異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

──────────by希美

剱「________は……？お前、自分が何を言ってるのか、わかってるのか……？(同じく小声で)」

朝日「わかってる、だからその上で言ってる。多分、私が＊＊ばこの精神世界も崩壊する。あいつも希美を解放するはずがない。私を殺して出来た一瞬の隙に剱は希美と一緒に現実世界に帰って。私はここで、高杉晋也を道連れにして死ぬから」

剱「！………………なら、俺も道連れにしていけ。言っただろ、お前一人に重荷は背負わせないって。春咲のことは心配するな、紫炎の旦那が現実世界に引き戻してくれる。お前を殺して俺も一緒に死ぬ。それが嫌なら俺はお前を殺せない」

朝日「なんで…剱はそもそも無関係でしょ？剱まで死ぬ必要なんて無いんだよ」

剱「無関係？よく言うぜ…………俺は、無関係じゃないんだよ。お前が何と言ったって、俺は関係大アリだ……(ローブの帯で微かに朝日の頬を抓り)…………どう取るかは、お前の自由だが…………〝お前のいない世界を生きるくらいだったら死んだ方がマシだ〟」

朝日「…私、酷いことしたのに…どうして、そこまで…」

・・・・・・・・（ゆっくりと立ち上がる）・・・・・・ロンギヌス─────！（ロンギヌスの槍が高杉に向かってくる）by希美

剱「はぁぁ…………言わなきゃわからんか？……たしかに酷いことをしたかもしれねぇが、お前も苦しかったんだろ？…………俺はお前を許す、お前の全てを肯定する…………お前が死ぬなら俺も一緒に死んでやる。


…………高校の時から今まで、お前のことが好きだ」

剱「いきなり言われても迷惑なだけだよな……答えは返さないでいい。だが、ひとつ言っておく…………間違っても、もう一人だとか思うなよ？(フードを帯で取って微笑み)」

朝日「…え(纏っていた瘴気が消えていき、元の姿に戻っていくと、ポカンとした表情をしていた)それ…って…」
晋也「！(ロンギヌスの槍をかわす)ちっ…戻ったか…！」
朝日？「良かった…正気に戻ったんだね…」

剱「(ぽかんとしてから視線を逸らし)………………そういう、事だ……返事はしなくていい…………だが、俺は偽りは言ってねぇからな。お前が生きるなら俺も生きる、お前が死ぬなら俺も死ぬ。これだけは覚えとけ……(ローブの帯で撫でてやり)」

・・・・・・は。愛がなければ、見えない・・・・・か。
飛んだ番狂わせだな・・・・by希美

朝日「(言ってる意味がわかってくると、段々顔が赤くなってくる)えっ…えっ？そ、そういう…？へ…？」
朝日？「なんかよくわかんないけど…解決したの…かな？」
晋也「ちっ…興冷めだ。なら、最後にこれだけ置いていってやると(指を鳴らすと、朝日の中の呪いを加速させる)」
朝日「！うっ…！(胸を抑える)」
晋也「使い物にならなくなった以上、お前はもう用済みだ。ここで死ぬのはごめんだからな、一足先に帰らせてもらうぜ(そこから消え去る)」
朝日「っ…あぁっ…！(体中に呪いの紋章が現れていく)」
朝日？「人間の僕っ！！！！くそっ…魔力が持ってかれていってるせいで…力が…！」

くっ──────どうすれば・・・・・by希美

剱「っ、八嶋!!!(朝日を支えて)くそ、この呪い、どうすりゃあ……!!!」
ジゼル「そんじゃあ俺が消してやろうかァ？」
剱「できるのか!?……ってお前!!!」
ジゼル「ハローハロー、この度見事にクソ神格より開放された元絶対悪でェす(手を振って)……元々呪いやらなんやらはあの神格の力だったから、上手くいくかは知らねぇが……せめてもの償いだ、俺が肩代わりしてやる」
剱「……お前」
ジゼル「安心しろ、俺はしぶとい。それにハッピーエンドも悪かねぇだろ？」

・・・・・・・・・は、ご都合みてぇな展開だぜ・・・・おいおい・・・・・────────（意識が薄れていき、倒れる）by希美

朝日「ジゼ…ル…」
朝日？「…頼む…人間の僕を、助けてくれ…！僕は、どうなったっていいから…！」

ジゼル「悪かったな、ご都合で……(朝日に手を向け)『奪い去れ(ｽﾅｯﾁ)』(神性を使って呪いを吸い取って)」

剱「な、春咲!?!?」

クソが・・・・・元々神格の適性が低い俺が魔力を無理矢理神性に変換したせいで・・・・左目やられたじゃねぇか。
それに・・・・高杉の奴、ロンギヌスの槍を複製しやがって・・・・・・。
あぁ・・・・・体が、重てぇ・・・・・by希美

朝日「はぁ…はぁ…助かっ、た…？」
朝日？「良かった…間に合ったみたいだ…」

剱「無茶しやがって……！」
紫炎『さて、朝日さん以外の皆様方。拒否しても全員現実に戻っていただきますよ？私、剱さんのことで疲れたので……』
ジゼル「…………身体いてぇ、あとは好きにしろ……(体が透けていき現実に戻る)」



