真夜中のピエロさん 2020-04-23 07:13:16 |
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>カルコサ
アイリールーシ「なんかねその人はね、しすたー?だっけ?なんかそんな服着ててね、背中に大きな羽さんがあったの!」
(ちょっと、楽しそうにその人の特徴をうろ覚えで述べると「あと、角さんもあった!」と付け加える)
>カルコサ
(/ありがとうございます)
>ミナセ
「へぇー、意外と近いじゃん。ってか郊外だから広い!」
("ここならちょむすけで行っても全然大丈夫だねー、いやー楽できて助かる~"なんて、彼女は知らないドラゴンの名前を出してそう笑っていて。件のドラゴンは彼の後ろに控えるように小さく収まろうとして頑張って丸まっており)
>アイリールーシ
「うわぁ!……びっくりしたよ」
(まさか抱きつかれるだなんて予想もしてなかったためにとても驚いていて。また"初めての友達だ"なんて言われれば嬉しくなるのも仕方なく、「これからは一杯友達が増えるぞ?今俺の友達呼ぶ?」と提案してみて)
>カルコサ
「まぁ要するに君は可愛そうで寂しい中年のイメージを俺に持たれていたということ!」
(これでわかった?なんて言っているが、言った内容はかなりヒドイものであり、決して本人に悪気は無いのだがカルコサ独特の話しやすいような雰囲気を浴びたこと、そして一つ言ったらもういいかなぁみたいな短絡的思考で全部をぶちまけたために遠慮が無くなってそう言って締めくくっていて)
>カルコサ様
(/ありがとうございます!!)
(いえいえ!)>>all様
>アイリールーシ
「ほう……翼に角を生やしていて、おまけにシスター服を着ていると? それは確かに不思議だ……。」
アイリールーシの話を聞いていると”不思議な人”というのは聖女に扮した変わり者の悪魔のようだとそうカルコサは思った。
角や羽を生やしている事から悪魔なのだろうなと思う一方で、シスター服を着ているとなると生前は神に使える身であったのだろうか……。あるいは、アイリールーシのように霊から悪魔になることもあるだろうからお互いに共鳴しあい類は友を呼んだのか…… とも考えられる。
天界へは生前徳を積んだ選ばれた者のみが向かう場所だ。悪魔と言えど侵した罪の数だけ多種多様の種族が存在する。魔界はそれだけ広過ぎるのだ。
見た目の特徴は大体想像ついたが、いろいろな憶測がカルコサの中で飛び交っていた。
>ディンク
「まあそうツンデレるな。可愛いだけであるぞ。」
急に見せてきたディンクの意外な一面にフフフと含み笑いのありそうなニヤケ感たっぷりの声色でそう返した。
とは言えディンクの意見はもっともだった。そろそろ所帯を持つべきなのではと思い始めるカルコサなのであった。
ルール >1
ミナセ・ホワイクロス >2
ヨクラートル >8
ディンク >12
アイリールーシ(本名/イリス・レルヴァル)>42
カルコサ(本名/ハスター)>73
(誤字を見つけましたので修正しました。)
>ディンク
ミナセ「…そのドラゴン、ちょむすけっていうなのですか?」
(驚いたように目を丸くさせながら、その名前の持ち主であろうドラゴンを指差す、彼女はその名前を聞いてまず「可愛らしい名前」だと思いその次に「なんて変な名前」だと思った。そして、ちょむすけという名前はある意味和名っぽいなと思考すれば、なんだかクスッときて思わず少し笑みが顔に出て)
>ディンク
アイリールーシ「あなたのお友達!?呼ぶっ!呼びたい!」
(友達が増えると考えれば、興奮してよりはしゃぎだす。彼の友達とはどんな人なのだろうと考えれば考えるほどワクワクして仕方がない、その姿はこれからプレゼントを貰う子供のようで、とても破壊の力を持った特殊個体の悪魔とは思えないほど)
>カルコサ
アイリールーシ「あ、あとね!その不思議な人からね!こんな物貰ったの!」
