異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

智也「金属化させる能力…和馬の金属操作とはまた違った能力みたいだな」

そうか・・・・・

ｰその頃ー
・・・・・（道を歩いている）by希美


《回想》（赤猫さんも参加おなしゃす！）
ｰ塾跡ｰ
（何かに押され、奇妙な気配がする教室の中に倒れようとしている）───!!by希美

フレン「！希美ちゃん！(希美の腕を掴む)」

っ───フレン！by希美

フレン「(背後に黒い丸い影が現れる)えっ…(黒い影がフレンを吸い込もうとし、希美の手を離してしまう)！ダメっ…！希美ちゃん！！！」

なっ──────!!!!by希美


（刹那、アロハシャツの男の姿が、一瞬だけ見える）

フレン「(教室の扉を掴み、吸い込まれないようにする)くっ…！どうしよう…希美ちゃんが…！こんな時に限って何故か神戟転身も使えないし…！というか、なんなのこのブラックホールは！？(すると、影はみるみると大きくなっていく)えっ、待って待って！流石にそれはやばいって！霊としての危機本能がサイレン鳴らしてる！！ぐぬぬっ…！(教室の扉から手が離れる)あっ…終わった…」

不味い・・・・不味い不味い不味い!!

（刹那、アロハシャツの男が希美達を抱き抱えて外に連れ出す）by希美

メメ「全く…ここは遊び場じゃないんだよ？」
フレン「うわっ！？」

はぁ・・・・はぁ・・・・・なんだよあのブラックホールは・・・・。
ありがとうおっさん・・・・マジで死ぬかと思った・・・by希美

メメ「あれは怪異の理から外れたものを滅ぼす影だよ。人の前に現れたりはしないんだけど、あの影がこの子の元に現れたってことは…見た感じ、君は霊かな？」
フレン「そうだけど…私、そんな怪異の理を犯すようなことなんてしてないよ！私はただの守護霊だもん！」

・・・・もしかして、異なる世界から来たからあの影が出てきただとか
だとしたら、辻褄が合う。by希美

メメ「異世界…なるほど、君達が阿良々木君の言ってた…」
フレン「えぇっ！？じゃあ、これならはあんなのが私のとこに来るってこと！？命がいくつあっても足りないよー！！もう死んでるんだけどさぁ！！！」

ご明察だおっさん。しっかし、どうすれば・・・そうだ、霊とかじゃなくて、俺の“娘”とかで仮定の枠を作ればあの影が消える可能性あるとは思うが・・・by希美

メメ「そいつは無理だね。一度霊になれば、その理から抜け出すことはできない。霊って言うのは本来魂だけの存在だ。実態の無い、浮遊してるだけの魂。どんな仮定を作ったとしても、霊である以上はあの影から絶対に逃れることはできないのさ」
フレン「えぇ…完全に詰んだぁ…」

くっそ・・・・・あれを倒すってのも無理があるだろうし・・・・。by希美

フレン「えっ、てことはラキや加奈さんも危ないよね！？こんなとこで死んでらんないってのにー！」
メメ「ただ、一つだけ方法はある。他の誰かに憑依するんだ。そうすれば、あの影も現れる事はなくなるはずさ」
フレン「憑依か…やった事は無いけど、できるかなぁ…」

・・・・・・・言っとくが、土方はやめろよ？
あいつは・・・・昏睡してても、俺のものだby希美

フレン「それは絶対無いから安心して、どうせ女の子に取り憑きたいなー」

女の子ねぇ・・・・・・まぁ、フレンの事はひとまず置いといて・・・。
・・・・・なぁおっさん。ここ最近目立った事とかねぇか？
夜中に列車が空飛んでるとか色々とだ・・・by希美