ジゼル「っ、あだだ!!!(目を覚まして)……慣れないことはするもんじゃねぇな？(黒くなった左腕を摩って)」

ｰ現実世界ｰ
・・・・・・・・ん（薄らと目を開くと、土方とフレンの姿がいた）・・・・・・土方・・・・どうして、ここに・・・・by希美

俊哉「希美…！良かった…響から連絡が来たから迎えに来たんだよ」
フレン「傷だらけじゃん！もう、いっつも無茶してぇ！」
紅魔「やっと…終わったか…(その場に座り込み、憑依を解いて元の姿に戻る)」
朝日「(いつの間にか元の姿に戻っており、目を覚ますとゆっくりと起き上がる)戻ってこれた…結局死ぬことは出来なかったか…えっと、確か精神世界で…(精神世界での事を思い出すと、一気に顔が火照り、頭を抱える)そうだったぁー…！」
響「(朝日達の元に駆け付ける)朝日！！！無事か…って、朝日？」

剱「……………………………………(さり気なく起きてさり気なく顔隠してる)」
紫炎「…………剱？」
剱「……うっす…………」
紫炎「貴方も可愛げが______」
剱「旦那、分かってるんで、分かってる」
紫炎「クフフ…………さて、私しばらく有給もらっていいですか？」

お前ら・・・・・ごめんよ。今回ばかりは。お前らを巻き込みたくなかったんだよ・・・・・by希美

響「朝日、どうしたそんな顔赤くして！熱か！？熱があるのか！？まさか、あいつに何かされたか！？」
朝日「っ…あ、あの…剱…さ、さっきの言葉…本気ってことで…いいんだよね…」

・・・・・・・悪ぃ、土方・・・・（土方に寄りかかる）・・・・少し、疲れたわ・・・・。あと、くれぐれも、朝日を憎んだり・・・・すんじゃ、ねぇ・・・・・（土方に身を委ね、ゆっくりと瞼を閉じて眠る）by希美

紫炎「お気になさらず。ジゼルが絡んでいた時点でこうなるとは思っていたので、想定内です」


剱「当たり前だろ…………偽りは言わないからな………………さっき、返事は聞かないっつったがやっぱり気が変わった(朝日の元に歩み寄り手を差し伸べて)……答えを、聞かせてもらってもいいか？お嬢さん？」

俊哉「…恨んだりしねぇよ。あいつのこと」
朝日「…わ、私、恋愛とか、そういうの鈍い方だし…それに…本当の私を知った後だから、正直、重い奴って思われるかもしれないけど…それでも、私の生きる意味になってくれるって言うなら、その…よ、喜んで…(真っ赤な顔を伏せながら手を取る)」

剱「重い奴だなんて思わねぇよ…思うわけないだろ？(手を取ってもらうと引き寄せて抱きしめる)……ありがとうな、朝日……生きていてくれて、また生きようと思ってくれて…………ありがとう」

朝日「うん…！」
フレン「えっ…あの二人付き合ったの！？まじか…予想外の2人だわー…けど、これはこれで中々ありなのでは？ねっ、響さん」
響「………」
フレン「あれ？響さん？おーい？…あ、これ息してないわ！！！白目むいたまま意識失って突っ立てるんだわこれ！！！」

ｰその頃ｰ
・・・・・・・貴方のゲームのシナリオを、引っ掻き回された気分はどうかしら？・・・・・ドストエフスキー？by美麗

司「あーあ…………気絶しちゃったァ(唐突に現れる)」
満「……うっし、回収するか(響を抱える)」


ドストエフスキー「強いて言うなら予想外すぎて逆に楽しめましたね。それよりも、なぜ彼を……ジゼルを生かしたんですか？あれだけ殺したがっていたのに……………………自分の内の存在に何度も強姦を受け手足をおられて恐怖で闇に落ち、積年の苦痛で心の壊れかけたという兵器として根本から欠陥しているあの彼を今殺すのは容易いのでは？」

剱「…………お前の兄ちゃん、凄い気の失い方してるな…………(呟いてる)」
御影「こ、これは………SilverForestが復活ですね!!!!!!」
剱「うるせぇな桜庭、お前一回帰れ」
御影「部下になんてこと言うんですか!!!!!!」
優希「はいはい、帰るっすよ御影ちゃん……このことを光希さん達に報告しないと！」
剱「……………………旦那、俺暫く有給とります。溜まりに溜まりまくってるし、暫く職場復帰しねぇっす」
紫炎「剱がグレた……！」
剱「何がなんでも有給取りますから、しばらく俺休みますから、もう決めました。今決めました(朝日の頭を撫でながら)」

今回ばかりは彼に助けられたの・・・・本当なら、ボコボコにしたいけどね。
しかし、ロンゴミニアドの因子が散らばったっていう異常事態が起こったの。流石に因子を掴み取れるのは不可に近いからねぇ・・by美麗