(そう言うと、ポケットから宝石のように美しく、淡い光を纏った赤色の石を取り出し、彼に見せてみた「私、これ何の石が分からないんだけど…カルコサおじちゃんなら分かる?」と付け加える。彼女が持っている赤色の石、それは滅多に手に入らない悪霊よけの石だった)
>アイリールーシ、ディンク
「悪霊除けの石だ……。でもおじちゃんは悪霊ではないので効かないのでした。」
そう言って手袋を外すと素手で石を掴める事をアイリールーシに証明して見せた。
それにしてもこの世界には似つかわしくない輝き方をしているな……などと手にした石を観察していると、突然『探しましたよ。』と声をかけられ視線をそちらへ渡す。そこには湧いて出てきたかのように1人の男がこちらに向かって近づいてきた。
『こんな所までいらっしゃったのですね。ピクニックにしては随分と遠くまで来たものです……。』
彼はカルコサの直属の親衛隊に属し、隊長として親衛隊第五部隊を率いている。
カルコサはアイリールーシを背中に隠すようにして男の前に立ちはだかった。
『さあ、城へ帰りましょうハs…?!』
城を離れたので探しにきたという男が近寄ると最後まで言い終わらないうちに、カルコサがその言葉を言わせまいと赤い石を握りしめ顎に右フックで男の顎を打ち抜いた。瞬く間に顎を跳ね上げ、__パアン!! と強烈に強力に鋭い音が響く。
「シュヴァルツ…………まさか貴様とこういう形で決着を付けるとはな。本来ならば正気だった貴様と決着を付けたかったが…………残念だ。」
砕け散った顎を押さえて膝から崩れる男は喉の奥から言葉にならないうなり声を漏らし、邪悪なオーラを身体中から噴出していた。
そんな元部下だった男を前にして何かを思いついたようにフンと鼻でせせら嗤うと男の肩を鷲掴み胸の中心部へ赤い石を突っ込んだのだ。
『__________ッッッッッッッッ!!!!!!』
悪霊と化していた男は赤い石のエネルギーは邪悪な肉体を弾き飛ばし、みるみると内側から浄化されていき最後には跡形もなく散りとなって消えてしまった。
「はぁ……まったく。」
ため息を吐きながら残骸から赤い石を拾い上げてポケットチーフで綺麗に拭ってふきとると、「助かった。」と礼を言ってアイリールーシに赤い石を返した。
『……フハハハハ使えない男だったようだ。』
惜しい部下を亡くしたと悲しみに打ちひしがれる暇もなく、今度は三体ほどの悪魔が現れその後ろにはシュヴァルツの悪霊化した配下を率いている。
どうやら謀反を起こすように唆したしたのは奴らのようだ。
(宜しければ戦闘イベでも)>all様
>ミナセ
「そうそう!かっこいいだろ?」
(そのなんとも言えない名前を、本人は"カッコイイ!"なんて思ってるようでそう自慢するように言う。また、彼女が少し微笑んでいるのを共感だと受け取っていて)
「いやぁ、ミナセわかってるじゃん!」
>アイリールーシ
「じゃあ呼ぶぞ……?」
(そう言っては、少し離れて無駄に格好つけたポーズを次々決めてから「召喚!!」と叫ぶとともに彼の指輪が赤く輝きだして、周囲には無数の魔方陣が出現しており。そこから、ドラゴン、フェンリル、ケルベロス、白馬……etcが現れはじめていて)
>カルコサ
「………あー、なるほどナルホド……」
(突如現れた男が口にしかけた名前と、それを阻止したカルコサの姿を交互にみては上記を呟いていて。どうやら彼は、カルコサの正体__というよりは本名?__に気がついている様子で。)
「……ハs…じゃなかった、カルコサ。……殺る感じ?」
(そうニヤニヤしながらわざと間違えていて。その後でとても面倒くさそうな表情を浮かべながら上記を問いかけ、「えぇ………俺お仕事しなきゃいけないの?」とまるでニートのようなことを堂々と呟きつつも本心では"友達の敵か………容赦はしない"しかし口に出すのは少しはばかられるのか「……ま、最近サボり気味だったし。そろそろ上司としていいとこ見せなきゃね」なんて建前を述べながら悪魔を見据えていて。いつのまにかその手には、一本の槍が握られており、後ろにはちょむすけも控えていて)
>カルコサ様
(/是非是非………!!!イベントありがとうございますっ!)
