百鬼夜行絵巻（シナリオ選択制／物語性重視／中ロル～）

>65

その事だが藤吉殿、町から滝までは遠いのだろうか？
日が沈まぬ内に滝を見ておきたいが、倅殿の様子も気になる。
先に権太郎殿の床屋に向かい一刻ばかりを過ごした後、滝に向かうとなればどれ程の刻を要するのか……お主の見立てを聞いておきたい。

(今すぐにでも出発したい気持ちはあるが、返事はせずに一瞬何かを考えるように無精髭のある己の顎を擦った後、藤吉を視界に映して相談事を持ちかける。今まで聞いた内容からして、権太郎の息子に取り憑いている“物の怪”は夜に出没する可能性が高く、それなら明るい内に滝に行って痕跡などが無いから調べておきたいのだが……。同時に権太郎の息子の状態も気になっており、彼の様子を確かめるのは勿論、町人から得られる情報を期待して其方の方面にも足を運びたい、と。どちらを優先するべきか己は考えあぐねていて。理想は町に寄り権太郎の息子の様子を確かめた後、日没までに滝に向かう行程。もしくはその逆で滝に寄ってから町に向かうのも有りか。しかし距離によってはその日中に両方を巡る事はできないかも知れない。そこで道を知っていそうな藤吉におおよそ掛かる時間を尋ねてみて)

>78

(小鳥の声に布団の中で目を擦る。常よりだいぶ早い時分だろうから二度寝と洒落こもうと布団を頭から被るも、頭はシャッキリと覚めていて目を閉じても眠気は訪れず。年寄りか俺ァ、と独りごちながら布団を上げて。
もう部屋住みして長い離れにはその中だけでできる趣味で溢れていたが、せっかくの天気だから散歩にでも行こうと最低限の身支度だけを整える。帰りに朝飯を食ってくればちょうど良い。早いと言っても己にしてはであって、店の方に行けば父と兄はとっくに働き始めているだろう。彼らの邪魔にならないよう静かに裏口から抜け出すと、朝の空気をたっぷりと吸ってから目的地も決めず、昼より幾分か人通りのまばらな通りをぶらぶらと歩き出し。)

>主様

( / 初回ロルの方ありがとうございました。とても雰囲気があってこれからとても楽しみです。
1の朝の散歩を選択させて頂きましたが、読み辛いなどの至らぬ点があればご指摘をお願い致します。
菊二の住む"都"は江戸のイメージで作らせていただきました。ただし深い意味はなく、文化や政の中心地である華やかな都会という意図しかございません。"都"という表記に問題があれば変更させていただきます。
アンカーについてもご配慮ありがとうございます。上記で問題はございませんでしょうか。
返信速度につきましては此方もＧＷ以降、特に平日は返信が遅くなりますのでお気になさらず。参加者様の人数も増えてますし主様に無理のないペースでご無理なさらないでください。)

・名前： 秋山　友
・読み： あきやま　とも
・性別： 女性
・年齢： 16
・職業： 食堂の娘
・外見： 黒髪の長髪で後頭部で縛っている。黄緑色の着物に白色のタスキをかけている。足には裸足に草履を履いている。妖怪に絡まれそうな場所に出歩くときは腰の後ろに短刀を隠し持つ。年にしては小柄な体型で140cm前後。
・性格： 弱気だが丁寧で優しい性格。ほとんどの人に対して丁寧に話し礼儀正しいが、時折突飛な言動をすることもある。
・霊力： 元は少しだけ霊感がある程度だったが神霊と出会った時期から急激に膨れ上がり今は霊力の制御すら難しい状態になり、常に溢れ出ている。
・備考： 里の小さな食堂の娘で彼女の作る煮物は絶品と評判になっている。客との雑談が大好きで悩みや困りごとの相談解決も趣味でやっている。溢れる霊力は必要ないと考えていてお札による封じ込めもやってみたが失敗に終わり、根源から断たなければいけないことしか分かっていない。溢れる霊力は戌の神霊の所為だと思っていたが本人が否定していて原因は不明。戌の神霊とは本来は主従関係だが対等に接しており家族のように感じている。


