:65b68c258


ん、…ぁ…っ!な、まて、あッ!…く、ンッ…こうすいまで、おぼえたら…はッ、ァ…もっと、だめに…あ゛、ンんッ!
(もっとも相手の匂いが立つ場所に相手だけの香水が合わさって唯一無二の香りが絶えず体内へと取り込まれていく、その間にも素肌が撫でられて待ち望んだ刺激に体は簡単に悦んでしまっていた。体が押されてベッドとの間に閉じ込められてしまう、互いの体は密着し体温が上がったのも相まって益々香りは強くなり脳内と体の隅々までを塗りつぶしていく。その中の桜の香りに体が揺さぶられていたのに、相手の囁く声に漸くこれの意図を理解して瞳を揺らした。相手の存在と甘い記憶が結びついた桜の香り、それが僅かだから大丈夫だろうと今日の香水を普段使いするのに問題ないと思っていたのに、この香りそのものと情事の記憶が結びついてしまうのはマズイ。現状桜の香りを嗅いだだけでも大変なのに、香水がそれと同等になれば嗅いだ途端にまともでいられなくなってしまう。焦った声で止めようとするもこめかみへのキスで脳内は揺さぶられて思考がぼやけていく、なんとかダメな理由を説明しようとするがその間にも素肌が撫でられて喘ぎながらになってしまった。筋肉の薄い筋の部分を鋭く刺激されれば一際体をビクンと跳ねさせて甘く啼いてしまう、離れなければならないのに香りがもっとも強い耳裏から離れることが出来なくて「…ふぃ、りッ…ぷ、」と上擦った声で縋るように名前を呼んで)

  • No.9322 by 検索  2025-08-10 21:41:42 ID:415c83bff

…ん、君は僕のモノなのだからダメになってしまっても良いだろう?
(相手を自分とベッドの間に挟み込んでしまって楽しげに囁けば相手の瞳は分かりやすく揺れる。春だけではなくこれから日常的に使うことになる香水と記憶を繋ぎ合わせれば日頃から大変な事になってしまうのは間違いない。先程まで従順だった相手が焦ったように声をあげようとするもその肌を撫で、こめかみにキスを落とし、軽く引っ掻くだけで簡単に喘いでまともな抗議になっていなければ薄く笑みを浮かべる。それに一切相手が抵抗らしい抵抗をしないで寧ろ縋るように名前を呼んでくれば腹底が滾って熱い吐息を零した。また軽くリップ音と共に相手の顔に触れるだけの口付けを落とすと楽しそうに相手は自分のモノだと告げ筋をなぞるような形で手を下ろしていく。腹部をゆるゆると柔い力で撫でながらまた相手の耳元にリップ音を鳴らす。そのまま下腹部に到達する「…ねぇ、翔太郎。この香りと一緒にここも染め上げたい、…だめ?」と甘えるような声と口調で問いかけ、軽く掌で圧迫してみて)

  • No.9323 by 探偵  2025-08-10 22:34:52 ID:65b68c258


そ、れは…あ゛ッ!く、ンッ…ひ、ぁッ!は、…あッ、ん…いい…そめてほしい…もう、ふぃりっぷで、いっぱいになりたい
(香水の香りが相手と熱に堕ちた記憶を呼び起こすトリガーになるのはどう考えてもマズイのに相手は楽しげに笑っている、熱い吐息が肌を掠めれば脳内がクラクラと揺れて相手が良いというのならそれも悪くないと思えてしまう。何より桜の香りに溺れるあのどうしようもない快楽が脳裏を過ぎれば全てがダメになってしまうくらいこの香りを深く刻まれてしまいたいと願望さえ顔を覗かせる。その間にも筋がなぞられ相手の下で体を跳ねさせ絶えず喘いでしまう、しかし与えられるのは緩い刺激ばかりでそれ以上を知る体はどうにも物足りないなかった。耳元でリップ音が弾けて脳内がまたクラクラ揺れる、相手の声しか聞こえない催眠に掛けられたような状態で甘えるような、しかし奥深くまで侵入を許すようなオネダリがされると瞳を揺らした。そのまま先を予感させるように下腹部を圧迫されると一際高い声で啼いてしまった。このまま相手を受け入れれば確実に香りと相手の記憶が奥深く刻まれる、きっと日常に支障が出るのに焦らされた体はあっさりと先を望んでしまって熱に塗れ蕩ける瞳を相手に向けるとより熱へ堕ちることをねだった。もう焦らされるのは我慢できなくて相手の服を強く握ると「だから、もっとつよいのがほしい…フィリップしかわからなくなるくらいのが、ほしい…たのむ」とさらに香水と相手が深く結びつくように懇願して)

  • No.9324 by 検索  2025-08-10 23:36:27 ID:415c83bff

っ…ああ、もちろん。 ぜんぶ僕のモノにしてあげるよ
(まだ理性を残して揺れている背中を押してしまうように先に柔い刺激だけ送ってから甘ったるい声でお願いをすれば相手の体は分かりやすく反応を示す。これからやることを示すように軽く手のひらを押し付けてみれば一際高い声を上げて敏感に反応していてまた衝動に歯止めが効かなくなって行くのが分かる。追い討ちをかけるようにまたリップ音混じりのキスを落とすと拙い声で自分を受け入れる旨の返事が聞こえてくる。日頃の探偵や男としての在り方や日常への支障という課題よりも今自分とともに熱に堕ちていく道を選んだことにぞくぞくとした興奮が背中を走る。また一つ相手に鎖を結んだような独占欲と支配欲を覚えながらもその選択が正解だと示すように軽く唇を重ねた。相手の許可さえ出てしまえばもう止めるものは無い。唇を離すと強く服を掴んでくる相手に余裕のない声で今一度宣言をすると自らも肩口に顔を埋めそこに軽く歯を立てる。そのまま手は器用にベルトを外し中に滑り込ませると「…翔太郎、愛してる」と囁き、熱の核心に触れて夜に溺れていき)

(/日頃よりお世話になっております。そろそろ暗転かと思いお声掛けさせていただきました。普段身に付ける香水ということで背後共々かなり悩みながら作らせて頂きました。香料を選ぶ中でお互いに確認を取ったりその感想の中で相手への想いを語る事があったりと終始甘く賑やかな時間を過ごせたと思います。原作にも香水は出ていますが2人ならではの違う仕上がりにもなっていてこれから二人で使っていくのがとても楽しみです。またその後に二人で香りを確かめてエスカレートしていく様子も段々と動揺して甘えてくる探偵くんが可愛らしくとても幸せな時間を過ごさせて貰いました。今回もありがとうございました。
その次はいかがいたしましょう?甘いお話が続いたので少しピリッとした話や依頼系の物でも良いかなと思っておりましてどちらかにストーカーができる話やお盆らしく死者の関わる話、どちらかが喋れなくなった状態の事件解決などが浮かんだのですが気になるものや他にもやってみたい話はありますか?)

  • No.9325 by 探偵  2025-08-11 08:28:46 ID:65b68c258


(/こちらこそお世話になっております!暗転ありがとうございます。こちらも色々と調べて香水の奥深さを知りつつ、探偵ならどういう香りを選ぶか想像しながらやりとりするのが楽しかったです。検索様のおっしゃる通り二人で相談しながらお互いの印象を改めて話しながら二人の特別なお揃いをまたひとつ増やすことができてとても楽しかったです。その後香水の香りに浸りながら離れられなくなっていく甘い時間も、新たな業が増えてますます検索くんの存在が探偵に刻まれて幸せな時間になりました。こちらこそありがとうございました!
こちらも次はピリッとしたシリアスな展開がいいなと思っていたのですが、あげていただいたストーカーなお話かお盆らしく死者に関わる話が気になります。ストーカー関連なら狙われてる側が組織的に攫われたりみたいな話とかできそうですし、死者の方は怪奇現象が街に蔓延したり死者が生き返ると噂がたったりといろいろ出来そうでどちらか迷いどころですね…検索様のご希望展開などなどはありますか?)

  • No.9326 by 検索  2025-08-11 10:31:27 ID:415c83bff


(/ストーカーの話だとされてない方だけが気付いて警備体制を取ったり諦めさせようとわざと近い距離を見せ付ける→逆上したストーカーが実力行使に出るみたいな感じを何となく考えていて死者の方だと電車映画の幽霊列車のような生者と死者をひっくり返すのが目的(または一時的にそれが叶った状態)のメモリ使いと対峙するとか依頼人は実は幽霊でしたみたいなオチの話かな……などと考えていました。この中に気になるものに色々付け足しでも他の話でも良いのですがご希望があればお聞かせください)

  • No.9327 by 探偵  2025-08-11 12:19:52 ID:65b68c258


(/なるほど幽霊列車の話をベースにするの楽しそうですね!依頼人が幽霊だった、というのも面白そうなので正体不明の依頼人からメモリ破壊の依頼を受ける→本来物体の位置を入れ替えるだけの能力が怨念と絡みつき人の魂を対価に人ならざらる者の存在を具現化する能力になる、みたいな流れでいかがでしょう。お盆の時期というのもあり百鬼夜行みたいに街に妖怪が溢れるとかどちらかが魂を奪われて妖怪化する、とかも考えたのですがそれだとコメディ寄りになってしまうので悩みどころでして…シリアスにするなら未練がある人間が蘇ってしまったことで街に害を成し始めてそちらにも手を焼くとか死人が蘇るならおやっさんがいるかもと期待してしまう探偵とか、そういう要素も良さそうですね。とりあえず思いついたままに書いたのですが、ひとまず幽霊なお話をやらせていただきたいです!
ストーカーの方も次の機会にぜひやらせていただければと…!人の狂気が出るようなお話に出来たらなと思います。)

  • No.9328 by 検索  2025-08-11 13:21:30 ID:415c83bff


(/その流れ良いと思います。またその場合メモリの使用者と依頼人が生前かけがえのない関係で依頼人の死をきっかけに忘れらずにどんな手を使ってでも復活させようとしていて…みたいなのはいかがでしょうか。IFルートの自分達が選んだかもしれない選択みたいな感じで揺さぶられそうです。百鬼夜行も事態の深刻さが出ますし、初接触の時に能力の披露という形でどちらかが半分死者に→妖怪化みたいな流れならシリアスを保ったまま展開出来ると思います。おやっさんの姿を探してしまう探偵君とかも絶対いますし、右として一回死んでる検索がメモリの影響を受けたりと色々要素モリモリの話が出来そうです…!)

  • No.9329 by 探偵  2025-08-11 14:22:40 ID:65b68c258


…ん?え、……あ、どうも…
(新たに加わった二人の特別な香りを脳の髄まで刻み込むような夜を過ごしてから一日、翌朝新たないつも通りを作るべく早速二人でそれぞれの香水をつけて事務所へと出かけた。道を歩く間、隣にいる相手から香ってくるその香りに案の定胸はザワついてしまうが相手自身の香りが控えめであるのが幸いして道中フリーズする事態は避けられた。その後事務所にたどり着き所長様が出勤してくると二人へ挨拶した10秒後にはスリッパが飛んできて『この絶世の美女を差し置いてお揃いの香水つけるなんて高度なことするなんてどういうこと?!』とお怒りの言葉が飛んできた。その後も恋人アピールだとかイチャイチャしているのと同じだとか散々な言われようだったがただ香水を付けているだけという一言で押し通すことにした。そんな騒がしい日から一週間ほど、ウッディな香りが体に馴染んできた頃合にいつも通り事務所のデスクに向かっていた。世は丁度お盆の時期で客足は減っている、所長も現在大阪へ帰省中だ。穏やかな時間を過ごしていれば不意に事務所の中に夏に似合わぬ冷たい風が吹き込んでくる。身震いするほどのそれに思わず顔を上げるといつの間にか淡い藍色の着物をきた白髪の男性がひとり立っていて目を見開いた。事務所の扉を叩く音も、開く音もしなかったはずなのに。奇妙な心地のままデスクから立ち上がるとひとまず依頼人と思しき男性に声をかける。男はこちらと相手を順に見ると『お主らじゃな?鬼を倒したと言うのは』と全く身に覚えのない話をされて「は?」と思わず間の抜けた声を出して)

(/依頼人と使用者に因縁があるのめちゃくちゃいいですね!最終的には妖怪に寄りすぎている依頼人を人間に戻すために風.都全ての命を引き換えにしようとする、なんて展開も良さそうです。自分達を投影してしまうというのもめちゃくちゃ好きな展開ですのでぜひそんな感じでいきましょう!また他のアイディアもありがとうございます…!死に呼応してしまう検索くんとかも好きな展開です!何となく形も見えてきましたし、ひとまず初回置いておきます。今回も好きなこと盛り込みながらいきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9330 by 検索  2025-08-11 17:53:30 ID:415c83bff


……もしかしてあの鬼ヶ島のことかい?
(二人で熱と香りに溺れた日から一夜明け、新しい習慣として香りを纏って出勤すると案の定所長にはバレて見事にスリッパが飛んできた。あくまで一緒に香水を買っただけと主張したのだが納得されずに散々な言われようをした一日だったのは記憶に新しい。そんな日から一週間ほど、香りを纏うのにも慣れて少しずつ自分に馴染んで来たのを感じていたが世間はお盆らしく平和な日々が続いていた。所長も大阪に帰省して事務所に二人であるのに加え事務所のドアを叩く者が居なければあまり身も入らずにスツールに座って本を読んでいた。穏やかな時間を過ごしていると室内にいるにも関わらず冷たい風が吹き込むら、思わず本から顔を上げるとそこには最近ではあまり見かけない淡い藍色の着物をきた白髪の男性が立っていて目を見開く。気配や物音もなく忽然と現れたような有様に固まっていると男は妙なことを口にする。鬼というワードを聞いてすぐに浮かんだのは幼い相棒と過去で解決したあの出来事だ。思えば男の格好はあの時一緒に戦った時の民のものに近しくて知らないであろう相手をチラッとだけ見てから尋ねてみれば深く頷いたのが見えた。ならばこの男は過去の存在ではと眉を顰めていると『…お主らには奴の持っているこれを壊して欲しい』と一枚の和紙のようなものを取り出す。そこには直方体の見慣れたシルエットのもの、ガ.イ.ア.メ.モ.リが描かれていてまた目を瞬かせる。「…これは?」と更なる情報を得ようと問いかけて)

  • No.9331 by 探偵  2025-08-11 19:32:48 ID:65b68c258


…鬼ヶ島??…、ガ.イ.ア.メ.モ.リ?!…いいぜ、詳しく聞かせてくれ
(音もなく現れ訳の分からないことを言われて困惑しているとさっぱりなこちらと違って相手は何か覚えがあるようでまた自分の知らないワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。何やら事情を知っていそうな相手に詳しいことを聞く前に男は一枚の古めかしい紙を取り出す、しかしそこに描かれていたのは見慣れたものでまた声を挙げることになった。何やらいろいろとチグハグな男に相手と共に驚きと警戒と困惑の目を向けていると『この街でこいつに関わることはお主らに相談すればいいのじゃろう?』と少々挑発的に問われれば、ここで引っ込める性格でもなくて男を依頼人として迎え入れることを決める。いつも通り依頼人をソファに座らせ向かいに座れば机の上に和紙が置かれた、そして男は『単刀直入に言えばこの地の怨霊とこいつがくっついてしまったようでの、怪異になってしもうたんでどうにかして欲しいんじゃ』とあまりにも現実離れかつこちらに投げっぱなしなことを言われて思わず「は?」と声が出る。さらに『あぁ、ちなみに儂も同じ怪異の類じゃがお主らを襲ったりはせん』とかなり呑気に訳の分からないことを言われて「はァ?!」とさらに声をあげて簡単に我慢の限界を迎えると「ンな話信じられるわけねぇだろ!」と最後には叫んでいて)

  • No.9332 by 検索  2025-08-11 21:30:25 ID:415c83bff

…、怪異っていうのはあのホテルの幽霊みたいな感じだろうか。 ならもしかして…
(当然幼い相棒と解決した事柄について今の相手に記憶はない。混乱は伝わってくるものの男から提示される情報に気を取られてそれどころじゃない。メモリに関してはこの事務所というのは間違いなく相手も依頼を受けることに決めたようだが怪異というワードが出てくれば固まってしまった。メモリと怨霊が絡みついたと聞いてすぐに浮かぶのはあの廃ホテルの件だ、更に男も怪異だと聞けば一瞬驚くも音もせずに現れた理由に納得がいく。良くも悪くも非現実的な事件にはしょっちゅう巻き込まれていて相手とは反対に唇に指先を触れながら少し考え込む。過去の存在で怪異なら、と立ち上がって男に近付き手を伸ばす。男の着物に当たるはずの手はそこをすり抜けひんやりとした空気の実感だけある。人間では有り得ない状況に相手を見ると「どうやら本物みたいだよ」すり抜けた手を左右に振りながら告げていた。やがてゆっくり離すと「それで、そのメモリの持ち主や能力、或いは被害に心当たりは?」といつものように聴取を始め『…奴は初めは物体の位置を交換出来ると言っておった』と男も答えて)

  • No.9333 by 探偵  2025-08-11 22:16:09 ID:65b68c258


確かにそんなこともあったけど、なッ!?…なんでそんな呑気なんだよ……
(目の前にいる古風な男が自称怪異だと言われて納得できるはずもない、叫ぶこちらに対して相手はごく冷静に近しい例を思い出している。確かにメモリによる不可思議な事もメモリと幽霊が合わさった出来事も、なんなら怪異自体に巻き込まれたことだってあるがそれでもこの男の言うままを受け入れることはできない。訝しげな顔をしていれば相手は男に近づいてそのまま肩に触れようとした。しかし相手の手は男の体をすり抜けていって驚愕する。あっさり男が人間ではないものであると証明した相手は依頼人として話を聞こうとする、その柔軟っぷりは相手のいい所ではあるが思わず愚痴を零しながら聞く体勢に入った。どうやら和紙に描かれたメモリは物体を入れ替える能力があるらしい、厄介そうだが怪異とはあまり結びつかない能力だ。男は和紙を手に取ると『奴がこれを手に入れた時はそういう能力だったのじゃが、ある日夜道で女を襲おうとしてる男と鉢合わせたらしくてな。…奴は怨霊の類じゃが心根は優しい奴じゃ、女を助けようと男を呪おうとした時にこいつが反応して奴は人としての肉体を手に入れ、まぁつまりは生き返ったんじゃ。代わりにその男は魂を抜かれて動かなくなったようじゃが』とまた到底信じられない説明を受ける。だが今はいちいちそこで引っかかっている場合ではない、必死に頭を動かすと「つまりそいつは生きた人間の魂を使って怨霊になってる奴を蘇えらせられるってことか?」と男の話を纏めると男は静かに頷いて)

  • No.9334 by 検索  2025-08-12 01:25:26 ID:415c83bff

…生者を犠牲に死者を蘇らせる、確かに放っておけないメモリだ。
(実際に男に触れてこの世のものでは無いことを確かめていると相手は隣で驚愕し更には愚痴を零している。非現実ではあると思うが今まで幽霊に遭遇し、更には過去に何度も行った事があればこれくらいは許容範囲になってしまっている。メモリの能力について効くと本来の能力から怨霊の力か何かで大きく強化した経緯が語られる。誰かを攻撃出来るメモリは数多くあれど魂を抜いて入れ替わりのように肉体を奪う能力など聞いたことがない。相手の解釈に男が頷くのを確認すると端的に今できることを纏めその厄介さに眉を顰める。もしそのメモリを自分以外に使うようになればたちまちこの街に居る人々の魂が奪われ代わりに死者が徘徊するような世界になってしまう。しかもこの世をさまよっている魂の中には罪人やこの世への未練、恨みを持ったものも居るだろう。もしそんな者達が暴れたら、と考えればやはり放置する訳にはいかない。男の方を見て「それでそのメモリを持っている人物は何処にいるんだい?」と問いかけると男は僅かに視線を逸らし『それが数日前から行方が分からなくなってるんじゃ…、奴のことだからこの街を離れてはいないはずじゃが…』と答える。先程の説明やこの口ぶりから男とメモリの持ち主は何かしら関係のある知り合いなのかもしれない。相手の方を見て「ならひとまず情報収集でもしようか」と話しかけ)

  • No.9335 by 探偵  2025-08-12 11:14:33 ID:65b68c258


あぁ、厄介な奴が蘇っちゃ風,都が混乱しちまう。…いやその前にこいつに聞きたいことがある
(生者を代償に死者を蘇らせる、到底信じられない事象だが目の前に超常的な存在がいる以上先程の話は正真正銘風.都.に襲い来る脅威なのだろう。この世をさ迷っているような魂が生き返ってしまえばこの街の人に危害を加えられるのは必然だろう、街が泣かされる前にメモリを持ってしまった怨霊を止めなければ。今は行方知れずのようだがそれならば探偵の出番だ、生者の魂を奪うだなんて目立つことをしているならばすぐに見つけられるはずだ。相手は早速街へ繰り出そうとするがそれを一旦止める、そして依頼人の方へと目を向けた。これまで鳴.海.探.偵.事.務.所を訪れた中でもトップクラスに珍しい依頼人だが意思疎通が取れてこちらに協力的だ。それならば聞いておきたいことがあって「メモリを使った怨霊って奴とお前、その言い草じゃただの知り合いじゃねぇだろ。俺達に依頼するってのがどういうことか分かって言ってんだよな?」と問いかける。男の口調からメモリを使った怨霊とただならぬ仲なのは明らかだ、最初こそ目線があっていた男だったがふと目線を外すと『…奴はほんの500年ほど前、共に鬼退治をしていた…友だ。変に情が湧いては困るからの、儂は奴の近くにおらんほうが良い。それに、お主ら探偵がこの件を解決してくれるのじゃろう?』と躱されてしまった。男がどこか寂しげに笑った瞬間にまた冷たい風が事務所内に吹いてくる、ゾクリと背筋が震えたその時には男は居なくなっていた。奇妙な状況だがメモリが関わっているなら自分達に解決できるはずだ。ガレージに続く扉にかけられた帽子を手に取ると頭に乗せ「いくぜフィリップ、まずは魂を抜かれて倒れた人がいねぇか当たってみようぜ」と声をかけ)

  • No.9336 by 検索  2025-08-12 14:05:03 ID:415c83bff

…友達、……そうだね、まずは調査だ。
(能力の厄介さを聞けば早速調査に出掛けようと相手に声をかけるがその前に相手は男に用があるようで一旦動きを止める。大人しくそれを見守っていると相手は男にメモリの使用者との関係性を聞く。すると男は目線を逸らして共に鬼退治をしていた仲だと答える。その寂しげな表情と妙な沈黙に一般的な友達の枠を超えた何かを感じると同時に事務所内にはまた冷たい風が吹き、いつの間にか男の姿は消えてしまった。ぽつりと呟いていると相手は扉にかけていたハットを頭に乗せて声を掛けられる。相手の言う通りひとまず状況の確認をすべきだろう。こくりと頷くと相手に続いて事務所を後にした。カンカン照りの外は事務所の中より随分と暑く、手で仰ぎながらまずは普段人通りの多い商店街へと向かった。だが商店街はお盆にも関わらず猛暑のせいか思ったより人が少ない。「と言ってもどうやって倒れた人を探そうか」と相手に相談していると商店街近くの道路を救急車がサイレンを鳴らしながら走り抜けていく。何かの病気や怪我、この時期ならば熱中症だろうかとも考えが及んだがその症状を考えると相手の方を見て「翔太郎、追ってみよう!」と声を掛け)

  • No.9337 by 探偵  2025-08-12 15:27:47 ID:65b68c258


…どうやらビンゴみてぇだな
(事務所から一歩出てみれば盆らしい茹だるような暑さが広がっている、だが風.都の一大事である以上へばっている場合ではなくて街へと繰り出していく。まずは聞き込みかと思った矢先に救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていった。探偵の勘が働くと相手の呼び掛けに「あぁ」と頷いてサイレンの音を追った。辿りついた先には意識を失って倒れる男が二人いて救急隊員が忙しなく動いている。夏であるのを思えば熱中症の線も考えられるが倒れている男は二人とも青白い顔をしていて生気がない、救急隊員が氷を当てようとした手を止めて驚いているあたり倒れている男の体は熱いのではなく冷たいのだろう。一気に二人やられたのかと思っていた矢先、『翔太郎くん!助けてくれ!!』と悲痛な声が聞こえてきてぎょっとした顔でそちらを見るとそこにはすぐ側の角に和菓子屋を構えている店主がいた。ただ事ではない様子に「落ち着け!どうしたんだよ」と肩に手をかけ問いかければ、店主は大きく息を吸ってから『あいつが…僕の店に嫌がらせしてたあいつが!さっきそこにいたんだ!5年前に死んだはずなのに!』と叫んで息を飲む。この店主はコンクールで優勝した際に準優勝だった男から逆恨みされ長年店に嫌がらせを受けていて、たまたま居合わせた時に何度か追い払ったこともある。嫌がらせをしていた男は結局無茶なバイク運転をして自損事故で亡くなっていたが、今の状況と照らし合わせるならば「二人が魂を奪われて、そいつが生き返ったってことか?」と状況を整理しながら相手の方を見て)

  • No.9338 by 検索  2025-08-12 21:00:53 ID:415c83bff

まだ生き返った例は見てないけど、可能性は高そうだ。救急も似たような症状の人を数日前から搬送しているらしい。
(こちらの声掛けに相手もピンと来ていたようで救急車が向かう方を追いかける。たどり着いた先には意識を失った男性二人が倒れていて救急隊員が処置をしている。だが本来熱中症ならば赤くなることの多い顔が血の気が引いたように青白くなっていて目を見開く。角から悲痛な声で相棒を呼ぶ店主の声が聞こえ、そちらは相手に任せていると救急隊員が『また冷たい患者だ』と呟きを零しつい「…また?」と声をかける。救急隊員は以前事件の解決の際に見かけたことがある人物であちらも自分が首を突っ込んでいた探偵だと認識すると『え、ええ…数日前から急に倒れてこの人達みたいに冷たくなって意識を失う方が何人も搬送されているんです。医者も原因が分からないって言っていて…』と情報を教えてくれる。恐らくその人達も魂を抜かれた人物の可能性が高い。彼らに感謝を伝えてから相手の元に戻ってくるとちょうど店主の言葉を纏めている所だった。相手から視線を受けると凡そ同じ推理だと頷きこちらが得た情報を纏める。そんな厄介な人物が生き返ったなら八つ当たりに街を荒らす可能性も高い、「その人物は何処に?」と問うと店主は『あ、あっちに向かっていった』と指さして)

  • No.9339 by 探偵  2025-08-13 08:39:12 ID:65b68c258


数日前か。あいつに何時から怨霊が活動したか聞いとくべきだったな……どぁっ?!
(恨みを持たれた死んだはずの人物が生き返ったとなれば店主も気が気ではないだろう。それにもしそいつが本当に生き返っていたとしたら店主が狙われる可能性は高い。相手がやって来て救急隊員から聞いた情報を共有される、既に被害は広がり始めているらしい。店主に死んだはずの人間が去った方向を教えてもらい早めに家に帰って出歩かないよう送り出してから早速移動を始めようとすると突然真横から『もうそっちにはおらんよ』と声が聞こえてくる。視界の端に白髪が目に入るとまた叫んでしまった。周囲に人がいなかったのは幸いだろう。突然現れたのは先程の依頼人で「なんだよ?!ってか突然話しかけんな!」と叫ぶも涼しい顔をして『言い忘れたことがあっての』と言われて軽く息を吐く。仕方がなく話を聞く姿勢を見せれば『どうやら奴は恨み辛みが重なった怨念の強い場所を巡っているようでな。儂ら怪異にはその類を気取ることができるがお主ら人間には無理じゃ』と説明がされる。行き先が分かっているのは良いことだが肝心のその場所が分からないのであれば意味が無い。「じゃあどうすんだよ」と続きを促せば『簡単じゃ。儂の力でお主らのどちらかを一時的に半妖にしてやろう』とまた現実味のない提案をされて「は?!」と声が出て)

  • No.9340 by 検索  2025-08-13 15:35:38 ID:415c83bff

へぇ、そんな能力が有るんだね。 え、…今までの話からするに半妖になるって事は半分死者に近い体になるんじゃ…
(指さされた方に進んでいるとまた突然真横からこえが聞こえてきてそちらを向けば依頼人の男が居て驚いてしまった。言い忘れていた事と聞き耳を傾けるとメモリ使用者が怨念の籠った場所を巡ってる事が伝えられる。同じ怪異同士ならばその怨念を感じ取れるという情報には感心した声を上げるも当然自分達には認識出来なければ参考にはならない。男が同行してくれればさっきの口ぶりからしてその気は無いのだろう。その解決法を相手が問うと予想外の答えが返ってきて思わず絶句する。これまでの話からするに怪異は死者のことを指すなら半妖は半分死者の状態、死にかけに近い形になってしまうことだ。恐る恐る尋ねてみると『ああ、そういうことじゃな』と男は頷く。この件は勿論解決するつもりだがもし戻る事が無かったら、と考えれば決め切る事が出来ずに「流石にそれはリスクが高いだろう、」と意見告げながらちらと相手を見て)