>ディンク
「その名で呼びたいのなら好きにしろ……。生憎こう見えて吾輩は人気者でね、耳のいいパパラッチがどこまでも追いかけてくるのだ……。」
玉座に座るというとは、それを快く思わない群衆の剣を向けられ続けるということ。
すきあらばどんな手を使ってでも王座を奪い取り、カルコサ基__ハスターの手中にあるもの全てを牛耳ろうともくろんでいる輩はごまんといる。
ここではそんな些細な名前を口にしただけでも奴らは必ず見つけ出す……ということからパパラッチと称し「暗い夜道には気をつけろよ。」という意味合いも含めてディンクに忠告した。
「すまない友よ……どうやら手遅れだったようだ。」
済まなそうに言葉を発すると言った側から先程のシュヴァルの発した言葉とディンクの漏らした中途半端なハsの名前を聞きつけて木々や岩場の影から魔物や悪魔、魑魅魍魎と言ったあらゆる類の者どもがこそっそりと様子を見に集まってくる。
「__フフフフ。 村一つ破壊しても良いのだがディンク、君の仕事が余計に増えかねないのでね……是非力を貸してくれないか?」
嫌々ながら手伝うと言ってくれるディンクにたいして素直にお願いを申し出る。
>カルコサ
アイリールーシ「わぁー!なんか強そうなの出てきたー!ねぇねぇ、カルコサおじちゃん!あいつら倒していーい?」
(渡された赤色の石を大事そうにポッケに入れ、次に三体ほどの悪魔が出てくると“強そうなので戦いたい”と言い出す。最近では自分より階級が高いもの、もしくは階級関係無しに自分より弱い者としか戦っていなかった。だからこうして強そうな者と会えたのは久しぶりだった、彼女は早く戦いたくて仕方がないのかワクワクしていて)
>ディンク
ミナセ「ちょっぴり和名っぽいところが好きなのです」
(彼がつけたちょむすけという名前にどこか親近感でも抱きつつ、まるで誉めているかのような物言いで)
>ディンク
アイリールーシ「すごーい!いっぱい出てきたー!!ディンクおにーちゃんすごーい!!」
(現れる数々の彼にお友達に喜びつつ、召喚が使えるであろう彼を見てまた「すごーい!」と言いながらまた彼に抱きつく。どうも喜ぶと誰かに抱きつきたくなるらしく、ギュッと彼のことを強く抱き締めていて)
>カルコサ
「確かに手遅れっぽい……いいよ、手伝う。ただし………俺の休暇の期間を未来永劫まで伸ばしてくれよな?」
(「それにこれ以上この名前言ったらキリがなくなる程出てきそうだし、今のところはカルコサだね」と図々しいくヌケヌケと言う彼の背中にはいつの間にやら6枚3対の黒い羽、そしてもとは光輪だったであろう黒い輪が出現していて。また"村を破壊"されればこちらが困るのも確かな事実ではあるし、なにより友達の彼に協力するのは当然だった。)
「そういや、なんか天界にいたころもこんなことあったなぁ。熾天使の立場を奪おうとしたヤツらいたわ」
(あんな立場なんてあっても意味ないのにねぇ、なんて一人呟いていて。しかし自分はただ立場にあっただけだが、彼は"王"として確かに義務をこなしている。そのため自分とはまた違った境遇でもあるのだろうと思って、敢えてこれといった口出しはしないでいて。その間に彼の後ろには5つの魔方陣ができていて。そこから出てきたのは赤、青、緑、黄、そして白のドラゴンで。)
「さ、お前ら、『食事』の時間だよ~」
(そう言ってはちょむすけを含めたドラゴン6体を悪魔たちへと向かわせて)
>ミナセ
「うんうん、だよねだよね?」