（/新規PF提出させていただきました。再度のご確認よろしくお願いします。また、お供は戌の神霊を希望します。

>80　主様

（／pfが完成いたしましたので提出させていただきます。少々特異な生い立ちのため、世界観に合わない等の不都合や不備がございましたら遠慮なくお申し付けくださいませ！）


・名前： 弥兵衛
・読み： やへえ
・性別： 女
・年齢： 26歳
・職業： 修験者

・外見： 黒紅の髪は上の方で一つに結われた総髪、前髪は形のいい眉にかかる程度に切り揃えられている。ころりと丸い瞳と対照的に、獣を思わせる鋭い眼光に吊り上がった目尻、どこか浮世離れした印象の佳人。服装は墨染めの鈴懸に笈を背負って錫杖を持った山伏姿。地下足袋と草鞋は道の良悪、笠と頭襟は日差しによって使い分ける。

・性格： 淡麗な容貌に反して、明朗にして快活。面倒見がよく、町へ降りた際は子供と遊んでいる姿が度々見られる。邪気のない純真な心を持ち、よく食べ、よく眠る。情に厚く懐が深いが、例え情の移った化生であろうとも人々に害をなすと判断すれば祓うことに躊躇はない。薬の調合や加持祈祷の儀式の際には驚く程の集中力を見せるが、普段は割と大雑把。

・霊力： 自作の札や手印、錫杖で祓うのが主。修行によって神通力も身につけているものの戒律に則り滅多に使うことはない。どちらかといえば陽の性質が強いため、生命力は強く、活性化させることは得意だが鎮めることはやや苦手。

・備考： 女ながらも男として育てられた修験者。元はとある信心深い百姓の一人娘であったが、武家同士の戦によって親を亡くして孤児に身を落とす。その後運良く人攫いに目をつけられることなく、昔は山伏であった寺の住職に引き取られた。和尚は女の身である物心もつかない幼子を案じて、これから生きる道の選択ができるように、と男性名が授け、修験者であれば手を出されることもなかろう、と一通りの呪法は勿論、錫杖術に人体学、薬草学等の修行を授ける。師に立派な一人前と認められた現在は様々な場所を渡り歩いており、基本山で野宿か各地にある寺を借りて寝泊まりしては寺の小僧共に関で仕入れた噂や付近の化生のことを伝えたり、集落に降りた際には手持ちの薬草を煎じて薬を売るか厄介ごとの解決と気の向くまま。何度か赴いた地では、頼み事があるのなら「薬売りの弥兵衛」に相談するといい、と耳聡い者の噂になっている。

>>81 源三


「それぐらいのご用事なら、日の高い内に済むでしょう。」

(尋ねてみれば、若者はにっこり微笑み、間も置かず答えを返し。また、床屋の旦那も胡座を組んでいる両膝に太めの腕を添えたまま『 町から滝だと、町から此方の方が少し遠いぐらいだな 』と言って頷き。若者は手前で片付けるつもりなのか、さりげなく空になった湯呑みを手に取ると、徐に立ち上がり、あばら家の主人を振り向き、柔和で人好きのしそうな表情で「まして、今は朝。これから町に下りて床屋に寄り、時間を潰してから滝に向かっても昼を少し過ぎるくらいになるじゃないんでしょうかね？ 丁度良いので、正午の飯は権太郎さんに蕎麦でも奢ってもらいましょう。」と、あっさり厚かましい提案までして。それを聞いた床屋の旦那は、若者を見上げ、一瞬ぽかんとした顔になったが、すぐにあばら家の主人と隣の少女に視線を流し、それからまた若者の方を見て、やや動揺を帯びた声音で)

『 お二人さんはともかく、お前もか。蕎麦の一杯ならともかく、酒代までは出さないからな 』




(/ 場面転換させようか迷いましたがワンターン置くことにしました。藤吉は何処を指名してもその場所まで案内しますので、次のレスでは其方様で1.床屋付近や、2.滝に向かう道等に転換して頂いても構いませんし、3.あばら家からの下山の道中からの続き、もしくは、転換なしで4.あばら家での話の続き等に繋げて頂いても構いません。3か4の場合は、続きの場面転換は此方でさせて頂きますね/蹴り推奨)

