『繋ぐ…2人の時間』〆

俺のせいでぶつかったのに、相手が誰か確認する前に逃げたからちょっと気になっただけ
一応謝ったけど、怒らせてたら嫌だから(周りを起こさぬようにと声を抑えつつ言い)

ふーん、ぶつかったのか。
研磨にも大した事ねぇならよかったよ。まぁすぐどっか行ったなら大丈夫だろ、気にすんな。
(枕に肩肘をついて相手が誰かとぶつかった事を聞くと、誰だったのかはあまり気にかける事なく相手の頭を撫でた後相手にも布団をかけてやり)

…うん、そうだね
気にしないようにする(うんと頷きつつ言い、「おやすみ」と言うと眠りにつき)

(相手が眠りについたのを確認すると、サラと相手の前髪を流して頬に触れ「信じすぎだろ、バーカ」と呟いた後上体を少し起こしそっと唇に触れるだけのキスを落とし、自分の布団に戻って眠りにつき____…次の日、朝になると先にアラームで目を覚ましてランニングに行き)

…あれ、クロは…走ってるのか(相手が走っている間に目を覚まし、相手がいない事に気にはなるものの、すぐに納得し、2度寝せずそのままゲームし始め)

お、オハヨーゴザイマス////
じゃあ俺腹減ってるから朝メシ行くわ。
研磨もゲームほどほどに朝メシ食えよー
(タオルを取りに部屋に戻ると相手が起きていて、昨夜の口づけを思い出しなぜかカタコトで挨拶すれば、汗を拭いながら朝食のために食堂へと回れ右して)

あ、もうそんな時間だったんだ(相手に声をかけられ、ふと時計を見て、気付かなかったなと思い)
ちょっと待って
俺が寝てる時に何かしたでしょ、今日のクロ、いつも通りだけどちょっと変だもん(相手が部屋を出ようとすれば、引き止め、自分の思ったことを言い)

べべべ別になーんもしてねーって///
いつも通りならそれでいいじゃねーかよッ
ほら、朝メシ食いそびれるぞ
(相手の唇の感触を思い出してしまいカァと耳が熱くなるのを感じ、俯き加減で掴まれた相手の手をそのまま引っ張って食堂へと連れていき、歩いている間も目線は合さないままで)

…俺は別にいいけど、耳まで真っ赤だから、それはどうにかした方がいいんじゃない(相手の反応から、きっとキスされたのだろうと思いつつ言い)
まぁ、クロが気にしないなら別にいいんだけど
多分木兎さんとかにバレたらいじられると思うけど

は?これは走ってきて熱くなってるだけだっての…

鈍感な木兎がそんな事気づくとは思えないねー
(走ったのを理由に誤魔化し、手をひらひらとさせて木兎に気づかれるわけないとスルーして)

(木兎)
ヘイヘイヘーイ、黒尾！今日も合宿よろしく頼むぞー！
ボコボコにぶっつぶしてやるー！

…へいへい、お手柔らかに頼みますよー
(噂をすれば食堂から朝食を済ませた木兎が出てきてテキトーに受けごたえした後、「ほらなww」と小さい声で研磨に笑って話し)

木兎さんは例で言っただけ、可能性としては低かったし
突っ込まれたりして自爆しないでね(知ってると言うように小さく頷きながら言い)

ハイハイ、わかってますよー
そーいや研磨、昨日風呂での約束のことだけど…
映画と水族館どっち行きたい？
(食堂で朝食に定食を選んで席に運び味噌汁を啜った後、一緒に座った相手にチラッと聞いてみて)

…映画館かな(どちらも気になる為、食べながら少し悩み、決めると答えて)
クロ、本当によかったの？実写版モンスターカリウドで
クロが行きたいとことかないの？

映画館な、りょーかい。

実写版モンスターカリウド人気だし、何より研磨と好きなもの共有したいしな。俺は…そのあと回る寿司食いに行きたいくらいかな
(なんだかんだでこちらの事も気にかけてくれたり、デートの事楽しみにしてるような相手に目を細めて安心し、自分の行きたいところというか食べたいものを伝え)

じゃあ、映画館とお寿司だね(楽しみだと思うと、無意識に目が輝き)
あ、クロ、映画行くならモンスターカリウドやってみたら？

え、オレも？
でも俺ゲーム機本体から買わねーと持ってないぞ？

それなら今度ゲーム屋行って買うから選んでくれよ研磨
(食べていた焼き鮭をゴクリと飲み込み、相手にゲームを誘われると予想外で目を見開きこれをきっかけに距離を縮めれると思い便乗して)

別になんでもいいと思うけど…
それか俺の貸してもいいけど、どうするの？
クロなら多分大丈夫だと思うし(選んでくれと言われると少しきょとんとしつつ言い、思いついたと言うように聞いて)

じゃあ映画までに研磨のゲーム機借りるとするわ
んで、ある程度進めて下調べしておくって事でok？
(相手のゲーム機を少し借りて下調べすると決め、わからなくなったら相手の家に遊びに行こうと考えており)

ご馳走様。んじゃまずは合宿頑張りますか！
(朝食を食べ終えると、食器を片づけ体育館へ向かい)

うん、いいよ
わからないなら聞いてくれていいから、ある程度進めてね(うんと頷きながら言い)

そうだね(同じように食器片付けると、体育館向かい)

よーし、最初は梟谷と練習試合だ
初戦の勝利はもらうぜ！
(肩を回しやる気満々で初戦が開始し)

(木兎)
上等だぁ！
赤葦！今日も俺に集めろ！
ぶっ叩いてやるぜ！ヘイヘイヘーイ