ホグワーツにて、貴方と共に。(〆)

ホグワーツにて、貴方と共に。(〆)

三丁目のミケネコさん  2022-02-21 22:59:24 
通報
(声掛けてくださった御相手様以外書き込まないでください)

コメントを投稿する

  • No.61 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-01 14:40:32 

「...ははっ、そうだねぇー...案外こういうのも悪くはないね。」
僕はポツリとそう言って、柔らかく笑う。最後に空を見上げたのはいつだろう、もう長い長い間ずっと引きこもっていたから、覚えて居ない。この大空の下のどこかでシャーロットは居る、不思議と先程までの寂しさは吹き飛んだ気がした。
「あっはは!!照れてるー!今更そんな顔になってももう遅いし、別に良いんじゃない?笑える時に思いっきり笑った方が損は無いよ。」
とムスッと顔を顰めたエリオットくんを見てそう言った。耳が赤いのはバレバレだ。この人は案外、悪い子じゃないかもしれないなんて一瞬思ってしまった。これだけで悪い人じゃないって言い切る事は出来ないし、むしろ言いきれる人が居たらその人は馬鹿だ。だが、少なくとも子供らしい所はちゃんとあるって事だ。まぁ、子供らしい所って言っても、僕自身もまだ11歳の子供なんだけどね。
「それに......その笑顔でいた方が、一番よく似合うと思うなぁ!」
別に馬鹿にするつもりじゃない。彼の笑顔はとっても愛らしい、ここまで良い笑顔を作れる人は中々に居ないだろうな。そうやって隠すのはどこか勿体なく感じてしまう
(同じ男なのに可愛いってなんだよ)
と自分に突っ込みを入れたくなる所だが、なんて言うのだろう、笑顔の愛らしさというものはやっぱり性別を越えるものなのだなぁと、思ってしまう。
(まぁ何はともあれ、面白いもの見れてラッキーだな)
そうポツリと呟いては考えたりして道を進む。彼は話を逸らしたら、ボートへ乗り込んで行った。僕も彼を追い掛け、ボートに乗り込んだ。
「ボート....なんかオシャレだねぇ」
暗くて周りはあまりよく見えないが、自分の席の木材の部分が綺麗な彫刻が彫り込んでるのが見える。
(もう少し明るかったら、もっとちゃんと見えたのにな。残念)
だがさすがはホグワーツの船だ、結構凝ってる。僕は木材に彫ってある彫刻をゆびでなで、そう言った

  • No.62 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-01 18:07:56 

(/それ最高じゃないですか!!絶対面白いやつですよ!!!セシルとエリオットくんが色々の要因で敵対して殺し合う関係になったのか?と思ったら、一時的でも長期的でもお互いが協力し合ったりして...そういう胸アツな展開とかありそうな気がするんです!)

  • No.63 by エリオット・セントリック  2022-03-01 18:58:05 

「こら、照れてるなどといちいち指摘するなっ!セシル、君は随分といい性格をしてるじゃないか。少し、そう少し気を抜いてしまっただけだ!」
思ったよりも揶揄い好きな性格に、褒め上手なだけかと思っていたオレには予想外で、ぐぬぬと唸りながら負け惜しみじみた言葉を言うことしかできなかった。やはり人間は一枚岩ではない、誰しも違う側面を持っているものだ。普段は翻弄されるのを嫌うオレが恥ずかしがれども嫌な気分になっていないのは、彼の新たな一面を発見できたことが嬉しいからだろうか。
(嬉しいなんて、まだ友達でもないくせに……。でも、不思議と嫌いではない)
自分で思っていたよりもオレはセシル・クレスウェルという少年を好ましく感じているのかもしれない。家では同年代の者などおらず、こうして同い歳と関われるのが新鮮だというのも一因だろうか。耳に感情が出がちだなんて誰にも指摘されずに来たので知らないまま、ボートへと乗り込み。
「意外に凝った意匠じゃないか。折角のボートなんだ、昼間に乗ることができれば良かったものを。わざわざ夜に拘らずとも良いのにな」
こちらの側にも刻まれている彫刻を見ながら、感心したように褒めてみて。単なる木彫りかと思えば芸術性もあるとは見直した。ホグワーツは思ったよりもそういった遊び心があるのかもしれない。
「さて、もうすぐ組み分けの儀だが。緊張はしてるか?」
間もなく、寮を別ける運命の時間がやってくる。どうにもセシルとは奇妙な縁があるので、実の所スリザリンに振り分けられそうだなという確信に近い思いがあった。──その中に一握りの希望的観測がないと言えば嘘になる。
(セシルと過ごすのも、まぁ悪くないだろうな。ここまで一緒だったんだ、スリザリンに来ればいいのに)
そうしたら宣言通り友達になれる。列車に揺られていた頃はセシルと過ごす日々の想像は浮かばなかったが、今は漠然と多少は楽しめそうだと感じていて。