  • No.9341 by 探偵  2025-08-13 20:15:30 ID:65b68c258


……依頼人を信じるのが探偵ってもんだ。人間じゃねぇ奴を追いかけるならこっちもそれなりじゃねぇとな
(依頼人が半妖なんて信じ難いワードを出して驚愕していると相手がさらにその意味を明確化させる。半分怪異になるということは半分人間でなくなるということ、それはすなわち半分死人になることを意味する。生と死の状態が曖昧になるということだろう。説明を聞けば確かにリスクは高くて『そこら辺は上手くやるから安心せぇ。それとも儂を信用しとらんのか?』とまた呑気な声が聞こえてくるがその間に思考を巡らせる。怪異なんていう存在も曖昧な奴らを相手取るのだ、対抗する手段を増やすのは得策だろう。それに予めターゲットが来る場所が分かれば被害を未然に防げるはずだ。決意が固まると依頼人の方へ向き直って「俺を半妖にしてくれ」と進言する。こちらの思い切りのよさに依頼人は関心したようだったがチラリと相手を見ると『そうじゃな、そっちのは帰れなくなりそうじゃしの』と意味深なことを言ってその意味を聞く前に『ほい』と軽い言葉と共に指が鳴らされた。次の瞬間にボンッという音と共に煙に包まれる、なんとも言えない香りのするそれに咳き込みながら「ンだよこれ…」と煙を手で払った。煙が晴れて手元が現れた瞬間に息を飲む、そこには自分の左手が、骨だけになってしまった手があって「だあああ!!!」と叫んでしまった。そうやって叫ぶ顔の左目の部分もぽっかり穴が空いて眼球が無くなってしまっている。こちらの混乱など何処吹く風の依頼人は『おーどうやら餓者髑髏の半妖になったようじゃの。お主と何かしらの縁があるのかもそれんのぉ』と呑気に言っていて)


(/いつもお世話になっております!既にお返事が不定期になっておりますが、これからの夜の時間からお盆が開けるまでに掛けて背後がバタバタとしておりお返事できない日があるかもしれません。お返事が遅くなってしまうかと思いますが、お待ちいただければ幸いです。把握のほどよろしくお願いいたします。)

  • No.9342 by 検索  2025-08-13 23:39:55 ID:415c83bff

っ、翔太郎! しょうた、…えっ、…その姿、
(これからの調査において使用者が巡るという怨念の強い場所を探す必要があるがその為にどちらが半妖になるなんてやはりリスクが高過ぎる。他の方法が無いかと考えていたが男の呑気な声に対して勝手にその役目を引き受けると相手が言い出せば目を見開いて思わず名前を叫ぶ。相手もリスクは十分に承知のはずだ、その覚悟を決める思い切りの良さについていけずもう一度考え直すように伝えようとするがその前に男は意味深なことを言った後指を鳴らす。直後相手の体が煙に包まれると背中が一気に冷えてまた名前を叫びながら手を伸ばす、煙が晴れた時にはダブルのように体の左側だけ骨だけとなった明らかに異常な姿になっていて大きく目を見開いた。右側の人間の部分があるから何とか相棒が変化したのだと分かるが声を聞かなければ立派な怪異だ。男の呑気な声を聞いて直ぐに浮かんだのはあの時少しだけしか見ることの叶わなかった鳴.海,荘.吉の仮.面.ラ.イ.ダ.ーとしての姿だ。あれも確か髑髏のメモリだった。ぽつりと呟きを零すと同時に相手も向こう側の存在になってしまった気がして思わず捕まえようと腕を伸ばす。骨になった左側の肩に触れるとひんやりと冷たい気配がして手がすり抜ける、冷や汗が伝いながら右側の人間として存在に触れてやっと生暖かい存在に当たっている実感があって無意識にそこをグッと掴んだ。まだ相手は自分の隣にいる、それを確かめて小さく息を吐いていると依頼人の男は相変わらず呑気に『その体なら儂のいう怨念の気を感じとることが出来るじゃろ。期待しておるぞ』と言い残しまた冷たい風とともに去っていった。再び相手に視線を戻すと大丈夫だろうと分かっていながらも「その体になって何か変化とかないかい?」と心配そうに訪ね)

(/日頃よりお世話になっております。返信頻度について承知いたしました。こちらもかなり不定期になってしまいそうなのでいつも通り返せるタイミングでお互いのペースで進めていきましょう。楽しくなって行くところですので引き続き宜しくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です。)

  • No.9343 by 探偵  2025-08-16 06:50:25 ID:65b68c258


餓者髑髏、か…なっ、透けた?!…心配すんなフィリップ、感覚はいつも通り…いやそれ以上だな
(骨だけになった自分の左手に相手と共に驚愕していれば依頼人から縁のある半妖になったのだと言われすぐに思い浮かんだのはおやっさんの姿だった。あの日に変身していたスカルも確か生と死が曖昧になっている存在だったはず。半妖というリスクを背負ったとはいえその縁がおやっさんとなれば心強い。そこでふと、死人が生き返るならば、その人物がこの地に縁があるならば、とひとつの可能性が頭をよぎってそれに思考が奪われそうになった。しかし相手がこちらへと近づいてきて意識を取り戻す、こちらに触れようと手が伸ばされるがその手はこちらに当たることなくすり抜けてしまってまた驚きの声が出た。相手を感じることすら出来ないことにスっと肝が冷えるが直後右肩に無事手が触れて安堵の息が漏れる。文字通りの半妖になったのは間違いがなさそうだ。依頼人がまた呑気な言葉を置いてさったあと不安そうな瞳がこちらを向いて軽く笑みを浮かべると右手で相手の頭をポンポンと軽く撫でる、気が気ではないだろうが対抗手段としてはこの上ないだろう。それに依頼人の言っていた怨念というのもなんとなく分かる気がする、嫌悪感を抱くような嫌な空気だ。今すぐ動くべきだろうがやはり左手のこれは目立つ、 大部分は服で隠れているがあとは風が吹き抜ける感覚がする左目部分だろうか。バイク用の手袋をして骨を隠し、前髪を無理やり引っ張って左目を隠せばパッと見違和感は無いはずだ。準備を整えると改めて相手の方へ向き直って「あいつが言ってた怨念ってのがよく分かるぜ。ひとまず繁華街を抜けてすぐの交差点がここから一番近い。いくぞフィリップ」と気合いを入れながら声をかけ)

(/結局2日も空いてしまいまして申し訳ありませんでした。大変お待たせしました。今日以降はもう少し時間が取れそうですのでお返事できそうです。ここからまた盛り上がる展開ですし、シリアスなとこも入れながら楽しんでいきましょう!/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9344 by 検索  2025-08-16 12:48:49 ID:415c83bff

…ああ、リスクを負ったからには早く解決して元に戻して貰おう。……ココかい? っ、!
(相手の半分が人間でないものになってしまった衝撃は強く反射的にその肩を掴む。その不安が表情にも滲み出てしまっていたのか相手の右手が伸びてきて頭を撫でるとちゃんと存在を感じられることに少しだけ安心したように息を吐いた。なってしまったことは仕方無いし自分達が出来ることは無駄にならないようにこの事件を解決することだろう。こくりと頷いて気持ちを整え直すと相手は何かを感知したような素振りを見せた、恐らく怨念を感じ取っているのだろう。そして手袋を着用して前髪を整えるとパッと見は普通に見える。相手の声かけに頷き、相手が気配を感じ取った交差点に向かった。交差点には最近交通事故があったのか情報提供を求める看板とその下に花束やお供え物が添えてある。相手にここで合ってるかと確認していると横断歩道の向かい側から『や、やめてくれ!』と悲痛の声が上がる。慌ててそちらに目を向けると男が腰を抜かして何かに怯えるように後退りしている。ここからでも分かるほど冷たい空気が伝わってきて直ぐに駆け寄りたいがそこに続く横断歩道は赤信号で目の前を車が通り過ぎて渡れそうにない。男が怯える先に邪悪なオーラが揺らいで人の形になっていれば「もしかしてアレが依頼人の言っていたメモリ所持者…!」と声を上げ)

  • No.9345 by 探偵  2025-08-16 18:52:50 ID:65b68c258


そのはず…ッ、…あぁ、間違いねぇ。させるかよ!
(怨霊を感じ取った場所へと急げば恨み辛みが積み重なった原因を思い出す、そこはつい最近交通事故があって犯人はまだ見つかっていないのだ。気配と状況からしてここで間違いない、頷き答えていると交差点の向こうから悲痛な叫び声が聞こえてきて反射的にそちらを見る。そこには人のような何かがあってその恨みの強さに一瞬息が詰まる、同時に体の右半分が左同様冷たくなって思わず自分の体を見た。このままでは何の罪もない人の魂が抜かれてしまう、意を決すると軽く息を吸って次に息を止めた。すると左半身に広がる冷たさが右半分にも伝わる、息を止め死に近づくことでさらに怪異に近づくと全身が骨と化した。スーツが型崩れした状態で車が行き交う交差点に走り出す、構わず車は走ってくるが鉄の塊は体をすり抜けていった。横断歩道を走り切り息を吸えば再び半身だけが骨になってその勢いのまま人間ではないなにかに、メモリの使用者に殴りかかろうとした。しかしその前に別の影が割り込んできて攻撃を阻まれてしまう、そちらへ目を移せば和菓子の店主に嫌がらせをし5年前に死んだはずの男がいて目を見開いた。そのまま組み合いになると動けなくなってしまう、その間に人間の形の何かは怯えた男に手を翳す。すると使用者の心臓あたりで何かが光り同時に『Trade』とウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが響いた。途端に男から青白い何かが無理やり引き抜かれて地面に広がる恨みの塊へと注がれる、黒い塊はぐにゃぐにゃと異様な動きをした後に人型となり最後には交通事故で死んだはずの男になれば驚愕の顔を浮かべるしかなくて)

  • No.9346 by 検索  2025-08-17 00:07:03 ID:415c83bff

っ、翔太郎!…っ、これが蘇り…、返したまえ!
(近付こうにも交通量のある道路を渡ることが出来ずに焦りだけが募っていると相手が叫びその体が普通だった右半身も骨になっていく。全身が怪異となってしまった体に目を見開いて固まっていると相手は交差点へと飛び出していく。そこでようやく思考も回るようになって思わず叫ぶが怪異となった体は車をはすり抜け向こう側に到達した。それから車の往来が激しくなり相手の居る所でなにか起きているのか分からなくなる。漸く信号が変わって先が見えるようになった時には相手はモヤが少しかかったような男と組み合っているのが分かったが人の感覚では相手が見るものよりぼやけたように見える。なにか起きているのは明らかで急いで横断歩道を走って渡る間ウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが聞こえる、たどり着いた時にはこちらの目には怯えていた男が急に意識を失ったように倒れ顔の血の気が失せた顔をしている事とその傍らでモヤと共に人型を形成して行く様子が映り異常なその様子に一歩引いてしまう。だが今までの光景を見ていれば魂を奪い取って移植したのは明らかで方法は分からないが作られた方の男に飛びかかるもあっさりとその体をすり抜けてしまう。それだけでなく『えっと、こうか?』と言いながらその男がこちらにてを伸ばしてくると今度は実体として触れている感覚があってそのまま押されると「うわっ」と声を上げながら体をふらつかせる。蘇った事に感動したような男に対して相手と組合をしていた準優勝の男は『俺たちは魂を手に入れて蘇ったんだ、この力があれば今生きているヤツらに復讐が出来る…!』と怪異だけが聞こえる声で話を持ちかけていて)

  • No.9347 by 探偵  2025-08-17 17:26:28 ID:65b68c258


っ、フィリップ!…復讐なんてさせるかよ、いくぜフィリップ!
(こちらが和菓子屋の方と硬直状態になっている間に男の魂が抜かれて新たに怨霊が蘇ってしまう、驚いて動けない間に車の流れが止まり相手が蘇った男へと掴みかかった。しかし相手の手はすり抜けてしまって、それどころか蘇った男からは相手に触れられるらしく相手の体が押されてフラつくと組み合っていた腕を振り払って相手の元に駆け寄りその体を支えた。やはり人間の体で怨念に立ち向かうのは難しいらしい。依頼人から与えられたこの力を上手く使う方が良さそうだ。怨霊の言葉はこちらにはハッキリと聞こえる、やはり恨みを積もらせた怨霊をそのままにはしておけない。人間である相手には触れられなかったが半妖であるこの体ならば触れることはできた。ならば方法はひとつ。この体を使って相手と共に戦う、つまりはいつも通りだ。相手に声を掛けてベルトを腰にあてがい意識を共有する、メモリ使用者はこちらに対抗手段があると察したようで『どうやってその姿に…』と一人呟いていた。だが直ぐに『俺にはお前らの相手をしている時間はない。黄泉人!そいつらを止めておけ!』と指示が与えられた。名前と指示を受けた元怨霊の二人の周りにさらに周囲の怨念が引き寄せられて人間から妖怪に似たおぞましい姿へと形を変えていく、さらに力をつけた黄泉人と呼ばれた怨霊を前に紫のメモリを起動させるとドライバーへと挿入して)

  • No.9348 by 検索  2025-08-18 00:04:49 ID:415c83bff

ああ、変身! …君の体がベースならきっとダメージは入るはずだ
(怨霊に掴みかかるがやはりと言うべきかすり抜けてしまい、逆に向こうからは触れられてしまってその厄介さが身に染みる。ふらついた所を支えられて礼と共に視線を向けると相手はドライバーを取りだして腰に宛てがう。どうやら今の体でも問題なくベルトが現れて自分の腰にも同じものが現れると軽く笑みを浮かべると同時にはっきりと見えるようになった怨霊を見据えメモリを構える。メモリ使用者は怨霊達に指示を与えて奥に消えていこうとする、この件を解決するにはあのメモリを破壊しなければならないだろう。その為にも黄泉人と呼ばれおぞましい姿となった彼らを止めようとドライバーにメモリを挿入して意識を転送しいつものように変身を果たした。相手と二人で一人になったおかげで自分も怨念と呼ばれる類を感じられるようになり、彼らの声もはっきり聞こえる。推測を口にしながら早速拳を作り黄泉人に打ち込むと今度は確かな手応えがあった。だが傷ついた場所は周りの怨念を取り込んで直ぐに修復してしまって「なっ」と声を上げる。この場所の怨念が強いとなれば無限に回復されてしまう可能性が浮かぶと「長期戦は不利だ、どうにか一気に片付けてしまうしかない」とこちらのメモリを疾風から炎に変え、高温を纏った拳で打開策を試みて)

  • No.9349 by 探偵  2025-08-18 07:50:20 ID:65b68c258


なっ、…あぁ、お熱いのでいくぜ!
(ドライバーを介して相手の意識がこちらの体に流れ込んできて装甲を纏い変身を果たす、どうやら相手は怨霊をしっかりと感知出来ていなかったようだがこの姿であれば問題ないらしい。これも半妖の体をベースに変身しているおかげだろう。ならばと早速拳を振れば確かな手応えを感じて仮面の下でニヒルな笑みを浮かべた。しかし直後怨念によって傷は修復されてしまい相手と共に驚愕する、怨念が形を作ったものならば怨念で修復が可能なのも納得だ。そうとなれば相手と考えることは同じで気合いの乗った声で返事をすれば右半身を赤色へと変える、炎を纏った拳を黄泉人に叩き込めば『ぎゃあああ』と金属音のような耳障りな叫び声が響いた。どうやら先程の拳よりも聞いているらしい、傷ついた箇所も治りが遅く「このまま成仏させてやるよ!」とさらに気合いの乗った声で炎拳を連続で叩き込めば全身を炎で包み込まれた黄泉人は金切り声と共に霧散してしまった。どうやら黄泉人は炎に弱いようだ、もう一人の黄泉人もこちらへ襲いかかってくるが炎の拳の前では為す術はないらしく連続ラッシュを叩き込んでやれば耳障りな叫び声と共に炎に包まれ消えてしまった。一息ついていれば黄泉人がいた場所から青白い何かが飛び出しそれが先程魂を抜かれて倒れていた男へと入っていく。すると男は軽く咳き込んで体勢を変えた。まだ眠っているようだが無事魂は元に戻せたようで「黄泉人が居なくなりゃ倒れた人を起こせそうだな」と少々安堵しながら言い)

  • No.9350 by 検索  2025-08-18 11:07:03 ID:415c83bff

そうだね、だけどあのメモリ使用者を何とかしなければいたちごっこのままだ。他に怨念が集まっている場所はあるかい?…えっ、
(周囲の怨念を取り込んで回復をする様子に相手と揃って驚愕するがならばその前に倒しきるまでだ。浄化に火を使う宗教があるのを思い出し、右半分を赤色に変えて拳を打ち込むと先ほどよりも確かな手ごたえを感じて口角が上がった。調子の良い相手に合わせて連続で打ち込めば金切り声と共に霧散し、もう一体も同じくあっという間に倒すことが出来た。黄泉人がいた場所から魂のようなものが飛び出し、倒れていた男に入っていくと軽くせき込み生きている人間の動きとなる。左から伝わってくる安堵の感情に同意しつつ元に戻す手段は分かったとはいえ根本を絶たなければ被害者は増える一方だ。早くメモリ自体を壊すためのあの使用者の次なる場所を探そうとした所で共有している相手の意識が一瞬ひんやりと冷たさのようなものを感じる。今までにない感覚に戸惑いの声を上げていると強制的に変身が解除されて意識が弾き出された。慌てて目を開けた時には自分の体に戻っていてドライバーも腰から消えていた。相手の方を見るとさっきよりも骨ばった部分が増えているような気がして「…もしかして君が怪異に近づく分、変身できる時間が短くなるんじゃ…」と浮かんだ懸念をぽつり呟いて)

  • No.9351 by 探偵  2025-08-18 12:38:01 ID:65b68c258


え、……変身できてるのは人間の部分ってことか……くそ、あいつ大丈夫っつってたくせに。どっちにしろ時間との戦いだ。この先にある橋の下から嫌な気配がする、いくぜフィリップ
(ひとまず被害者を元に戻せることは分かったが相手の言うように根本を絶たなければこの事件は終わらない。頷き次の場所を探ろうとした瞬間、ドライバーを動かしていないのに相手の意識が体から抜け出していって目を見開く。意識を取り戻した相手の体の方を向けば、こちらが怪異に近づいたせいで制限がかかっているのではと推測が伝えられてスっと肝が冷える感覚がした。同時に首に涼しい風が通り抜けて思わずそこに手を当てる、スーツから出ている首部分に肉はなくて骨だけになっているのに気がつくと脳内がザワついた。思わず依頼人に対して悪態をつく、気配を探るだけならば問題ないのかもしれないが息を止めて一時的に透けたり黄泉人と接触する度に怪異に近づいているのかもしれない。思わぬ制限に焦りは募るが時間勝負であるのはこれまでと変わらない、依頼人の友だという使用者を早く止めなければ被害者が増えるだけだ。床に横たわったままの相手にまだ実態のある右手を差し出して引っ張り起こす、次の場所を共有すると共に走り出した。繁華街を離れて人気のない道を走りスロープを下って橋の下にやってくれば例の使用者を見つける、周囲にはそこでたむろしていたであろう高校生が5人ほどいて次々に地面に倒れていった。無理やり引き抜かれた魂は1ヶ所に集まって怨念を纏ってまた人型へと変化する、しかし5人が倒れたのに対して現れた黄泉人は一人だけで眉を顰めた。効率は悪いのにメモリの輝きを宿した影は『いいぞ…力が増してる』と高揚を宿して呟いていて)

  • No.9352 by 検索  2025-08-18 14:16:05 ID:415c83bff


…奪い取った魂の数によって強さとかできることが強化されるのか、それとも死んでからの年数や現世への未練で必要となる代償が違うのか…どちらにしろあの魂も元に戻さないと
(長く続かない変身とあの時感じた冷たさ、そして体の変化を繋ぎ合わせるとやはり先ほどの行動で怪異に近づいていると推理する方が妥当だ。もっとこの症状が近づいていったら、と悪い方向にばかり考えが及んで背筋が冷たくなるが目の前に手を差し出されると振り切るように頭を振ってからその手を取り立ち上がる。こくりと相手の言葉に頷いて嫌な予感がするという橋の下に急いだ。現場に着くと例の使用者と既に魂を抜かれた高校生たちが地面に突っ伏していた。複数のモヤのようなものが集まって一つとなり人型を形成するが先程と違って五人分で一人の姿にしかならない。その分図体が大きなモヤになっていればその理屈に推測を重ねる、結局答えははっきりとせずまたあの魂を元に戻そうとメモリを構える。だが無理に変身することが相手の怪異化に近づくかもと考えてしまうと変身が躊躇われてしまう、その隙をつくように黄泉人が大きく腕を振るってくると咄嗟に後ろに下がって何とかその攻撃を回避する。体が大きい分予備動作が大きく比較的動きは読みやすい、そしてその奥で使用人がまた去ろうとしているのが見えると「僕がこの黄泉人を引き付けているから君はあの使用人に接触してくれるかい」と相手に提案して)

  • No.9353 by 探偵  2025-08-18 18:26:13 ID:65b68c258


あぁ、何らかの法則があるはずだ。……なっ、フィリップ!…無茶すんじゃねぇぞ!
(最初に見かけた時は2人、先程は1人、そして今は5人、魂を奪われた人数はバラバラだが現れた黄泉人は1人だ。相手の推測に耳を傾け頷く、怨霊を蘇らせる為に必要な魂は何らかの法則で決まっているのだろう。ひとまず高校生達の魂を取り戻そうと再びドライバーを装着しようとする、しかし相手はメモリを構えたものの起動することはなくてその隙をついて黄泉人が襲いかかって思わず名前を叫んだ。慌てて相手に近づこうとするが犯人に接触するように言われて動きを止める。あの調子では攻撃を食らうことは無いだろう、また犯人に逃げられてはずっと堂々巡りだ。相手に声を掛けてから駆け出すとその場を去ろうとしている人の形をしたものへと近づきその腕を左手で掴んだ。驚いた顔をした犯人はこちらの腕を振りほどこうとするが右手を追加しその動きを抑え込む、顔を付き合わせると「捕まえたぜ。お前は何のためにこんなことやってんだ?」と鋭い目を向けて問いかける。しかし犯人は『俺にはお前に構ってる時間はない!』と一蹴されてしまった。逃げられないよう手の力を強めていると力比べではこちらに分があるようで犯人は苛立ちを顕にすれば『くそ、こんな奇妙な力どこで』と苦々しい顔を浮かべる。じっと怨念で揺らぐ顔を見つめながら「…これならお前の友達って奴から貰ったぜ?」と情報を与えてみる。すると怨霊は『は?』と驚愕の声をあげてあまりにショックなのか瞳と存在自体をわなわなと揺らしていて)

  • No.9354 by 検索  2025-08-18 19:32:06 ID:415c83bff

分かってるよ。 随分と動きづらい格好になったみたいだね?
(黄泉人の方を引き受けると一旦メモリは仕舞って攻撃パターンを読むのに集中する。大振りな攻撃はやはり読みやすく的確に回避をしながら観察に務める。『俺にはやる事があるんだ!邪魔をするな!』と叫びながら怪異は腕を振るうがやはり五人の魂を取り入れているのに動いているのは一人の人格のように感じられる。更に情報を得ようと煽りながら応戦していると相手が犯人の腕を掴まえているのが見えた。犯人は相手が友達というワードを出すと露骨に動揺して瞳と存在をわなわなと揺らす、『まさかアイツが?……そんなはずが無い』とブツブツ呟くあいだも存在が揺れていて、同じ頃対峙していた黄泉人からもモヤが出て来て目を見開いた。やはり犯人と黄泉人には繋がりがあるようだ。だが犯人は相手の前で唇を噛み締め『っ…お前達にも、アイツにも邪魔されてたまるか!』と声を上げると纏っていた怨念を更に強くして相手の腕を勢い良く振り払って)

  • No.9355 by 探偵  2025-08-18 20:38:13 ID:65b68c258


黄泉人もメモリの能力の一部ってとこか。…ッ?!
(依頼人が犯人のことを語る時の雰囲気に引っかかるところがあって犯人自身にもその存在を、そしてこちらに加担していることを伝えてみる。すると案の定犯人は動揺し始めて内心ほくそ笑んだ。同時に相手が対峙する黄泉人の存在が揺らいだのを見てニヒルに笑う、大元さえ叩いてしまえば全て解決できるのもこれで立証できた。あとはいつもと同じくメモリの摘出と破壊だが犯人はさらに怨念を纏ったかと思うと今までとは比べ物にならない力で手を振り払われてしまった。受身を取りながら後退すると犯人は怨念を揺らめかせながら冷たい視線をこちらへ向けて『…俺は必ずアイツを取り戻してみせる。例えアイツが、相棒が望まなくてもな!』と声を挙げて一瞬動きを止めてしまう。依頼人と犯人とがただならぬ関係であるのは感じていたが、まさかその間柄を自分達と同じ言葉で語るとは思わなかった。犯人は感情を昂らせ同時に冷たく激しい怨念が周囲に集まり吹き荒れる。相手と対峙していた黄泉人はその怨念にあてられさらに筋力を増加させると先程の黄泉人と同じように妖怪に似た姿へと形を変えた。そこでようやく記憶と姿が結び付けば「そいつ、10年前にここで殺された八百長レスラーだ!」と正体を言い当てる。言葉にされることで黄泉人は恨みを思い出したのか先程よりも早く重く腕を振るい始めて相手を抱えて地面へと転がった。黄泉人を睨むため顔を上げれば首までだった骨部分は左頬にまで侵食していて頬が物理的に無くなっている、さらに怪異化が進んでいるのに薄々は気づいているものの「フィリップ、まずは奴を止めるぞ」とドライバーを腰にあてがって)

  • No.9356 by 検索  2025-08-19 00:03:01 ID:415c83bff

相棒…、…ッ、翔太郎、その顔…! …ああ、行くよ
(黄泉人の存在が揺らぎメモリを何とかすれば今回の件が解決することは分かったが相手は振り払われてしまって犯人を自分でも分かるほど冷たい怨念をたぎらせていく。実体を持った犯人が決意を固めるように告げるがその中に【相棒】というワードがあれば思わず固まり同じ言葉を口にする。ならば共に戦に参加した相棒を甦らせるというのが彼の望みなのだろうか。思わぬ共通点と動機に思考を奪われていると黄泉人が更に禍々しい姿になったことにも気付けずさらに考え込んでしまう。そのせいで攻撃の素振りに一瞬反応が遅れてしまうが相手に抱えられることで何とか回避する。気を抜いた反省と感謝を相手に伝えようとした所で相手が首元だけでなく頬までもが骨だけになって妖怪に近付いてしまっているのを見れば大きく瞳を揺らして相手の名前を叫ぶ。やはり人ならざる者に近付くのは避けられないらしい。ますます焦りや絶望感が募る中、変身を提案されるとさっきの懸念が過ぎるが倒さなければ更に被害が出る。覚悟を決めたように返事をしてメモリを挿入すると再びダブルに変身した。早速メモリを赤と銀に変えると早速シャフトで連続で攻撃を打ち込む。手応えはあるが筋力を増強しているせいか先程のように瞬殺とは行かず、高熱の攻撃を加えながら「多分彼らは生きてる時の記憶とか恨みで動いてる。さっきみたいに感情を揺さぶれば力が弱まるかもしれない」と推測と相手の知っているレスラーの情報を伺ってみて)

  • No.9357 by 探偵  2025-08-19 08:35:33 ID:65b68c258


感情か、なら…流石八百長でしか勝てなかった野郎だぜ。ファンを悲しませてんじゃねぇよ!
(犯人と黄泉人は密接に関わっているらしく、また怨念も敵型を強化する要因になるようだ。相手を抱えて攻撃を回避しまずは邪魔な黄泉人を倒そうと提案するが相手はこちらを見て驚愕して言葉を失っている、顔の左側の冷たさが増しているのはどうやら気のせいではないらしい。大丈夫だと返事をする代わりに背中を軽く叩くとこちらもメモリを起動させて変身を果たした。浄化の炎を宿したシャフトを構えると攻撃を加えるが見た目通りのタフさに押し切ることが出来ない。力負けする懸念が頭をよぎるが相手から感情と存在が結びついている推測が伝えられると相棒の考えに乗ることにする。記憶を呼び起こし、落ちぶれ橋の下で静かに亡くなっていたというこのレスラーの情報を引っ張りだしてくる、そして黄泉人の拳を弾いたタイミングで怒りを買うような言葉を言い放った。途端に黄泉人を覆っていた黒いものがぶわりと大きく膨らんだかと思うと『何も知らない癖に!勝手なことを言うな!あいつのせい!あいつのせいなのに!!』と怒りを撒き散らしながら周囲の怨念をさらに取り込み始める。しかしその分強固さは揺らいだようで「いまだ!」と叫ぶと同時に炎を纏ったシャフトを振りぬいて)

  • No.9358 by 検索  2025-08-19 11:18:15 ID:415c83bff

…よし、これで彼らも大丈夫だ。このまま変身が切れる前に奴を…!
(今までの傾向を見るに恨みや未練が存在に大きく影響を与えているようだが逆に言えば感情を揺さぶれば勝ち目はある。黄泉人の元を知っている相手にそれを伝え何か動揺させる言葉をぶつけるように頼むと相手は早速攻撃を弾いたタイミングで怒りを煽る言葉を投げかける。するとて黄泉人は露骨に怒りを露わにするが怨念を取り込む仕草に隙が生まれる。すかさずシャフトを思いっきりぶつけると呻き声をあげながらその身体が仰け反った。再び固められない内に連続でシャフトを打ち込み、転がった所に渾身の一撃を叩きつけると黄泉人の体は蒸散し、その中から5つの魂が飛び出した。それぞれが高校生の体に戻っていきぴくっと体が震えたのを確認すれば安堵するように一息ついた。だが先ほどの事を思えばまたすぐに変身が解除される可能性は強い。幸いまだ逃げていない犯人の方を見るとシャフトを構え直してからそちらに走って迫る。屈強な黄泉人が倒され焦った犯人は攻撃の構えを取るも『ふっ、いい所に体があるな』と呟き怨念のこもった霊体になると意識を転送して抜け殻となっている検索の体に向かって行く。「っ、まずい!」と声を上げてシャフトを伸ばすも退けるには遅く、霊体が体の中に入ってしまうとゆっくりと目を開き検索の体が起き上がって)

