百鬼夜行絵巻（シナリオ選択制／物語性重視／中ロル～）

>>94 名無し様


(/ 御答えを有難う御座いました。お供のPFを作成致しましたので、御手数ですが御査定をお願い致します。美化・悲愴的な設定を含むので苦手な方にとっては地雷かと……御好みに合わなければ、再作成させて欲しいので御伝えを宜しくお願い致します)


・名前：櫛梛
・読み：くしな
・性別：女性
・年齢：29歳(外見)
・種族：ヘビの神霊

・外見：瑞々しく指通りの良さそうな檳榔子黒の髪は、本来腰ほどまでの長さだが、適当に結って髷にしており、その上に白い手拭いを三角にして被っている。日差しの強い日や雨の日は、その上に更に、底が浅く平たい笠も被る。輪郭は瓜実顔、鼻筋は通っており、口の大きさは普通だが、唇は薄め。瞳はやや高い位置にあり、細めで切れ長、瞳孔は小さめのため、横に泳がせたり下方を見たりするだけで、動きが目立ち、少々人相が悪く見えるが、涼しげな顔立ちを好む人には喜ばれそうな外見。左目の下には泣きぼくろ有り。身長は標準範囲内で高い方。常にすっと腰が伸びていて姿勢が良い。体型自体は標準。服装は旅の庶民風で、淡く紫を帯びた渋い藍の小袖に、山鳩色の上っ張りを羽織り、黒い手甲、白い脚絆、簡素に見えるが丈夫な草鞋と腰には道中差し(護身用の短刀)、肩掛けで振り分け荷物、手元には質素な杖。

・性格：基本的に大人しく、おっとりした気質で静けさを好む。性根は優しく、自分自身がはしゃいだり騒いだりするようなことはほぼないが、他の人が楽しそうにしているのを眺めるのは好き。構われても暖簾に腕押しのような態度が常で、他人に執着を持つタイプには見えないが、その実周囲のことを見ており、黙って先々で必要となる物事の準備を済ませて置くようなところがある。他方、悪気なく尤もらしい嘘や危険に誘う冗談を吐く癖があり、軽口と見抜けないと少々危ない。元々は臆病なのか、あるいは温厚かつ平和主義的な嗜好ゆえか、未知の事象や不穏な出来事に踏み込むことへの躊躇を口にすることもあるが、使命と認識したことに対しては真摯であり、投げ出さない。また、滅多に怒りを見せない反面、反感を持った相手への評価は辛辣で、さらりと毒や嫌味を吐くことも屡々。加えて、さりげなく恨み深い。

・能力：『冠履転倒』（ｶﾝ ﾘ ﾃﾝ ﾄｳ）／場の気を正反対に入れ替えられる。陽気が満ちていた場合、陰気な空気に、陰気が漂っていた場合、陽気に恵まれた空気に切り替える。

・備考：ヘビの神霊で、本来の姿は真っ黒な鱗をベースとし、随所に金や青の鱗で形作られた紋様を持つ、赤目赤口全長40尺(約120cm)程の大蛇。元々は小さな白蛇の神使で、野山に流れる川の近くの洞穴に住み、近隣の人々を見守っていたが、不信心な人間によって川を荒らされ、自身も面白半分に炎に投げ込まれ、殺されてしまった過去がある。怒りを持って零落し、現在の大蛇の姿となるが、怨敵への祟りも半ばに凄腕の陰陽師によって封印される。だが、零落する前の彼女を知っていた人々が、一連の流れを哀れに思い、封印された地を慰め続けたことで、当人自身も信心を取り戻し、封印から解放された後は神使に戻るため、自らの意思で修行の旅に出る。
　暑いところも寒いところも苦手で、春秋は陽だまり、夏は日陰、冬は屋内を好む。視力はあまり良くないが、熱を感知する力に優れ、隠れている生き物でも気配に気付きやすい。音の感じ方は独特で、木々のさやめきや水の流れる音には気付くが、人の話し声、笛の音色等は聞き逃しやすく、震動を伴わない音を捉えるのは苦手。嗅覚は鋭く、匂いで茸や薬草を判別できる。見掛けからは想像し難いほど、器用で膂力があり、岩場やほとんど垂直の壁でも少しの取っ掛かりがあれば、するする上れるという特技を持つ。




(/ 契約の証はタトゥーということで、修験者の山岳・自然信仰と、信仰対象としての蛇が守ると云われる土壌・河川のイメージから「水流」と「舞う木の葉」を合わせたタトゥーを弥兵衛さんは右腕の上腕、お供の方は左腕の上腕に対で持つ等は如何でしょうか??今一つと思われる場合は、遠慮せずにお伝え頂きたいです。
　また、もしも、此方のPFで御検討頂ける場合、いっそ、害意を失っても尚、封印された土地に縛られ続ける櫛梛を解放してやったのが弥兵衛さん、等の出会いのエピソードは如何かとも思ったのですが、どうでしょうかね…??気乗りしなければ、本当に御遠慮なく!!)