  • No.64 by エリオット・セントリック(背後)  2022-03-01 19:01:08 

(/いいですね!いいですねぇ!!すれ違いかけてからの協力関係、とても好きな関係性ですー!日常をチマチマ挟みながら、たまに二人の過去とは関係ないハプニングなんかも起きたりしつつ互いの家の真相を知っていく、とかもうワクワクが止まりません!)

  • No.65 by セシル・クレスウェル  2022-03-01 22:08:45 

「ふふっ、そうだねぇ!別に馬鹿にはしてないさ!たまには気を抜けてもいいんじゃない?その威厳に満ちたハンサムなお顔でもきっとレディ達にモテモテだろうけど、その笑顔も見せたらきっと星をも落とせそう!なんて!」
冗談にケラケラと笑ってみせる。まぁ顔が良いのは確かだし、笑顔も可愛いのも事実。本音を言うならこれは半分冗談半分本気だ。
(入学したら、エリオットくんは愛らしいレディ達に追いかけ回されたりしてね。大変そうだけどなんか面白そう)
自分が追いかけ回されるのは疲れるが、野次馬になる分には面白いだろう。案外見てみたいかも知れない。
(特にその時はどんな顔するのかめっちゃくちゃ気になるなぁ!)
怒るのか、ドン引くのか、はたまた喜ぶのか、気になる所だ。
「うんうん!昼の方が良かったよねぇ!ちゃんとよく見えるもん!ホグワーツって案外こういう所に拘る所あるんだねぇー」
これは城に着いたらどんなものが待ってるのか、気になるな、この船みたいに色々凝ってそうだ。僕は綺麗なものが好きだ、特に今まで見たことがない分、色々見てみたい。美術の本でしか見た事が無い絵画や芸術品、そういうのもいつか機会があれば本に記された美術館に行って、シャーロットにも見せてあげたい。まぁ、きっと遠い遠い未来の話だろうな。
「んー...どうだろ、なんか緊張って言うより、一緒の寮に入れるかなぁって期待してるかなぁ!エリオットくんと同じ寮なら、きっと楽しいと思うんだ!!もしさ、もしさ、ほんとに一緒の寮に入れたらお友達になろーね!!約束だよ!!」
友情がどうのとかの前に、利用し利用されの関係がいちばん無難だ、本気で馴れ合う事は後に支障がきたす可能性が大きいから。だが、とりあえずそうやってにぱっと笑い、手を握って言って

  • No.66 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-01 22:18:37 

(/確かにそれとても良いです!!なんかクリスマスの学校行事とかのパーティにて二人の絡みとか見てみたいです!休暇に、何気なくホグワーツから出て、街でぶらぶら散歩したりとかもきっと面白そうです!ゆっくりゆっくり互いの過去が明らかになって、そしてくっついて行くの絶対尊いです..)