紅魔「はぁ…どうしてこうも私の周りにはリア充が多いんだか…」
沙月「みなさーん！大丈夫ですか…って、えぇ！？あ、あああ朝日さん！？」
奈緒「えっ、あ、朝日さん？」
朝日「えっ…あぁ…ち、違うの！いや、違くないんだけど、これは…その…え、えっと…」
沙月「あ、朝日さん…き、今日は、お赤飯ですねっ！」
奈緒「お姉ちゃん、このタイミングの赤飯はちょっとまずいかな！」

ドストエフスキー「彼を利用する、と？ロンゴミニアドの血を受け継ぐ彼ならば因子を持つ人物を特定できるのではないか、そう思ったわけですね？」


剱「ｵｾｷﾊﾝ」
ジゼル「……うん、お幸せに(バハルに肩貸してもらってる)」
火澄「右に同じく」
バハル「祝ってやる」
ジゼル「後、がっちりホールドして逃げないようにするなよ人魚。どうせ逃げれねぇよもう」

そんなモノよ。使えるものは使うだけ・・・・もうこれ以上、失わせない為にもby美麗

ドストエフスキー「まぁそれが正しいでしょうね。彼は物として生み出されたのですからね」

ドストエフスキー「物を物として扱うことを何故咎められましょうか…………誰も咎めない、彼は物として生を終えることが一番だと僕は思いますね」

ドストエフスキー「物を物として扱うことを何故咎められましょうか…………誰も咎めない、彼は物として生を終えることが一番だと僕は思いますね」

・・・・・・・・ほんと、アンタって気味が悪い。
まるで愉快犯ね・・・・・。
でも、私は祈るだけよ・・・・ロンゴミニアドの因子が、希美ちゃんの大切な人に、感染してないことを────by美麗

ドストエフスキー「そればかりは僕にも分かりませんね…………まぁ、運命とは残酷な物ですから」

誰もアンタに言ってないわよ。勘違いも甚だしい。
・・・・・・ま、貴方が高杉と関わってないだけでましよby美麗

ドストエフスキー「高杉……あぁ、話は聞きましたが、彼は僕とは話しが合いそうにないので関わりませんでしたよ……さて、では僕はこれで(立ち去っていく)」





ロンゴミニアド(因子)『_________(土方の精神世界内に人知れず現れる)さて……これで終わりだと、思わないでもらいたいものだな。魂が滅びようとも、我が意思は因子として継承される。何千年何億年先だとしても、必ずな_______！』


ジゼル「…………ﾝ？」
バハル「？どうした？」
ジゼル「……いや、古い骨折の跡が痛いだけだ……何もねぇよ」

ロベリア「(人気のない道を歩いている)______さてさてさぁて……くだらねぇ騙し合いはやめにしようぜ？(後ろを振り返り)


なぁ、ヴォイド・グレイ？」
ヴォイド「(背後にいる)…………何だ、気づいていたのか」
スネーク「……割と殺気でバレバレでしたけどね？……んで、うちのお嬢に何の要件で？」
ロベリア「私はお前のじゃねぇよ……ずーーーーーっと、見られてると思ってたし、何気にこっちの事情をリディアが詳しいのも全部テメェが流してたんだろ。お前が彼処に介入されちゃ困るからわざわざ出てきてやったが…………大方リディアの手の人間を回したんだろ、あっちに…！ふざけた事をしやがって…！」
ヴォイド「__________さてな？お前の想像に任せるが……気に食わねぇ…………お前は確かに噂通り頭は良い…だからこそお前が要注意人物なんだよ。ロンドンでも尽く邪魔して、お前諸共十三階段を始末しようとすりゃ、お前がひょこひょこ離脱して算段を掻き乱す。まるでこっちの動きを全部知ってるかのように見せ掛けて、推測だけで的確に邪魔をする。そして俺らの失敗が明るみに出た時にはお前は『やっぱり予想的中だ』と無邪気に喜びやがる______悪趣味だよ、お前は」
ロベリア「ふんっ、それをお前が言う？……まぁいい、現状お前は私に手を出せない。『予想が的中』したからお前という存在があの場所に、アイツらの元に行かなくて済んだ上にまたお前は策を練り直すわけだ。今ここで殺すことも一つの手だが、生憎ここは私の身を置く拠点に近い。だからバレるもんなぁ？それじゃあ効率的じゃないもんな？(踵を返す)…………何企んでんのかは知らんが、せいぜい首に気をつけろよ?……〝リディアの傀儡〟」
ヴォイド「…………チッ……!!!」

グリード「その様な体たらくでは、こちらの計画にも支障が出ると話したはずだが？ヴォイド・グレイ(キツネの面を付けた黒パーカーの男が歩いてくる)」

ヴォイド「ふん、俺は俺のやり方でやる。口を出さないでもらおうか、グリード。リディアみたいにキャンキャン吠える気か？政府のところの犬らしく……まぁ安心しろ、さしあたってはお前らの要望に応えてやるさ……だが、命令することは許さん。_________あの小娘だけは絶対にこの俺が葬ってやる…………！」

（2ndクールのトピが出来ました！移動お願いします！）