  • No.9359 by 探偵  2025-08-19 12:24:20 ID:65b68c258


な、マジかよっ?!
(黄泉人の隙を作り連続で炎を纏ったシャフトを叩き込み最後に渾身の一撃を加えると金切り声と共に黄泉人は霧散する、無事魂も高校生の元に戻ったようで何よりだ。あとは犯人との決着を付けるだけ、相手と息を合わせてメ.モ,リ.ブ.レ,イ,クするために走り出す。しかし犯人は不吉な呟きの後にその体を再び怨霊に変換する、そしてあろうことが相手の体の方へと向かっていって思わず声を挙げた。シャフトは既のところで届かず霊体は相手の体に入り込みゆっくりと動き出す、隣にまだ相手の意識はあるのに体だけが動き出すありえない光景に唖然とするしかなかった。犯人が入った相手の体は見た事のない邪悪な笑みを浮かべながら『なんだ?妙に馴染みがいいな。これなら完全にこの体をいただくことも出来そうだ』と上機嫌にいいながら生身の体を隅々まで見渡している。相手の体を勝手に扱うことに怒りを覚えるものの攻撃を加えれば当然相手の体にダメージが通る、それだけは絶対に避けなければ。仮面の下で苦々しい顔をすれば「お前の体を傷つけずにメモリだけを壊さねぇと」とシャフトを強く握るも相手のことを思って動けないでいて)

  • No.9360 by 検索  2025-08-19 16:17:31 ID:415c83bff

勝手に自分の体を動かされるのはあまり良い気分では無いね……っ、待て!
(撃破に夢中になっていれば意識がぬけている自分の体のことは完全に忘れていてその身体を乗っ取られてしまう。似たようなことはイ.マ.ジ.ンの時にもあったがもっと邪悪な冷たい気配を感じていれば好きに身体を使われていることに眉を顰めた。相手が怪異に近づくことも避けたい事案だがまさかもう一つ不味い事態になるとは。上機嫌な犯人は邪悪な笑みを浮かべながら妙なことを口にしていて左からは怒りと焦りが伝わってくる。相手の言う通りメモリだけを破壊するかもしくはあの体から追い出さなくてはならないがその方法がすぐには浮かばない。自分の体が人質に取られているような状況で動けないでいると犯人はこちらを見ては鼻で笑って逃走を試みる。すかさずその後ろを追いかけると自分の姿をした犯人は街の方、それも風.都.タ.ワ.ーの方角に進んでいく。だがこの時間は街の人から観光客まで多くの人が利用している時間で魂を奪える犯人が向かうのは更なる被害を招く可能性が高い。「ここで引き留めなくては…!」と決断すれば右側のメモリを黄色に変えると変幻自在に動くシャフトを振るって伸ばし、犯人の拘束を試みて)

  • No.9361 by 探偵  2025-08-19 17:43:34 ID:65b68c258


実体を持っちまったのが仇になったな。俺の相棒の体、返してもらうぜ
(相手の体を乗っ取られてしまい手出しが出来なくなってしまえば犯人は再び逃走しようとする、だがはっきりと人間の姿形を持ったのならばその分捕獲は簡単だ。相手の思考が流れ込んでくれば半身を黄色に変えて変幻自在になったシャフトで相手の体を捕らえる、人間であるならば抜け出すことなんてできないだろう。だが次の手が未だ思いつかないのは変わらなくて傷つけないよう力加減をセーブして拘束しつつ凄んでみせる、すると相手の顔をした犯人はピタリと動きを止めた。ゆらりと顔をあげてこちらを睨みつける、そこには深い怒りと絶望と怨念が籠った相手の顔があって見た事のないその表情に心身が凍りつくようだった。歪んだ未来で出会った時にも似たような顔をしていたがそれよりももっとどす黒い感情を抱えた表情だ、詰まった喉を無理やり動かし息を吸うとそこが震える。相手の顔をした犯人は『相棒?笑わせる。その言葉を軽々しく使うな!それは俺とアイツみたいなのを言うんだ。お前らみたいなたかが数年の仲で、仲良しごっこで使うようなもんじゃない!』と怒りを顕にさせる。犯人は拘束されたまま嫌な笑みを向ける、相手の意思ではないと分かっていても上手く息が出来なくなりそうだ。そして周囲の怨念をゆっくりその体に纏い始めると『それとも、俺と同じ経験をしてみるか?』と嘲笑うように問いかけてきて)

  • No.9362 by 検索  2025-08-19 19:50:19 ID:415c83bff

ッ、あんな体験はもうコリゴリだ。…それに相手の都合も考えずに自分勝手に動くような人物が相棒を名乗っても良いのかい?
(狙い通り犯人を拘束することは出来たがそれから先は策はない。ひとまず拮抗するように睨んでいたが自分の顔は深い怒りや絶望で歪んだ表情を見せる。それに対して隣の相棒が強く動揺しているのが分かれば思考だけで【翔太郎】と呼びかけるが完全にその気迫に押されているようだった。更に相手が相棒というワードを口にするとますます怒りを顕にして叫んだ後、嫌な笑みを浮かべる。乗っ取られた自分の体に怨念が纏い始めると離れている自分の意識がぐらついた。焦りを抱きながら嘲笑うような言葉をかけられると唇を噛み締め冷たく吐き捨てる。相棒を失うかもしれないと思ったことは今までも何度もある、その度に深く傷付いて目の前が真っ暗になるような自体に何度も陥った。もうそんな目には合いたくないし、相手にもそんな悲しみを味わせたくない。先程の感情とリンクしている話を思い出すと犯人が酷く動揺した相棒の話を持ち出してわざと怒らせるように煽る。すると狙い通り犯人が乗っ取った自分の顔は歪み『お前に、何が分かる……!俺にはアイツさえ居れば!』と叫び出す。だが今度は存在が揺らぐのではなくますます怨念を取り込むようになっていてシャフトを人ならざる力で掴み、剥がされようとする。このまま逃がすのは不味い、何とか拘束を続けようと力を込めていると何処からか『もう止めんか!』と声が響いた。その瞬間犯人の目が大きく揺らぎ、怨念を取り込む動きが止まる。そちらを見ると依頼人の男が立っていて犯人である自分の顔をじっと見つめていて)

  • No.9363 by 探偵  2025-08-20 07:56:20 ID:65b68c258


っ、フィリップ…?…やっと出てくる気になったか
(語られる言葉は犯人のものなのにその顔が相棒のものであると途端に動揺してしまう、意識下で相手から名前を呼ばれなんとか切り離して考えることはできるがやはり気が気ではない。さらに怨念が体に纏い始めると自分の中にある相手の意識が揺らいで思わず声をかける、こちらが怪異に近づくのとはまた違い存在そのものがブレて保てなくなっている様に焦りを覚えた。犯人に体を乗っ取られることで相手を奪い去られてしまいそうな予感にシャフトを握る手に力が籠る。だが相手がさらに煽るようなことを言えば犯人の力は更に増して拘束の力を強めた。敵を抑え込まなければならないがやはりそれでは相手の体に負担が掛かる、その時に相手の体から犯人を弾き出す方法を思いつくが同時に後ろから声が聞こえてきて相手の体は動きを止めた。仮面の下でニヒルに笑う、二人が互いを相棒だと思っているならばきっと来ると思っていた。依頼人はジッと相手の顔を見つめながら『やりすぎじゃ太一、いい加減現世に介入するでない』と諭すように言うがそれに対して犯人は『やりすぎ?お前、誰の為に俺がこんなことしてると思ってるんだ!』と怒りを宿しながら答え『誰もそんなこと頼んでないじゃろ』と依頼人は静かに答える。その会話のやりとりで、犯人の願いを、二人それぞれの想いを察すれば、あの二人のことを自分達に重ねてしまった。その隙に犯人に絡みついていたシャフトが弾かれてしまう、犯人は再び相手の体に怨念を集め始めると『もうすぐこの力を使いこなせる。そしたら一郎、この街の人間全ての魂を使ってお前を蘇らせる!』と今までにはない焦りや執着を含んだ声で依頼人に向かって叫んでいて)

  • No.9364 by 検索  2025-08-20 11:59:36 ID:415c83bff

……っ、僕達が止めないと。
(背後から聞こえてきたのはあの依頼人の声で自分の体である犯人に近づいていく。今までで一番動揺が見られていて二人の言い合いの間にもその表情は怒りだけではない必死さに満ちていく。犯人にとって依頼人は何物にも代えがたく、それこそ他の全てを犠牲にしてでも蘇らせたい相手なのだろう。もし相棒を失った時にそんな手段があれば自分は手を伸ばさずに居られるだろうか。そんな思考の隙をつくように犯人はシャフトを弾いて拘束から抜け出した。再び怨念を集め出すとまた自身の意識が揺らぎそうになって必死に相手の存在を感じることでその存在を保つ。大切な人を思う気持ちは分かるがこの街の人の魂を代償にさせる訳にはいかない。シャフトを握り直し『…翔太郎、奴が動揺したタイミングで僕の体を思いっきり叩くなりして衝撃を与えてくれ。その後に変身を解除して意識を元に戻して僕の体を取り戻す』と意識内だけで作戦を共有する。犯人はその身体には攻撃が加えられないと思い込んでいる。ならば依頼人の言葉に加えて不意打ちの物理的な衝撃を加えれば反射的に離れて行く可能性は高いだろう。相手が既にリスクを負っているなら相棒としてリスクは承知で犯人の野望を阻止しなくては。犯人が怨念を集めていると騒ぎを聞きつけに来た通行人がやってくるがその場で急に倒れ、先ほどのように体から魂が抜けていく。この範囲が街全体になれば本当に生者と死者をひっくり返してしまう。焦りを覚えながら依頼人の『太一!』と叫ぶ声が響いて)

  • No.9365 by 探偵  2025-08-20 12:33:20 ID:65b68c258


フィリップ!…あぁ、それが依頼だからな
(依頼人と犯人の関係性はあまりに深い、それこそ生死を覆そうと目論むほどにだ。きっと犯人にとって依頼人を失ったことがこの世に残した最大の未練だったのだろう。相手の体に怨念が纏わりつくと隣にいる存在が揺らいで繋ぎ止めるように名前を呼んで意識下でも強く二人の繋がりを思う、犯人が何としてでも依頼人を取り戻したいのと同じようにこちらも決して相棒を失うわけにはいかない。意識下で相手から作戦を共有される、先程のレスラーの時のように怨念が揺らいだ隙に体を取り戻す作戦だ。意識下では『分かった』と言葉で伝えるが実行しようと決めたのは別の方法だった。それも相手には伝わってしまっているだろうが止められる前に走り出す。メモリの能力がさらに覚醒したのかこの場に近づいただけで構えのない人間は魂を抜かれていく、その光景と依頼人の声が届いたのか犯人は『みろ一郎!もうすぐお前を生き返らせれる!あの時お前を鬼から守れなかった俺の償いをここでさせてくれ!』と高らかに笑いだして、高揚のせいか相手の体の周りに怨念が揺らめいた。これ以上相手の体を勝手に動かし勝手に表情を変えるなんて許されない。犯人の間近に迫ればシャフトを構える、相手の作戦ではこのまま相手を物理的に殴る所だがそんなもの許されるはずが無い。軽く息を吸って、そして息を止めた。途端に体は怪異へと近づいて左半分の紫色が薄れて灰色に近づいていく、物質を透過し怪異を触れられるこの体で相手の体へシャフトを振りぬいた。すると体にはシャフトは当たらず中に潜んでいた犯人だけを弾き飛ばし無理やり体と怨霊とを引き剥がす、ドライバーを閉じる前にタイムリミットが来たのか変身は解除されてしまった。だがそれはそれで都合が良く「今だフィリップ!体取り返せ!」と叫ぶ。そうやって叫んだその顔の大半の肉はそげ落ち骨が顕になっていて右眼だけがそこに残っていて)

  • No.9366 by 検索  2025-08-20 15:54:16 ID:415c83bff

っ、翔太郎、ダメだ!…よし、戻った
(壮大な企みを阻止するためにもまずは自分の体を取り返さなくてはならない。相手にこちらの作戦を共有するが直後相手から伝わってきた考えはそれとは別の方法で思わず声で制止を叫ぶ。だが相手は既に動き出していて犯人の目の前まで迫る、そしてシャフトを構える素振りをしてからまた息を止める、すると共有する相手の意識がまた冷たくなって振るったシャフトが自分の体をすり抜け、犯人の霊体を捉えるとそのまま吹き飛ばした。そのおかげで揺らいでいた意識がハッキリするも次の瞬間には変身が解除された。色々言いたい事はあるがせっかくのチャンスを活かそうと意識が元の体に戻って弾き出した衝撃でふらついた体勢を立て直しその所有権を取り戻す。自由になった身体の動きを確かめながら相手にその旨を伝えようとするがそこには右目以外ドクロになってしまった相棒の姿があってぞくっと背筋が凍る。反射的に相手に手を伸ばそうとするが触れようとした肩もすり抜けてしまって服の下も骨になってしまったことが分かれば思わず息が詰まった。相手はほぼ怪異になりかけている、その事実に酷く動揺してしまうが相手を引き剥がすだけでは事態は収束しない。【依頼人を信じる】といった相手の言葉を思い出すとその決断に小さく息を吐いてから「僕と依頼人で奴の注意を引き付ける。その間に君はさっきの方法で使用しているメモリを奪い取る、…行けそうかい?」と確認を取って)

  • No.9367 by 探偵  2025-08-20 18:27:25 ID:65b68c258


あぁ、任せとけ。あんたもそれでいいよな?
(犯人に取られていた体を取り戻したのかいつもの表情がこちらへ向くと安堵して小さく笑う、しかし対して相手は恐れにも似た反応を見せていて自分が今どういう状況なのか大体理解した。こちらの体も限界が近いらしい、この街を救うのが第一だが結果こちらが怪異になってしまうのは避けたい。この二人のようにどちらかがどちらかを置いていってしまう事態は望ましくない。そういう意味でも早いところ決着をつけたほうが良さそうだ。相手はこちらの体に触れようとするがその手はすり抜けていってしまう、何やら言いたげだったがこのまま走り抜ける覚悟を相手も決めたらしい。作戦が提案されれば骸骨の口元をニヒルな笑みに変えて僅かに肉体が残った指先で相手の肩を叩いた。そして依頼人の方へと向いて問いかける、最初こそ矢面に立たなかった依頼人だがここに来た時点で腹は括っているのだろう。こちらの問いかけに一郎は『頼む』と一言だけ返して太一の元へと近づいていった。軽く腕を振れば太一が纏っていた怨念が簡単に剥がれて宙へと逃げていく、どうやら怨霊としては一郎の方が格が上らしく苛立った顔を見せた太一は『お前の為だって言ってるだろ!なんで邪魔するんだ!』と叫ぶ。しかし感情が昂ればその分周囲の怨念は揺らいでいた。恐らく体を透過できるのはあと一度、タイミングを見計らいながらメモリを奪い去る隙を伺っていて)

  • No.9368 by 検索  2025-08-20 20:44:34 ID:415c83bff

…君の気持ちは理解出来る。だけど君は彼にこの街の全ての魂を奪ったという重すぎる罪を背負わせて一人で生きていかせるつもりかい?
(本音を言えば何もしないでくれと言いたい所だったが自分達にはやるべき事がある。覚悟を決めて作戦を提案すれば殆ど骨になってしまった相手の顔が確かに笑ったように見えた。相手の指先が肩に触れる、ちゃんと相棒がここにいる証明にほっとしながら依頼人に確認を取ると深く頷いて了承がされる。恐らく相手の体が持つのはあと一回だ。太一と呼ばれた犯人の方は近付いてくる依頼人に悲痛な声で叫んでいる。その横に並び立つとその目をじっと見つめながらやろうとしていることを告げる。蘇らせることにばかり執着しているが他の魂を犠牲に生き返らせるというのはその償いきれない罪を背負わせるということだ。自分があの夜、鳴.海.荘.吉の死を犠牲にあの場所から逃げ出したように。【罪】という言葉に太一の瞳が大きく揺れる。それに続いて『儂はあの日死んだ。じゃが後悔はない。お主という相棒と戦場を共に出来たのじゃからな』と依頼人か話を続ける。すると今までにないほど怨念の形が揺らぐ。『共に戻ろう、太一』と依頼人のさらに呼びかけると更に大きく存在が揺れそのモヤの真ん中にメモリが形を表す。明らかに狼狽え『俺は、俺は…!』と呻き声に似た声をあげるとやけくそのようにまた体を奪おうとこちらに襲いかかろうとして)

  • No.9369 by 探偵  2025-08-20 21:55:52 ID:65b68c258


、させるかよっ!!
(あえて口を開かず存在を潜ませながらその時を待つ、一郎が太一に呼びかけ怨念を揺らした所にさらに相手が畳み掛けるように呼びかけて太一の心を揺さぶっていく。もし自分の力不足で相手を死なせてしまったら、それは過去何度も経験しかけたことであり、自らが手を掛けようとしたことだってある。きっと相手を失ったら永遠に後悔し続けるだろう、そしてもし相手を生き返らせる手段を見つけたら、それに手を伸ばしてしまうかもしれない。だが多くの人を泣かせた上で願いを叶えるなんて間違っている、それに相手の言うように償いきれない罪を押し付けることになるのだ。こうなった以上太一を止められるのは相棒である一郎しかいないだろう、自分達はそこに力を貸すだけだ。同じくかけがえの無い相棒を持つ人間として。一郎がさらに呼びかけるとヤケを起こしたのか太一は相手に再び襲いかかろうとする、太一が発する怨念が相手に近づこうとしただけでその輪郭がブレ始めると途端に相手を失うかもしれないと焦りと怒りが体に湧き上がる。気持ちは理解できるがやり方は許されない、湧き上がった怒りのまま叫ぶと太一の方へ突っ込んでいく。そして大きく息を吸ってから息を止めるとモヤの真ん中へと手を伸ばした。指先に残っていた肉がボロボロと朽ちていくなかTradeのメモリを掴み無理やりその体から引き抜く、骨だけになった右手で強くメモリを握れば人ならざる力が加わってメモリは高い音と共に骨の中で砕け散って)

  • No.9370 by 検索  2025-08-21 00:06:38 ID:415c83bff

…ッ、翔太郎! 悪いけどはやく翔太郎を元に戻してくれ、このままじゃ、翔太郎が…!
(相棒の言葉が図星を突いたのか、太一が纏う怨念は大きく揺れ感情が昂っているのがわかる。それでも諦めきれないのか、もう一度相性の良かったこちらの体を奪おうと近付いてくる。だが相手の存在にはまだ気付いていない。ならば後ずさってギリギリまで注意を引き付けていると背後に相手が駆け寄って来るのが見えた。そして再び相手の骨ばかりの体が太一の体を成す怨念の塊をすり抜けメモリへと手を伸ばす。その間も相手の人間としての部位が朽ちて骨になっているのを見てしまえば途端呼吸が出来なくなってしまう。相手の手が引き抜くとそこにはメモリが握られている。『やめろ、やめてくれ!それだけは!』と太一が叫ぶ中、相手が強く握ってメモリを砕いてしまうと高い音が鳴り響いて苦しむような声が聞こえる。太一が纏っていた怨念は地面や空気中にモヤとなって消えていき飛び出した白い魂は倒れている通行人へと戻っていく。太一もメモリの存在で長く現世に居たのかその存在が徐々に薄れていて依頼人が彼の名前を呼び傍に近付いていた。一件落着という光景だがそれどころではなくて直ぐに相手の名前を呼んで駆け寄る。その体は完全に餓者髑髏となろうとしていて他の怨霊と共に存在が薄れていくように見えた。手を伸ばしてもまたすり抜けてしまった事に軽いパニックを起こすと太一と並ぶ依頼人の元を向いて、なりふり構わず急かすようにお願いして)

  • No.9371 by 探偵  2025-08-21 07:52:32 ID:65b68c258


おい、落ち着けフィリップ。あいつが大丈夫だって言ってただろ?
(太一の悲痛な叫びに止まることなくメモリを砕いて破壊する、途端に形を保っていた怨念は霧散して魂も元の場所へと帰っていく。どうやら全て終わったようだ。一安心しながら一郎が太一に寄り添っているのをなんとなく自分達に重ねながら見ていたが、相手は慌てた様子でこちらに手を伸ばしその手がすり抜けていくとパニックを起こして依頼人を急かす。落ち着かせようと声をかけ無意識に肩に手を置こうとするもやはりすり抜けてしまってそこでようやく焦りを覚える、気がつけばこの体で肉体が残っているのは右眼だけになってしまった。事件を解決したというのに相手と労いを共にできないのは良い気分じゃない、一郎の方を向けば依頼人は暫しこちらを凝視したあと『…ギリギリじゃったの』と不穏なことを言われて「おい」と思わずツッコんだ。涼しい顔をしたままの一郎は『お主が怪異の力を使いすぎるからじゃろうが』と小言をいいながらまた指を鳴らす、同時にボンッと音が鳴って煙に包まれると思わず咳き込んでしまうが手で煙を払った頃には指先までしっかりと肉体があり全身は骨から人間のそれへと変化していた。どうやら無事元に戻れたらしい、真っ先に相手の頭に手を伸ばすとすり抜けずに無事そこを撫でることが出来て「これで元通りだ」と安堵を滲ませながら呟いた。その様子に目を細めた一郎は『改めて礼を言うぞお主ら。おかげで相棒に間違った選択をさせずに済んだ』と存在が薄れていく太一に目線を落として笑みを浮かべながら相棒を見つめていて)

  • No.9372 by 検索  2025-08-21 10:58:10 ID:415c83bff

だって……、翔太郎!
(依頼人を急かしていれば相手から宥められるも今の怪異に近い状態で大丈夫と言われても信じられる物ではない。眉が下がったところにさらにギリギリだったと言われると背筋が凍り不安と焦りを前面に出した顔で唯一残っている右目を見つめる。小言を言う依頼人が指を鳴らすとその身体が煙に包まれる、一抹の不安を覚えるも晴れた中から見慣れた相手の姿が出てきてこちらに伸びてきた手がちゃんと頭を撫でるのを感じると一気に安堵が押し寄せて思わず名前を呼びながら抱き着いた。そこにもしっかりと相手の体の形と温もりがあればぎゅっと抱きしめて確かめていたが依頼人から声を掛けられると慌ててそこから離れた。望みが絶たれて悔しそうな太一だが相棒と並ぶ姿は何処となく吹っ切れたようにも見える。先ほど飛びついてしまったのを目撃された羞恥を誤魔化すように軽く咳払いしてから「最終的に心を動かしたのは君の言葉だよ、…本当に大切な相棒のようだね」と告げると依頼人は『うむ…世話のかかる最高の相棒じゃ』と今まで見ることのなかった笑みを浮かべた。太一に合わせて依頼人の姿も薄れていく。もしかしたら依頼人の未練もまた相棒のことだったのかもしれない。『お主らも相棒を大切にするのじゃよ』と言い残すと穏やかな風が吹いて二人は連れ添ったまま何処かに消えていき)

  • No.9373 by 探偵  2025-08-21 12:30:32 ID:65b68c258


っ、あー問題なさそうだな……肝に銘じとく
(余計な一言はあったものの無事に元の体を取り戻せば安堵の息を吐く、相手の頭を撫でていたがそれだけでは足りなかったのかこちらへと飛び込んできてしっかりと抱き留めた。先程のように手がすり抜けて行かないことに安心はしたのだが今は依頼人である一郎と犯人である太一がいるわけで相棒だと名乗る二人から抱き合う姿を見られれば誤魔化すように適当な言葉を口にする、これは自分達が相棒以上だとバレてしまったかもしれない。相手は慌ててこちらから離れたがもう誤魔化すには遅いだろう、こちらも羞恥を感じて軽く人差し指で頬をかくがそこに肌がある事に改めて安心していた。相手が声をかければ一郎は相棒へと特別な感情を向ける、それはこちらにも覚えがあるもので自然と笑みが浮かんだ。太一も悔しげではあったが最後には相棒の方を見て穏やかな顔をしていてやがて二人は風.都.の風に吹かれて消えてしまった。気がつけばそこには穏やかな風が吹いているだけであれだけ感じていた怨念もおどろおどろしい怨霊も綺麗さっぱり見えなくなってしまった。周囲を見回す、ここは人知れず誰かが亡くなってしまうような人通りの少ない橋の下だ。相手の存在が消えてしまうかもしれないと思った後には、相手に触れられなくなってしまった後には、そして相棒と称した二人の特別な絆を見せつけられた後では、相手をより感じたくて一歩近づくとその体を抱き締める。先程は直ぐに解かれた腕が離れていかないように強く抱き締めて「…一緒じゃなくなるってのは、500年経っても癒えねぇ傷になるんだな」とポツリと呟いて)

  • No.9374 by 検索  2025-08-21 15:16:09 ID:415c83bff

…どうやら無事に解決したみたいだね。っ、翔太郎……ああ、彼らもお互いが大切だからこそずっと後悔していたんだろう。
(相棒として並んだ二人は最後は満足そうな穏やかな表情をしていて最後に穏やかな風が吹くと淀んでいた怨念ごときれいさっぱり消えてしまった。背筋が凍る想いは沢山したが夏の日差しが降り注ぐ平和な街を取り戻すことが出来れば今一度の安堵の息をついていた。すると相手はこちらに一歩近づいてきて腕が回される。触れる確かな存在に反射的に名前を呼ぶとこちらからも腕を回して今一度その身体に抱きつく。手はすり抜けていくことはなく冷たい骨や霊的な触感ではなく生きている人間の温かさが感じられて思わず軽く擦り寄る。ちゃんと帰ってきた実感に安心していると相手の方からぽつりと呟きが聞こえた。彼は500年前の相棒を蘇らせるために今回の件を引き起こした。あの言い方からするに相棒を守りきることが出来ずに目の前で失ってしまったのだろう。そして成仏も出来ずにあのメモリを見つけるまで彷徨っていたことになる。その感情は痛いほど理解が出来て同意するように静かに言葉を続けた。もしも同じ立場だったら、と考えると無意識に腕に力を込めて「…僕も君を失ったら化けて出てくるかもしれないね」と冗談交じりに呟いて)

  • No.9375 by 探偵  2025-08-21 18:27:38 ID:65b68c258


そりゃ相棒を目の前で無くしたらそうか……ンなこと絶対にさせねぇよ。お前をひとりになんかしねぇ
(相手を腕の中に閉じ込めると向こうからも腕が回されてその体温をより感じられるようになる、確かに触れられる喜びと安心に浸りこちらへ擦り寄る姿には思わず抱き締める腕に力が籠って相手の頭にこちらの頬をピタリとくっつけた。風に消えていった二人のやり取りを思い出して呟きを零せば相手も感じたことは同じなのか同意の言葉が返ってくる、やり方は看過できなかったがその想いは痛いほどに理解できるものだった。相手を失うことなど考えたくもないが、だからこそ取り戻す方法があるならば死に物狂いになるだろう。相手から冗談めかしたことを言われるが直前にこちらに回る腕に力が籠っていればただの冗談とは思えない、相手を置いていくなんてそれはそれで死に物狂いで回避するが、万が一の時はそれこそ本当に未練を抱えた怨霊としてこの風の街に留まってしまいそうだ。しかしそれはきっと自分も同じでゆっくり息を吐きながら相手を逃がさないように更に腕を巻き付けると「まぁでも…二人揃って怪異になるなら……それもいいかもな」と薄暗さも含む言葉を口にして)

  • No.9376 by 検索  2025-08-21 19:18:02 ID:415c83bff

その割にはさっき無理していたような気がするけど。……、まあ確かにそうかもしれない。 君と一緒に居られるならどんな形でも構わないよ。
(橋の下で元通りになった相手の存在を確かめるように抱き締める。相手からも力が込められるようになってさらにくっつくようになる。何物にも代えがたい相棒の存在、もしかしたらあの二人は自分達が進むかもしれない未来の一つなのかもしれない。その可能性を考えてぽつりと弱音を零すと相手から強い否定の返事がされた。断言するような言葉に緊張も解け安心するが先程こちらの作戦を無視して怪異化が近付く危ない手段を取ったのを思い出すと顔を上げ、じっと相手を見ながら文句を口にしていた。結果的には正解だったとはいえこの街で探偵をしていく以上こういった危ない橋を渡る機会は何度もあるだろう。未来への不安に揺れていると相手から更に腕を強く巻き付けてくる、そして薄暗さと依存を感じられるような呟きが聞こえると思わず固まる。勿論死ぬ自体を恐れてもいるが何より一番怖いのは何かしらで相手を失うこと、そしてそのまま離れ離れになってしまうことだ。そういう意味では二人揃って別の形となる未来はそれほど悪いものではない。相棒から出るとは思わなかった類の話に驚き、そして軽く笑ってしまいながらも深く絡みつくような願いに同意を示せば相手の首元に顔を埋めた。そして「…ずっと傍にいてくれ、翔太郎」と相手にだけ聞こえるように告げて)