  • No.67 by エリオット・セントリック  2022-03-02 14:02:30 

「あーもう!からかうな!別にモテたいだなんて思ってない、そんな浮ついた話はあいつらにでも振ってやれ」
ここぞとばかりに追撃を仕掛けてくるセシルにぷいとそっぽを向いて、ボートから身を乗り出して落ちそうになっているもけたたましい笑い声を上げている先頭集団を投げやりに親指で指して。
「絵画も多いらしいからな。もう少し無骨な性質かと思っていたが、細かいところまで拘っているのもいいな。教室を覚えがてら城内を見て回るのも悪くはないだろう」
といっても城内はあまりにも広く、さらには頻繁に部屋が増えたり減ったりすることもあるらしい。なるほど、それは迷うわけだ。
「……まぁ、本当にセシルがスリザリンに来たならば吝かではないな。まだ出会って間もないが、期待よりもずっと楽しく過ごせているよ」
セシルの言葉に穏やかに笑いかけると好意的な返答を。少し前のオレならその言葉にも反発していただろうが、彼がなにを企んでいようといなかろうと、この答え自体は変わらないだろう。正直、セントリック名を背負っているが故に友人など作る気は毛頭なかった。人間関係で予定していたのは今後家を継いだ時のためのビジネスパートナー、あるいは使える人間だ。己を磨くのは大前提、そこにプラスアルファで良き関係が築けないのであればわざわざ魔術学校に通う意味もない。そんな冷めきっていた思考だったが、折角の学生なのだから学生らしいことをしてみたいという想いも僅かに芽生えてきたのが事実。
「先頭の奴らは岸に上がりだしたな。降りる時も揺れるから油断するなよ。ずぶ濡れで迎える組み分けの式は嫌だからな」
あの岸を上がれば間もなく大広間だ。いよいよそこで始まる学生生活に気を引き締めるべく、ネクタイを今一度整えて。

  • No.68 by エリオット・セントリック(背後)  2022-03-02 14:05:33 

(/クリスマス!いいですねぇ!実は結構クリスマスパーティー好きでやりたいなーって思ってたんですよ…!過去が過去なだけに、何気ない日常が映えますね…!ホグズミードでバタービール飲んだりなどもしてみたいです…!)

  • No.69 by セシル・クレスウェル  2022-03-02 20:12:36 

「えぇー?でも悪い気はしないんじゃない?まぁまぁ、そう言わずにぃ!モテるって事は人を惹きつける魅力がある人って事よ!ほらほら、あの子とか可愛くない?良くない?」
そっぽ向いてしまったエリオットくんがあまりにも面白いので、またまた追い討ちをかける様に、ボートの先頭からボートを降りて行ってる可愛い女子生徒を指さし、そう冗談で勧めて。正直に言うと金持ちのボンボンなら選び放題だろうな、でもそう言うやつらに限って変な性癖があるって思うんだ、凄い偏見だけど。この子はどうなんだろ、どんな女の子がタイプなのかすっごい気になる。まぁどんなのがタイプでも、僕には関係ないからね。
「お、やっぱり?いいなぁ!こういうの好きなんだよねぇー!でもその前に学校で迷子になりそ...そうだ!その時は一緒に回らない?」
ははっ....と、少し遠い目をして笑ったら、彼と一緒に回らないかと誘いをして
「!!!....そうだ!同じ寮に入れて貰えるように組み分け帽脅そう!!」
間抜けなフルスマイルで極端なことを言った。まぁ勿論冗談に決まってるが、実際そんな事をしたら退学させられなくとも、何かしらの処分はあるだろうな。冗談で言う分にはいいからしないけど。変な人って思われる方が好都合、少なくとも少しネジぶっ飛んでる振りをした方が周りに面白がられてくれる。
「ん!わかった!エリオットくんも気をつけてね!てかさぁ、水の中って変な生き物とか居ないかなぁ...」
今すぐにでも水の中飛び込みたいような表情でじーっと水面を見て、船からおりる準備をした。まぁ別に飛び込みはしないけど、どんな生物がいるのかは気になる。こんな森や山に囲まれてるところなんだ、なんか珍しい魚がいてもおかしくはないだろう。