(「聞いてよ!それなのにあのヨクラートルってばこの名前をダサイとかいうんだよ?」"ほんと、失礼しちゃうよね~?センス無いとか言っちゃってさ"なんて口ではグチグチと言いながらも、その顔は特に嫌そうな顔ではなくむしろ楽しそうでいて)
>アイリールーシ
「わわわっ………アイリールーシはよく抱きつくね~」
(急に抱きつかれては、慣れないポーズを決めていたものだから体制を崩しそうになって少し慌てて彼女を抱き留めていて。上記を述べれば、"良い子だな"なんて言いながらも頭を撫でて)
>アイリールーシ、ディンク all様
「ああ……一緒に遊んでくれるのかい? アイリールーシ……君は優しい子だなぁ……。」
目を輝かせながら許可を求めるなんてなんてかわいらしい良い子なんだろうか!答えはもちろんYesだ!どんどんぶっ壊しても構わなしディンクには心ゆくまで休暇を取らせて文句一つ言わせはしまい!と、カルコサは先程と同様にアイリールーシの頭をポンポンと撫でながら心の中で決意した。
『フハハハハ!!____子どもに助けを求めるとはな!!
それだから部下や仲間に見放されのだ!!』
『自ら首を絞めるとはやなり愚かな王のようだ!! 』
『ここが貴様の墓場だハスタアァァァーーーー!!!!』
それまで真か否かを迷って行動を踏みとどまっていた魑魅魍魎は三番目の角を一つ生やした悪魔のセリフを聞くなり一斉に飛び出してきた。
真正面には角を生やした悪魔が三体。周囲には流血への欲望や野心や復讐心、狂的なまでの雄々しさが取り囲みカルコサを中心に、ディンクやアイリールーシにまでその火の粉が降りかかる。
>ディンク
ミナセ「…楽しそうなのです」
(彼の顔を見れば、なんだか楽しそうな顔をしていたので「ユクラートルさんと仲良しなのです」と微笑ましく思いながら付け加えて)
>ディンク
アイリールーシ「えへへ、しばらくこのままが良い~」
(そう言えば、さらに力を込め抱き締める。どうやら、しばらく彼に離れたくない様子で抱きつきながら彼に頬ずりをする。よほど彼のことが気に入ったよう)
>カルコサ
アイリールーシ「…ただの邪魔」
(周囲から感じる欲望や復讐心、嫌いではないが戦うのは真正面の三体だけで良いだろうと思いつつ、周囲の者達は”ただの邪魔”だと、冷たく言い放たれた言葉と同時に周囲をそれぞれに意識を集中させ見つめると「私、アイリールーシ。今……あなた達を破壊するの」と静かな声で言えば、周囲の者達全てを破壊しようとしていて)
>ミナセ
「仲良し!?………まぁ、腐れ縁ってやつ?」
(「どうしようもない悪魔だからねぇアイツは」なんて笑いながらも、仲良しと言われたことにどこか気恥ずかしそうにしていて。また、「俺はミナセとの方が仲良しになりたいよ~」なんて言ってみて)
>カルコサ、アイリールーシ
「……あ、名前言っちゃってるじゃん、はいアウトー」
(目の前でゴタゴタと御託を並べ、威圧的にも見えないただただ偉そうなだけの態度をとる相手の悪魔達をつまらなそうに見つめていて。相手が叫んだことを聞いて上記を述べれば、名を叫んだ悪魔の胸を自分が投げた一本の槍が突き刺しており。「あー、ごめんね?君達、おもしろくないんだよね」なんて本当に面倒くさそうに、そして先程までとは違う、冷えきった冷徹な目をして相手方を見回していて。)
「アイリールーシ、どうせだからゲームでもしようか?どっちが多く倒せるか」