>>82 菊二


「 おいおいおい！ 菊二っ！ 朝から何処に行くんだ！？ 」

(そろそろ初夏に移り行くかと云う頃合いであるが、澄み切った蒼穹の色味には、まだ優しげな春の気配も残っており。閑静な町並みに朝の空気は涼しげで心地好く、人によっては正に '早起きは三文の得' との諺でも思い起こしそうな、穏やかな静けさがその場に立ち込めていたが、特に行く宛も決めず、普段使いの通りを進んでいくと、突如後ろから聞き覚えのある声とどたどたと迫る足音が聞こえてきて。恐らく、朝の早い霊獣であろう。大方、寝ているものと思って寝室を覗いたら、見当たらず、深く考えもしないで探しに出たというところだろうが、果たして)




(/ 大変読みやすく、心情ロルでの自己ツッコミはツボで笑ってしまいましたw 素敵なロルを有難う御座います。此方のロルはトピックの性質上、視点が特殊ですが、余程好みに反した場合はお伝え頂けますと幸いです。また、今回はお供にも猫又を目撃して欲しい為、すぐ双睛を出させて頂きました。鬱陶しいかもしれませんが、適当に流して頂けると助かります。アンカーには全く問題ありません。ペースについても了解致しました。改めて、これから宜しくお願い致します/蹴り推奨)

>>73, >>83 まだまだ初心者様


(/ PFの御提出を誠に有難う御座います!!確認致しましたが、不備御座いません!!元々の友ちゃんのキャラクター性も随所に活きており、可愛らしい女の子ですね。是非とも承認させて下さい。付きましては二点確認のお願い……まず一つ目、シナリオは『瞳と月夜』のHardのままで宜しいでしょうか?? 次に二つ目、霊獣は名前、性別、外見年齢を指定して頂くことが可能となっています。全てお任せでも大丈夫ですが、如何なさいましょうか?? 他、性格や外見も何かご希望があれば、取り入れさせて頂きたいのでお伝え願います。

現状、気になっているのは「1.お供と出会ってからPC様の霊力が上がった」「2.しかし、お供の方は『自分の所為でPC様の霊力が上がったわけではない』と言っている」「3.関係性は本来主従だが、PC様の認識は家族のようなもの」という処でここは取り入れたいと思っています。最後にアンカーの付記忘れに御留意頂けますと助かります。長文で申し訳ないのですが、一度返信を待たせて頂きますね)

>>84 名無し様


(/ 素晴らしいPFを有難う御座います!!山伏衣装のお姉さん凄く良いですね!!外見と性格のバランスも好きです。不備も御座いませんので是非承認させて下さい。付いて、お供については如何なさいましょうか?? 此方から何かしら提案させて頂いた方が宜しいでしょうか…??)

>>82, >>86 菊二背後様


(/ 度々抜けがあって申し訳ありません。都について質問させて頂いたのは、江戸時代くらいの日本で『都』として連想させられる地域は三つあり、それぞれに違った特色がある為です。要するにイメージを一致させたかっただけなので、何か問題があったわけではありません。改めて、そちらの件もお答えを有難う御座いました!!/蹴り推奨)

>88　主様

（／受け入れてもらえるか内心恐々としていたので、お褒めの言葉をいただいてとても嬉しいです…！ありがとうございます！
お供の件は能力を拝見させていただいたところ、私的な所感としては、当キャラの陽気が強いという特性から陰気に反転し術の幅を広める形であるヘビか、生命力を更に強くして長所を高めるイノシシかの二体が相性がいいかなと想定しております。今は応用の幅が利くヘビの方が優勢なのですが、主様には能力の解釈に相違がないかの確認と、もし何かご提案があるようでしたらいただきたく思っています。
お供の性格等に関しては、此方が大雑把なためある程度の細やかな気遣いができれば嬉しいですが、性別、年齢、その他の性格等は全て主様にお任せしたく…！特に年齢に制限もつけませんので、ご自由にお作りしていただければ幸いです！）

>>90 名無し様


(/ 格好良さと可愛さを兼ね備えた絶妙な性格付けで、拝読していて惚れ惚れしてしまいました。お供についてですが、御返答を有難う御座います!!能力の解釈は御話頂いた通りで問題ありません。よって、そのまま、何方と云うと優勢であると伺いましたヘビの方でPFを検討させて頂きたく思います。お供の性格に関しても承知致しました。他のことは全てお任せで大丈夫とのことですが、些細なものでも萎え等があれば、お伝え頂ければと思います。また、契約の証(装飾品かタトゥー)には何か御希望はありませんか??)

