異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

ロベリア「援軍……なるほど、そういう事だったのか」
キール『……なるほどな』

奏「まぁ、私が無理やり美麗さんに頼み込んだからねー。けど、舞奈香が元気そうで良かったよ」

あ、神木さん。黙って居なくなってすみません。
美麗さんの頼みで並行世界・・・・所謂エンドワールドの様子を見に行ってました。

簡潔にまとめると・・・・・・“この世界線と似ている所がありました”by舞奈香

まぁ、君も元気そうでよかったよ・・・・・本当に安心した。by舞奈香

奏「さて、舞奈香と会えた事だし…今起きてる事、聞かせてもらえるかな？」

ロベリア「この世界線と、似てる……？」

・・・・・今この世界は、暁光の攻撃を受けているのは知ってるよね。そして今、裏社会の奴らも動き出している。
そもそも、暁光の目的は僕が住んでいる世界とエンドワールドを融合させるという暴挙に出ているんだ。

言葉は拙いが、これで分かったかい？by舞奈香

ロベリア「世界を融合…………!?」
柊夜「暁光、なんて恐ろしいんだ……」
ロベリア「暁光を止めるのも厄介だってのに、裏社会の連中まで動き出してるときた…………厄介すぎんだろ」
ルイン「その上、背教王はその危険さも知らずに怪物兵器を送り込みおったぞ」
ロベリア「ド金髪悪魔!!!こういう時だけ出てきやがって!!!」
ルイン「貴様、我を嫌いすぎであろう」

奏「(堅揚げポテトを食べる)今確認出来てるエンドワールドの住人は？」
神木「二十二の暁光の教祖キャロルを名乗る春咲優里奈、そして白銀真帆を名乗りキャロルの側近としている睦月雫、情報屋として白蓮を名乗る暁蓮華、今はもう居ないが月影伊吹という名で暁光の元にいた春咲希美も居た。今のところ、この3人だけだ。白蓮は私達の味方として、共に戦ってもくれている」
奏「なるほど…他のエンドワールドの住人達は？」
神木「白蓮に聞いた話だと、後は春咲美麗が居るらしいが…エンドワールドの虚に完全に乗っ取られてしまったらしい。白蓮も元の世界でレジスタンスを作り上げ、豪炎寺春馬と共に春咲優里奈に立ち向かったらしいが…白蓮以外、全員死んでしまった。つまり、エンドワールドの住人はこの5人以外死んでいるということだ」
奏「正しく終末ってやつだよねぇ。うん、状況は大体わかった」

・・・・・・・そして、エンドワールドは。僕達の世界で起こりうる最悪の事態なんだ。
故に打開していかないとby舞奈香

ロベリア「こっちでも起こりうる……か……」
ルイン「で、お前はその最悪を回避するためにやってきたわけか(アイリスを小脇に抱えて)」
アイリス「そうです!!!(キリッ)」
ルイン「具体的に何が出来る？」
アイリス「…………(目を逸らし)」
ロベリア「いや、ちびっ子に求めるなよ悪魔……」
アスター『…………蛇王と蛇の女王』
ロベリア「…………アスターが喋ったァァァァ!?」
柊夜「あ、ロベリアも知らなかったの!?」

奏「虚は？あいつもこの世界に居るはずだよね」

居るはいる・・・・けど、今は観測しきれてないんだ・・・何せ美麗さんの深層心理に閉じ込めているからね。そう簡単には見つからないよby舞奈香

ロベリア「……なるほどな……(話を聴きながら書類などを片付けていて)」
ルイン「なんだ、貴様まだ諦めていなかったか」
ロベリア「うるせぇ悪魔…………このままやられっぱなしなのも負けっぱなしなのも、願い下げなんだよ…………それに、『あれ』は放置したら絶対にダメだし…………」

奏「…そう」

しかし・・・・状況は最悪の一途を辿っているのに変わりはない。
色々と工作をしたが、それがどう幸を成しているのか分からずじまいなのが現状さby舞奈香

アイリス「(ピッと手を挙げて発言したげ)」
ルイン「ふむ…………裏社会の動きは紫炎が何とか止めているが、それも時間の問題…………その上、その最悪な状況がいついかなるタイミングで来るか…………」
アイリス「んーー！(めっちゃ主張したい)」
ルイン「…………なんだ小娘、何が言いたい？」
アイリス「私、この世界で起こってはならない事象が起こる可能性が高い人物とそれを引き起こす人間、知ってます!!!」

なっ・・・・・本当かい？by舞奈香

アイリス「はい!!!」
ロベリア「誰なんだ？」
アイリス「まず起こってはならないことを引き起こすのは………………背教王という方が送り込んだ刺客______『ジゼル』……恐らく、ロベリアさんを襲った人物かと」
ロベリア「!!!!!!アイツが……」

神木「私もそいつの話をグリードの奴から聞いた。ジゼル…背教王の配下らしいが、裏世界でも悪評が絶たない悪人らしい。気性は荒いが、主人には忠実なんだと」
奏「けど、そいつが使えるって事はその背教王の方がよっぽど強いって事だよね。どんな力を使うの？」