真夜中のピエロさん 2020-04-23 07:13:16 |
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>ディンク
ミナセ「…もうこんな高くまで……」
(彼に掴まったまま、下を見ると町が見えるくらいの高度に達していたので、ちょっとビックリしつつ凄いなと感心していて)
>カルコサ
アイリールーシ「私、アイリールーシ……“今、貴方ノ後ロ二居ルノ“」
(自身が“逃げた”なんて失礼な事を言われたことはバッチリ耳に届きつつ、いつの間にか一つ目の悪魔の背後におり、まるで呪いのような言葉を耳元で囁けば、一つ目の悪魔の後ろから肉体の内側にかけなんの躊躇もなく手を突っ込めば、内臓を探し当てそれを握り潰しそのまま、まるでゴミを捨てるかのように、もう一体の悪魔の方へ一つ目の悪魔を思いっきり投げ捨てて)
>all様
『ああん?? んだと!!? 』
一つ目の悪魔はアイリールーシの呪いの言葉を耳元で直に囁かれ、ギリリと歯を噛み鳴らす。少女の不気味さに一つ目の悪魔がそう叫んだ言葉を最後に小さな手が自身の内側を動き回るのを感じて、無駄な行為ではあるが胸の表面を爪で引っ掻き回し小さな手を食い止めようともがいた。
そして、自身の内側から圧迫感と弾け飛ぶような音が鳴り、そのまま口から泡を吹き白目を向いて力なく身体が一本角の悪魔方へと飛んで行った。
**
「 monster, ……monster……~♪ 」
__人の運命を司るのは神か偶然か。
殺戮の戦場を作り上げたのはまだまだこの世界の恐怖や汚れを知らない小さな子ども達であると誰が想像できようか。
カルコサは手を休める事なく世界が生み出した悪徳と野心、殺意と混沌を一つ一つ丁寧に摘み取った。
『……うが!!!!』
白目を向いた単眼の悪魔をアイリールーシによって投げつけられた一本角の悪魔は鼻歌まじりに唄うカルコサの足元まで飛ばされ地へ平伏した。
「おや? 生き残ったのは君だけか……。」
杖を両手で握り、覗き込むようにしてそう訪ねる。
一本角の悪魔は逃げ出す事もできずガタガタと震えていて。
>カルコサ
アイリールーシ「あ~おてて血だらけなっちゃった~」
(心臓を握り潰した自身の血だらけの右手を見ながら呟き、手に付いた血を舌で舐めとると。ふと、もう一体の生き残りに気づき、そちらの方へ振り返って)
>all様
「アイリールーシ、血は臭いからあんまり舐めない方がいいよ?」
(目の前で動かなくなった、遊び相手にもならないゴミの焼却作業をドラゴンに頼んでからゆったりとした歩調で彼女に近づきそんなことを言っていて。また、彼女と共にカルコサ__基ハスター__のとこらへと歩いていって)
「カルコサ、まだやってたの?」
(仕事が遅いぞ~、なんて野次を飛ばしながらまるで散歩でもしているかのような気楽な口調で死体の山の上を歩いていく。既に悪魔化(堕天使化?)も解かれており、見た目は普通に戻っているもののその手には血塗られた槍が収まっていて。それをポンポンと肩に担ぎながら問いかけていて)
>all様
「……ディンクよ、ハンカチも持ってないのか? ハンカチを持ち歩くことは紳士のマナーであり常識だ。ハンカチを持ち歩く理由はただ一つ、人に貸すためだ。」
二人の声遠くから聞こえると生き残った最後の悪魔から目を離しスッと頭を上げると目に入った光景にため息を吐き、血に塗れたままの少年少女を前にして呆れた様子でそう告げた。
近づいてくる二人の方へ視線を向けるとカルコサはズボンからハンカチを取り出してアイリールーシに手渡す。
「__諸君、お勤めご苦労。君達のおかげで庭に生えた雑草を刈り取ることができた。今手持ちにあるもので是非お礼がしたい。」
だいぶ見晴らしが良くなった土地を見てご満足の閣下は気を取り直して咳払いすると二人に礼がしたいと言い出した。
コートの内ポケットから取り出したの小さな小包に入ったかわいらしいメレンゲのお菓子だった。
頑張った二人へのご褒美にカルコサは小包を渡した。
悠長にそんなことをしているとカルコサの視線が離れたことで恐怖が薄れた悪魔が声をようやく上げた。
『__たとえ!最後の一人になろうとも!お前をっ……ヒィッ!! 』
悪魔のセリフを途中まで聞いたカルコサはハッとなって振り返った。
何かをしたわけでもなく悪魔はそれに釣られて飛び上がるように悲鳴を上げる。
「素晴らしい! あのシュヴァルツを上手く丸め込んだだけではなく、激戦の中で死んでいった多くの戦士達の屍を踏み越え一人だけ勝ち残った英雄ということだな!」
吾輩は“慈悲深い”のだとそう自負して「シュヴァルツの後釜は君しかいない」と続けると悪魔の角を掴むと引きずるようにして歩き出した。
こうして死霊界の王によって見込まれた兵士は快く思わない庶民や群衆から裏切り者として死よりも恐ろしい日々を送るようになるのである。
__あたりを見回せば死体の山と炎で包まれ行手を阻む者はどこにもなかった。城へ連れ帰るためカルコサが前に前に進むたびに悪魔の悲鳴がこだましていたそうな。
(一度カルコサを撤収させてこれにてイベントを終わりたいと思います!ありがとうございましたあー!!!!)>all様