>86

野暮だねェ、色男が黙って出かける先なんか決まってんだろ？

(そもそも朝の散歩なんて殊勝なことをする性質では無いのだ。清々しい朝の空気を楽しみつつも、まだ店の見える時分から既に飽き始め欠伸を噛み殺している。そんな折に聞き馴染んだ声と騒がしい足音が聞こえてくれば、丁度いい所に面白い奴が来たと口角をあげて。なんとか呆れたような表情を浮かべてから振り返り、思わせぶりに頭を振って嘯いて見せてから「散歩だよ」とあっさりオチをつけ。
その場で双睛が追いつくのを待ってから歩を進めればウーンと伸びをして。)

お堀の鯉でも冷やかしてから朝飯にするかァ。

( / そう言っていただけて安心致しました。ロルから"都"表記まで諸々確認致しました。よろしくお願い致します。)

>87

（/承認ありがとうございます。シナリオの難易度につきましては、戦闘が難しいキャラになっているのでシナリオは『瞳と月夜』のEasyに返させてもらってもよろしいでしょうか？
霊獣については、性別は女性、外見年齢は15~18歳辺りでお願いします。また、出来れば性格を『気が強く、忠誠心の強い性格』に近いような性格にしていただけるとありがたいです。

>91　主様

（／ありがとうございます！まさにそのお言葉通りの人物像にしたかったので、幸甚の至りです…！お供についてもご確認をいただき、重ねてお礼申し上げます。萎えにつきましては、此方としては特に思いつく限りではありません。強いて言えば、日常生活を送れない程の病弱や精神が脆すぎると流石に不安ですが……。契約の証は、道具は滝行等を考慮すると常に身につけることが難しそうですので、タトゥーでお願いします。以上の回答でよろしければ、ヘビのお供の完成を楽しみにのんびりとお待ちしておりますね！）

>>92 菊二


「 なにっ！？ お前、まさか…！ 」

(思わせ振りな態度を取ると、見た目は人間だが、本性は霊獣であるその男は、何を思ったのか、強面の顔を形作っている三白眼を丸くして切り返し。だが、オチを聞けば、一度力ませた肩の力を解いて。追い付くのと同時に首に掛けた手拭いでさりげなく自身の頬を拭っては「 なんだい、只の散歩かよ。俺はてっきり、この俺様がこの目を離した隙に、悪い妖怪にでも拐かされたのかと… 」と早とちりも良いところな憶測を述べ。続けて、此方が口にした提案には、横に並びつつ「 いいねぇ。たまにはそんな朝も粋じゃねェか 」と破顔し、付いてくる気しかない様子で足を合わせて歩き出し。

……しかし、そうして暫し他愛のない会話を交わして歩を進めると、不意に何処からか猫の声がして。声が聞こえてきたのは前方から、そちらに視線をやれば、通りに面した建物の隙間から、三毛猫が飛び出す様を目撃でき。出てきて一度その場に止まった三毛猫は、短く切れた赤い紐の付いた首輪をしており、さらに老齢なのか、少々痩せた雰囲気。だが、何よりも特筆すべきはその尾だろう。三毛猫の長い尾は一目で分かるほどハッキリと根本から二枝に分かれていて。そこまで認識できた辺りで、三毛猫は此方を振り向くと『 ニャァン 』と特に意味もなさそうな鳴き声を上げ、再度駆け出し、通りを横切って出てきた側と反対方向の建物の隙間に入って行って)