  • No.70 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-02 20:18:04 

(/おお!!!仲間じゃないですか!!!なんか舞踏会とかで踊ったりしてる二人の姿がすっっごく見たいです!!ホグズミードでただのお出かけとか、もうデートなんじゃないかってなってたりするとか...!いやぁ...黒い過去があるほど、何気ない平和な日常が輝いて見えてとてもいいですよねぇ...!今後の展開にすっごく期待です!!)

  • No.71 by エリオット・セントリック  2022-03-02 23:25:55 

「あーのーなーっ、大体そういうのはまだ早いだろ!オレたちまだ11歳だぞ!」
(早いと言ったものの、普通はこの歳で既に恋愛だのを考えているのか…?わからん、恋愛なんて所詮は家と家同士の結びつきを強めるだけのものだろう?)
貴族にとっては恋愛はロマンスよりも政略的な面の方が強く目立つ。全ての貴族がそうというわけでもなく、今のご時世は自由恋愛も大して物珍しいわけではない。というのは知識で知っているが、オレの両親が政略結婚により結ばれたものだからかいまいち実感が薄いのだ。
「回るのは構わないが、脅すってまた随分と突飛で面白い発想じゃないか。いいな、実践したならばオレにも教えてくれよ。あの帽子がどんな反応をするかは純粋に興味がある」
組み分け帽子に交渉するならばいざ知らず、冗談でも脅すという発想は中々出てくるものではないだろう。そういう面は非常に狡猾で手段を選ばないスリザリン向きだと言える。だが本気でその選択を取ろうとする者は数少ないだろう、なのでこちらもあくまで冗談だと捉えて本気にせずに返して。
「水か、マーピープルあたりならいるんじゃないか。スリザリンの談話室は湖の中にあるから窓を覗けば見えるかもしれないな。オレとしてはケルピーを実際に見てみたいが」
マーピープル、通称水中人はその名の通り水中に棲む半人型の魔法生物だ。水辺ではそう珍しい種族ではないので黒々とした水面の向こうにも泳ぎ回っているのかもしれない。魔法生物には興味があったので、ボートを降りる傍ら底の見えない水面を横目に、どことなく生き生きとした面持ちで話して。

  • No.72 by エリオット・セントリック(背後)  2022-03-02 23:37:42 

(/まだ寮分けの段階ですけどやりたいこと沢山出てきて良い意味で大変ですね!一度、結果は引き分けでセシルくんと決闘とかもやってみたかったりしています!
取り急ぎですが、エリオット顔だけ描けましたので載せておきますっ!絵を描くの数ヶ月ぶりでお恥ずかしい画力ですが笑
https://d.kuku.lu/46c2a2852)