(心底うんざりしたような、普段の彼とは想像もつかないような雰囲気から一転、いつもの感じでアイリールーシにそう話しかける。そう言いながらも、恐らく能力を発動しかけている彼女に合わせて自身も能力を発動し、四方八方に、赤い魔方陣が出現し始めていて)
>all様
『フハハ!! まったく届かぬぞ!!!! 』
翼をやした悪魔が悪霊化した親衛隊を従えてアイリールーシに向かって剣や槍を振りかざし突っ込んでくる。
『そんなことでは我々に指一本触れられまい!!!!』
一つ目の悪魔が悪霊化した親衛隊を従えて同じくディンクのドラゴン達へ向かって突っ込んでくる。
『野郎どもかかれーーーー!!!!』
そして、最後の角を一本生やした悪魔がデバフの如く悪霊化した親衛隊の襲撃を有利にするために魑魅魍魎が盾となりディンクやアイリールーシの最初の一手を邪魔立てた。
(宜しければ確定ロルでお願いします!)>all様
>ディンク
ミナセ「…もちろん、良いなのですよ」
(仲良しになりたいと言われれば、悪い気はしないしこちらとしても仲良くなりたいと思っているので、快くそう言って)
>ディンク、カルコサ
アイリールーシ「やるやるっ!そのゲームするっ!」
(ディンクの言葉に“これは絶対にやりたい”という、どこか闇深くも無邪気な遊び心をさらけ出しながら元気よく返事をすると、剣や槍を振りかざしている悪魔が突っ込んできたので、バッと振り返って剣や槍を足で蹴って弾き飛ばすと「こんな子供にも勝てないの~?」と何気に悪意無しに煽ると、盾になっている魑魅魍魎が明らかに邪魔なので「邪魔するんなら破壊するよ~」と付け加え、意識を集中させ見つめると盾になっていた魑魅魍魎を破壊して)
>カルコサ、アイリールーシ
「おし!どうせならカルコサも勝負な?」
(まるで目の前の敵を敵ではなく遊び道具と認識しているかのような口ぶりでそんなことを言っていて。こちらの軍団へ対抗して大軍を送ってくる悪魔たちをドラゴンのブレス、フェンリルの魔法で次々と消し去りつつ、「全く……最近の悪魔は雑魚ばっかり?子供に負けるなんてねぇ」なんて、内心"子供"と言われたことを気にしているのか皮肉気味にそう返していて、その間にも敵の悪魔は着々とドラゴンやフェンリルの餌食になっていて。)
「もう君達いいよ、終わりにしよう」
(そうボソリと呟いた瞬間、彼の前に立ちふさがっていたドラゴンなどの魔物が一瞬にしてその道を開けて。「……神槍【グングニル】」と一言言ってから目の前の主犯格の悪魔の一人の胸に槍を突き立てて。彼が通ったと思われる一本道には黒い羽が落ちていて)
>ミナセ
「っていうかさ、今からお邪魔してもいい?」
(ちょむすけで送っていくし、俺も実際に場所見ておきたいんだ!なんて言いつつも彼のなかでは既に訪問は確定事項のようで一人で勝手にドラゴンへと走っていって軽々とドラゴンにまたがって「はやくはやく!」なんて急かしてみて)
>all様
「……いや、吾輩は審判でよいぞ。」
いつもならお誘いと言えば無碍に断らず積極的にどんな社交界にでも赴くカルコサだが杖をバトンのように回転させながら自身へ向かってくる魑魅魍魎を蹴散らすばかりでディンクの提案した勝負をあっさりと断った。
**
『生意気な!!どうせ子どもの体力ではせいぜい豆粒程度だろうがっ!!』
一つ目の悪魔がそう言い放つとアイリールーシによって剣や槍を弾き飛ばされた悪霊達はただ目標を殲滅する為の道具となって武器を持たずにただただ押し寄せていく。
『クソッ……こんなので……簡単に死ぬと思うなああぁぁぁぁ!!!!』