  • No.9377 by 探偵  2025-08-21 20:08:37 ID:65b68c258


まぁ…それはそれだ。……当たり前だ。だからお前も、俺の傍から離れないでくれ
(相手から離れることは無いと強く誓うが先程無茶をしたのを指摘されれば痛いところを突かれてしまって誤魔化すように軽い調子で笑う、文句ありげに目線を向けられてしまえば宥めるように相手の背中をポンポンと叩いていた。あの二人の生き様を見たせいかどうにも相手から離れがたくて薄暗い欲望さえ顔をのぞかせるがそれさえ肯定されてしまえば相手にしか満たせない場所が満たされて目線を惑わせる、首元に埋もれる相手の体温が何よりも心地好い。互いに片方が欠ければまともに生きていけないのは良く知っている、当然命を落とすのは避けるべき事態だが二人とも一郎のような怪異になれば500年以上共に過ごせることが保証されるのだ。怨霊でも探偵を出来るのだろうかと飛躍した考えが浮かんだ所で傍で転がったままだった高校生の一人が唸り声を上げる、そろそろ目を覚ましてしまうところだろうか。彼らをいい加減病院に連れて行ってやらなければ、名残惜しくも腕を解いて「今度あいつらの墓に挨拶でもいくか」とス.タ.ッ,グ,フ,ォ,ンを取り出しながら言って)

(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。夏らしく幽霊が関わるお話でしたが互いに怪異に引きずり込まれそうになったり体を乗っ取られてしまったりとハラハラの展開盛りだくさんで大変楽しくやり取りさせていただきました。一方で依頼人と犯人の関係に自分達を重ねてしまって思いをそれぞれ巡らせる二人も良かったですし、久々に変身しての戦闘描写も楽しかったです!今回もありがとうございました。
次ですが賑やか方面でもこの流れでシリアスを続けても良いかなと思っておりまして、賑やかならおばあちゃんが若返る話、どちらかが猫語しか喋れなくなる話、シリアス方面だとどちらかが刺される話、ストーカーが現れる話、あたりが今まで出てきてたと思うのですが、検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9378 by 検索  2025-08-21 22:39:56 ID:415c83bff

(/こちらこそ日頃よりお世話になっております。一旦こちらだけで失礼します。夏に合わせたシリアスなお話ながら怪異に近付いたり乗っ取られたりと好きなことを詰め込んで終始ハラハラするような賑やかなお話でした。徐々に侵食されていく探偵君に焦りつつ犯人の動機に身に覚えがあるこその心の揺さぶりなど大切な人である相棒にまつある話に出来てとても良かったです!個人的にもフォームチェンジやダブルならではの特性を活かす動き方が出来て満足いく流れに出来ました、今回もありがとうございましした!
並べていただいた話のどれも気になる所なのですが個人的興味で猫語しか喋れなくなる話はいかがでしょうか。以前の猫化犬化メモリの改良版が出回るもまた失敗作で……みたいな感じでしょうか?時間経過が条件だと引きこもって解決とかになっちゃいそうなので他の条件(満足いくまで愛でられるや影響受けた方だけが感覚的に分かる解除方法)みたいなのがあっても楽しそうです。想定してる流れや設定などがあれば聞かせて頂きたいです。またどちらが喋れなくなるのが良いかの希望などはございますか?以前は検索が近いことになっていたので今度は探偵君でも良いですしまた検索でちょっと揶揄うってのも楽しそうです)

  • No.9379 by 探偵  2025-08-21 23:41:28 ID:65b68c258


また猫かよ…
(街を怪異の手から守り、500年にも遡る相棒の二人の結末を見届けた日から一週間ほど、一通りの話を済ませて事務所から帰っていくジンさんとマッキーを見送っていた。軽く息を吐いて愚痴を零しながらテーブルの上に置かれたいくつかの写真に目をやる、そこに写っていたのはポーチや小さなカバンだった。どうやら以前街にばら撒かれた愛玩動物に接したような状態にさせるメモリの改良型が出回っているらしい、今度は能力にかかった本人を猫だと思い込ませる類らしく朝から『家族が猫になった』という通報が耐えないそうだ。あらかた回収は終わったのか通報は無くなったようだが見つけたら連絡してくれとの情報提供だった。あの時は相手と二人して能力にかかりいろいろと大変なことになったものだが同じ事態に陥るのは勘弁願いたいものだ。一応パトロールを強化することを決めていれば再び事務所の扉が叩かれて「どうぞ」と声をかける。そこには慌てた様子の男性が立っていて『頼みます!社外秘の資料が入ったバッグを無くしてしまって…探すのを手伝ってください!今すぐに!』と何やら切羽詰まった様子で叫んでいて)


(/それでは猫語しか喋れなくなるお話といたしましょう!導入はぜひそんな感じで改良版メモリが出回り能力を受けてしまう感じにいたしましょう。大まかな流れとしては捜し物の依頼の最中に能力を受けてしまうがそのまま二人で依頼を続行する、というのを考えていました。メモリの能力の方はご提案していただいた感じで飼い主と定めた人に心から気を許して甘え同時に満足するまで愛でられないと能力が解除されない、というのでいかがでしょうか?また能力にかかるのは探偵にさせていただければと!今回は前回と違い猫の本能に引っ張られる力が薄くわりと正気のままであるというのと、依頼中で外出中というのでプライドがなかなか許さなくてすったもんだできればと思います!ひとまずそれっぽく始めてみましたのでいつも通りいい感じに乗っていただければと!今回も騒がしいお話になるかと思いますが楽しくやって行きましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9380 by 検索  2025-08-22 11:28:55 ID:415c83bff

よっぽどメモリ開発者に動物好きが居たんだろうか。 __ちょうどその辺を見て回る予定だったし一緒に探そうか
(怪異の騒動は無事に収束したものの次に舞い込んできたのはこれまた奇妙な話だった。以前街にばらまかれたメモリの改良品と思われるそれはまた認識を書き換えるような作用のもので一通り警察の方で回収はしたがまだ残っている可能性があるということだ。組織の方も前回のメモリを回収されたのは把握されているはずだが方向性を変えずにまた猫に関するメモリを作るとは単に開発者の趣味ではないかと素直な感想を口にしていた。そうしていると再び事務所が現れて慌てた様子の男性が入ってくる。どうやらカバンを無くしたようだが落とし物は探偵の、主に相棒の得意分野だ。落としたことに気付いた場所や時間、それまでに通った道とカバンの特徴について聴取する。その大きさは書類を入れるには少々小さく感じられたが『見つけても絶対中身は見ないでください!』と念押しする辺りとても重要な物が入っているのだろう。ちょうどメモリの件を受けパトロールする予定の場所であればその依頼を快諾することにして依頼人と連絡先を交換すると相手と共に早速街に繰り出した。依頼人が通った道を歩いていくがそれらしい物は無い。「何処かに紛れ込んだりしてるのか、既に誰かが拾って届けてるかもしれないけど」などと言いながらカバン探しを続けて)

  • No.9381 by 探偵  2025-08-22 12:29:44 ID:65b68c258


警察に届けられてるってのが一番理想的だが誰かが悪戯でさらに隠したり動物が持っていっちまってるってのも厄介……お!
(メモリ開発者の意図は分からないがこれだけ危害の少ない愛玩動物化する能力に執着しているということは相手の言うように最早趣味である可能性は十分考えられる、真面目にやれというのもおかしい話だが傍迷惑なのは間違いがなかった。ひとまずは飛び込んできた男性の依頼も受けることにして街へと繰り出す、あれだけ焦っていて中身も見られてはいけないものとなれば会社の機密事項が入っているのだろうか。とにかくこの切羽詰まった状況で鳴.海.探.偵.事,務,所を頼ってくれたのならばその期待に応えるだけだ。相手と連れ立ち依頼人がカバンを無くしたあたりを歩いてみる、依頼人も一通り探しただろうことを考えると道端にポツンと落ちているとは考えにくい。善意ある人に拾われていれば良いのだが悪戯の的になった可能性もある。建物の間や自販機の裏等など注意深く目を配りながら進んでいくと路地の先にその場に似合わないビジネスバッグを見つける、思わず声をあげると軽く駆けて近づいた。見た目は依頼人が話してものと概ね一致していて大きさも話していた通りだ、中身は見てはいけないと言われていたが依頼人のものだと確証がなけれは返しようもない。ここくらいならとサイドポケットを開けたところでカチッと何かが作動する音が聞こえて覚えのある音に「あ」と声をこぼす、直後溢れた光に包まれると思わず目を瞑った。光が収まり急いでバッグを開けるもそこにあったのはメモリが差し込まれた機械らしきもので『そっちかよ!』と思わず叫ぼうとした。しかし実際に口から出てきたのは「にゃーにゃっ!!」という言葉にもなっていないもので思わず固まってしまって)

  • No.9382 by 検索  2025-08-22 13:58:15 ID:415c83bff

なっ、…何だったんだ、今のは。…え?
(注意深く探しながら道を歩いていると相手が何か見つけたようで小走りで近づく相手の後に続く。相手が拾い上げたのはビジネスバッグでおおよその外見は依頼人が言っていたものと一致する。相手が依頼人のモノか確かめるためにサイドポケットを開くと何か不審な音が聞こえて思わず自分も声をあげた。直後眩しい光が発せられて思わず目を瞑った。光が収まると思わず呟きを零しながらも相手が中身を確認すると刑事の二人が言っていたメモリの刺さった機械が入っていて驚く。だがそれ以上に隣から人間では無い言葉が聞こえてくれば即座に顔を向け目を見開いた。周囲に猫が居る様子もなく、他に鳴き声は聞こえてこない。更に当人である相手はカチカチに固まってしまっている。愛玩動物に関わるメモリがばらまかれている事実と鞄の中のメモリ、そして今の猫の様な声という情報が繋がっていけばその理由は直ぐに推測がついてしまって恐る恐る「…もしかして今のって、君の声かい?」と問いかけ)

  • No.9383 by 探偵  2025-08-22 17:56:06 ID:65b68c258


みゃう、ヌァ、にゃにゃ……にゃあああ゛あ゛!!
(状況としてはジンさんから教えてもらっていたメモリの能力を拡散する装置を見つけたわけで、捜し物をしていてその存在が頭の中で薄れていたとはいえまんまとまた能力にかかってしまった状態だ。メモリの能力を受けたのならば焦るべきなのだが先程自分の口から出てきたものを信じられずフリーズしてしまう、隣の相手はこちらを伺うように見ると先程の声の出処を聞かれて思わず相手の方を見た。そんなの有り得るはずがない、このハードボイルドな探偵に不釣り合いな声なんて出るはずがないのだ。精一杯の強がりで軽く笑みを作ってから『そんなわけないだろ』と言おうとするが口から出てきたのはテレビでよく流れている喋る猫と紹介されている鳴き声のそれで再び固まってしまった。数秒後に自分の身に何が起こったのか理解すると思わず叫んでしまう、しかしそれもきっちり猫の声になっていて余計にパニックを起こしそうだった。こんな状態ハードボイルドどころか情けないを通り越して滑稽ですらある。依頼の途中だというのに猫の言葉しか喋れないなんて耐えられず思わず相手の両肩を掴むと直ぐ様検索を頼む、しかしそれも言葉にはならなくて「にゃっ!ナン、なぅにゃ!!」と猫語を話すことしか出来なくて)

  • No.9384 by 検索  2025-08-22 20:13:20 ID:415c83bff

…やっぱり君の声が猫の鳴き声になってしまってるみたいだね。っ、何か言いたいのは伝わってくるけど内容まで分からないな
(有り得ないはずの現象を目撃してしまったが未だに信じられず確認するように問いかける。するとまた気取ったような軽い笑みを浮かべるがその口から出るのはやはり猫の鳴き声で目をぱちぱちとさせた。タイミングといい聞こえる方向といい相手が発したので間違いないだろう。遅れて叫んだ言葉も完全に猫の叫び声で動揺する相手とは対照的に唇に指先を添えながら今の状態を分析するように口にしていた。完全に相手はパニックになっているようだが急にこちらの両肩を掴んで来ると何やら必死に訴えかけてくるが猫の言葉ではその内容はもちろん分からなくて眉を下げる。だがこの光景を誰かに見られるのは色々な意味でマズイ。相手の腕を軽く掴んで「一旦状況を整理しよう」と声をかけながら脇道へと入った。いかにも野良猫が姿を見せそうな細道ならばある程度通行人が来ても誤魔化しが効くだろう。改めて相手と向き合うと「この前みたいに猫耳とか尻尾はないね。…気分的な変化はあるかい?」と身体を確認しながら問いかけて)

  • No.9385 by 探偵  2025-08-22 21:11:04 ID:65b68c258


なーぅー………にゃ
(今はとにかくこの能力を解除することが優先だ。相手に検索を頼もうとするがこの声では伝わらないらしく不満気な鳴き声を出しながら大人しく脇道へと逸れた。ひとまずこれで人目に付くことはなくメンツは保たれるだろう。どうやら以前のように猫耳や尻尾はないらしい、軽く振り返ってみるが自分の目にもそれらは写っていなかった。前回は撫でられたい欲や愛でたい気持ちが大きく膨らむ効果があったが今のところそういう精神的作用もない。となればこのメモリの能力はただただ猫の言葉しか喋ることが出来なくなるという傍迷惑にも程があるものだということになる。相手の問いには首を軽く振って返事をするがやはり口から出てくるのは猫の声だ。厄介なことになってしまったと思わずため息を付く、依頼人の捜し物を一刻も早く見つけなければならないのだがこの能力がどうやったら解除できるのかも問題だ。時間経過で戻るのが有難いが情報はまだない。まずは能力解除の方法を出来る範囲で調べようと提案したかったがそれもこのままでは不可能だ。言葉でダメなら身振り手振りだ、相手と目を合わせてから相手が検索する時と同じく両手を広げてみせる。なるべく喋らないようにしたがそれでも息継ぎの合間に「にゃ」だとか「なぁん」だとか小さく声は出てしまって、本を読むジェスチャーをしたり電話をかける素振りをしてから健康器具を動かすジンさんのモノマネをしてみたりしてなんとか意図を伝えようとする。最後にはこれで伝わっただろうと言わんばかりに自信を宿した顔を向けて「にゃう」と一言鳴いて)

  • No.9386 by 検索  2025-08-22 22:57:19 ID:415c83bff

…ふむ、なら問題は解除の方法だね。…、手を広げて、何かを見て、電話して、…肩に何か…もしかして刃.野.刑.事? なら今のはメモリのこと検索してみてその情報も含めて報告しろってことかい?
(脇道にやって来たが見た目はやはり変わっていない。どうやら気持ちや衝動的な部分も変わっていないようでただ単に喋る言葉が猫の鳴き声に変換されてしまう効果らしい。その間の返事も猫の声でいつもの決まった格好とのギャップは大きい。だが依頼がある以上一旦事務所に戻って様子を見るのも相手は良しとしないだろう。ならば解決方法の模索を、と考えていた所で何か訴えかける相手の瞳と目が合う。不思議そうにしていると相手は身振り手振りを始めてその意図を察すると読解に集中する。動作の一つを読み取ると次の動きがされていき、じっと観察していると肩になにかを道具を使うような仕草を始めて中々その意味が分からずに眉を寄せていたがぱっと近しい人物の姿が浮かぶと確認するようにその名前を口にした。最後が刃.野.刑事ならぱそこから逆算して今のジェスチャーの流れも読めてきて自慢げに鳴く相手に可愛らしさを覚えつつ確認を取った。どちらにしろメモリについては検索すべきだろう、その場で目を閉じて地.球.の.本,棚に入る。改良元のメモリについては以前調べたこともあって本は直ぐに見つかる。そして本の後ろの方に以前には無かった記載があり、それを読んで戻ってくると「やっぱり以前のメモリの改良品なのだけど何処かで強い衝撃を受けたせいか一部機能が破損しているようだね」と状態を告げる。そして相手の方を見るとその内容に少々言いづらそうにしながら「そしてその解除方法だけど…飼い主と定めた心許せる人に甘えて十分に満足するまで愛でられること、らしい」と告げて)

  • No.9387 by 探偵  2025-08-23 08:15:15 ID:65b68c258


にゃあ!…、……にゃん、うーにゃうにゃう
(なんとかジェスチャーで自分の意思を伝えようとするとそこはさすが相棒と言うべきかこちらの動作だけで何が言いたいのか理解すると正しく意図が伝わったのが嬉しくて思わず『そうだ!』と返事をする。だがそれは猫が嬉しい気持ちを表現する時に高い声で鳴く時のそれとそっくりになってしまって、感情がダダ漏れの声に気まずそうな顔をしていた。ともかく意図も伝わったようで早速相手は検索を開始する、時間で解除されるなら一番いいが出てきた検索結果は期待と違うもの、しかもなかなかのハードルのものでまた固まってしまう。自分の場合飼い主というのは当然相手になるだろう、その人にこの状態で心身共に委ねなければならないらしい。相手になら何もかもを曝け出すことだって出来るが今ここでと言われれば話は別だ、誰かに見られるかもしれない状態では気を緩ませる事なんて出来ない。前のような精神に対する作用がなかったのが有難いような、しかし解除の難易度が上がっているような、複雑な気分だ。とにかく今すぐ相手に甘えるのは無理だ、手を動かし小さな四角を作ってからそれを横にどかす仕草をして能力解除を後回しにすることを伝え再び四角を作って今度は取っ手を持つ仕草をするとカバンを探そうと相手に伝えようとするもその間相変わらず猫の声が出続けていて)

  • No.9388 by 検索  2025-08-23 11:19:55 ID:415c83bff

……? 先にカバンを探そうってことかい?
(相手の嬉しそうな声を後押しにメモリについて検索するがそこで分かった解除方法は何とも特殊な内容だった。解除自体はさほど難しくないだろうが今ここで行うには相手が良しとしないだろう。固まってしまった相手の様子を伺っているとまた手を動かし始める。四角を作って動かす仕草だけではその意味が分からずに首を傾げていたがもう一つ四角を作って取手のような物を掴む動作を見ればそちらの意味は確認するように問う。その間も猫の鳴き声が出ていて精一杯伝えようとしているのが可愛くて脇道なのを良いことに頭に手を伸ばしてそこを軽く撫でてみる。動物の耳は無くていつも通りの感触のはずだが何となく手が吸い寄せられて「早く依頼を片付けてしまおうか」と話しながら手を動かし続けていて)

  • No.9389 by 探偵  2025-08-23 12:29:11 ID:65b68c258


にゃ!…なぅ、なー……
(相手に極限まで心を許して愛でられるのはやぶさかではないが流石にここで今すぐは難しい、前回と違いしっかり理性を保っていられる分、日中で依頼中というのも相まってプライドが許さなかった。今はあくまでもハードボイルドな探偵、それに不似合いな声をしているのはさておき依頼を解決するのが最優先だろう。無事にこちらの意図も伝わり肯定の返事をするが相変わらず嬉しそうな高めの声が出てしまって羞恥に視線を泳がせる、その間に相手の手が頭に添えられるとそこを撫で始めた。驚いた顔で相手を見るとまだダメだと言わんばかりに不満気な声を出す。しかし頭を撫でられれば途端に甘えたくなるスイッチが入ってしまう、暫く泳いでいた目は落ち着いてゆっくりと閉じられるとそのまま身を任せた。そうして大人しくしていると体の中からグルルと知らない音が聞こえてくる、最初こそ分からなかったが直ぐに喉を鳴らす音だと理解するとハッと目を開けてその場から飛び退いた。危うくこのまま相手から離れられなくなるところだった、返事に伴わない行動に文句を付けるが「んにゃう!なー、にゃ!」と相変わらずの声をしていて)

  • No.9390 by 検索  2025-08-23 15:45:32 ID:415c83bff

……ふふ、本当に猫みたいだ。 何言ってるか分からないな、
(嬉しそう声に吸い寄せられるように相手の頭に手を伸ばしてそこを撫でてみると不満気な声が上がる。だが気にもせずそのまま撫で続けているとその目は段々と閉じられて大人しく受け入れる様子を見れば思わず口角が上がる。それがバレないようにしながら手を動かし続けると何処からかグルルと鳴き声とは違う音が響く。目を瞬かせるがすぐにご機嫌な猫がする喉を鳴らす音であると気づくと相手もそれを察したようで慌てたように飛び退いた。逃げてしまったがそんな仕草すら猫っぽくて噛み殺しきれない笑い声を零すと声を弾ませた。短く鳴く声に文句を付けてきてるのは察するがご機嫌に分からないフリをしてまたぽんぽんと最後に頭を撫でておいた。だがこのまま機嫌を損ねて猫のように引っ掻かれても困る。ゆっくり手を離すと「じゃあ行こっか」と声を掛け、また先程のメインの道に戻る。再び探し物を見つけるターンだがやはりぱっと見て分かるところには置かれてないようだ。「ひとまずもう少し先まで歩いてみよう」と提案しながら捜索を開始して)

  • No.9391 by 探偵  2025-08-23 16:44:45 ID:65b68c258


んなゥ、な……にゃ
(相手に頭を撫でられるのは相変わらず何よりも心地好くてこのまま身を委ねてしまいたくなる、その気持ちもメモリの能力にかかれば猫が喉を鳴らす音になってしまいゴロゴロと気持ち良いと宣言する状態になってしまえば飛び退いて文句をつけた。対して相手は楽しそうに笑みを浮かべて声も弾んでしまっている、こちらを甘やかして嬉しそうな顔をする相手をみるとどうしようもなく幸せを感じてしまう。惚ける相手にまた文句を付けようと唸り声を出すが頭を撫でられればその勢いも簡単に削がれてしまい今すぐにでも家に帰って二人きりになりたくなってしまった。今はまだ依頼中だ、依頼人はあれだけ慌てて事務所に駆け込んできたのだから早くカバンを見つけなければ。そう思うものの手が離れていけばやはり寂しさは感じるもので不貞腐れるように適当な鳴き声で返事をしていた。気を取り直して相手と共に再び人通りの多い道へと戻る、何を言っても猫の鳴き声になってしまうので頷いて応えると道沿いを歩き始めた。しかしカバンの気配はなく直ぐに見つかる位置にはなさそうだ、一度警察の方も当たってみるべきかと思っていた矢先『あった!』と声が聞こえてそちらへ目を向ける。そこにはお世辞にも真面目そうではない、派手なシャツやネックレスをつけた男二人がいて『マジか!』などと言って騒いでいる。その手に握られているのは依頼人が言っていた少し小さめのビジネスバッグに当てはまるものだった。男はニヤニヤと嫌な笑みを浮かべながら『さっきおっさんが社外秘の機密事項入ったバッグ落としたって騒いでたの間違いなくこれだぜ。売っぱらえば金になる』と興奮気味に言っているのが聞こえれば獲物を定めたようにじっと二人を見つめてからチラリと相手の方を見て)

  • No.9392 by 検索  2025-08-23 20:05:51 ID:415c83bff

…盛り上がっている所失礼するよ。そのカバン、僕達の依頼人が落としたと言っていた物によく似ていて少し見せてくれないかい?
(ゴロゴロと喉を鳴らす相手が可愛らしく更に愛でたくなってしまうがそろそろ依頼に向かわなくては。その手を引っ込めると何処か寂しそうに鳴いた気がしてまた心を擽られた。人の多い道に戻って捜索を開始するがやはりすぐには見付からない。他の場所を当たるか一度警察に尋ねてみるかと考えた所で相手が何処かを見ていてその視線を追う。その先には男二人組が居てビジネスバッグを片手にこそこそと話し合っているようで異様な空気に柱に身を隠しながら様子を伺う。するとニヤニヤと笑みを浮かべながら窃盗の計画を企てているのが聞こえて眉を顰めた。相手の目が僅かに細まってこちらを向けば言いたい事を察してこくりと頷く。普段ならば相手の役割だが猫語しか話せない以上自分が担当するべきだろう。ふらりと近付いていくがこういう交渉事に慣れて居なければ直球で要件を伝えその鞄を指さす。男達は怪訝な顔を見せてから『なんだよお前』『これは俺達の物なんだからどっか行けよ』と明らかな敵意を向けてくる。あのカバンが依頼人の物であるかは分からないが他人のものに手をつけるなら見過ごせず「さっき売っぱらうとか言ってただろう」と問い詰めると男の一人に『うっせぇな!』と肩を強く押され何処かに行こうとして)

  • No.9393 by 探偵  2025-08-24 18:54:22 ID:65b68c258



(/お世話になっております。本日ですがこの後にもお返事が難しく、次投稿できるのが明日になりそうです。お待たせして申し訳ございません。明日はいつも通りお返事でるかと思いますのでお待ちいただけますと幸いです。よろしくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9394 by 探偵  2025-08-25 07:53:28 ID:65b68c258


っ、シャー!!……ッ!
(普段ならばこちらが真っ先に男達に詰め寄るところだがこの声で喋っては何も解決に至らないだろう、相手の方を見て交渉を任せることにすると頷いた相手は男達に近づいていった。何が起こるか分からない場面に相手を出したくはないのだが仕方がない、すぐ後ろに控えて様子を見守ることにする。相手はかなりストレートに男達を問い詰めれば素直に従う性質ではなくて敵意を向けてくれば思わず相手の方に体を近づける、案の定手を出してくれば押された相手の体を即座に支えて怒りのままに『おい!』と叫んでしまった。当然それは猫語に変換されるわけで威嚇する時のそれと同じ声が出てしまい、直ぐにしまったと顔を引き攣らせる。人間から人間ではない声が出て一瞬呆気に取られた二人だったが、『いい加減にしろよ!』と更に拳をこちらへと奮ってきた。今度は無言でそれを受け止めると相手の前に出て男の足元を蹴り体勢を崩してやり腕を捻りあげて制圧する。こちらの手際の良さをみたもう一人は焦ってその場から逃げ出してしまった。『待て!』と叫ぶもそれは「にゃおん!」と変換されてまた精神的ダメージを受け怯んでしまう、しかし止まっている暇はなく相手に目配せしてから男を追いかけ始めて)

  • No.9395 by 検索  2025-08-25 11:53:48 ID:415c83bff

僕が行く手を塞ぐから、君はこのままいつものように走って追い詰めてくれ
(ストレートに男達を追い詰めると白を切るが先程の会話からも怪しいのは明らかだ。さらに肩を押されると相手が背中を支えてくれるもいつもの叫ぶ声は猫の威嚇するときの声になっていて一瞬その場が呆気に取られる。我に返った男の一人が拳を振りかぶってくれば相手はいつもの要領であっという間に制圧してしまう。それにビビったもう一人がカバンを手にしたまま逃げ出すと相手がまた攻撃的な声で鳴き、それに怯む様子が伝わってくるが意志は変わらないようで目配せを受けると自分も追いかけ始める。男は狭い路地に逃げ込むが入り組んだこの辺りは行き止まりも多い。相手と出掛けることも増え大体の土地勘も出来てきていれば相手に指示を飛ばす。体力や足の速さは相手の方が上ならこちらは他の道に行かないように進路を塞ぐ役割に回る。T字路などに差し掛かると向かわせたくない方向に逸れて並走することで曲がる方向を誘導する。そうして追いかけると建物に囲まれた行き止まりに男を追い込んで)

  • No.9396 by 探偵  2025-08-25 12:30:22 ID:65b68c258


…、……
(男が逃走を始めて相手と目配せすると直ぐに指示が飛ぶ、こちらが喋れない分ここは相手の作戦に乗っかるのが早そうだ。こちらは男の後ろにピタリとつけて追い込みをかける、時折男の視線が脇道を捉えて進路を選んでいるのが見えれば相手が上手く進路を塞いでくれているのだろうとほくそ笑んだ。そのまま建物の狭間の行き止まりへと追い込むことに成功する、相手の方を向いてここで退路を塞いでおくように目配せすると男へと近づいていった。男は『絶対に渡さねぇぞ!』と息巻いていたがこちらが喋れない都合上無言でゆっくりと距離を詰めていくとだんだんと顔が引き攣っていく。奇しくもハードボイルドな探偵に近い事をしながら間近に近づけば固まったままの男の手の中にあるカバンを四の五の言わずに、あるいは言えずに掴んだ。そのタイミングで『あぁ!見つかりましたか!!』と声が聞こえて振り返る。そこには依頼人がいて顔を明るくさせると『それです!私のカバン!』と嬉しそうな声があがった。どうやら見つけたカバンは依頼人のもので間違いないらしい、安堵しながらカバンを回収しようとしたその時、男がこちらの隙を突く気でいたのか無理やりカバンを引き剥がそうとした。しかししっかりと取っ手を掴んでいる限りは奪われることはない、グッと腕に力をいれたところで勢い付いていた男の手が引っかかってサイドポケットの部分だけを開けることになった。途端にカチッと音がする、「にゃ」と声を上げた時にはあの時と同じ眩い光が当たりを包んだ。直後男の方から『にゃ?にゃぁあああ!!にゃ、にゃん?!』と困惑の猫の声が聞こえてきた。ゆらりと依頼人の方を向く、つまりメモリの能力を拡散するバッグをそこらに置いていたのはこの男のようだ。額に青筋を走らせながら「なぁん…んなー」と威嚇するような声を出しながら依頼人を睨んで)

  • No.9397 by 検索  2025-08-25 15:22:21 ID:415c83bff

えっ、…なるほど、絶対開けないでと言っていたのはメモリを仕組んでいたのをバレないためか。翔太郎、そのまま彼を捕まえておいてくれ
(上手くこちらの作戦がはまり行き止まりに追い込むことが出来れば相手の斜め後ろに並ぶようにして退路を断つ。普段なら一言二言言っている場面だが今回は無言でそのカバンを回収しようとする。そこで何故か後ろから依頼人が現れて自分のだと嬉しそうに主張した。そこに若干の違和感を感じながらも相手がカバンを引き渡そうとするが男がこの期に及んで奪い取ろうとしていてその取り合いでサイドポケットが開いた。次の瞬間先程と同じ光が辺りを包み、次に目を開けた時には男が困惑しきった猫の声を上げていて思わず驚きの声を零す。紛失したというカバンに先ほどと同じ仕掛けのメモリが入っているという事は依頼人がこの騒動に関わる犯人ということだ。それを自分達を使って回収しようとしていたとなれば少々腹立たしくもあり、威嚇するような声を上げる相手の肩をぽんぽんと叩くだけにすると捕獲をお願いしてすぐに警察に連絡を取った。二人とも逃げないように見張りながら警察の到着を待ち、刃.野.刑.事たちに二人と鞄を引き渡した。残りのメモリについては依頼人であった男から位置を聞き出して回収をしてくれるらしいがその話し合いの中でも相手が殆ど喋ることがないのに気付くと刃.野.刑.事は相手に近寄ってきて『今日の翔太郎はやけに大人しいな、風邪か?』と顔を覗き込んでいて)

