梨花 2020-06-27 22:52:23 |
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ロベリア「(考えろ……クソ親父を確実に潰せる方法を……!……考えろ、考えろ…!!!!)」
(腕を組みかなり切羽詰ったような顔でかなり考え込んでいる)
ロベリア「(まさか……この声の奴が堕天化の悪魔とか言わねぇよな……?くそっ、呑まれるな、衝動に呑まれるな……平常心を保て…耐えろ…ッ!!)……ッ…!」
(破壊衝動と殺戮衝動を抑えるために蹲ってうっすら血が出るくらいの力で自分の腕に爪を立てている)
阿伏兎のオッサンから聞いたよ。まさかお前が堕天化するとはな・・・ロベリー。
(真珠を素手で割り、粉が広がる)
ロベリー。その粉を吸え、少しは楽にならァby希美
ロベリア「うん……ありがと……(広がった粉をゆっくり吸う)私ももう、何が何だか……頭ん中ぐちゃぐちゃでもう分からない……」
・・・・親父の件だよな?ロベリー・・・・
お前さんの肉親であり・・・憎むべき敵だろ?
ある程度の事は調べたから分かるが・・・・まさか自分の娘にも手をかけるなんて。人としてどうかしてる。
科学も魔術もそうだが・・・誰かの犠牲によって発展していってる。科学は自然を、魔術は人をってな。
けど、俺ァそういう人体実験とかは好きじゃねぇんだわ。
・・・・・・人体実験をする奴なんて────(事件の事を思い出す)─────殺人者と同じだby希美
ロベリア「……アイツは、実験のためなら他者の命が失われることも厭わない……だから私はクソ親父が許せない……罪のない命を犠牲にしなきゃ成し遂げられない成功なんて、クソ喰らえだ……!!!…クソ親父は……厭世凱斗は腐っても私の生みの親だ…どんな事情であれ、あいつは今も許されるはずの無い実験を繰り返してる…………アイツは、私が止めないといけない…落とし前は、私が付けないといけない…………なのに昔の記憶が邪魔して、トラウマが邪魔になる……昔の記憶のせいで冷静に判断も的確な行動もできない……」
・・・・・・トラウマってのはな、何時までも着いてくるもんだよ。誰かのせいにもできないからな・・・。
・・・・・・いや、俺の場合は主犯格居るか・・・。
逃げたくて、逃げたくて。苦しくて、辛くて。生きる為に、誰かを殺した。
俺はそんな、矮小な人間だよ(自嘲するように笑う)by希美
ロベリア「姉御……姉御は、ちっぽけなんかじゃない……少なくとも私は姉御をちっぽけだと思ったことは、一度もないぞ。……私もいつまでもウジウジはしてらんないな!つってもな、紫炎に関わるなって言われたし…………」
ロベリア「……な、なら…頼んでもいいか…?クソ親父に『たとえ地獄に落ちたとしても許さない、お前を父親だとは思わない。二度と関わるな』って伝えてくれるか?……それと〝アイツには絶対に触られないように気をつけて欲しい〟」
ロベリア「いや…クソ親父のことだ。言い方が悪かったな…クソ親父は稀に手袋を外してることがある…その時、『手袋を外している状態の親父に絶対に掴まれたり触られないように注意してくれ』……良くて粉砕骨折か…最悪の場合、触られたところか掴まれたところが『ただの肉塊』になる……クソ親父の能力はそういうものだ…」
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