梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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紅魔「(一人で携帯を見ながら歩いている)………(誰の犠牲も出さずに解決する…か。そんなの、現実的じゃないのは私が1番知ってんのに。けど、それを言って沙月を傷つけてしまいたくない。それを言ってしまったら、また…沙月はどこかへ行ってしまう気がするから。幾ら強くなっても、沙月は…)…いや、違うか。私がずっと、あの頃に縛られたままだからか…(すると、何処からか魔力を感じる)!この魔力は…静葉でも寺門でもない、他の陰陽師が来てる…?けど、陰陽師連盟から他の陰陽師が来るなんてこと、あの爺さんから聞いてないんだけどな」
戒「ンンン?(何かを感じて顔を顰め)………………この魔力、嫌な予感がする…………さっさと離れねば……(移動しようとして)」
戒「……しかし、紫炎様も意地が悪い……陰陽師は誰がいるなど教えてくださればいいのに……(鳥の形をした呪符を飛ばして表通りに出ると紅魔の姿を見てはすっと流暢な動きで目を逸らし逆方向に去ろうとして)」
戒「ンン、聞かされておられなかったのですねお可哀想に(顔は合わせない)秘密裏に派遣されたのですよ、秘密裏に。大々的に報告しては他の陰陽師共から不平不満批判殺到反対意見が数多押し寄せるのは目に見えていましたからな…………それとはまた別に仇討ちもありますので、帰れなどという野暮な願望はお捨てくださいますように」
紅魔「…別に、帰れなんて思ってない。私はアイツらとは違って、そういう差別はしないからね」
ミュレス『(紅魔の脳内に響く)差別しないって…あんた、服部とかいう奴に対してはあんなに当たり強かったじゃない』
紅魔「ばっ…!あいつはあいつで別なの!!!てか、久しぶりに話しかけてきたじゃない」
ミュレス『さっき起きたばっか、神性を蓄えるために少し寝てたの』
紅魔「…別に、帰れなんて思ってない。私はアイツらとは違って、そういう差別はしないからね」
ミュレス『(紅魔の脳内に響く)差別しないって…あんた、服部とかいう奴に対してはあんなに当たり強かったじゃない』
紅魔「ばっ…!あいつはあいつで別なの!!!てか、久しぶりに話しかけてきたじゃない」
ミュレス『さっき起きたばっか、神性を蓄えるために少し寝てたの』
戒「ンン……神童、牧野紅魔殿…………そういえば聞いたことがあるようなないような…………あ、思い出しました。たしか道行く陰陽師が話していましたねぇ、貴女のこと。こうしてお会いできて、至極光栄です」
ーその頃ー
(建物の屋上で外を眺めている)
(鈴華から渡された猫耳のヘッドフォンを持っている)
・・・・・・・どうしてこんな事になったんだよ。街の空気が変なのも、お前のせいなのか────畜生by希美
戒「いえ、拙僧のこの口調はもはや染み付いたもの。ですがまぁそう仰るなら好きお呼びにさせて頂きましょうかね、紅魔。邪魔をすることも無いでしょう、私の敵は貴方の的ではありませぬゆえ…………鬼龍臥央に手出ししてくださらなければ、拙僧は何も手は出しませぬ…………あの男は、拙僧が必ず殺すと決めたので…………(呟く)」
紅魔「…あっそ、別にどうだっていいけど。けど、あいつと戦うって言うんなら…特別に、この子を貸したげる(白虎と書かれた式神の札を出し、戒に渡す)四神の式神が一角、白虎。私が持ってる式神の中でも一番気象は荒いけど、実力は本物だよ。主人である私には忠実だから、あんたに一時的につけと言えばつく。まっ、こいつを使いこなせるかはあんた次第だけどね」
朱莉「希美を励まそうと思ってねー(ネコのぬいぐるみを希美に渡す)はい、それ剱からだって。鈴華ちゃんから希美さんに渡しとくように頼まれてるんだ。あ、もちろんわかってると思うけど、猫って事は朝日のだからね!」
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