  • No.9398 by 探偵  2025-08-25 19:03:02 ID:65b68c258


に、………っ、…
(まさか街に装置を仕掛けていたのが依頼人だったとは。文句は言い足りないが相手に肩を叩かれると不服そうな顔のまま依頼人を睨む。正体を見破られ焦って逃げ出そうとする依頼人を無言のままス.パ.イ,ダ,ー,シ,ョ,ッ,クで絡め取り、ついでに無言のまま窃盗を働こうとした男もワイヤーで縛っておいた。まさか同時に舞い込んだ依頼を同時に解決することになるとは、お手柄ではあるのだがこの状態では誇れるものではない。やがて警察が到着するが二人を捕らえた経緯やらをいつもはこちらが説明するのに全て相手に任せて突っ立ったままでいれば当然ジンさんがこちらの異変に気がつく。不意打ちで顔を覗かれれば思わず声が出そうになるがなんとか押さえ込んで数回頷くと喉を指差しておいた。ジンさんは不思議そうにしていたがそこへマッキーがニヤニヤした顔で近づいてきて『風邪ぇ?さっきあった時はピンピンしてただろ。もしかして…猫の声しか出せなくなったんだろ!』と図星を突かれてしまい思わず顔を引き攣らせてしまった。こんな時だけマッキーはこちらの変化を見逃さず『ほらみろそうだ!喋ってみろよ探偵!』とこちらをつついてくる。その手を払い除けながら声を出すわけにもいかず睨んでいると、無言を貫くこちらにだんだん気圧されてきたのかマッキーの勢いは無くなっていって、相手の方に向き直ると『な?喋らないってのはそういうことだよな?!』と同意を求めて)

  • No.9399 by 検索  2025-08-25 20:25:31 ID:415c83bff


…残念ながら本当に喉をやられてしまってるんだ、お昼ご飯に僕にカッコつけたかったのか激辛のつけ麺を食べてからずっとこれさ。
(事件の概要を説明し、要件の共有と引渡しをしているとこれまでずっと黙っている相手に刃.野.刑.事が問いかける。それだけなら誤魔化すのは容易だっただろうが真.倉.刑.事が絡んでくると厄介になる予感に頭を抱えた。案の定めんどくさい絡み方をしつつ図星をつくと相手は顔を引き攣らせ、さらに追撃を続ける。だが相手も声を出すと余計からかわれる事とプライドやらで黙ったまま睨み付けていて何とも異様な光景だ。言葉として反応がない真.倉.刑.事は萎縮していき、こちらに同意を求めてきた。ここは相手を立てて置こうと風邪ではないが喉をやられてるのだと告げる。そしてその理由を街を繰り出す時に見つけたつけ麺屋から引っ張り出してきて辛みで喉に炎症が起きているのだと説明する。「本当に凄い声になってるから喋りたくないらしい」と相手に視線をやりながら言葉を続けると真.倉.刑.事は再びにやにやし始め『どうせ無理して1番辛いやつ頼んだんだろ!』と絡み始めるが一応話題を逸らすことには成功する。刃.野.刑事はそのやり取りを見て『そんな状態でお手柄だったな。あとは警察に任せてその喉を治せ』と相手の肩をぽんと叩いていて)

  • No.9400 by 探偵  2025-08-25 22:35:48 ID:65b68c258


っ、………
(こちらが黙りを決め込んでいればマッキーは相手に逃げるように同意を求めてくる、チラリと相手の方を見ればこちらに味方してくれるようで内心胸を撫で下ろした。しかし喉をやられた理由はそれはそれであんまりなものでこちらを向いた相手に何やら言いたげな視線を送る、だが当然素直に能力にかかったなど言えるはずもなく、文句を口にしようにも喋ることも出来ず複雑な表情をしていた。相手の理由を聞いたら聞いたでマッキーはまた絡んできて言い返せないのにイラついてしまうがひとまずこれで今猫語しか喋れないことはバレないで済みそうだ。ジンさんからは労いの言葉を言われ肩を叩かれれば軽く頷き手をあげて応えていた。未だにバカにしてくるマッキーの首根っこをジンさんが掴むと引きずりながらその場を後にして二人きりとなる。なんとか誤魔化してくれたことに礼を言いたいところだがそれもこの状態では伝えることすら出来ない、相手はこちらの考えを誰よりも理解してくれるだろうが全て受け取れないのだと思うと少々物足りなさを感じて相手の袖を軽く家の方向に引っ張ると帰ろうの意味を込めて「にゃあ」と一言だけ鳴いて)

  • No.9401 by 検索  2025-08-25 23:30:43 ID:415c83bff

、君のその能力を解除する為にも帰ろうか
(それらしい理由を説明していれば相手から何か言いたげな視線を受けたもののどうやら話は誤魔化せたようで一安心だ。相変わらず絡んできていた真,倉.刑,事の首根っこを掴んで捜査に戻る刃.野,
刑事を見送ると再び2人きりとなる。結果的には依頼とメモリの件を一気に片付ける事が出来て安堵しながら相手の方に視線を向けると何か考え込むような、複雑な顔をしていてキョトンとしてしまう。だが裾を引っ張りながら短く鳴くのを聞けばその意図をすぐに理解できて前髪の当たりを軽く撫でてから帰宅を提案し、歩き出した。幸い道中誰とも会うことなく会話を求められる事は無かったが相手から聞こえてくるのはやはり猫の鳴き声で会話は出来ない。いつもの声で『フィリップ』と呼ばれないことに少し寂しさを覚えながら家に着くと鍵を開けて「ただいま」と言いながら中に入って)

  • No.9402 by 探偵  2025-08-26 07:55:52 ID:65b68c258


にゃぁん…
(相手に帰ろうと促すとその意図は正しく伝わったようで胸を撫で下ろす、前髪あたりを軽く撫でられると心地良いが物足りなくて「にゃ、」とまた一言だけ返事をして帰路へとついた。幸いにも知り合いに会わずに家まで帰ってくると控えめに鳴いてただいまの挨拶にしておく。リビングに移動しハットを仕舞えばようやく人前で喋ってはいけないという肩の荷が降りて軽く息をはいた。あとは相手に能力を解除してもらうだけで振り返り『フィリップ』と名前を呼ぶがそれも「にゃあ」と高めの甘える鳴き声に変換される。能力の解除条件は飼い主と定めた人に心から甘えて満足するまで甘やかされることだ、つまり能力解除を求めることは甘やかしてくれと頼むに等しい。そんなストレートな要求をすることに今更恥ずかしさを覚える、先程名前を呼んだのも甘やかされるのを期待したような声になってしまっただろうか。中途半端な羞恥に目を泳がせるとこれはあくまでも能力解除のためなのだと言いはろうとして口を開く、しかしそこから出るのは相変わらず「にゃ、んにゃん。なん、なー。にゃにゃ!」と猫の言葉で大袈裟に身振り手振りをしながら意図を伝えようとし)

  • No.9403 by 検索  2025-08-26 11:06:30 ID:415c83bff

分かってるよ、甘やかせばいいのだろう? ほら、おいで翔太郎
(家に帰ってきて片付けを済ませていると少し高めの甘えたような鳴き声で呼ばれる。振り返れば一瞬だけ目が合ってそれから恥ずかしそうに目が泳ぐのが見えて思わず小さく笑う。メモリの効果を見るに精神的作用はないようだが気持ちがつい鳴き声として乗ってしまいやすいのだろう。中身が素である分相手にとっては恥ずかしいのかもしれない。それから言い訳でもするように鳴くが身振り手振りも加わると何とも可愛らしくて自分に都合よく解釈した事を言いながらより身を預けやすいようにベッドに腰がける。そして自分の横をぽんぽんと叩くと猫を相手にするような声で名前を呼んで相手をすぐ傍に招いた。相手が近寄ってくれば脇道でやった時と同じように優しくその頭を撫で始めてみて)

  • No.9404 by 探偵  2025-08-26 12:25:17 ID:65b68c258


んにゃ……なぁん………
(必死に言い訳を並べるも当然それが言葉として伝わるわけもなく、こちらの要求だけはすんなりと汲み取られるとやはり嬉しいような恥ずかしいような気分で落ち着かない。名前を呼ばれるもののそれも猫を呼ぶような口調で、しかし今から甘やかしてくれるのだと分かる声色に浮き足立ってしまう。素直に隣に座れば早速頭が撫でられ始める、もう周囲を気にする必要が一切無くなれば目を閉じてゆっくりと息を吐くがそれも甘えるような鳴き声へと変換された。能力を解除するためには満足するまで甘やかされる必要がある、裏を返せば今から存分に相手に甘えてもいいということだ。頭を撫でられすっかり探偵業が体から抜け落ちると自然と相手の体の方へ寄せてじっと相手を見つめる、そして相手の膝に手を置いてぽんぽんと軽く叩くとここに寝転がりたいと主張するように「にゃ」とまた短く高い声で鳴いて)

  • No.9405 by 検索  2025-08-26 16:02:58 ID:415c83bff

ふふ、ここでは好きなだけ甘えていいよ。…ちょっと待ってて、
(隣にやってきた相手の頭を優しく撫でるとまた甘えたような声が聞こえてくる。徐々に力が抜けていき身を預けるようにこちらに寄りかかってきていれば自然と笑い声が零れる。鳴き声以外は変わらないはずなのに見えない猫耳と尻尾があるようにも思えてきた。能力を解除するためにも、そして自分がやりたいという意味でも甘やかすような言葉を向けながらその髪をといたり頬を撫でたりしていた。そうするとこちらを見つめる相手と目があって、何かを求めるようにこちらの膝をぽんぽんと叩かれる。また短く鳴く声を聞けば何を求めているのかは丸わかりで一旦手を離すとベッドの端に移動して深く座り直して寝転がるスペースを作った。そして太ももをぽんぽんと叩き「おいで」とそこに招いて)

  • No.9406 by 探偵  2025-08-26 17:38:17 ID:65b68c258


…にゃう……、…
(二人きりの空間になりもう枷もなにもないのだが相手から言葉としてそれも許されれば更に肩の力は抜けていく。頭を撫でられたり頬を撫でられたり、既に心地好いがもっと身を預けたくなって膝枕を要求すれば直ぐにその意図は汲み取られて嬉しさと期待で口元が緩む、膝を叩かれ呼ばれるとそれに答えるように短く返事をして体をベッドに横たえ頭を相手の膝の上に乗せた。柔らかな感触と体温に一層体は解されて軽く脚に擦り寄る、寝転がったまま相手を見上げれば期待を込めた瞳で相手を見つめた。この体勢で頭を撫でられるのだと思えば期待は高まってしまいまだ撫でられもしてないのに喉がゴロゴロと鳴り始めて、遅れてその事実に気がつくと目を見開く。期待だけで既に甘えて幸せな声が出ていることに目を泳がせて顔を隠すように再び脚へ擦り寄った。だがこのままなのも物足りなくて急かすように「なう…にゃ……」と小さく声を掛けて)

  • No.9407 by 検索  2025-08-26 19:26:23 ID:415c83bff

もう喉をゴロゴロ鳴らしてどうしたんだい?
(相手にねだられるままに準備をして膝上へと招くと相手の口元は分かりやすく緩んで返事をしてから頭を乗せてきた。そこで擦り寄られると擽ったくて軽く身動ぎしながら相手の方を見つめているとそこからゴロゴロとした音が響いて目を瞬かせる。その発生源は明らかでまだ撫でてもいないのにリラックスしている事が分かれば少しからかい混じりに問いかける。相手も恥ずかしそうに目を泳がせるがその場から逃げるのでは無く擦り寄ってきていてその態度にも胸が弾む。小さくもお願いするように鳴く声を聞くと「翔太郎」と名前を呼んでその頭を優しく撫で始めた。ゆっくりとてっぺんから首元へと撫でて時折髪を指の間に通しながら愛でる。本物の猫のようだと感じながら「今日はこのまま甘えても良いよ」と優しい言葉かけて)

  • No.9408 by 探偵  2025-08-26 20:19:48 ID:65b68c258


んなぅ、なー
(目一杯甘やかされた経験が十分にあるからこそこの体勢になるだけで幸せは溢れてしまって喉が鳴る、こちらを揶揄う相手には文句を言うように声を上げるがここから離れるつもりはなかった。名前を呼ばれれば再び目線を交える、そのまま頭を撫でられれば何処よりも安心できて何よりも安らげる心地が降ってきて途端に表情は緩んだ。頭全体を隈なく撫でられて髪の合間に指が通ればその一本一本を愛でられているようで思わず吐息をつく、優しく甘えてもいいと宣言されてしまえば小さく笑みが浮かんで目を閉じて身を委ねた。少しもしないうちにまた喉がゴロゴロとなりはじめる、しかし今はきっちり愛でられているのだから問題ないだろうと心のままでいることにした。時折相手に擦り寄りながらグルグルと絶え間なく幸せの声を溢れさせる、不意にもっと相手を感じたくなってしまえば空いている手を取って抱え込むように持ち指先を口元へと引き寄せた。そして指の一本ずつを愛でるように軽く口付けを落とし、時折唇で啄む。メモリの能力は精神に作用しないはずなのだが猫のように扱われて甘やかされていればその気になってしまって、時折戯れるようにリップ音を小さく出しながら撫でられる心地に浸っていて)

  • No.9409 by 検索  2025-08-26 22:22:35 ID:415c83bff

すっかり猫になっちゃったようだ。…ん? 擽ったいよ、翔太郎
(自分の膝に頭を寄せてゴロゴロ言わせながら擦り寄ってくる相手はとても先程までの探偵とは思えない。文句を付けるように鳴かれるがそれすら愛おしくて絶えず手を動かして相手を甘やかしていた。すっかり気を抜いて体を預ける姿にくすくすと笑みを零しながら自分だけの恋人猫を撫で、頬も軽く指の背で撫でて愛でていると相手のお腹に置いていた手が取られて一瞬動きを止める。抱え込まれた手は相手の口元に運ばれて一本ごとに口付けを受ける。たまに唇で遊ぶようについばまれてると焦れったい愛情表現にまたくすっと笑ってわしゃわしゃと髪を撫でる。ちょっとした仕返しに指先で唇をなぞったりしながらも口元は緩みっぱなしで「翔太郎」とまた名前を呼びながら撫で続けて)

  • No.9410 by 探偵  2025-08-26 23:08:36 ID:65b68c258


にゃ、…にゃうん
(相手をより感じたくて、何よりこちらからも胸に溢れる幸せを伝えたくて、手を取れば戯れるように口付けを落としていく。何度も優しい手つきで頭を撫でられて頭の中は相手のことで満たされていく、ふわふわと浮かび上がりそうな幸せに身を委ねながら心のままに口付けていれば相手から笑い声が聞こえてきてそれすらも幸せの一因になればゴロゴロとまた喉を鳴らしていた。そうしていれば頭を少々乱暴に撫でられてしまう、せっかくセットしていた髪が乱れてしまうが相手の前ならば問題ない。髪がボサボサのまま何の締まりもないゆるゆるの顔を見せられるのはこの世で相手だけなのだから。名前を呼ばれればゆっくり目を開けて相手を見上げる、『フィリップ』と名前を呼ぶがその声は高く甘える鳴き声となった。相手と二人きりで愛でられれば幸せは溢れて止まらなくて、腕を抱えたまま軽く上体を起こして顔を近づけるとわざと止まり、じっと期待を込めた目で見つめて)

  • No.9411 by 検索  2025-08-26 23:57:24 ID:415c83bff

喋れなくても案外何を言っているか分かるものだね。
(ゴロゴロと喉を鳴らす相手の頭を少々荒っぽく撫でてみても抵抗の声は上がらずされるがままだ。こうやって素直に甘える姿もカッコつけていない素の部分を見せるのも自分の前だけだろうと思えば優越感に気分は上がる一方だ。撫で続けながら名前を呼ぶと閉じていた目が開いて目が合う。それから高く甘えるような声で鳴かれると不思議と名前を呼ばれたのだと分かってまるでドライバーを使った時に近い感覚に声を弾ませた。他の人が同じ状況になってしまうときっと分からなかっただろうが相手ならば何となく読み取れる。それを相手も知っているのか上体を起こして期待を込めた目がこちらを見つめるとわかりやすいオネダリにまた口角が上がってゆっくりと顔を近づけるとそのまま唇を重ねた。少し長めに触れ合ってから離れると「…当たってた?」と悪戯っぽく問いかけ)

  • No.9412 by 探偵  2025-08-27 07:47:13 ID:65b68c258


……、…あぁ。…あ、……条件満たしたみてぇだな
(名前を呼ばれてこちらも猫の声で名前を呼び返してみれば相手の声が弾む、言葉にならなくとも何を言ったのかは正しく伝わったようで相手との特別な繋がりに 胸はこの上ない優越感と幸せで満たされた。顔を近づけ相手を見つめてみればゆっくりと相手からも近づいてきてこちらも目を閉じる、直ぐに望んでいたものが与えられて唇を重ねながら口角があがった。相手とならば言葉さえ超えて通じ合える幸福な事実に胸が華やぐのは止まらない、心が相手から注がれた暖かなもので満たされるのを感じた瞬間にふわりと体が淡く光った。ゆっくりと唇を離してまた見つめ合い悪戯っぽい顔にまた胸を擽られながら返事をする、しかし口から出てきたのはいつも通りの自分の声で自分で驚いて目を瞬かせてしまった。どうやら心許す人に甘えて十分愛でられる、という条件はクリアしたらしい。つまりは相手に存分に愛でられそれをこちらが目一杯享受している証拠でもあって嬉しいような恥ずかしいような、擽ったい気持ちに襲われる。しかし今ようやく言葉を取り戻したのならば早く口にしたいものがあって、再び相手を見つめながら片手を伸ばして後頭部へと添えると「フィリップ、」とこの世界で一番愛しい存在である相手の名前を呼んで今度はこちらからゆっくりと唇を重ねて)

  • No.9413 by 検索  2025-08-27 11:45:24 ID:415c83bff

本当だ。満足して貰えたのなら何よりだ、…ん。
(些細な動きや動作でも相手が何を望んでいるのかはすぐに分かってゆっくりとした動作で唇を重ねる。特別な体温を共有して相手への愛おしさを表していると相手の体が一瞬淡く光った気がする、顔を離して悪戯っぽく尋ねてみると猫の声ではなく相手の声で返答がされてこちらも目を瞬かせた。飼い主に十分に愛でられるという条件が口づけで満たされるのはおとぎ話のようでもあって口元を緩め声を弾ませながら相手の照れくさそうな様子を眺めていた。これで目的は達成したが当然離れる気にはならずにその顔を見つめていると相手の手が後頭部に伸びてくる。そのまま自分の名前を呼ばれるとぐっと胸を掴まれたような気分がした。猫の声をあげる相手だって愛おしかったが相手の声で呼ばれる名前は何物にも代えがたい。顔が近づいてくれば全てを預けるように目を閉じて口づけを受け入れる。さっきよりも長くその感触と体温を確かめるようにキスをすると僅かに離して「やっぱりいつもの君の声の方が好きだな」と微笑んで告げ)

  • No.9414 by 探偵  2025-08-27 16:41:32 ID:65b68c258


……俺も。フィリップの名前をちゃんと呼べる方が好きだ
(膝枕で頭を撫でられ名前を呼ばれて、口付けを受ければ瞬く間に能力は解除される、相手と二人きりになれれば直ぐに条件は達成できると思っていたがあまりにもあっさり解除されてしまえば嬉しいが気恥しい。しかし心に溢れる幸せと暖かさは止まない、それは相手も同じようで目線が交わったままであれば名前を呼んで心に動かされるままに口付けた。先程よりも長く相手と感触と体温を共有するキスに雲の上にでもいるような浮遊感を感じながら唇を僅かに離して再び視線を交える、いつも通りがいいと言われればもっと愛しい人の名前を呼びたくなるもので同意しながら一度体を起こした。そして相手の頭と背中に腕を回して包み込んで二人の体をベッドへと横たえる。寝転がりながら向き合うようになれば自らの体温で相手を包み込みながら「フィリップ、もっと頭撫でて欲しい」と強請る。その表情は先程喉を鳴らしていた時と同じように幸せに口元は緩んでじっと相手を見つめていて)

  • No.9415 by 検索  2025-08-27 19:08:29 ID:415c83bff

…直ぐにクリア出来る条件で良かったよ。…ん、了解した
(相手の口付けを長い時間かけて味わって離れるとまた視線を交える。何とも珍しい時間ではあったがやはり相手に呼ばれるならいつもの声で、いつもの呼び方が良い。能力の解除の条件が自分達ならあっさりクリア出来るような類のもので良かったと感想を口にしていると相手が体を起こして背中にも腕を回してくると一緒にベッドに横になる。二人でベッドに沈むと相手の腕に包み込むように抱きしめられて至福の息をつく。触れるだけでこんなに安心するのはこの世で相手だけだろう。軽く寄り添っていると再び頭を撫でられることを望まれて目を細めて了承すると優しくまた手を動かし始める。ゆるゆると優しくゆっくりと、だけど愛情を込めて撫でて大切な存在を噛み締めていれば幸せが募って「今日はこのまま全部を後回しにして寝てしまおうか」と柔らかな声で提案して)

  • No.9416 by 探偵  2025-08-27 20:48:28 ID:65b68c258


あぁ、そうするか…もう今日はここから動ける気がしねぇ…
(二人してベッドに沈み込み相手を包み込みながらも頭を撫でられることを望めば相手の目は幸せそうに細くなって釣られてこちらも口角を緩くあげる。相手の頭を抱えるようにしてたっぷりと体温を感じたまま頭に手が添えられてそこが撫られる、優しく柔らかな手つきで髪の上を掌が滑っていけば存分に愛でられる心地に額をコツンと合わせてそれこそ猫が親愛を示すのと同じ仕草で軽く擦り寄った。このまま寝る提案を受ければ直ぐ様同意して頷く、心を許して満たされるまで愛でられてすっかり甘える体勢に入ってしまった今探偵へと戻るのはもはや難しい。全てを後回しにしてもいいほどに相手と密着したここからは離れがたかった。緩みきった顔のまま目を閉じて撫でられる心地に集中する、同時に抱え込んだ相手の頭に近づいて触れるだけのキスをした。相手に愛でられ溢れて止まない幸せをお裾分けするような戯れる短い口付けを何度も繰り返す、時折唇を啄むように悪戯なキスを交えながら幸せな心地に浸っていて)

  • No.9417 by 検索  2025-08-27 23:16:08 ID:415c83bff

同感だ。色んな事は明日の僕達に任せることにしよう。
(二人でベッドに寝転んで求められるままその頭を撫でると相手の口元が幸せそうに緩む。その反応と伝わってくる暖かな体温に心が満たされていけば今日はこのまま寝たいと願望混じりの提案を口にしていた。すると相手からも同感の返事がされ、今日はこのまま二人でいる事に決めてしまう。メモリの被害にあったのだからこれくらいは許されるはずだ。今日やるべきことを放棄するようなことを口にしながら手ぐしで髪を整えたり動かした手で悪戯に耳の形をなぞったりして相手の存在を確かめていると相手の顔が近づいてきてまた唇を重ねる。短く戯れのようなキスを受け止め、こちらからも返しながらも相手を撫でる手は止めない。心地の良い体温と手触り、そしてすっかり馴染んだペアリングの香水がほんのり香ると口元と心は緩んでいく一方で安堵と幸せに目をとろんとさせると軽く擦り寄りながら「好きだよ、翔太郎」と溢れる想いを口にして)

  • No.9418 by 探偵  2025-08-28 07:45:48 ID:65b68c258


…へへ、……俺も、フィリップの事が好きだ
(今日は走って警察の案件を解決しついでに窃盗未遂の男まで捕まえた上暫く猫語しか喋れず苦労したのだ、この後の時間くらい相手と過ごして自分の声で相手の名前を呼んでいたい。頭を撫でる手は止まらずに絶え間なく幸せな心地が注がれる、毛流れを整えられれば大切にされているのだという実感にまたふわりと胸は幸福で浮き上がって、悪戯に耳の縁に指が這うと口角を上げながら僅かに身を捩る。ふわふわとした心地のまま拙い口付けを重ねれば相手からも優しいそれが帰ってきて幸せを共有するはずが益々大きく膨らんでしまった。軽く擦り寄る気配がして目を開ければ相手の目は緩んで蕩けていてそんな表情でストレートな好意を伝えられればまた一段と幸せは募る、嬉しさが胸に華やいで止まらなくて照れくさそうに目を泳がせたあと幼い笑みと共に破顔してしまった。相手を包み込む腕でギュッとさらに抱き締めると同じく飾らず心のままの好意を伝える、再び顔を寄せると軽く吸い付くように口付けを送って小さくリップ音を響かせた。唇のあらゆる所へ同じように軽く吸い付き音を響かせるキスを繰り返してそこを心のままに愛でていて)

  • No.9419 by 検索  2025-08-28 11:14:51 ID:415c83bff

ならお揃いだね? …どんな姿になっても君が好きだよ、
(相手を愛でる手は止まることなくゆるゆると頭を撫でながら軽い口づけを交わす。悪戯に耳の縁をなぞるとくすぐったそうに身を捩っていてまた温かい気持ちが募った。ふわりと浮ついた思考のまま相手に擦り寄って好意の言葉を口にすると相手は照れ臭そうに目を泳がせてから自分にしか見せない幼い笑みを浮かべてまたぎゅっと腕の力が強まった。全身を相手に包み込まれてその香りと熱に包まれると気と体は緩んで同じ好意の言葉が返ってくると緩く微笑んでお揃いだと口にした。小さなリップ音交じりのキスが何度も落とされるとくすぐったそうに笑って軽く相手を抱き寄せながら受け入れていた。沢山相手から愛情表現を受け取るとますます目も思考も溶けていき何があってもこの気持ちは変わらないのだと語るとこちらからもキスのお返しをした。温かな幸せに包まれていれば騒動に巻き込まれ全力ダッシュした分疲労が顔を出す。目を閉じて相手に擦り寄り「…しょうたろう」と名前を呼んで)

  • No.9420 by 探偵  2025-08-28 12:28:17 ID:65b68c258


そうだな、……こんな姿でいられるのもフィリップの前だけだ
(まるで子供同士の会話のように好きであるのがお揃いだと言われると擽ったい気持ちにまた緩んだ笑みを浮かべる、いつもならハードボイルドだなんだ言うところだが二人きりの空間で相手に存分に甘え甘やかされているこの状況では話は別だ。心のままに相手を愛でていればまた口付けが降ってきて全てを受け入れられる言葉を聞けばまた胸は幸せで満たされて軽く擦り寄る、こうやって全てを投げ出して身を委ねて心のままにいられるのは相手の前だけだ。包み込んでいた相手がこちらへ擦り寄る気配がする、眠気が顔を出したのか蕩けかけていた瞼はさらに下がって完全に閉じてしまった。覚束無い声で名前を呼ばれればこちらも相手の眠気にあてられてゆっくりと目を閉じる、何よりも愛おしい存在を大切に抱き締めながら緩慢な動きで唇を重ね、暫くしてからまたゆっくり離れると「おやすみフィリップ」と呟いてそのまま意識を眠りへと沈めていって)

(/お世話になっております!探偵が猫語しか喋れなくなる騒がしいお話でしたが、言葉を喋れなくとも意図を汲み取ってくれる検索くんがいて、二人の以心伝心ぶりにほっこりするお話でもありました。猫の鳴き声だけでいろいろ喋ろうとする探偵を動かすのも大変楽しく好き勝手して楽しませていただきました。その後二人になってからもふんわりと甘い時間で存分に甘やかしてもらって幸せ溢れる時間となりました。今回もありがとうございました!
次のお話ですがいかがしましょう?より甘いお話かどシリアスなお話か、どっちかに振り切ってしまってもいいかなとかも考えていますが、検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9421 by 検索  2025-08-28 14:29:00 ID:415c83bff

…ん、…おやすみ、
(ふわふわとした温かな幸せに浸っていれば眠気が顔を出して何よりも大切な存在へと擦り寄る。自分の前だけ何も隠すことのない素の表情が見せられるのだと告げられると口元も緩み切って拙い口調で相手の名前を呼んだ。このまま幸せな時間を噛みしめたい気持ちとこの穏やかな微睡みに身を預けたい気持ちが重なって段々と後者へと傾いていけば自然と目を閉じて体からも力を抜いていった。また相手から抱きしめられると口元が緩んでそこにまた唇が重なる。ただ触れ合うだけなのに十分に満たされていき、ぎゅっと相手を抱き寄せた。離れる頃には眠気が頭を支配していて大好きな相手の声で名前と最後の挨拶が告げられると甘い微睡みの中、眠りの挨拶を呟いてから二人で夢の世界に堕ちていき。)

(こちらこそお世話になっております。今度は猫語になってしまう話ですが限られた鳴き声でも探偵君の表情が良く伝わってきてとてもとても可愛らしい時間でした。つい鳴いてしまって恥ずかしがってしまう所も表情豊かに怒ったり威嚇したりと変わらず表情豊かな探偵君とある程度理解できる検索の以心伝心さが描写できる部分がたくさんあってとても楽しかったです。つい猫っぽくなってしまう探偵君も可愛らしく賑やかながらも楽しいお話でした、今回もありがとうございました!
次のお話ですが前回あがっていたストーカーの話はいかがでしょうか。二人の関係に焦点を当てた話にも出来そうですし、せっかくなら刺されてしまう話とひっつけてちょっとした長編にしてしまっても面白いかなとも思っております。妄想的な一目惚れや逆恨みなど色々なパターンがあると思うのですがやってみたい展開や要素はございますか?)