  • No.73 by セシル・クレスウェル  2022-03-03 03:52:08 

「ンまぁ!エリちゃんったら遅れてるわねぇー!」
とわざと声を裏返して、勝手にあだ名をつけてはオネエ言葉でそう言い
「今このご時世そんなの関係ないわよぅ!11歳の子なんてそろそろ彼氏彼女だの、なんだの考えてるおませさんなお年頃よぉーん!」
(ま、ずっとひきこもってたから、事実かどうかは僕も知らないけど。)
自分で言っといては自分さえも真偽知らないのだが、まぁ...時代がそこまで行って居なくても、少なくともお見合い結婚だのなんだのは少なくなってる時期だろう。思想を色んな方面から見て行かなければ人は成長しない、固定概念を持つのはいいけど、頑固すぎると何も見えなくなって、井の中のカエルになってしまう。
(父さんと母さんは恋愛結婚だから尚更そういう固定概念は持てないな...)
まぁ貴族の家庭なら家の利益の為に政略結婚はおかしくないだろうし、特にエリオットくんはボンボンなんだから、分かんなくても仕方ないかもね。
僕はお巫山戯でオネエ口調でそのまま続け、ケラケラと笑ってみせて
「んー...そうだなぁ...何で脅そうかなぁ...なんか帽子だし、布だし、『燃やす』とかどうよ!」
(今のところはノッて行こう、脅しはー...出来なくはないし、あの帽子がどういう反応するのか僕自身もすっごい気になるからねぇ。だけれど度が過ぎるとつまみ出されそうだしなぁー...)
何となく乗り気でそう提案して
「ケルピー!!!いいなぁ!見てみたいなぁ...!それに、スリザリンの談話室って湖の下にあるんだ...!なんか...湖を水槽にしてるみたいじゃん!!すごいねぇ!」
ケルピー所かマーピープルすら見たことがない、それにスリザリンの談話室が湖の中って...ホグワーツ、間取り設計上手いな!だけれどガラスが割れたりしたら大洪水になりそうだ...
話を聞いて少しワクワクした僕はエリオットくんに続いてゆっくりとボートから降りる。バシャ!!ドボンッ!...っとなにか水から飛び出し、または飛び込む音が聞こえ、足を止め、水面に目をやる。だが暗過ぎるせいか、水面には僕たち生徒が乗ったボートと、小さく波打ってる水しか見えない。魚なのだろうか、はたまたマーピープルや他の生物?どっちなのかは知らないけど、魚じゃない方だって思っていよう。昼だったら見えたのにな..少し残念そうに荷物を持って、エリオットくんの方へ歩いていき

  • No.74 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-03 04:00:19 

(/決闘!!!とてもいいじゃないですか!!これは手加減無しのガチンコ勝負で、引き分けになったあとで和解するってのもまた面白そうだと思ったり..!
待ってくださいエリオットくんかっっっっっっっこよすぎません????これは最高じゃないですかぁ!!画力も文章力も天才的高くて尊敬です!!!うわぁぁぁ...!とても素敵すぎますよぉ!!)

  • No.75 by エリオット・セントリック  2022-03-03 14:40:00 

「ぶはっ、なんなんだその口調!そもそもまだ名前すら知っているか怪しい中でよく恋だのどうだの言えるな、自由恋愛でもそういうのは仲を深めてから意識するものなのだろう」
セシルの急な口調に、ついつい噴き出してしまう。咄嗟に手で口元を覆ってはしたなく見えないようにはしつつも、既に語調から険しさは抜けて半笑い混じりで。とはいえ一目惚れは信じない質なのもあってか、物語の中だけでしか通用しないような潔癖気味の恋愛観を平然と宣って。
「いいな、退学タイムアタックなら特に有効な手段だろう」
かつて組み分け帽子になにかしらの危害を加えようとしたものはいたのだろうか。子供とは想像力豊か故に破天荒なものなのでおそらくゼロではないだろうが、まず間違いなく退学になるはずだ。当事者にはなりたくないが、傍から見る分には研究精神を考慮しても面白そうに思えるので、やはりオレは兄様のように性格が良いとは言えないなと改めて自覚する。
「ケルピーは一応危険生物扱いだから、滅多にお目にはかかれないだろうな。だがまぁホグワーツなんだ、どんな生き物がいようが不思議ではないな。特に、わざわざ立ち入り制限されている禁じられた森にはな。湖の下に談話室があるというのは、オレも気に入っているんだ。景観もそうだが、嵐の夜だってうるさくないのがいい」
生徒は無断で入ることが許されない禁じられた森、わざわざ名前に"禁じられた"などと入るぐらいなのだから当然危険があるのだろう。だが、好奇心が疼くのも事実で。
(バレなければ、無いことになるんだ。その点では規則破りや犯罪も善行と変わらない。どうせ同じことを考えているのはオレだけではないのだから、様子見して試してみるか)
あくまで無謀な先駆者の犠牲を待って、サンプルを集めてから挑む。魔法界に限らず集団内ならばどこででも使われる手だ。大広間の扉の前で興奮している奴らなんかは丁度いいだろう、彼らがどこの寮に配属されようとも、動向を見ておこうと内心で使えそうな人間の目星を付けていく。考え事をしていたからか水音には気付かずに、追いついてきたセシルに気持ち程度に距離を詰めると耳打ちをし。
「この先が大広間みたいだな。上級生と教員たちがいるはずだ、どちらが先に組み分けされるかは知らないし、セシルがマグルか純血かもオレは知らないが、上級生と一部教員には目を付けられないように気を付けろよ。いかんせん、特殊なやつか多いらしいからな」
関わる相手がマグルでも純血でもオレにとって大差はない。だが、血筋を重んじる者も当然いる。純血がマグルを、マグルが純血を嫌うのも珍しくはない世界で、あまり魔法界のことに詳しくないセシルに心ばかりの警告をして。子供はいいが、上級生は将来のことも考え始めているだろうから一筋縄ではいかない。勿論表立って事を構えようとする輩はそういないだろうが、無駄に絡まれないに越したことはないだろう。そうしているうちに、大広間へと入場するようで。