(/ この後は、相談所に戻ると依頼者が現れますが、この時点で1.猫を追う、2.お供に話を振る等もリアクションを取って頂いても構いません。また、場面転換する場合も3.散歩を続けてお堀の前、4.一段落して朝食の為の何処かの飯処、5.一通りのことを終えて相談所、6.当初の予定は切り替えて、踵を返し相談所などなど、続きはご自由にお願いします/蹴り推奨)

>>93 まだまだ初心者様


(/ 御返答を有難う御座います。お供について、承知致しました。他の部分はお任せで作成させて頂きますね。そして、シナリオについてですが、此方は御断りしたいことが。シナリオの概略は>>7の通りとなっていまして『瞳と月夜』のHardは元々戦闘を想定していません。調査あるいは交流が主軸ですので、戦闘が不得手のPC様でも支障はないと思いますよ。さらにシナリオのHardとLightは、難易度というより、脚本の雰囲気(明るいノリ・暗いノリ)ですね。恐れ入りますが、この点を踏まえ、再度シナリオの御希望を伺っても宜しいでしょうか?? 変更希望のままでしたら、勿論それでも構いませんので、宜しくお願い致します)

>>94 名無し様


(/ 御答えを有難う御座いました。お供のPFを作成致しましたので、御手数ですが御査定をお願い致します。美化・悲愴的な設定を含むので苦手な方にとっては地雷かと……御好みに合わなければ、再作成させて欲しいので御伝えを宜しくお願い致します)


・名前：櫛梛
・読み：くしな
・性別：女性
・年齢：29歳(外見)
・種族：ヘビの神霊

・外見：瑞々しく指通りの良さそうな檳榔子黒の髪は、本来腰ほどまでの長さだが、適当に結って髷にしており、その上に白い手拭いを三角にして被っている。日差しの強い日や雨の日は、その上に更に、底が浅く平たい笠も被る。輪郭は瓜実顔、鼻筋は通っており、口の大きさは普通だが、唇は薄め。瞳はやや高い位置にあり、細めで切れ長、瞳孔は小さめのため、横に泳がせたり下方を見たりするだけで、動きが目立ち、少々人相が悪く見えるが、涼しげな顔立ちを好む人には喜ばれそうな外見。左目の下には泣きぼくろ有り。身長は標準範囲内で高い方。常にすっと腰が伸びていて姿勢が良い。体型自体は標準。服装は旅の庶民風で、淡く紫を帯びた渋い藍の小袖に、山鳩色の上っ張りを羽織り、黒い手甲、白い脚絆、簡素に見えるが丈夫な草鞋と腰には道中差し(護身用の短刀)、肩掛けで振り分け荷物、手元には質素な杖。

・性格：基本的に大人しく、おっとりした気質で静けさを好む。性根は優しく、自分自身がはしゃいだり騒いだりするようなことはほぼないが、他の人が楽しそうにしているのを眺めるのは好き。構われても暖簾に腕押しのような態度が常で、他人に執着を持つタイプには見えないが、その実周囲のことを見ており、黙って先々で必要となる物事の準備を済ませて置くようなところがある。他方、悪気なく尤もらしい嘘や危険に誘う冗談を吐く癖があり、軽口と見抜けないと少々危ない。元々は臆病なのか、あるいは温厚かつ平和主義的な嗜好ゆえか、未知の事象や不穏な出来事に踏み込むことへの躊躇を口にすることもあるが、使命と認識したことに対しては真摯であり、投げ出さない。また、滅多に怒りを見せない反面、反感を持った相手への評価は辛辣で、さらりと毒や嫌味を吐くことも屡々。加えて、さりげなく恨み深い。

・能力：『冠履転倒』（ｶﾝ ﾘ ﾃﾝ ﾄｳ）／場の気を正反対に入れ替えられる。陽気が満ちていた場合、陰気な空気に、陰気が漂っていた場合、陽気に恵まれた空気に切り替える。