  • No.9422 by 探偵  2025-08-28 15:07:50 ID:65b68c258


(/一旦こちらだけで失礼します。それではストーカーな話にいたしましょう!刺される所までくっつけで是非シリアスなお話にさせていただければと思います。ストーカーとなりますと普段出歩いている探偵が最近あとをつけられていて、という方が自然でしょうか?そのまま探偵に惚れていて行動がエスカレートしていくのもいいですし、犯人は検索くんを手に入れたくて探偵を排除するために動く、あるいは検索くん宛に何かしら仕掛けてくる、みたいなのもいいかなと思います。最終的に刺される時は相手を庇って、みたいな感じがいいかなーとぼんやり考えたりしていますが、検索様の想定されている展開などなどはありますか?)

  • No.9423 by 検索  2025-08-28 17:31:38 ID:415c83bff

(/かなり悩む所なのですが庇って刺される部分のは検索がやりたいと思いましたので探偵君に厄介なストーカーがついていて、熱心なアピールしてきたり検索にちょっとした嫌がらせをしてくる…みたいな流れはいかがでしょうか。初めは探偵君も街の人だからとか元依頼人だからと温和に優しく接すると思うのでそれでますますエスカレートしていき、流石に危ない状況になってからは付きっきりで行動する…みたいなのも面白そうです。最終的に自分の気持ちに応じてくれないのに痺れを切らして探偵君を刺しに行く→検索が庇うみたいな事が発生という展開はどうかなと考えております。嫌がらせで不和を誘ってくるとか何処かズレたプレゼントが送られるとか色々面白そうなことが起こせそうですが探偵様の取り入れたい展開や流れはございますか?)

  • No.9424 by 探偵  2025-08-28 18:46:59 ID:65b68c258


ただいま。……
(相手と目一杯の幸せを共有しながら眠りに落ちた翌日、目を覚ました後も幸せの余韻を引き摺って互いに擦り寄ってから何とか体を起こし、そこからは後回しにしたものを片付けていく時間となった。事務所に移動すればジンさんから連絡があってあの傍迷惑な装置を全て回収したと報告があった、どうやら捕まえた男が全て吐いたらしい。残念ながら男はただの運び屋で組織に繋がる情報はなかったが街から混乱が取り除かれたのならば良いだろう。そんな日から一週間ほど、パトロールから戻ってくると帰宅の挨拶をするがその声は何処か上の空だった。いつも通りハットを定位置の金具へと掛ける、そのままキッチンへ向かうとストックされていたアイスコーヒーをコップへと注いで一口飲むと帰宅したての体を冷やした。帰宅してからずっと浮かない顔をしたままで体に染み渡るよあなコーヒーを飲んでも違和感は拭えなくて何かを考え込むようにコップの中をじっと眺めていて)


(/こちらも前回大怪我したのが探偵だったので検索くんが刺されてしまうのがいいかなと思っておりましたので今回は検索くんが刺される流れで行きましょう。また流れ考えていただきありがとうございます!こちらも大まかに考えていたのは同じでして、この街の人なら邪険に出来なくて穏便に事を済まそうとする探偵に対して過剰に干渉してくるのに危機感を覚えた検索くんと一時険悪になる、とか出来ればと思います!検索くんが付き添うようになってからあいつがいるから探偵を手に入れられない!と段々と検索くんに嫌がらせが増えてしまったり、周囲を固めるために変な噂を流されたり嘘を吹聴されて批判の的になったりとか追い詰められていく感じができればいいかなと。それではひとまずそれっぽく始めておきます。長編予定ですしいつにも増して好きな展開盛り込んでいきましょう…!/こちらなにもなければ蹴りで大丈夫です!)

  • No.9425 by 検索  2025-08-28 19:16:07 ID:415c83bff

おかえり。…?…何かあったのかい?
(幸せを共有して一緒に眠った日から一週間ほど。無事にあのメモリは全て回収されたようで街の混乱はひとまず落ち着いた。開発者や組織に関わる情報は得ることは出来なかったが引き続き警察の方では警戒と調査を続けてくれるらしい。平和を取り戻した事務所でいつものように本を読んでいると聞きなれた足音が近付いてきて思った通り相手が扉を開いて中に入ってくる。いつも通り返事をするもその声は普段よりも軽く、芯がなければ思わず本から顔を上げる。相手はハットを掛けるとアイスコーヒーをコップに注いで一口飲むもそれから浮かない顔でコップの中を見つめていて妙な違和感に立ち上がって相手に近付く。直ぐにこちらに要件を話しかけてこない辺り事件があった訳では無さそうだが上の空な相手にパトロールで何かあったのかと問いかけて)

  • No.9426 by 探偵  2025-08-28 19:50:04 ID:65b68c258


…、……あーいや、…怒らないで聞けよ?ちょっと前に指輪を無くしたって依頼してきた梓さんっていただろ?その人と、その……最近よく会うんだよな
(自分の思い過ごしか、それとも偶然ではないのか答えの出ない思考をグルグルと回していると相手が近づいてきたのにも気が付かず声を掛けられてようやく顔をあげる、どうやら顔に出てしまっていたらしい。取るに足らないことではあるがどうにも胸に引っ掛かりがあって相手の方を迷うように見る、だがこういうのは言葉にして整理した方がいいだろうと決めると内容が内容だけに一言前置きをしてから説明を始めた。奮発して買った大切な指輪を無くしてしまったと涙を目に浮かべて彼女が駆け込んできたのが少し前、いつも通りクールでハードボイルドな探偵らしく対応をし話を聞いてから探し回った結果カラスの巣から指輪を取り戻した案件があった。あの時彼女はとても喜んでくれて照れくさいのを誤魔化しながら対応していれば相手に睨まれたのを覚えている。きっとデレデレしているように見えたのだろう。そんな彼女だがそれで縁は終わらなかった。パトロールの休憩に自販機を利用しようとした時に再会し『運命ですかね』なんて軽く談笑したまでは良かったがそれから彼女と出くわす回数が増えたのだ。そして出くわす頻度は増えていき今日で三日連続、流石に運命だと冗談めかして言う場合ではなくなってきて「偶然って言う頻度じゃねぇとは思うんだけどよ…ここら辺に越して来たのか?」と頭を悩ませていて)

  • No.9427 by 検索  2025-08-28 21:03:16 ID:415c83bff

…ああ、いたね。…君のパトロールの順路とか時間は一定ではないのだろう? なら君を目的にしてる可能性が高い。
(相手に近付いて声をかけるとようやくこちらの存在に気付いたようでやはり何か考えているようだ。その内容について聞くと悩んだ様子から妙な前置きがされた後その内容が説明される。話に出てきたのは以前相手が指輪を取り戻した女性の依頼人の名前だ、妙に感動して相手に何度も感謝を伝えていたのを記憶している。その様子を思い出して少しむっとなるが前置きをされていればそれを飲み込んで頷いておいた。そして相手が彼女とよく会うと聞けば眉を顰める。固定されている時間と場所、例えばいつも同じ出勤時間に特定の場所で鉢合わせるなら行動パターンが一緒なのだろうと理解ができる。だが相手のパトロールは毎日同じ場所を通る訳でなく困っている人を助けたり街の人との雑談が伸びたりしてかなりルートにバラツキがある。それなのに良く出会うなんて偶然とは考えにくい。そうなれば考えられる可能性は1つでじっと相手を見つめながらその可能性を指摘した。以前喫茶店にデートの誘いをかけた彼女といい何かと好意を寄せられがちな相手に恋人としては複雑な気持ちを抱いてしまえは「また好かれてきたのかい?」とつい口にしてしまって)

  • No.9428 by 探偵  2025-08-28 23:13:53 ID:65b68c258


俺が目的…でも一定じゃねぇからこそ不思議なんだよな。俺が何処に行くかなんて彼女は分かんねぇはずなのになんでしょっちゅう……な、ンなわ、け…
(近頃薄らと感じていた違和感、梓さんと運命以上に巡り会うことを相手に伝えれば一瞬その顔は不満気なものになる、やはり聞いていて面白い話ではないのだろう。だが今の問題はそこではなくて出会う頻度だ。相手の言うようにこちらのパトロールのルートはその日その時によってどんどん変わっていくものでこの日に何処へ行くと決まっているものではない、噂や情報に寄って都度変えているのが現状だ。例え近所に住んでいたって普通ならばこんな頻繁に会うはずはない、相手の言い分通りこちらに会うのが目的ならば頻度の面は納得できるがどうやってこちらと同じ場所に現れているのか分からない。そもそも自分自身が目的とはどういう事かと問う前に相手から暫く見つめられ不満やら不安やらが混じった声で問われると言葉に詰まってしまう、つまりは彼女が自分に好意を抱いているか、という質問だ。反射的に否定しようとするが彼女の印象的な言葉が耳に残っていて語気が萎んでいく、相手を伺うようにみながら「…彼女に会う度に『やっぱり運命ですね!』って言われるんだが、これは…好意を抱かれてるのに入っちまうよな?」と恐る恐る聞いて)

  • No.9429 by 検索  2025-08-28 23:56:19 ID:415c83bff

……、…間違いなく入っていると思うよ。 僕の女装に惹かれていた彼も似たような事を言っていたし。
(頻度から見るに相手を探して接近してるのは間違いないだろうが相手の言う通り的確に出会うのは何か策が無ければ難しいだろう。待ち伏せしているのかそれとも何処かで監視をしているのか、どちらにしても不気味で恋人として見逃せるものでは無い。この前の彼女はストレートに相手を誘っていたが今の所会って話をするくらいだ、じわじわと近づいてきているような気配に深く考え込んでしまいながらも今の状況を口にすると相手はそれを否定しようとする。だが思い当たる節があるようでますます相手をじっと見つめていれば【運命】というワードが出てきてますます眉を寄せる。久々に再会した時ならともかく何度も言うのは間違いなく相手を意識してアピールしている証拠だ。以前自分の女装姿に惚れてメモリを使って結婚式まであげようとした男も同じ単語を使っていたのを思い出すと苦い表情を浮かベながら呟いた。多く見る相手に好意を持つ人間とは違う気配を感じると「…夕方のパトロール、僕も一緒に行って良いかい?」と問いかけて)

  • No.9430 by 探偵  2025-08-29 07:53:29 ID:65b68c258


っ、いたなそんな奴……駄目だ
(彼女に会う度にまるで刷り込まれるように、あるいは洗脳されるように告げられる【運命】という言葉、あれだけ言われれば記憶から切り離す事も出来なくてそれが好意の範疇か聞いてみると間違いないという言葉が返ってきて軽く息を吐く。どうやら彼女に言い寄られているらしい。例として出されたメモリを使ってまで相手と結婚しようとしていた男の存在を思い出せば苦々しい顔をする、確かにあの男も一方的に運命だからと言って相手を無理やり操っていた。頻繁に会っているだけと言えばそうなのだが異様な確率で会い続けていれば気にもなってしまう。どうしたものかと思っていた矢先、相手からパトロールの同行を申し出られると間髪入れずに断る返事をしていた。自分でもその勢いに驚いてしまって直ぐに「悪い」と謝罪を入れる。パトロール中に気になる事は彼女の存在が異彩を放っているがもう1つある、それは歩いている時に感じる視線だ。頬をかきながら「実は彼女の事とは別に最近歩いてると誰かに見られてる気がすんだよ。別に敵意はねぇし近づいてくることもねぇから無視してんだ。あんまり良い状況じゃねぇし、お前はここにいた方が安全だ」と説明し改めて同行を断ろうとして)

  • No.9431 by 検索  2025-08-29 11:30:07 ID:415c83bff

え、……なら尚更ついて行くよ。監視されているのは事実なのだろう? 君が不在であることを確認してからここに押し掛けてくる可能性だってあるし共に行動した方が安全だ
(パトロールの同行を申し出ると即座に却下されて思わず声を上げる。相手自身も驚いたのか謝罪が入るも更に反対する理由が述べられると目を見開いた。職業柄他人から感謝も恨みも向けられやすいがずっと見られているなんて明らかに異常だ。相手は敵意が無いから構わないと話しているが寧ろそちらの方がよっぽど気味が悪い。偶然を装って近づく彼女の件といいやはり放置は出来ずに首を振ってやはり着いていくと意思表示をする。こういう時、幾ら相手が心配だからと言っても相棒は大丈夫と言い張って許可してくれない。だがそういう時の対応も心得ていてあくまで冷静に意見を述べるように相手が不在の時にこの事務所に襲撃してくる可能性を提示して単独行動は危険という話に持っていく。二人いればその監視の目の正体を探れるかもしれないし、個人的には彼女のアピールも気になる。無意識に少し強めの口調で共に行動する安全性を主張しながら有無を言わせない視線を送って)

  • No.9432 by 探偵  2025-08-29 12:30:50 ID:65b68c258


、だから……確かにお前の言うことも一理ある、か。分かった、なら明日から暫くは一緒に行動するか。ただし、危なくなったら事務所戻ってガレージに避難させるからな
(パトロール中に感じる嫌な気配、だが敵意とは少し違うその質感に危機感はなかったが不気味であり煩わしくもあった。そんな小さなストレスが断る際の返事に乗ってしまったのかもしれない。改めて理由を告げるが今度は相手から断られてしまった。再度相手を説得しようとするもその前に先手を打たれてしまって言葉が引っ込む、それにこちらを監視している目的が相手だった場合には確かに厄介だ。組織が雇うようなプロの人間ならこうも簡単に気取られることはないだろうが前回の花嫁騒動の時のような奴が相手を狙っている可能性だってある。こちらを監視する視線に相手まで巻き込みたくないのだが様々な可能性を考えれば一緒に行動するのがベストだろう。それにこちらをじっと見つめる目を見るに何を言おうとテコでも動きそうにない。渋々了承するも万が一の時の約束は決めておく、ガレージであれば誰かがやってきても気づかれることは無く万が一はリ.ボ.ル.ギ.ャ.リ,ーが使えるが相手を幽閉するようなことはしたくないのも本心だ。明日からの方針を決めた後は特に依頼人も来ず事務所を閉めて帰路につく、家へ行く間、そして翌朝事務所へ来る際も気配は感じられなくて今やなんの憂いも無く街を歩けるのはこの時間帯しかない。じわりと精神的疲労を感じながら朝の用事を済ませいつも通りの時間を過ごせばパトロールの時間が近づいてきて)

  • No.9433 by 検索  2025-08-29 14:09:12 ID:415c83bff

じゃあ行こうか、翔太郎。
(彼女の存在と妙な視線、その二つが相手に向けられているのならばここは引くことが出来ずにある意味自分を盾にして説得を試みる。その可能性を考えて、あるいは自分が意見を変えるつもりがないのを悟ってか渋々了承されるとその条件に対しても「分かっているよ」と返答しておいた。その日は妙な心地を覚えながらも依頼人が来ることなく事務所を締めていつも通りの一日を終えた。朝も出勤するが何処となく相手が周りに視線を向けているのが分かれば早く解決させなくてはと心の内で決意をしていた。朝の書類整理などを終えるとパトロールの時間が近づいてくる。所長に今日は自分もついていく旨を伝え準備をする相手にも声を掛け、事務所を飛び出した。今日見て回るという相手のルートに従い歩き始めるが五分程したところで妙な気配を感じる。辺りを見回る振りをして振り返ってみても通行人が街を歩いているだけで怪しい人物は今のところいない。さりげなく相手に近づくと「…これが君の言っている視線かい?」と小声で問いかけて)

  • No.9434 by 探偵  2025-08-29 18:29:44 ID:65b68c258


…、…あぁ。直ぐ気づけるんだが何もしてこねぇから落ち着かねぇんだよな…
(所長に事務所のことを任せて二人で約束通り事務所を出る、すると五分もしないうちにこちらを注視する気配を感じて軽く息を吐いた。直ぐに気配に気づくのに隠れるのは上手いのか未だ尻尾は掴めていない、相手との距離が詰まって問いかけられると口だけを動かして返事をする。誰かに見られている悪寒はあるのにそれ以上がない、この纏わり着くような気配が続くだけ、ただし事務所に帰るまでずっとだ。そのまま気づかないフリをして高校の方へ歩いていくが相変わらず気配は感じたままで離れる気配はない。「前に全力で走って振り切ろうとしたこともあったんだが全然気配が消えねぇんだ」と以前の話をしながら角を曲がろうとしたところで人影が飛び出してきてぶつかってしまう、自分より背の低い人影はぶつかった反動で転びそうになっていて慌ててその体を支える。何とか地面に転がるのは避けられたようで「大丈夫ですか?」と声をかけると『翔太郎?』とある意味聞きなれた声が聞こえて目を瞬かせる、そこには今日で偶然出会うのが四日目になる梓さんがいた。予感はあったもののまた出会ってしまったことに驚いていると彼女は相手のことなどまるで眼中に無い様子で一心にこちらを見つめ支えられたまま『わぁすごい!会えたら良いなって思ってたけどほんとに会えるなんて!今日でもう何日目かな?ほんと私達運命だね!』と弾んだ声で言われて、昨夜の相手との会話を思い出すと苦笑いするしかなくて)

  • No.9435 by 検索  2025-08-29 19:45:38 ID:415c83bff

へぇ…、……! …こんにちは。
(先程からまとわりつくような妙な視線を感じて相手に話しかけると言葉だけで肯定の答えが返される。更に相手が全力で走っても振り切れなかったと聞けばますます不可解で何が原因なのかと考えを巡らせていた。相手が進むのにしたがって角を曲がると相手が何かにぶつかる。咄嗟に相手がその人を支えるが聞いたことのある声で馴れ馴れしく相手を呼んでいて、顔を向けると例の彼女がそこに居た。思わぬ出会いに固まっていると彼女は嬉しそうな笑みを浮かべながら相手を見つめ弾んだ声でまた【運命】だと語り出す。こちらのことは眼中になく、体勢を戻すつもりもないようであれば彼女が相手を狙っているのだと確信づいた。嫉妬の波を一息ついて飲み込み、彼女に話しかけるとようやく彼女はこちらを向く。自分を認識した瞬間、顔が歪んだように見えたが直ぐに相手の方を見て『共有はフィリップさんと一緒なんだね!』と話しかけている。正に相手しか見えてないという態度に僅かに眉を寄せるとつい牽制するような言い方で「最近色々と物騒だから暫くは一緒にパトロールすることにしたんだ」と告げ)

  • No.9436 by 探偵  2025-08-29 20:57:16 ID:65b68c258


俺一人じゃ手が回らねぇかもしれねぇから今日は相棒と一緒なんだ
(連日顔を合わせていればもしかしたら今日も、と思ってはいたが実際に出会って見れば胸に募るのは運命だと浮かれる心ではなく違和感だ。無邪気に喜んでいる姿は可愛らしい女性のそれだが相手に話しかけられそちらに顔を向けた彼女からは一瞬刺々しい雰囲気が溢れ出た気がする。対して相手も何処か威圧するような口調で彼女へと話しかけてる、まるで物騒なのは彼女自身だと告げているようだ。ひとまずは穏便な返事をしておこうとそれらしいことを言っていると彼女は少しだけ鼻を動かして相手を見たまま目を見開く、そして一瞬スっと全ての表情が彼女から抜け出してその顔が能面のように見えた。呆気に取られていたが彼女は再びこちらを向いて『えーほんと?翔太郎ならひとりでなんでも出来ちゃうのに』と嬉しいことは言われるのだが胸に漂う違和感は消えなかった。いい加減体勢を戻したいのだが彼女は一向に自立する気配を見せなくて支えたままの近い姿勢で動けないでいた。そろそろ体を起こして貰おうとした矢先彼女はそのままの姿勢でバッグを漁り始める、そして『今度ウ.ィ.ン.ド.ス.ケ.ー,ルで指輪を買おうと思うの。翔太郎詳しそうだしオススメ教えて欲しいな。ほら、指はこれくらい』とバッグから手を出して小指をこちらへと見せてきた。自分が指輪をつけているのと同じ指、その意味を考えている最中にさらに彼女の手が近づいて耳元でシュッと何かの音がした。驚いている間に反対側の耳元でも同じ音がする、直後体の周囲には酔いそうなほど甘ったるいローズの香りが漂い始めて『これはお礼の先払い。二人一緒のお揃いの香水って良いよね』と言われてようやく何をされたのか理解する。どうやらいつもの香水がかき消されるくらいに彼女の香水を振りかけられてしまったらしく困惑の笑みを浮かべていると彼女は何処か勝ち誇った笑みを浮かべていて)

  • No.9437 by 検索  2025-08-29 21:33:13 ID:415c83bff

…ッ、! …確かに素敵な香りだとは思うけど翔太郎には似合わないよ。 それに、これからの予定もお揃いも間に合ってるから。
(あくまで穏便に対応しようとするもずっと支えられたままの彼女を見るとつい気持ちが乱れて牽制するような物言いをする。相手もそれに乗ってくれていると急に何かに気付いたように表情を真っ白にしてからすぐまた笑みを浮かべながら相手に話し掛ける。いい加減離れてもらおうと思った最中、相手はバッグを漁りながら指輪の話をする。まるで相手と同じ位置のお揃いを揃えようとしている言動に大きく瞳を揺らした。外堀から埋めていこうとするような行動に心が落ち着かずに手を握りしめているとシュッと場違いな音が響いた。直後女性モノの甘ったるい香りが漂って、その元が相手の耳元と彼女の手元のボトルだと気づけば怒りが一気に湧き上がって相手の腕を強く引く。支えていた分彼女も起き上がればもう支えは要らないはずでその間に割り込むと感情を押し殺した故の低い声で感想を告げる。きっと彼女はさっきの接近で自分達の香水に気付いたのだろう、ならば遠慮は要らないかと鋭く冷たい目と言い方で更に威圧をかけるよ。「もう良いよね、行くよ翔太郎」と一方的に話を切り上げて腕を引きその場を立ち去ろうとして)

  • No.9438 by 探偵  2025-08-29 22:18:25 ID:65b68c258


っ、…あー、じゃあな
(あの日、二人で並んだ時により特別になるよう選んだ特別な香り、それが今や彼女の香水一色に塗りつぶされてしまって少なからず動揺していた。彼女は自分達がペアリングの香水をつけているのに気がついてこちらに香水を振りかけたのだろうか、有無を言わさず無理やりお揃いになったことに、そして連日出会ってしまう彼女が運命というこの出会いに、違和感と僅かばかりの嫌悪感を抱いてしまう。こちらが動けない間に相手は無理やり腕を引いて体勢が崩れた直後相手の背中が視界に入る、どうやら彼女は倒れずに済んだらしく一安心した。だがこちらに背中を向けた相手は敵意を隠さずに彼女を拒絶する言葉を告げる、その間彼女は何を言われているのか分からないといったキョトンとした顔をして『えぇ?私は似合うと思うよ?私とお揃いだし』と悪気のない声で言うがそれさえも相手の更なる追撃に遮られた。相手は腕を引き無理やりこの場から離れようとする、無難な挨拶をするが彼女はこちらに近づき手の甲から小指にかけてするりと撫でて『またね!』と次を思わせる言葉をかけていた。去っていく二人の背後で彼女が舌打ちをしたのは知る由もない。十分距離が空いたところを見計らうと隣へと並んで「フィリップ、気持ちは分かるがさっきのはやりすぎだ」と窘めるように声をかけて)

  • No.9439 by 検索  2025-08-29 22:57:56 ID:415c83bff


…っ、……あれだけされたのに彼女を庇うのかい?
(強引に彼女から相手を引き離してその場を後にする。何が何だか分からないという反応をするがわざわざ香水を吹きかけた事といい全て計算づくとしか思えない。腕を引いて立ち去るも更に彼女が相手に近付いて手の甲を撫でるのをみればまた感情が大きく荒れてしまって相手を掴む手に力が籠った。それから早足で少しでも距離を取るように歩いた所で相手がいつも通り隣に並ぶ。だが初めに出たのはこちらを窘めるような言葉で同時に彼女の甘ったるい香水が漂ってくれば感情のまま相手を睨み付けて思ったよりも低い声が出た。だがこれでは八つ当たりだと思い直せば一呼吸置いてから視線を逸らし「…すまない、少し取り乱した」と謝罪を挟む。彼女が相手に好意を抱いている事もそれが暴走していることも明らかだ。だが相手が先程も終始穏便な対応をしている事がそれを助長しているのではないかと考えが及ぶと「はっきり彼女にその気は無いって伝えたらどうだい?」と半分私情込の提案をして)

  • No.9440 by 探偵  2025-08-29 23:48:59 ID:65b68c258


少なくとも悪気はねぇし……そう、だな。このままじゃ前以上にこじれちまうしな
(かなり強引に彼女から離れることは出来たものの最後に小指を撫でられた感触が忘れられなくて何とも後味の悪い時間だ。彼女の行動は目に余る部分はあるが怪我させてしまうような行為は控えるべきなのと少々感情的になりすぎている相手を引き止めるためにも窘めるような言い方をする、すると相手から睨まれながら怒りの混じった返事がされて一瞬たじろいでしまった。直ぐに謝罪されると何処か言い訳のような事を口にする。彼女にそれとない違和感を感じるがそれは邪悪な感情から来るものではなくて好意であるのには間違いない、なんの理由もなく拒絶して彼女を泣かせるのは避けたかった。だが相手からすれば彼女から言い寄られているこちらの姿をみたわけで当然良い気分ではないだろう、その気は無いことを伝えるのを提案されれば彼女を少なからず傷つける選択に一瞬迷いはするものの、自分の答えは決して変わらないのだから誠実であるべきだろうと同意するように小さく頷く。以前依頼人に言い寄られた時には好意に気付かず相手には心労を掛けたわけで、今梓さんがこちらに好意を向けているのが明確ならば断りをいれるのが筋だ。相手の方を向けば「明日、…じゃなくて今度会った時に俺からきっちり伝える」と無意識に明日も彼女に会う予感がしていることに辟易としながらも約束を口にし)

  • No.9441 by 検索  2025-08-30 00:41:46 ID:415c83bff

…ああ、そうしてくれ。
(感情的に責め立て一旦落ち着こうとするも相手は彼女を庇うような言い訳を口にする。自分達の関係は限られた人にしか明かしていない。だから彼女が相手に好意を寄せるのは別に悪い事ではないのだがあの時の歪んだ顔が勝ち誇ったような顔が浮かんで感情が落ち着かないでいた。彼女にハッキリと断りを入れる提案をすれば相手は一瞬迷いを見せる、それが他人を無闇に傷つけたくない相手の優しさだと知っていてもモヤモヤしてしまって頷いたのを見てもそれは晴れなかった。最早規定事項のように明日というワードが出てくると瞳を揺らすも小さく息を吐いてから言葉を返しておいた。それからパトロールを再開するも近付くと彼女のつけた香水が漂ってきて、感情が荒れるようになると無意識にいつもより距離を取って歩くようになる。その間も視線を感じていたが大体を見回り事務所に戻ろうとしたタイミングでその気配が消えた。目的を達成したのかと考えながら帰路を進み事務所に戻るとほかの依頼で出ていた所長が先に帰ってきて何やら作業をしていた。「ただいま」と呟きながらそこに近付くと郵便物の整理をしていたようで相手の姿を見るとその中からパステルカラーの手紙を手に取り「翔太郎君宛の手紙来てたよ」と差し出していて)

  • No.9442 by 探偵  2025-08-30 08:56:48 ID:65b68c258


おぅ、この感じだと依頼ってわけじゃなさそうだな
(彼女にはっきりと断りを入れる時のことを思えば気が重いが彼女に期待だけ持たせるのも失礼で、何より相手に不誠実だ。相手の返事からは不満が消えなくてその後街を歩く際にも物理的にも精神的にも距離を感じる、その間ずっと彼女から付けられた濃いローズの香りが纏わりついていてずっと彼女が傍にいるようだった。空気を変えられないまま事務所に帰ってきていつも通りハットをしまった所で所長から話しかけられる、どうやら郵便を仕分けてくれていたらしい。変な空気を変えるべく意識して明るい声を出しながら手紙を受け取る、表には自分の名前が書いてあるだけで住所は書いておらずどうやら直接郵便受けに手紙を入れたようだ。差出人の名前も見当たらず不思議に思いながら手紙の封を開ける、中身を覗き込んだところで光るものが見えて取り出したところで思わず「え、」と声が漏れてしまった。手紙の中に入っていたのはウ.ィ,ン,ド.ス,ケ.ー,ルの新作の指輪だ、しかも一番の高級ラインでこんな風に裸のまま封筒の中に入れていい代物ではない。「すげぇ高級品じゃねぇかと」驚きながらも手紙の方を読んでみれば中身は依頼解決のお礼らしいが相変わらず差出人の名前はない。しかし読み進めた最後に『同封の指輪はぜひ小指に付けてください』という文字をみれば息を飲む、その瞬間に彼女の言葉と撫でられた感触を思い出した。つまりこれは彼女からの手紙なのだろうか、しかし散々礼は言われたし彼女だと特定できる要素はなくただ困惑して指輪を見つめるしか出来なくて)