  • No.76 by エリオット・セントリック  2022-03-03 14:43:20 

(/お褒めいただきありがとうございますー!主様にはかないませんが、そう言っていただけると嬉しいです!あとは普通の制服なので特に変わったところはありませんので、全身画アップできるのはいつかわかりませんが、一応エリオットの容姿はこんな感じでイメージいただけますと幸いです!)

  • No.77 by セシル・クレスウェル  2022-03-03 22:47:30 

「あっはは!!まぁまぁ、そんな人も多分いるさぁー。なんだっけ...ヒトメボレ?ってやつ?」
僕はくすくすと笑い、続ける
「まぁヒトメボレじゃなくても、顔面だけでも気になるって思ったなら、それでもう少しだけでも好意はあるって事でしょ?」
顔面偏差値もひとつのステータス。人を惹きつける魅力であって、それで第一印象が決まることが多い。だが、『美』という基準は人それぞれで不確実だし、時代によっては価値観と共によくコロコロと変わる。それはそれで仕方ないだろうし、きっと100年経っても、200年経っても、価値観が統一する訳もない。恋愛と美を結びつける事はいいものか、なんてそんな哲学的な事を考えても多分一生解けるはずもないだろうね。
「あっは!!脅した瞬間、縛られて、魚の餌にする様に湖に捨てられたりね!」
流石にそこまでやることは無いだろう。そんな事したら捕まるのはホグワーツ側なんだからね。それより、エリオットくんがまさかここまで乗ってくるとはね、まぁ予想していないといえば嘘になってしまう。人というものは好奇心で出来てるから、知らないものほど気になってしまうと言うのは当たり前だ。性格云々の前に、人である以上好奇心を感じる事は仕方ないんじゃないかなぁと。それにこの年齢なんだ、もうすぐ思春期ぐらいに入るお年頃だし、知らないものほど知りたくなるだろうな。
(かと言ってモルモットにはならないけど)
「なるほどぉ...残念だなぁ...でもいつか機会があれば見れるといいな...!禁じられた森....あそこ一度入ってみたいな...死ぬかもしれないけど、死ぬかもしれないんだけど、入ってみたい。」
行っちゃダメって言われる場所ほど行きたくなる、寧ろ行けって言われてるようなものだろう。名前聞いただけで無性にワクワクしてしまう、そういうものだろうな。
(薬草もいっぱいとれそうだなぁ...もしそこで薬草が取れるのであれば、買わなくて済む。つまり実質貧乏人に優しい、無料パラダイスじゃん!死ぬかもしれないけど!)
いつか機会があれば忍び込んでみよう。バレなきゃ犯罪じゃない。迷うかもしれないが、深く入りすぎなければ大丈夫だろう....多分。僕はいつか森に入ろうと決心したら、エリオットくんは僕に距離を詰め、そっと耳打ちした
「....あー...なるほど?純血がどうのとか色々と気にするんだっけねぇー。大丈夫だよぉ!何かあったらとりあえず土下座しておく!」
如何せん僕は半純血でましてやある意味孤児で貧乏人。絵に書いた様な底辺階級で、後ろ楯がないならプライドなんざ持ってたら自殺行為に等しいだろう。土下座で済むなら多少の恥は捨てるに限る。死んだら元も子もないしね。
僕はぐっと親指を立てて、ドヤ顔を決めてそう言った。大広間に入って行くと、天井は綺麗に輝く宙に浮いてるロウソクで一面埋め尽くされ、当たりを見渡せば豪華な装飾品は僕達を囲んで、思わず息を飲んだ。まさかここまでも豪華だったとは思わなかった。まるで異次元にでも飛ばされた様な感覚に浸り、目を見開いた