翼を生やした悪魔がディンクの槍を胸で受けるとそれまで牛耳っていた頭というだけあって体格も大きく簡単に絶命までは行かずそのまま槍を引き寄せると体格差のあるディンクの胸元を掴み上げて地へと振り下ろす。
『__チッ、お、おのれ……貴様ら……こうなったらハs……?!』
一部始終ディンクやアイリールーシの動向を目で追っていた一本角を生やした悪魔が着々と減らされていく手下に動揺が抑え切れず、たまらず奥の手とばかりに再びその名を発しようとした……がその時、口にする前に遠くからカルコサが杖を投げつけそれを阻止した。
>ディンク
ミナセ「…し……失礼しますなのです…」
(ドラゴンの方へ歩み寄ると、恐る恐る彼の後ろへまたがっでみる。正直ドラゴンに乗るのはこれが初めてなのでちょっと緊張していて)
>カルコサ
アイリールーシ「なぁーんだ…ただ押し寄せるだけじゃんーつまんないのー」
(なんだかつまらなさそうにそう言えば、拳を握り押し寄せる悪霊達を子供とは思えぬ怪力で吹き飛ばした。案外簡単に吹き飛んだのでアイリールーシ自身驚いているがそれも一瞬のこと、あとはあの一つ目の悪魔を倒せば終わりだが、すぐに終わるのはつまらないのでちょっとした技をかけてみるかと思い、一つ目の悪魔の視界から一瞬にして姿を消して)
>ミナセ
「しっかり掴まってよ?落ちるかもしれないから」
(彼女が緊張していることをわかっていて、からかうためにわざと少しだけ不安を煽るように"落ちる"ということを強調していて。ドラゴンは少しずつ地面から離れ、次第に町の全貌が見えるくらいまでの高度に達していて。)
>カルコサ
「…よし、そのまま掴んでろよ」
(まるで"わざと"自分の襟元を掴ませたかのような反応を見せ、そのままそいつを引き連れて地面から急に上空へと舞い上がる。)
「………堕ちろ」
(おおよそ悪魔であっても落ちればただでは済まなそうな高度まで悪魔を連れてきていて。依然として槍が突き刺さったままの悪魔に「さっさと死のうね~」と言いながらドラゴンをこちらへと呼び寄せて翼を咥えさせていて。上記を呟けば、悪魔の胸に突き刺さったままの槍を思いっきり振りかぶり悪魔ごと下へとぶん投げて。ドラゴンが咥えていた悪魔の翼は、彼の力に耐えきれずもぎ取られるだろう。そのまま地面に突き刺さって張り付けのようになっているところに降りてきて)
>all様
『なっ……!! 何なんだお前……?! 』
地面に叩きつけるはずが急に自身の身体が浮き上がったことにたいして一瞬自分の身に何が起こったのか頭で追いつかず、ディンクの『堕ちろ』の一言によってようやく状況を把握する。
自分より明らかに小柄なディンクに上空まで高く持ち上げられると、度肝を抜かれてそう叫んだ。
翼はもぎ取られ空中ではなす術がなくそのまま地獄の大地が容赦なく悪魔を向かい入れた。
言葉通り堕ちた悪魔はそのまま倒れるピクリとも動かない。
『__ふん、逃げたようだな口程にもない。』
急に消えたアイリールーシにたいして一つ目の悪魔は逃げ出した判断するとディンクは空中にいる為、妨げる者が居なくなった事でもともと標的だったカルコサの周囲がガラ空きとなり一つ目の悪魔が一本角の悪魔に何やら合図を送る。
なるべく周囲の被害を最小限に押さえているカルコサは魑魅魍魎を払い除けるばかりで、本来の能力を自粛していることにこれは好機とばかりに二体の悪魔はすぐさま行動に移した。
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