  • No.9443 by 検索  2025-08-30 10:18:16 ID:415c83bff


……、今日は事務所に寝泊まりした方が良いんじゃないのかい。
(事務所に帰ってくると所長が相手に手紙を手渡す。それにさえ心が波打って一度気持ちをリセットしようとグラスにアイスコーヒーを注いでいると相手が声を上げて思わずそちらを見てしまう。そこには指輪が入っていていつの日か相手がウ.ィ,ン,ド.ス,ケ.ー,ルの新作をチェックした時に乗っていたものと同じであれば息が詰まった。確かその値段は高級品に分類されるものでふと先程の彼女との会話を思い出した。相手の驚く声が喜んでいるようにも思えて牛乳で割ろうとしていた手を止め、アイスコーヒーのまま一気に飲み干した。恐らく、というか間違いなくあの手紙の主は彼女だ。更に確信は無いがずっと感じていた視線も彼女の可能性が高い。口内と胸中に広がる苦味を感じながら今日は家に帰らずにここで過ごした方が良いのではないかと相手の方を見ずに口にして)

  • No.9444 by 探偵  2025-08-30 14:13:04 ID:65b68c258


……そうかもな。これでほんとに全てが偶然なら彼女が言う運命ってのかもしれねぇが……
(手紙の内容は差出人の名前は無いがごく当たり障りのない感謝の手紙だ、しかしその中で指輪を小指にはめて欲しいという文言だけが嫌に浮き上がって見える。未だローズの香りは体に付きまとっていてじっとりと纏わりつくようだ、無意識のうちにため息をつく。そこで相手にここで寝泊まりするよう言われると少し間をおいた後に同意しながらそっぽを向いている相手に先程の手紙を差し出す、この手紙の内容も気に入らないだろうが現状は把握して貰った方がいい。ひとつひとつを取れば何の変哲もない事柄、しかしその頻度は増えて少しづつ追い込まれているような感覚に息が詰まりそうだ。今は家と事務所の往復の間に彼女に会ったこともなく監視の視線を感じたこともないのだがこうも不穏なことが続いた以上いつその平穏が崩れるかは分からない。何より自分の中で彼女に二人の家を知られたくないという想いが膨らんでいた。その後はいつも通り事務仕事や依頼の相談などを受けて時間を過ごし事務所を閉める時間になって、アキコは『なんかあったらこのスーパー名探偵アキコ様に言いなさいよ!』とわざとふざけたことを言って帰るのを追い返すようにしながらも内心感謝して見送る。シャワーを浴びてようやく彼女の香水が体から離れればまた無意識にため息をついて机の上に置きっぱなしになっている指輪をチラリと見て)

  • No.9445 by 検索  2025-08-30 15:05:06 ID:415c83bff


………、翔太郎。
(事態が収まるまではこの事務所で過ごした方が良いと告げると同意の答えが返されながら手紙が差し出される。この指輪を小指につけて欲しいという文面を見ればまた視線が揺れ、彼女から差し出された物だろうと確信を深めていた。その後は普段通り仕事をこなしていたがずっと彼女の言動が脳裏を過ぎってホワイトボードの前で固まったり書類の記入を間違えたりと凡ミスが続いた。所長も何かを察したのか定期的に甘いものを持ってきてくれたり帰り際に**混じりの声がけをしてくれて少し気を抜くことが出来た。だがまた二人になれば先程の微妙な空気が続いていて相手に先に風呂に入るように促す。少しして相手が風呂から上がってくると自分も入れ替わりで入ってこようとしたがその目がテーブルに置かれたままの指輪に向いていればつい名前を呼んでしまう。そのまま近付いて視線を遮るように目の前に立つと時の方に意識を向けさせようとギュッと緩く抱きついて)

  • No.9446 by 探偵  2025-08-30 15:39:10 ID:65b68c258


ん?…、……フィリップ……心配すんな、俺の運命の相手がいるならお前だろ
(テーブルの上に置かれた値段だけは高い指輪に目を奪われる、きちんとはめてはいないが手に持った感触で言えば小指にぴったりのサイズだ。人に好意を持って貰えるのは悪いことではないのだろうがそれがここまで体に絡みつくような粘着さを持っていると息が詰まってしまう。何故彼女がこうも連日【偶然】出会ってしまうのか冷静に考えなければならないのに彼女が度々口にする【運命】という言葉が思考を邪魔して上手く考えがまとまらなかった。そうやって考える間も食い入るように指輪を見つめてしまったようで名前を呼ばれるとようやく意識を手元に戻して顔を上げる、すると視界には相手が入り込んできてそのまま抱きついてくるのを受け止めた。こちらの名前を呼ぶ声には不安が入り交じっていてこちらからも腕を回して抱き締めると落ち着かせるように相手の背中をポンポンと優しく叩く。しかしそれ以上に自分の中で張り詰めたものが相手の体温によって解かれてゆっくりと息を吐き出していた。どちらにせよ明日彼女にキッパリと断りを入れれば終わる話だ、出来ればそのまま監視の目もなくなることを願いつつ「明日ちゃんとケリ付ける、安心しろ」と落ち着かせるように声をかけて)

  • No.9447 by 検索  2025-08-30 16:18:23 ID:415c83bff

…ああ、君が揺らがないのもちゃんと知ってる。……だけど、彼女のあの様子だとキッパリ諦めてくれるだろうか…
(相手の意識と視線がずっとあの指輪に注がれるのが見ていられなくてギュッとその体に抱きついた。こちらの不安などお見通しだったようで腕が回されつ抱きしめられる。たしかに伝わってくる体温といつもの匂い、撫でられる背中の感覚にやっと張り詰めていた糸が解けていくような気配があった。相手も近いものがあったようで二人してお互いを確かめるように抱きしめ合っていた。その状態で優しく自分が運命だと言われると思わず腕に力が籠る。どんなアプローチを受けても相手は自分を選んでくれる。そこに疑いはないが幼馴染の件やメモリの力で相乗りを降りかけた件が脳裏をチラつくと完全に安心しきることはできなかった。マーキングをし直すように首筋に軽く擦り寄っていると明日の話がされる。相手ならばちゃんと断ってくれるだろうが問題は彼女が素直にそれを受け入れるかだ。あの時の顔は間違いなく自分に敵意を向けるようなものだった。ぽつりと不安を口にしながら「勿論僕もついて行くから」と言葉を続け)

  • No.9448 by 探偵  2025-08-30 16:46:48 ID:65b68c258


、それは…流石に大丈夫だろ。…あぁ、頼む
(相手を安心させるように、そして纏わりつくような悪寒を消し去るために、相手を抱き締めて変わらない気持ちを口にする、相手が回す腕にも力が籠ると張りつめたものがまたひとつ解されて小さく息を吐く。風呂によって香りがリセットされた所に相手が擦り寄ってきて擽ったさに小さく笑みを浮かべる、相手も風呂に入ればきちんとお揃いの香りになるはずだ。それこそ彼女が知りえない夜の間だけのお揃い。またひとつ安堵の息をついていたが相手が零した不安には一瞬動きを止めてしまう。百年の恋も覚めるような事実を彼女に告げるわけだが彼女が目覚めなかったら、とそこまで考えて思考を止める。前回と同じくもう恋人がいるのだと伝えればそれ以上出来ることは彼女には無いはずだ、半分は自分に言い聞かせるように大丈夫だといいながら背中をまたポンポンと叩いていた。ついていくと言われれば今回はこちらからもそれを望む返事をする、ひとりだと彼女の度を超えた熱心な目線に気圧されてしまいそうだ。明日は精神的な負担も多そうでその分エネルギーを蓄える必要がある、背中から頭へと手を移動させてそこを撫でると「風呂入ってこい、あの指輪はどっかにしまっとく」と声をかけて)

  • No.9449 by 検索  2025-08-30 17:44:44 ID:415c83bff

…そうだね、あまり心配し過ぎも良くない。 分かった、いつものお揃いにしてくるよ
(彼女の気持ちに応えられないと伝えればきっとこんな思いも抱かずに済む。そのはずなのだが彼女のことを考えると不安が過ぎって思わず口にしてしまう。すると相手も一瞬動きを止めるが大丈夫だと繰り返すように告げられ、落ち着かせるように背中が撫でられた。懸念は残るもののこうして答えの出ないことを考えても気が滅入ってしまうだけだ。今回は同行を相手からも望まれて少し安心する。相手だけならその優しさに付け込まれて押し込められるかもしれないがそうなれば自分が強制的に引き離せば良い。もう一度今日のやり取りを見なければ行けない現実は置いておいて方針を固めていると今度は頭を撫でられながら風呂に入ることを促されると漸く緩い笑みを浮かべて【お揃い】にしてくると告げ、最後にぎゅっと力を込めてから腕を解いた。風呂場に向かい、シャンプーとボディソープで全身を洗って流し、お揃いを香りを纏うと髪を拭きながら出てくる。「戻ったよ」と報告しながら相手の傍に寄って)

  • No.9450 by 探偵  2025-08-31 16:10:38 ID:65b68c258


おかえり。よし、明日もあるしとっとと寝ちまおうぜ
(風呂に入ることを促せばようやく相手の顔には笑みが灯って何処かギクシャクしていた間はようやくいつも通りに近づいた。離れる間際に抱き締められればまたひとつ張り詰めた糸は解かれて相手を送り出す。事務所でひとりになると再び手紙と指輪を見つめる、限りなく彼女からの可能性は高いが確信がないなら無下にできず結局手紙は他の手紙と同じくケースの中へ、指輪は高級品故雑にしまうことも出来ずデスクの中に入れておいた。暫くすれば相手が戻ってきてこちらへと近づいてくる、出迎えながら頭に乗っていたタオルを手に取るとわしやわしゃと動かして髪を拭いてやった。二人のお揃いを取り戻したのならばあとは体を休めるだけ、彼女は一筋縄ではいかない予感を押し殺しつつ諸々の準備を済ませたあとに二人で簡易ベットへと入る。いつもより少々狭い空間でより相手とくっついて寝転がると「おやすみ、フィリップ」といつも通りに声をかけて軽く口付けを送れば眠りについて)

  • No.9451 by 検索  2025-08-31 16:55:40 ID:415c83bff

……翔太郎、これ、また差出人不明の手紙だ。
(風呂上がりに相手に近づくとタオルでわしゃわしゃと髪が拭かれていく。いつも通りの行為だが今はそれが一番安心した。夜の支度を終えると一緒に簡易ベッドへと転がった。明日への不安はもちろんあるが二人なら何とかなるだろう。夜の挨拶とおやすみのキスに緩い笑みを浮かべるとこちらからも「おやすみ、翔太郎」と返して軽いキスを送る。精神的な疲労と相手の腕の中という安心感に包まれると直ぐに瞼は重くなって夢の世界に落ちていった。_翌朝、いつも通りの朝を迎え「おはよう、翔太郎」と声を掛けると朝の準備を始める。着替えや朝ご飯を済ませ郵便受けに朝刊を取りに行くとチラシなどとは別に一通の封筒が入っていて思わず固まってしまう。差出人の名前は書いてなくて今回は宛先も無い。何かが入っているようではないが中は分厚くてひとまず相手の元に持っていきそれを見せる。嫌な予感しかしないが匿名の依頼という可能性も無くはない。その場で封を切って中身を出してみると十数枚の写真が入っていてどれもここ数日の相手がパトロールしている時を盗撮したものだった。一番上には小さなカードが添えられていて『昨日は事務所に泊まったんだね。今日もパトロール頑張ってね!』と書かれていてふと彼女の顔が浮かんだ。また息苦しさを覚えながら確認の為に写真を捲っていると昨日二人でパトロールに出かけた時の写真が出てくる。だが自分が写っているであろう相手の隣に居る人物が顔を中心に真っ黒なペンで塗り潰されていて居なかったことにされていた。そこから感じる悪意に思わず「っ…」と息を詰まらせ絶句してしまって)

  • No.9452 by 探偵  2025-08-31 18:00:48 ID:65b68c258


っ、……見るなフィリップ。……俺をどう思おうが構わねぇがお前に手を出すの許せねぇな
(いつもの距離で、いつものお揃いの香りで眠りについた翌日、朝の準備を進めていくが残念ながら二人の特別な香水は家に置いてあっていつもの香りを纏うことが出来なかった。それもここ数日の彼女と監視の目のせいなのだと思えばやはり彼女に対する印象は悪くなってしまう、今日不本意にも彼女と出会えればそれで終わりなのだと気を持たせていると相手が郵便物を持って戻ってくる。そして差出人不明の手紙があると聞けばすぐさま彼女の顔が思い浮かんだ。嫌な予感を抱えたまま手紙の封が切られる、中から出てきたのは知らぬ間に撮られた大量の写真で息が詰まった。名前はなくとも添えられたメッセージカードから差出人は明らかでじわりとあの纏わりつくようなローズの香りが蘇ってくる、異常な数の盗撮写真に上手く息が出来なかった。しかし昨日の写真が出てくれば頭の中で糸が切れる音が響く、写真に写る相手の顔が不必要に塗りつぶされていてまるで存在を否定しているようだった。咄嗟に相手の手から写真を奪い取るともう片方の腕で相手の頭を抱え込むようにして、これ以上何も見せないようにこちらの肩口に顔を埋めさせる。塗りつぶした黒から感じるのは明らかな敵意、彼女は相手を邪魔な存在だと感じているらしい。彼女は愛すべきこの街の住人だが相手に手を出すのならば話は別だ、昨日の曖昧なものとは違う決意のある声色で「フィリップ、やっぱりお前はここにいろ。俺が彼女と話をつけてくる」と告げて)

  • No.9453 by 検索  2025-08-31 18:45:11 ID:415c83bff


っ、…昨日の時点で良く思われてないのは知ってたし、これくらい平気さ。…この件を問い詰めた所で彼女はシラを切るだろうし、君を一人で行かせる方が心配だ。
(視線だけでなく撮影までしていたなんてその執着さに気分が悪くなってしまうが自分の姿が塗り潰されている写真を見ると息が止まった。その意味を理解してしまった瞬間に写真は相手に奪われ肩口へと抱え込まれる形で視界が見えなくなる。その力強さと聞こえてくる声のトーンから相手の怒りを感じれば漸く息が出来るようになるが一人で彼女の元に行くと告げられると慌てて顔を上げた。彼女からあまり良い印象や存在だと思われていないのはあの短いやり取りの中で分かっていた。張り合うようにお揃いや相棒を主張したのだから相手に強い感情を抱いているのなら必然的に自分が疎ましく感じるのも理解できる。あくまで冷静に大丈夫だと告げ、こちらも強めの口調で一人で行かせることを拒否する。文面や状況証拠で彼女から送られたのだと判断したが客観的に言えばその証拠は無い。知らないと言われてしまえばそれまでだ。どんな手段を使ってもおかしくないと分かった以上一人で会いに行かせたくは無かった。じっと相手を見つめると「不安も責任も僕らは半分こだろう?」と意識的に笑って見せ)

  • No.9454 by 探偵  2025-08-31 19:18:25 ID:65b68c258


……平気そうには見えねぇが、それは俺も同じだな…分かった。とにかく彼女にその気がねぇのをはっきり伝えて、それで終わりにしねぇと
(自分に粘着質な好意を向けられるのは構わないが自分の一番大切な存在に危害を加えようと言うのなら話は変わる、相手に手を出そうと言うのなら黙ってなどいられない。明確な敵意にもう相手と彼女を会わせない方が良いだろうとひとりで行くことを告げるが相手は即座に顔を上げて強く反対する、無理やり冷静な口調で笑って見せる顔もぎこちなくて相手が精神的にも追い詰められているのは明らかだがきっと昨日と同じくこの状況で相手はこちらの言うことを聞くことはない。それに無理して強がっているのはこちらも同じなのかもしれない、少なくともあの大量の盗撮写真をみて動揺してしまったのは確かなのだから。軽く息をつくと不本意ではあるが相手と一緒にパトロールに出ることを決める、彼女にもう隣の席が空いていないことを告げればこの件はきっと終わるはずなのだから。最後にギュッと強く抱き締めてから離れてまた朝の準備を再開した。暫くして所長がやってくると盗撮写真を見て『翔太郎くんを盗撮するなんて悪趣味ね』とツッコむべきか迷う発言をしていたが相手の顔が塗りつぶされている写真を見ると途端に『何よこれ!』と怒りを顕にしていた。やがてパトロールの時間になってまた二人で出ることを告げると『ほんっと気をつけなさいよ!』と先程の勢いのまま釘を刺されて、それに少々気持ちも解されながら「任せとけ」と返事をしハットを被って相手の方を見ると「行くか」と声をかけ)

  • No.9455 by 検索  2025-08-31 20:01:35 ID:415c83bff


ああ。_ っ、……
(大丈夫だと主張するも相手にはその強がりもお見通しのようですぐに指摘が入る。だが精神的に追い詰められているのは相手も同じでその顔色はあまり良くない。譲らない態度に折れるように同行が許可されるとお互いの存在を確かめるようにぎゅっと抱きしめ合ってから準備を再開した。やがて所長が出勤してくると机に伏せていた盗撮写真を見ると強く怒ってくれた。ついでに昨日言っていなかったこれまでのあらましを説明するとその顔は心配そうな表情が浮かんでパトロールの時間になると強く釘を刺された。まだ彼女は自分にだけ敵意を見せているが過剰妄想などで所長に矛先が向かう可能性もないとは言いきれない。『アキちゃんも何かあったらすぐに連絡入れてくれ』と告げて相手の声かけに応じる形で外に出た。いつも通りパトロールを始めてまたすぐあの視線を感じるようになる。相手とアイコンタクトを取って気の所為でないことを確認すれば一先ずはいつものように街を見回った。だがなかなか彼女は姿を表さない。諦めたのかと淡い期待を抱いた所で公園の近くを歩いていると『翔太郎』とあの声が聞こえてきた。そちらを向けば彼女の姿があって『やっぱり翔太郎だ。五日間も連続で会えるなんてやっぱり偶然ってより運命だよね』と弾んだ声で相手に話しかけてくる。彼女があの写真を入れたのかと思い動けないでいると『今日はこの公園でお弁当を食べようと思ったんだ。翔太郎ってお昼ご飯まだだよね?沢山作ってきたから一緒に食べようよ』と明るく紙袋を差し出してくる。その中には当然のように二人分の弁当箱や箸、レジャーシートなどが入っており、嬉しそうに向けるその目は相手しか映してなくて)

  • No.9456 by 探偵  2025-08-31 20:49:49 ID:65b68c258


……梓さん。梓さんが俺をこうやって誘ってくれんのはありがてぇ。でも俺にはもう大切な人がいる。こいつだって決めた奴がいるんだ。だから俺は梓さんと依頼人以上の関係にはなれねぇ
(二人で事務所をでれば相も変わらず纏わりつくような視線を感じて無意識にため息をつき相手の方を向けば勘違いではないようで小さく頷く、今日も監視の目は外れないらしい。この違和感の中で大量に盗撮されていたのかと思うとまた気が重くなりそうになるがそれも今日が最後だと軽く頭を振って思考を無理やり追い出した。いつも通りに街を見て回って街の人と談笑していれば多少気が晴れていたが公園前に差し掛かったところで彼女の声が聞こえて一瞬息をするのを忘れる。彼女はこちらへ近づいてくるとまたも【運命】という言葉を口にしながら弾んだ声で昼食に誘われるが紙袋を一瞥だけして直ぐに彼女の方を見た。梓さんは一身にこちらを見ていて用意されてるのは二人分の食事だけ、隣に相手がいるのにまるで存在しないかのような振る舞いだ。顔を塗りつぶされた写真が脳内に過ぎると怒りがじわりと湧き上がって彼女を真っ直ぐ見つめながらはっきりとこれ以上の仲にはなれないことを告げた。強めの語気で勘違いがないよう伝えたはずだったが彼女はそれを聞いてキョトンとした顔をして首を傾げる、怒りや悲しみの表情が浮かばないのが逆に不気味だった。妙な静寂の後彼女は突然笑い出して『もー翔太郎ったら何言ってるの?びっくりしちゃった。私達こんなに運命に導かれて出会ってるんだよ?運命には逆らえないんだからね。あ、そっか!分かった、うんうん!』と一切こちらの言葉が響いていない様子で唖然とするしかない。彼女は続けて『もしかしてその彼女さんに何か言われた?それとも…』と口ごもって、首を勢いよく傾げて漸く相手の方に目を向ける、その目は何処か血走っていて『こいつに何か言われた?』と相手を瞳孔の開いた目で見つめていて)

  • No.9457 by 検索  2025-08-31 21:37:17 ID:415c83bff

…君が運命だと言っているものはただの妄想だ。ちゃんと翔太郎を見ているなら迷惑がっているのが分からないのかい?
(ここを通るのを見計らったような彼女は自分と相手の分のお弁当を手に食事に誘う。まるで自分のことなど視界に入っていないようで改めてその盲目さに唖然としていると相手がハッキリとした口調でその気がないことを告げる。だが当の本人は何を言われたのか分からないという顔を見せてから笑いながらまた【運命】と口にしていて背筋が冷える。彼女は相手の発言を正面から受け止めず、漸くこちらを見たかと思えば血走った敵意や恨みが籠った目と声を向けられ心臓の裏側がひやりと凍った。その視線は冷たくこちらを突き刺してくる。さらに『翔太郎は優しいから、そいつのこと見捨てられないんだよね。そういう所ももちろん好きだけど翔太郎が最後に選んでくれるのは私だって知ってるよ』と微笑みながら言葉を続けられるとその思考が理解出来なくて頭痛がしてきた。だがここで引く訳にもいかず、じっと彼女を睨むとその発言の全てを妄想だと切り返す。更に相手にとっても迷惑だと言葉を続けるとその表情は一瞬凍るも今度はその瞳がうるうると涙で潤み出して『なんでそんな酷い事言うの…。私はただ、翔太郎が好きで会いたかっただけなのに…』と震え声で呟く。先程までの態度との違いに固まっていると今度は周囲から視線を感じる。ちらりとそちらを見れば通行人がひそひそ話をしながら通り過ぎていて紙袋を持って泣きそうな彼女に同情的な視線が送られていて)

  • No.9458 by 探偵  2025-08-31 23:15:36 ID:65b68c258


…、…会いたいと思ってくれるのはありがてぇけど、俺は梓さんを選ぶことは、
(あれだけはっきりとこれ以上の発展はないと告げたのに彼女は全くその言葉を聞いていなくてただ笑うだけだ、説得を試みるつもりだったのに対話にすらならないこの状況に背中に冷や汗が伝う。はっきりとした拒絶をすれば終わると思っていたのに彼女が止まる気は無いらしい。それどころか相手に更なる敵意を向け始めて半歩前に出て彼女を牽制する、それもまるで効いていないようで彼女は彼女だけの世界の言葉で話し続けていた。相手が彼女の言葉を妄想だと切り捨てるがまるで響いていない、妙な間の後に彼女が泣き始めると同情の心は湧くが違和感を覚えるのも確かだった。しかし行き交う人々にはこちら側の事情など知る由もなく男二人で女性一人を泣かせているように見えるのだろう、ヒソヒソと噂する声が聞こえてくると軽く息を吐く。彼女は不特定多数の人々をも利用するらしい。知り合いが多いこの街で変な噂が立つのも困る、彼女に近づき声をかけようとしたところで突然手を取られて固まってしまう。顔をあげた彼女は目を潤ませながら『翔太郎も会いたいと思ってくれてるの?嬉しい!』と言ってもいないことをあったことにされ、反論する前に『これもお揃いだね?あ、運命ってことよね!嬉しいなー小指の指輪もお揃いだしね』と矢継ぎ早に言われて圧倒されてしまう。大声を出す力技もこの状況では使えず次の言葉を考えるうちに彼女から右手の小指にはまる指輪を見せられた。そこには昨日送られてきたのと同じ指輪がはまっていて息を飲む、こちらが固まっている間に彼女は『そろそろここの指輪変えた方がいいと思うの』と言いながら勝手にこちらの小指にはまる指輪を外そうとしていて)

  • No.9459 by 検索  2025-09-01 00:27:03 ID:415c83bff

余計なお世話だ、あの指輪も翔太郎には必要ない。
(会話をしているはずなのに意味が通じてなくて今度はその目に涙を浮かべながらまるで自分が被害者かのように振る舞う。この街で探偵業をする為にも変な噂が立つのは避けたい。そんな心理を突くような振る舞いに焦りと苛立ちを抱いていると相手が近づいてきたタイミングでその手を取る。彼女の細い右手の小指には昨日送られてきた高級品の指輪と同じものが送られていて目を見開く。そして位置だけで無く全てを【お揃い】にしようとしていれば流石に我慢し切れず彼女の手首を掴んで引き剥がす。毅然とした態度で彼女の行為に拒否を示すとまたじろりとこちらを睨んできてから『もしかして嫉妬してるの?でもごめんね、絶対にこっちの方が似合ってるし受け取ってくれたって事は翔太郎も気に入ってるんだよ』と見当違いのマウントを取ってきて眉を顰めた。ここまで話が通じない人と接するのは初めてでこれ以上は会話をしたら無駄だと判断すると彼女の手から相手の手に掴み直して「行こう、翔太郎。もう何を言っても無駄だ」と声を掛けながら立ち去ろうとする。だが彼女は恋人のようにもう片方の相手の腕にぎゅっと抱き着いていて胸が強くかき乱された気分がした。そんな自分の姿は視界に入らず彼女は女性らしい上目遣いで『フィリップさんと違って私は翔太郎のことを束縛したりしないし、ちゃんと見てるよ。一番好き、だって私たち運命だもんね』と甘い声で好意の言葉を告げて)

  • No.9460 by 探偵  2025-09-01 08:16:20 ID:65b68c258


あぁ、…っ、……俺は梓さんの気持ちには答えられねぇし好きな人は別にいる。誤解を招くようなことは止めてくれ
(彼女の悪意なき執着に上手く口が回らず周りの人の目があれば振り払うことも出来なくて指輪が抜き取られようとするのに対処が遅れた、しかし指輪に触れられる前に相手が彼女を引き剥がしてくれて助かったと息をつく。相手が強い口調で拒絶するもやはり彼女には届いていない。噛み合わない返事にまた頭が痛くなるのを感じる、そもそも指輪は送り付けられただけで受け取っていない。暖簾に腕押しなこの状況に痺れを切らしたのか相手がこちらの手を取ってこの場を離れようとする、ひとまずこちらの意思は強く伝えたのだからきちんとその意味を考えてくれるだろうか。しかし直後反対の腕に抱き着かれてしまって直ぐさまその希望は崩壊した。こちらを見上げる彼女からはあのローズの香りが立ち上り纏わりついて顔を顰めてしまう。最初に訝しげに見ていた人々もこちらの態度を見て一筋縄ではない空気を察し始めたようだ。ならばもう少し強気な態度に出てもいいだろう。一旦相手から手を離すと両手で彼女の体を傷つけないよう引き剥がしながらよりはっきりと拒絶の言葉を告げる、今は彼女の上目遣いも甘ったるい声も胸焼けしそうなほど重いものにしか感じられなかった。対して彼女はまたキョトンとして目をパチパチさせたが、パァっと顔を明るくして『確かに!誤解を招くような状況は良くないよね。分かった!私に任せといてね翔太郎。ちゃんとしてくる。あ、ほんとは一緒に食べたかったけど用事出来ちゃったから、はいこれ。感想聞かせてね!』と一気捲し立てるように言うと紙袋を押し付けてその場を軽やかな足取りで去ってしまい)

  • No.9461 by 検索  2025-09-01 11:32:59 ID:415c83bff

……納得、してくれたわけでは無さそうだね。彼女のいうちゃんとしてくるってのも嫌な予感がする。
(何とか指輪のお揃いは回避したもののずっと彼女の世界の話をしていて全くこちらの話が通じていない。更には恋人のように相手の腕に抱き着いて更に愛を告げ出すが周りも妙な温度の違いに気付いたのかひそひそ話はなくなって遠巻きな視線に変わる。相手が一旦こちらから離れると両手で彼女を引き離して改めて拒絶の言葉を向ける。だが彼女はまたキョトンとした後場違いに顔を明るくして勘違いした言葉をまくし立てると紙袋を相手に押し付けその場を軽やかに去っていった。二人その場に残されることになるがどう考えても相手の言葉を受け入れたようには思えない。つい重たい溜息交じりに呟きを零すとちらりと相手を見る。彼女が最後に残した言葉はこの状況を何とかするために動こうとしているようにも聞こえた。そして彼女の言動を見るにまともな方向に進む気はしなくて眉を寄せ不安を口にした。相手が押し付けられた紙袋に目をやりあの口調からするに手作りだと察すれば「食材がもったいないけどそれも手をつけない方が良い。何が混入しているか分からないからね」と告げて)

  • No.9462 by 探偵  2025-09-01 12:29:04 ID:65b68c258


何かしに行くから用事が出来たってことだろうな……、…だな、事務所で捨てるか
(嵐のように彼女が過ぎ去って行けば残るのは相変わらず重苦しい空気だけで相手のため息混じりの呟きにはこちらも同意して軽く頷く。こちらの断りの言葉は全く受け入れられず彼女は何かをするためにこの場を離れて行ったのだ、これまでの事を考えればまた厄介事を引き起こすはずだ。彼女と自分が運命であると示すために。手に残った紙袋は中身の割に重い気がする、中に入ったものをどうするべきかと思っていたが何かが混入している可能性を相手に指摘されれば嫌な想像をしてしまって気分が悪くなった。ゆっくり息を吐き出して平静さを手繰り寄せると彼女にバレないよう事務所のゴミとしてこっそり捨てることを決めた。重たいものを引きずるような感覚のままパトロールを再開する、その後彼女に出会うことは無かったが相変わらず影からこちらを盗み見る気配は消えることが無かった。やがて予定していたルートを回り終わり事務所へと帰ってくる、所長は心配そうに出迎えてくれたが簡単に事の経緯を説明するとドン引きした目で紙袋を見つめていた。早く彼女から貰ったものを手放したくてゴミ箱にセットしてあった袋を引っ張りだしついでに事務所内にあった小さなゴミ箱に入った中身も全部ひっくり返して纏め、最後に紙袋を詰め込んでしっかりと口を縛る。そのまま直ぐにゴミステーションに持って行ってコンテナに放り込めばようやく自分の手元から彼女の紙袋は無くなった。事務所に戻ってくれば一息ついて「どうやったら諦めてくれるか考えねぇと」とやや疲れた様子で言って)