・備考：ヘビの神霊で、本来の姿は真っ黒な鱗をベースとし、随所に金や青の鱗で形作られた紋様を持つ、赤目赤口全長40尺(約120cm)程の大蛇。元々は小さな白蛇の神使で、野山に流れる川の近くの洞穴に住み、近隣の人々を見守っていたが、不信心な人間によって川を荒らされ、自身も面白半分に炎に投げ込まれ、殺されてしまった過去がある。怒りを持って零落し、現在の大蛇の姿となるが、怨敵への祟りも半ばに凄腕の陰陽師によって封印される。だが、零落する前の彼女を知っていた人々が、一連の流れを哀れに思い、封印された地を慰め続けたことで、当人自身も信心を取り戻し、封印から解放された後は神使に戻るため、自らの意思で修行の旅に出る。
　暑いところも寒いところも苦手で、春秋は陽だまり、夏は日陰、冬は屋内を好む。視力はあまり良くないが、熱を感知する力に優れ、隠れている生き物でも気配に気付きやすい。音の感じ方は独特で、木々のさやめきや水の流れる音には気付くが、人の話し声、笛の音色等は聞き逃しやすく、震動を伴わない音を捉えるのは苦手。嗅覚は鋭く、匂いで茸や薬草を判別できる。見掛けからは想像し難いほど、器用で膂力があり、岩場やほとんど垂直の壁でも少しの取っ掛かりがあれば、するする上れるという特技を持つ。




(/ 契約の証はタトゥーということで、修験者の山岳・自然信仰と、信仰対象としての蛇が守ると云われる土壌・河川のイメージから「水流」と「舞う木の葉」を合わせたタトゥーを弥兵衛さんは右腕の上腕、お供の方は左腕の上腕に対で持つ等は如何でしょうか??今一つと思われる場合は、遠慮せずにお伝え頂きたいです。
　また、もしも、此方のPFで御検討頂ける場合、いっそ、害意を失っても尚、封印された土地に縛られ続ける櫛梛を解放してやったのが弥兵衛さん、等の出会いのエピソードは如何かとも思ったのですが、どうでしょうかね…??気乗りしなければ、本当に御遠慮なく!!)

>96

（/ご指摘ありがとうございます。こちらの読み込みが甘くて表現を間違ってしまい申し訳有りません。恐れ入りますが、シナリオはLightでお願いします。

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最新情報のまとめだよ！

明日からまた一週間が始まるね～

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■トピ基本情報　＞０２


■稼働中絵巻

☆PC：源三様　>15
＊♂／30y／浮浪人/元僧兵
・SERVANT：午の神霊(桜蘭) >21
　contract sign >23
・SCENARIO『清秀芙蓉の滝の裏』(H)
・LASTRES：>00085

☆PC：菊二様　>56
＊♂／24y／部屋住み/万事屋
・SERVANT：酉の神霊(双睛) >60
　contract sign >60
・SCENARIO『瞳と月夜』(L)
・LASTRES：>00095

☆PC：秋山 友様　>83
＊♀／16y／食堂の娘
・SERVANT：戌の神霊[仮] >93
・SCENARIO『瞳と月夜』(-)[仮]
・LASTRES：>00096

☆PC：弥兵衛様　>84
＊♀／26y／修験者
・SERVANT：巳の神霊[仮] >97
　contract sign >97
・SCENARIO『雪野原を駆ける山背』(H)[仮]
・LASTRES：>00097


■背後雑談部屋
https://m.saychat.jp/bbs/thread/668376/


■設定/シナリオ置き場
https://m.saychat.jp/bbs/thread/668454/

☆追加草子☆
・『闇に煌めく白刃』(髪切り)
・『古戦場の怨霊』(餓者髑髏)
・『黒狐の予言』(シトゥンペカムイ)



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【背後より】

近々PFを『設定/シナリオ置き場』にコピーさせて欲しいと思っています。もし、問題が御座いましたら、何らかの形でお伝えをお願い致します。(検討段階なので場合によっては企画自体流す恐れもあるのですが…)

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>>98 まだまだ初心者様


(/ 惇いようで大変恐れ入ります。表現の誤りは気にしておらず、一番の気掛かりとして「元々のシナリオは『戦闘が不得手のPC様でも支障はない』こと」があったのですが、その点は御理解を頂けたと認識して宜しいでしょうか?? その上での「変更希望」とのことでしたら承知致しました。此方からの次レスにてお供のPFを御提示させて頂きます)