  • No.78 by セシル・クレスウェル(背後)  2022-03-03 22:57:46 

(/いやいやいや!!!ぜっっっっったいそちらの方がずっとずっと上手いですよ!!!!こちらの服装も普通に制服なのでね、多分...いや結構いつ出せるかわからないです...いやぁ..制服以外の服装...カルト教団の式典服とかも描きたいんです..描きたいものが多くて困っちゃいます!まぁ、お互いのペースで、ゆっくり焦らず行きましょ!!)

  • No.79 by エリオット・セントリック  2022-03-04 08:52:07 

「そのうち授業で入れるさ、三年生になれば魔法生物飼育学だってある、機会はゼロじゃない。その前に入りたいと言うのならば話は別だがな、突っ込むのはやめておけよ、感知魔法でも張ってあったら厄介だろう」
どうやらセシルも禁じられた森に興味を持っているらしい、彼が何を目的にしているのかは不明だが、入りたがる者の大半は理由などない好奇心だろう。好奇心は猫をも殺す、規則を破りたいのならば先駆者を待てとアドバイスしようとも思ったが、オレも規則破りを視野に入れていると匂わせたくなかったため曖昧な注意に留めて。だが協力できそうならば、その時は明かしてみてもいいかもしれない。
「土下座…、いや、なんだその自信は……?まぁ、オレがとやかく言うことではないからいいが」
堂々と土下座をすると言ってのけるセシルに胡乱げな視線を向けるも、切り抜ける方法は千差万別だからと特に否定も肯定もせずに。
(オレにとっても差別は他人事ではない、だがオレが見られる要素は純血かマグルかではなく、セントリックであるということだが。面倒な輩に因縁を吹っかけられなければいいがな。)
名家には悪い噂がつきもの、別にオレの家のみがどうこうというわけではないが、しかしその中でも少し目立ちがちな家名であるので。一先ず、何事もなく平穏に過ごせればいいが難しそうならば対処も考えないといけない。それはまた追追でいいだろうと、大広間へと入場して。
(随分と豪奢だな。あそこがスリザリン、そしてグリフィンドールにハッフルパフ、レイブンクローか)
揺らめく蝋燭の灯火、テーブルに所狭しと並べられた豪勢な料理に、上級生たちが鳴らす盛大な拍手。耳に痛いほどの歓迎の中、指示されるままに入学生の待機テーブルへと腰掛けて。その中で寮生の配置をローブの色から確認して、すぐに始まった校長の挨拶を聞いて。この話の後に早速組み分けが始まるようで、副校長が組み分け帽子を持って座っているのが見えた。

  • No.80 by エリオット・セントリック(背後)  2022-03-04 09:11:51 

(/教団の式典服…!是非見てみたいです…!!そうですね、リアルもありますし、のんびりと行きましょう!一先ず、背後はこれにて引っ込ませていただきますね!一旦流れに区切りがついたり、なにかまた相談等あれば出てきます!)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック