百鬼夜行絵巻（シナリオ選択制／物語性重視／中ロル～）

>80　主様

（／pfが完成いたしましたので提出させていただきます。少々特異な生い立ちのため、世界観に合わない等の不都合や不備がございましたら遠慮なくお申し付けくださいませ！）


・名前： 弥兵衛
・読み： やへえ
・性別： 女
・年齢： 26歳
・職業： 修験者

・外見： 黒紅の髪は上の方で一つに結われた総髪、前髪は形のいい眉にかかる程度に切り揃えられている。ころりと丸い瞳と対照的に、獣を思わせる鋭い眼光に吊り上がった目尻、どこか浮世離れした印象の佳人。服装は墨染めの鈴懸に笈を背負って錫杖を持った山伏姿。地下足袋と草鞋は道の良悪、笠と頭襟は日差しによって使い分ける。

・性格： 淡麗な容貌に反して、明朗にして快活。面倒見がよく、町へ降りた際は子供と遊んでいる姿が度々見られる。邪気のない純真な心を持ち、よく食べ、よく眠る。情に厚く懐が深いが、例え情の移った化生であろうとも人々に害をなすと判断すれば祓うことに躊躇はない。薬の調合や加持祈祷の儀式の際には驚く程の集中力を見せるが、普段は割と大雑把。

・霊力： 自作の札や手印、錫杖で祓うのが主。修行によって神通力も身につけているものの戒律に則り滅多に使うことはない。どちらかといえば陽の性質が強いため、生命力は強く、活性化させることは得意だが鎮めることはやや苦手。

・備考： 女ながらも男として育てられた修験者。元はとある信心深い百姓の一人娘であったが、武家同士の戦によって親を亡くして孤児に身を落とす。その後運良く人攫いに目をつけられることなく、昔は山伏であった寺の住職に引き取られた。和尚は女の身である物心もつかない幼子を案じて、これから生きる道の選択ができるように、と男性名が授け、修験者であれば手を出されることもなかろう、と一通りの呪法は勿論、錫杖術に人体学、薬草学等の修行を授ける。師に立派な一人前と認められた現在は様々な場所を渡り歩いており、基本山で野宿か各地にある寺を借りて寝泊まりしては寺の小僧共に関で仕入れた噂や付近の化生のことを伝えたり、集落に降りた際には手持ちの薬草を煎じて薬を売るか厄介ごとの解決と気の向くまま。何度か赴いた地では、頼み事があるのなら「薬売りの弥兵衛」に相談するといい、と耳聡い者の噂になっている。