  • No.9463 by 検索  2025-09-01 13:49:06 ID:415c83bff

…お疲れ様。まだ直接的な証拠がない以上警察も逮捕は出来ないだろうし、また顔を合わせて話しても結果は同じだろうね。
(異常な手を使ってくると分かった以上弁当の中身も安全とは言えない。それに個人的にも食べてほしくなくてそのことを告げると相手の顔色は悪くなった。ひとまずは予定していたパトロールを気持ち手短に済ませると事務所に戻った。心配そうな所長に事の顛末を伝えている間に相手は弁当箱を開けることなく紙袋ごとゴミ袋に詰めていく。念のためゴミステーションに持って行くのにもついていき事務所に戻ってくるとずっと気分の悪そうな相手に麦茶を淹れてくればそれを差し出してひとまずソファーに座るように促した。自分も横の座ると解決策を考える。普通の人ならば想い人に断れれば素直に引くだろうが彼女はその意味すら曲解して理解していないようだった。真っ先に浮かぶ警察への相談も大きな被害が出ていない以上難しく、何より相手の性格上積極的にはしないだろう。だが何回顔を合わせて直接伝えたとて彼女に伝わる気もしない。この街で探偵をやってこの事務所に居ることを公表している以上物理的に距離を取るにも限度がある。重々しい空気にまた溜息を零しそうになりながら相手の方を見ると「今日は早く休みたまえ、精神的にも疲れただろう」と気遣いの言葉投げかけて)

  • No.9464 by 探偵  2025-09-01 18:25:33 ID:65b68c258


ありがとよ。アプローチの仕方を変えねぇとな……そうだな。考えるのは明日でも…
(漸く彼女のものを手放すことが出来たがまだ終わった訳ではない、あれだけの正攻法を使って全く効果がないとは。盗撮も監視も贈り物も全て彼女である確信はあるが証拠は全くない、彼女はあくまでもそれらを全て運命だと言い張りたいのだろう。自分が作り出したものは運命といえないのなら理屈が通らなくてもきっと自分がやったと認めないはずだ。相手から麦茶を受け取れば礼を言いながらソファへと座る、冷たい麦茶は飲むだけで気を落ち着けられるがそれでもため息が零れそうだ。隣に座る相手の方をみればそれだけで安心しつつ早く休むように言われれば少し考えてから頷く。彼女とどう向き合うかは体力を取り戻した明日にした方が良いかもしれない。早いところ事務所を閉めようとした矢先にス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンの着信音が鳴る、取り出し画面を見てみるとウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンからの電話だった。こんな時間に珍しいと思いつつ「どうした?」と出てみると『もー翔ちゃん水臭いなぁ、ボキに隠し事するなんて』と含みのある言い方をされて眉を顰める、電話越しからでもニヤニヤ顔が浮かびそうな口調だ。「なんだよ、やましいことなんてねぇぞ」と返事をすれば怪しげな笑い声のあと『なぁに言ってんの!前に噂になってた彼女!海外に行ったんじゃなくてちゃんと付き合ってたんじゃあん』と楽しげに言われて、そのテンションとは対象的に嫌な予感が過ぎれば固まってしまって)

  • No.9465 by 検索  2025-09-01 19:17:50 ID:415c83bff

何が起こって…もしもし?
(お互いに精神の疲労は大きい。対策は明日から考えても遅くは無いはずだと告げると相手もそれに頷く。普段よりも時間としては早いが所長も心配故か早く閉めることに反対せず店締めに取り掛かっていた。だが突然相手のス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンの着信音が鳴ると相手が電話に出る。隣にいればその声は漏れ聞こえてウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンだと分かるが大きいネタをゲットした時のようなニヤニヤしたような口調かと思った途端彼女というワードが聞こえてきて目を見開く。何故今そんな話が出てきたのかと疑念が生まれその答えに繋がりそうになった所で今度はこちらのス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンが鳴る。示されたエリザベスの名前に嫌な予感を覚えながら電話に出ると開口一番『フィリップくん、あの書き込みどういうこと!?』と勢い良く聞かされる。「…なんの事だい?」と聞けば電話の先にはクイーンもいるようで『…その様子じゃ知らないんだ。さっきね、この街のSNSに【今日は大切な彼とデート】って書き込みがあったんだけど一緒に載っていた写真が……翔ちゃんの腕に抱きつく女性で』とまで聞いて思考が止まる。明確に顔は写ってないがこの街の人が見れば相手だって分かること、ここ数日一緒に居たところを見たという目撃情報も集まってそこそこ噂になっているという説明をしてくれるが耳から耳に流れていくようにその意味を理解することを拒んでしまう。無意識に手は震え心配する二人に何とか返事をして電話を切った。気遣いの言葉と共に送られたメッセージにはそのアドレスが添えられていてゆっくりとしかうごかない指でそのページにアクセスすると二人が言った通りデート中にしか見えない二人の写真とメッセージが投稿してあって)

  • No.9466 by 探偵  2025-09-01 21:50:28 ID:65b68c258


……俺に彼女はいねぇよ。もしそんな事言うやつがいたら、それはそいつの嘘だ
(全く身に覚えのない付き合っている女性の存在、そんな嘘を誰がついたのか、こちらの交友関係を把握し外堀を埋めるような行為をしているのが誰なのか、証拠はなくとも確信は持てる。大きく深呼吸をして気を整えていれば隣の相手の電話も鳴り始める、画面に映った名前はエリザベスだ。嫌な予感を覚えつつも『もぉー惚けちゃってー』と未だ茶化す口調に対して真剣な声色で強くその情報が嘘であると告げると電話越しのウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンは異様な空気を察したのか『でもその子、翔ちゃんと腕組んだ写真持ってて…あー…もしかしてボキ余計な情報喋っちゃったかも…』と消え入りそうな声をしていて眉間の皺が深くなる、どうやら懇意にしている情報屋に接触して情報を得ると同時に嘘の情報を広めたらしい、なかなか強かだ。電話で話していると隣で電話をする相手の手が震え始める、その異様さにあちらでも何かあったのだろうと察すれば「とにかく、俺に彼女はいない。誰かに聞かれてもそう言っといてくれ」と告げれば一方的に電話を切る。そして相手の画面を覗き込んだところでちょうどSNSが開かれて彼女が自分の腕に抱きついている写真が映り、そこに添えられメッセージにまた上手く息が出来なくなった。咄嗟に画面を手で覆ってこれ以上彼女の異様な執着に晒されないよう情報を遮断すると「…いよいよ野放しに出来なくなってきたな」と絞り出すような声で言って)

  • No.9467 by 検索  2025-09-01 23:02:50 ID:415c83bff

……周囲を巻き込んで君との関係を既成事実にしてしまえば誤解ではなくなるっていう考えなのだろう、
(匿名の誰かが、恐らく彼女が相手を彼氏として周りにアピールしている。そのサイトを開くと飛び込んできたのは相手の腕に抱きつく彼女の写真だ。さっきもこの目で見たはずなのに上手くトリミングと加工がしてあって誰が見ても恋人同士の幸せな写真だ。見たくないのに目が離せないでいると相手の手が画面を覆ってやっと意識が元に戻る。追い打ちをかけるような事態に相手の絞り出すような声を聞けばその手に自らの手を重ねて軽く握る。自分達の関係は一部の人を除いて公にしていない、だから他人があの写真を見れば相手がこの女性と付き合っていると信じてしまうだろう。詰まっていた息を意識的に吐き出して冷静さを取り戻そうとしながら彼女の行動の理由を推測する。外堀を埋めて周りからも恋人同士に見られるようになればくっついても誤解ではなくなる、相手も首を縦に振ってくれるだろうと言うぶっ飛んだ思考回路だ。頭痛を通り越して嫌悪感すら感じる行動に顔を歪めながら「サイトに通報してこの投稿は削除して貰おう。噂の方も彼らが否定してくれれば良いけど…」と行動の指針と希望を口にする。それと同時に相手を握る手に無意識に力が籠ると「……君を彼女に取られたくない」と小さくぽつりと呟いて)

  • No.9468 by 探偵  2025-09-02 08:15:41 ID:65b68c258


どういう理屈だよ……俺がこんなやり方で彼女になびくわけねぇだろ。大丈夫だ、ここにいる
(街の人々とSNSで自分が彼女だと吹聴すれば瞬く間に噂は広まったことだろう、いつも懇意にしている情報屋が容易に噂を耳にできるくらいにはもう周知の事実になっている。こちらのパトロールをずっと監視していたなら交流がある人を特定するのだって容易かったはずだ。じわりと追い詰められた感覚に上手く酸素を吸えずにいると相手の手が重なる、少し呼吸が楽になって相手の方を見た。きっと彼女の思考回路はそんなものだろう、誤解される、というこちらの発言だけを切り取って誤解されない状況を作り上げたのだ。これもまた皆が祝福してくれる、運命だ、なんて言うのだろうか。相手が投稿の削除を提案するが傍からみればただの浮かれた内容でしかなくすんなり削除されないかもしれない、エリザベス達に協力してもらって通報の数を増やせばなんとかなるだろうか。だがそれも場当たり的対策だ、彼女をどうにかしなければこの件は終わらない。いっその事彼女の望みを一度だけ叶えてしまった方が良いのではないかと一瞬思考が過ぎるが相手から手を握られて不安に塗れた呟きがこぼされると電話を置いて再び手を強く握る。彼女に流されてはダメだ、相手は不安に苛まれ彼女の敵意に晒され精神的負荷が大きい。何より相手を守らなければ。背中に手を添えて撫でながら変わらぬ想いを伝える、二人の空気をみて所長は『私が周りに怪しいヤツいないか見てから帰るから安心しなさい!』と宣言してこちらへ目配せしてくると、感謝の意も込めて軽く笑みを浮かべてから送り出した。二人きりになった空間で今度は両手を回して相手を抱きしめる、「彼女がどうやってこっちの動きを把握してるか、カラクリを解かなきゃな」と方針を口にし)

  • No.9469 by 検索  2025-09-02 11:14:04 ID:415c83bff

…ああ。アキちゃんもありがとう。 …彼女が君に抱き着いた時カメラを手にしている様子は無かった。だからあの写真は事前に何処かにカメラを隠していたかもしくは協力者が居るのかもしれない
(直接的ではなく街の人までも使って彼女に都合のいい状況が積みあがっていけば徐々に追い詰められていくような、居場所が奪われていくような気がして相手の手を握りながらつい不安を口にしてしまう。すると相手は強く手を握り返してくれて力強い言葉と共に背中を撫でてくれる。更に所長も怪しい人を見て回ってくれるという頼もしい宣言をしてくれると暗い気持ちも幾らか晴れて感謝を伝えた。あの時と違って今回は二人は味方だ、あんな身勝手な言動をする彼女に折れる訳にはいかない。所長にも一応気を付けるように伝えてから送り出すと事務所には二人きりとなった。相手から抱きしめられるとこちらからも腕を回してくっつき、方針を聞けばあの写真から気付いたことを述べていく。どれも彼女の手引きだろうが日中一人でずっと監視するのは流石に無理があるようにも思う。それに事務所を出て数分で視線を感じるようになるのも気になる、ずっと事務所の前を監視しているなら最初から感じるはずだがどうも相手が事務所を出るのを察知してから動いているようにも感じる。自分達がターゲットから情報を入手したい時にどんな手段を使うのかを考えていくと「ここ最近、誰かから貰ってこの事務所に新たに置いている物とかないかい?」と尋ねて)

  • No.9470 by 探偵  2025-09-02 12:35:43 ID:65b68c258


あぁ、画角からいっても彼女が撮ったものじゃねぇ。ずっとつけられてるのを考えても協力者がいるのかもしんねぇな。…最近貰った……そういやふ.う,と,く.んの人形が送られてきてたな
(相手を抱き締めれば不思議と焦りも気分の悪さも溶けだして息がしやすくなり、同時に頭は冴えてくる。彼女は話や理屈が通じなくて及び腰になってしまうが正攻法で通じないのなら作戦を考えなくてはならない、その為にはまずは彼女を知らなければ。相手から先程SNSに乗せられていた画像の話が出れば同意するよう頷く、あの写真はどう考えても第三者が撮ったものだろう。自動撮影ではあそこまで都合のいい画角にはならない。となれば少なくとも彼女ではない誰かがあの写真を撮ったはずだ。パトロールの間四六時中見られていることを思えば人の手は多い方が向こうにとっては都合が良く協力者がいる可能性はある。しかし彼女にとって何もかも都合がいいように動く第三者がいるのだろうか、彼女はこちらに異常なほど執着しているのだから見返りに彼女の気を引けるわけでもない。悩んでいたところで相手から最近の貰い物について聞かれる。基本的には消え物が多いが依頼のお礼にと置物の人形を貰っていたはずだ。自分の愛する街の愛するマスコットキャラクターならばとデスク脇に飾っていたのだ。一度ソファから立ち上がりプラスチックで作られたそれを持って帰ってくると「これだ」と相手に差し出して)

  • No.9471 by 検索  2025-09-02 15:09:45 ID:415c83bff

…一見普通に見えるけどプラスチック製にしては少し重いような…、……っ、盗聴器だ。
(彼女は相手の行動を何かの方法で把握している。だが視線を感じ始める時間差を考えれば事務所近くに待ち伏せしているというより遠隔で見ている可能性が高い。そしてその執着深さを踏まえて一つの可能性が浮かんで相手に最近貰った物がないかと聞けばふ.う.と.く.んの名前が上がる。相手が好きなこの街のマスコットであれば尚更嫌な予感がしてその人形を相手に取りに行って貰う。戻ってきた相手から人形を受け取ると外見を確認した。見た目はいたって普通のお土産売り場などに売ってそうなプラスチック製の人形だ。だが材質に対して妙に中身が重たいような気がする。確かめるために正面と背面をくっつけている継ぎ目に爪を引っ掛けて開けようとするとその間に透明になった接着剤の痕跡を見つける。既成品としては雑な造りだと感じて無理やりこじ開けてみると中に小さな基盤と纏められた配線、ふ.う.と.く.んの目の辺りには小さなマイクが設置されていて思わず息を詰まらせた。小さなアンテナらしき部品もあってこれから置かれてからずっと、そして今も現在進行形でこの会話が彼女の元に聞かれているかもしれない。背筋がぞっと冷たくなるのを感じながら相手の方を見ればマイクに拾われないように小さな声でこれが盗聴器であると告げて)

  • No.9472 by 探偵  2025-09-02 18:03:53 ID:65b68c258


っ、………
(最近この事務所に増えたものと言えばこれだけだ、相手が人形をいじる間送り主が誰だったか記憶を辿る。確か丁寧な文章で依頼のお礼が書いてあって差出人がなかった、ところまで思い出してスっとキモが冷える。これはあの指輪と全く同じパターンだ。そうやって考えているうちに相手はふ.う.と,く,んをこじ開ける、すると中からは何かの機器が出てきて息を飲んだ。そしてこれが盗聴器だと聞かされれば更に悪寒が走る、つまりこの人形が来てから今まで事務所の会話は聞かれていたということになる。それほど高性能ではなさそうなのを見るに声がはっきりと聞き取れるのはデスク周りだけだろうが音のやり取りで自分が事務所を出るのくらいは簡単に分かるだろう。もしこれがもっと高性能なマイクで相手との会話を全て聞かれていたら、カメラが付いていて映像まで筒抜けだったら、あらゆる可能性が頭に過ぎって上手く酸素が取り込めない。意識して深呼吸をしたあとに贈り物が保管してあるキッチン奥に行くといつか貰った風呂敷を取ってくる、そのまま相手の手の中にある人形を丸ごとくるんで音をなるべく遮断し、さらにデスクの棚の奥に押し込んだ。ひとまずこれで盗聴されることはないだろう、だが自分達が思う前から彼女の手はこの事務所に及んでいたらしい。こうなれば手段は選んでいられない、依頼以外ではあまり使いたくなかったが「フィリップ、あんまり気分は良くねぇと思うけど…梓さんのこと地.球,の,本,棚で調べてくれねぇか?」と頼んで)

  • No.9473 by 検索  2025-09-02 20:00:15 ID:415c83bff

…そうだね、何かヒントがあるかもしれない。
(ここ数日デスクに置いていたこの街のマスコットに盗聴器が仕込まれていたと分かれば相手の表情は固まり顔色も悪くなっているように見えた。今のこの瞬間も聞かれているかもしれないと思えば下手に動けなかったが相手が手の中人形を風呂敷に丸め込んで棚に押し込んで帰ってくる。壊しても良かったが流石に盗聴となれば警察沙汰であり証拠維持のためにもこれが一番だろう。相手が検索を頼んで来れば同意するように頷く。むやみやたらに他人を検索して詮索するべきではないと初めの頃に言われた事があるが今回は例外だろう。先に事務所の戸締りをして閉めてしまうと念の為ガレージに降りてから両手を広げ地.球.の.本,棚へと入る。早速彼女の名前を入れ同姓同名を絞るためのいくつかのキーワードを入れるとすぐに一冊に絞られる。それを手にして現実に戻ってくると初めの数ページをめくる。「プロフィールは以前依頼を受けた時に聞いたのと大体一致している。…だけど風.都.に来たのはここ数年の事のようだ」と文字を目で追いながらずっとこの街で暮らしていると言っていた彼女の嘘を指摘する。だが人物の本となると情報が多くてページが多い。パラパラと流し読みしながら「…彼女に関して何かここ数日で気になるワードとか項目は無かったかい?」と話を振って)

  • No.9474 by 探偵  2025-09-02 21:42:50 ID:65b68c258


あの時は捜し物だったから彼女の周辺はそこまで調べてねぇしな。…あんまりいい趣味じゃねぇが…キーワードは『連絡履歴』、協力者がいるんなら頻繁にやり取りしている相手がいるはずだ
(この地球のほぼ全ての出来事が記録されている本棚ならば個人の情報を引き出すことも容易い、彼女の言葉が嘘であるかも検証すれば答えを導くのは簡単だ。ガレージに移動して早速検索を始めれば手始めとばかりに相手がひとつ彼女の嘘を暴き出すとまるで暗い深淵を覗き込んでいる気になって吐き出す息は重い、だが彼女がこちらに向ける執着がなんなのか解き明かさなければきっとこのままいたちごっこは続くだろう。こちらからは真っ白にしか見えない本を見つめながら多少後ろめたさはありながらも彼女の連絡の履歴を参照するように頼む。ここ数日監視の目は続き毎日会うことに加えてあの写真、彼女ひとりではなく他にもこちらを監視している人物がいる可能性は高い。誰かを協力させて監視するにしても連絡をこまめに取り状況を共有し連絡を取り合うことは必須だろう。その存在を確かめるためにもまずは協力者を炙り出すことにして)

  • No.9475 by 検索  2025-09-02 22:26:35 ID:415c83bff


連絡履歴…ここか。……何件かあるけど毎日朝と夕方、そしてその間の時間に通話している人物がいるようだ。
(隣で様子を見守る相手の息は重い。本人の許可無くその素性や行動を暴くのは本来は避ける性格だが今回のことは他に調べようがない。ページをめくりながら相手に見る項目の糸口を尋ねるとまずは協力者の方を炙り出す提案がされる。直ぐにその項目を探せば近日の通信履歴のページを見つける。特に相手が視線を感じるようになったここ数日に絞って見てみると朝から夕にかけて頻繁に電話やメールで連絡を取っている人物を見つける。更に今日と昨日の時間を見るとパトロールのために事務所を出た時間と帰ってきた時間の辺りと一致している事に気付く。恐らくこの人物が協力者だろう。そしてその人物の名前について調べてみると思いがけない情報が出てきて動きを止める。そして相手を見て「…その人物は綾音と言って彼女の妹だ。学生の時の両親の離婚で苗字は違うようだが彼女が風.都に来たタイミングで妹も後追うようにやってきて一緒に暮らし始めたようだね」とその情報を共有する。更に本を読み込んでいきながら「妹は相当姉に懐いているみたいだ、…もしかしたら妹の方も姉の恋のサポートをしているつもりなのかもしれない」と抱いた推測を口にして)

  • No.9476 by 探偵、  2025-09-03 07:56:59 ID:65b68c258


連絡の頻度とタイミングからみて綾音ってのが協力者だな。離婚して暫く離れていた姉に盲目的に従ってんならそこも一筋縄じゃ行かねぇ関係なのかもな…
(相手に連絡の履歴を検索してもらえば協力者の存在はすぐに浮かび上がる、どうやら協力者は身内らしい。相当懐いているのならば梓が盗撮やストーカーなど犯罪まがいのことをしても積極的に協力している、ということだろうか。両親の離婚で引き離され再び出会ったのならば一筋縄ではいかない関係や感情があるのかもしれない、それこそ善悪を超えて姉の恋心を支えたいと思うほどに。愛憎表裏一体で一緒に暮らしながらも姉に逆らえない理由がある、という可能性もある。いずれにしろ綾音さんは梓さんのためならば何でも協力する状態にあるのだろう。彼女が自分達を監視し盗撮した方法もわかったところで次に彼女について知る取っ掛かりは「フィリップ、もうひとつ検索を頼む。彼女の過去の交際相手を調べてくれ。彼女が俺に執着するきっかけがその中にあるかもしれねぇ」ともう一度検索を頼む。彼女との接触は依頼の時だけ、その後最初の再開は偶然かもしれないがあとは運命という名のストーカーが生み出した必然だ。出会った当初に何かあったわけでもない、あれだけの執着を産むには彼女との交流が少なすぎる。となればこの行為は彼女の過去から地続きである可能性が高い。彼女と向き合うためにはこの項目は避けられないだろうと検索結果を待って)

  • No.9477 by 検索  2025-09-03 10:48:40 ID:415c83bff

ああ、調べてみよう。…彼女が初めて交際したのは高校生の時の半年間だ。それからは告白されても数日か一週間ほどで毎回別れているみたいだね。…だけど彼女から強くアプローチした人物が何人かいるようだ。
(相手の言う通り姉の犯罪まで踏み込んだ行為に協力しているならあまり正常な姉妹関係とは言い難い可能性が高い。こちらに説得を持ち掛けても諦めてくれる気がしない。更に相手は彼女の交際関係について頼んで来る、パラパラとページが捲られ該当箇所が開くとそこを読み込んでいく。意外にも彼女の交際相手はそれほど多くなく、告白されて付き合った分にはすぐに別れてしまっている。だがその後に記載のある交際までに至っていないケースの欄を見れば僅かに眉を寄せた。「一人目は通っていた塾の先生だ。苦手な教科を時間外まで教えてくれていて積極的にアプローチしていたようだ。二人目はアルバイト先の店長、こちらも優しく教えてくれたり賄いを作ってくれていたらしい。…そして一番新しい三人目が通っていた病院のカウンセラーだ。こちらは段々と来院頻度が増えていき業務内にプレゼントを渡したり退勤時を狙って待ち伏せ行為をしては警察沙汰になって最後には病院を出禁になっている」とその項目を読み上げていく。三人とも、そして相手も含め人に優しく接するような職業であり歳も彼女より上の人物だ。離婚したという事実を踏まえると「妹の方を引き取った父親は以前からあまり子育てに積極的では無かったようだから、優しくしてくれる年上の男性に強い執着があるのかもしれない」と推測を口にして)

  • No.9478 by 探偵  2025-09-03 12:32:23 ID:65b68c258


最初に付き合った奴と別れたのが両親の離婚の時期と近いな。…そのカウンセラーに渡したプレゼントっての、もしかして指輪じゃねぇか?
(静かなガレージの中で静かに相手の検索結果に耳を傾ける。聞く限りで違和感のない交際は最初だけであとは彼女からアピールしている人物にしか興味がないといった様子だ。愛情の薄い父親に家族の離別と初めての恋人の別れが重なった事実、彼女はそこで何か糸が切れてしまったのかもしれない。彼女が言いよるのは決まって年上の優しい男性、父親から与えられなかった分を取り返そうとしているようだ。自分に特別優しくしてくれる、というのが彼女が執着するようになるトリガーなのかもしれない。相手が検索結果を読み上げて行く中で気になるワードが出てきて記憶を巡らせる。彼女がこちらに贈り物として手紙で渡してきたのも指輪だった。そしてもうひとつ指輪というキーワードには覚えがある、彼女が依頼した捜し物も指輪だった。通勤路で落としてしまったという指輪を生垣の中から捜し出し綺麗にしてからキザったらしいセリフと共に返したのを覚えている。彼女が経験した両親の離婚、出会うきっかけとなったもの、こちらへの贈り物、それら全てが共通していて「もしかしたら彼女にとって指輪ってのは重要な意味を持つものなのかもしれねぇな。両親が離婚したことで意味の無くなった指輪、一方的に好きになった人に贈るのも指輪だ。…俺が依頼で指輪を捜して彼女に渡したのも、彼女にとっては全く別でかなり重い意味になっちまってるんじゃねぇか?」と推測を口にして)

  • No.9479 by 検索  2025-09-03 14:27:02 ID:415c83bff

…本当だ、君に渡した物よりも安価だけど当時の彼女にとっては値の張る指輪を渡しているようだ。その可能性はあるね、両親が離婚した際に結婚指輪を置いて出ていったという記述がわざわざあるぐらいだからお揃いの指輪をしていれば結ばれて離れていくことがないと認識しているかもしれない。ならば君が指輪を一生懸命探して綺麗にして渡した事を指輪を大切にしてくれる人、すなわち自分に優しくて結ばれるべき運命の人が現れたと思ってしまったのかも
(彼女の生い立ちや交際関係を探っていけば人物像が見えてくる。今回と同じようなことを過去にも行っているようだが相手がカウンセラーへのプレゼントに反応を示すと更にそこを探って出てきた情報から推測通りだと告げる。続けられた言葉もかなり彼女の芯を掴んでいる気がして更に【指輪】というワードで絞り込むと両親の離婚の際に父親が指輪をその場で外して出ていったという記述を見つけた。この光景を目撃した彼女にとっては想い人との縁や愛情が指輪の存在と根強く結びついているのだろう。そしてそれは指輪に関する依頼を受けた相手も同じで彼女にとっては無くし物が戻ってきた以上に相手が指輪を大切にしてくれた、もしかしたらそんな特別な指輪を送ってくれたとすら思っているかもしれない。理解しづらい思考だが相手に執着する理由が見えてくれば一旦本から相手に視線を向けて「あの指輪を彼女に突き返せばそのつもりは無いと分かってくれそうではあるけど今でさえ手段を択ばない彼女が否定された時どういった手段に出るか読めないね…」と更に悩みを口にして)

  • No.9480 by 探偵  2025-09-03 18:11:51 ID:65b68c258


あぁ、きっとそうだ。彼女にとって指輪は自分を愛してくれる人の象徴なんだろうな。……カウンセラーの時は警察沙汰にもなってるが…このままにしておくわけにもいかねぇし、彼女に指輪を返すしかねぇだろうな
(彼女の経歴の中、そして自分が経験した中でも強く存在を主張する指輪というキーワード。相手が更に深堀りすればやはり随所に記述は見られるようで彼女にとって指輪が特別なものであるのは明白だ。こちらが依頼として請け負った指輪を捜し彼女に返すという行為も彼女からすれば優しい男性が自分の為に指輪を贈ってくれたと解釈しているのかもしれない。彼女と同じ環境で育った妹ならばその考えに同調、あるいは同情して姉の行動をサポートしているのも頷ける。そうとなれば彼女にはっきりと拒絶の意志を伝えられる方法はひとつだ、相手も同じ意見のようだがその後の顛末に言及されれば目を伏せる。自分の前に執着した時にも大事になっているのならば今回も同じことになる可能性は高い、【探偵から指輪を贈られている】という認識があれば前回以上に取り乱す可能性だってある。だがこのままこの現状を受け入れ続ける訳にもいかない、この状況を終わらせるために、何より相手の心身の安寧を得るためにも彼女の執着を断ち切らなければ。腹を括れば少しでも安心させようと相手の頭を撫でて「明日で全部決着つけちまおう。何かあっても俺達二人なら大丈夫だ。不安も責任も俺らは半分こなんだろ?」と力強い口調で言って)

  • No.9481 by 検索  2025-09-03 18:56:46 ID:415c83bff

…ああ、そうだね。いつも通りの日常を取り戻す為にも早めに片付けてしまった方が良い。…翔太郎、
(彼女が相手の言葉を良いように解釈してしまうなら彼女の世界で特別な指輪を突き返せばその意図は伝わるはずだ。だがその後にどんな行動に取るか分からず、そのリスクに躊躇していると相手の手がこちらに伸びてきて頭を撫でる。嫌な方向に傾きかけていた思考が落ち着いて相手の力強い言葉が胸に染み渡ると先程の自分の言葉を引用した問いに頷いた。視線を感じ始めてからずっと相手の表情は重たく硬い。張り詰めたような緊張を解くためにも早くこの件を終わらせてしまうべきだろう。こちらも明日決着をつける覚悟を決めると改めて名前を呼ぶ。先程のように腕を背中に回して軽く抱き着くとそのままじっと見つめて「明日全部終わったら僕たちの家に帰ろう。ここも不便はないけどあっちの方がよく眠れる」と軽く笑みを見せながらその後の予定を提案して)

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