>アイリールーシ
「……カルコサ行っちゃったけど、どうする?」
(とても黒い笑顔をしながら"英雄"を引きずって立ち去っていくカルコサからもらったハンカチで手をフキフキしているアイリールーシに向かってそんなことを問いかけていて。自分のもらったお菓子にチラリと視線をやってから、"そういえばアイツ審判してないじゃん"なんて考えていて。「アイリールーシ、多分そっちの勝ちだからこれあげる」と言って彼女にお菓子を手渡して)
>ミナセ
「………んで、どっちだったっけ?案内ヨロシク」
("すごい"だなんて言いながらもこちらの服を掴んで下をみても怖がらない彼女を"意外とこういうの強いんだ"なんて感心していて。先程見せてもらった地図なんて頭に入っているわけもなく、自信満々に飛び立ったにしては少しカッコ悪いが場所をもう一度問い直して)
>ディンク
アイリールーシ「…一緒にたべよ!ねっ?」
(手を拭き終わると、お菓子を手渡されたので。確かにどっちが勝ったのか分からないまま…なのにこのお菓子を一人で食べるのは不公平なので、一緒に食べないかと提案して)
>ディンク
ミナセ「えっーと、あっちなのです」
(郊外と言っても町に近い場所なので恐らくすぐに着くだろうと思いつつ、町の郊外を指差して)
【>1 】ルール
【>2】世界観・pfテンプレ
【>2 】ミナセ・ホワイクロス
【>8 】ヨクラートル
【>12】ディンク
【>42】アイリールーシ(本名/イリス・レルヴァル)
【>73】カルコサ(本名/ハスター)
(支援上げ)
>アイリールーシ
「いくら片付けたとはいえ戦場で食べるのか……?」
("まぁ片付けたといっても死体を焼いたりして処理しただけではあるけども"なんて自分で勝手にツッコんでいて。彼女の提案を受ければ、驚いた表情をした少し後に優しく笑って、「いいの?優しいじゃん」と言い頭を撫でて)
>ミナセ
「おっ、あれか。………おし、到着~」
(どうやら結構目が良いのか、指差された方向をジッと見つめてそう言ってからドラゴンをフルスロットルで急発進させていて。おそらく相当の負荷がかかったであろうがなんでもないような顔でそう言いながらも着陸して、彼女の家を見ては)
「ふへぇ………立派な家住んでるんだなぁ」
(/レス遅くなって申し訳ないです!)
>ディンク
アイリールーシ「”時に人に優しくしなさい“ってママが言ってたから!」
(頭を撫でられれば自分の母のことを思い出しながら笑顔で嬉しそうに答え、小包からお菓子を一つ手に取ればディンクに「はい!」と差し出して)
>ディンク
ミナセ「中も結構綺麗なのですよ?」
(急発進した際の負担に関しては特に平気そうな様子で、自慢気に言うと、ヨロヨロとドラゴンから降り家の前までに歩み寄って)
>アイリールーシ
「お母さんの教えを守ってて偉いな」
(お菓子を手渡され、「……ありがとね」なんて薄く微笑んでから彼女をドラゴンの上へとつれていき、二人で並んで食べようとしていて。上記の言葉を述べるなり、自身の両親__熾天使であった自分を育てた所謂"育ての親"だが__のことを思い出していて)
>ミナセ
「お邪魔しま~す」
(そう言ってから彼女の後に続いて中へと入る。そこには、広々として、さらによく片付けられている数々の部屋があって。"天使時代の自分の神殿より片付いてるなぁ~"なんて懐かしく思いつつ、「ミナセすごいじゃん、"意外と"家事とかできるんだね」と悪気なく失礼なことを口走って)
>ディンク
アイリールーシ「…ねぇねぇーディンクおにーちゃんの親ってどんな人だったー?」
(自分の母親を不意に思い出せば
彼の親とはどんな人だったのだろうと気になった。現に彼はカルコサとの会話で『家族は居ない』と言っていたが、顔も見たことがないという事なのが、自分には分からず。思わず聞いてしまって)
>ディンク
ミナセ「…まぁ、人間の世界で一人で暮らしていた時に散々覚えましたからなのです」
(意外とは失礼な…なんて思ったが、あえて声には出さなかった。なぜなら、家事が出来るような人に見えないのは自覚しており、度々そういう事を言われ慣れているからで)
>アイリールーシ
「親?………わかんないな」
(「生まれたときには、いなかった」と一言だけ付け足してから、自分のなかで思いを巡らせる。生まれたときには一人。育ての親はいたが、14のときに死んでしまった。それも無理な仕事を押し付けられて。そこから自分は神への不信感を抱いたこと、無意識に同族を嫌っていたことを思い出していて。)
>ミナセ
「散々って………でも本当にすごいな!」
(そう言ってからまるで自分の家のようにチョロチョロと動き周り、その姿は見た目どおりの少年のもので。「こんなに家事ができるひとがお嫁さんだったらいいねぇ」なんて笑っていて)
>all様
(/カルコサ様の絡み了解しました!私これから少し返信頻度が落ちると思いますが、ご了承いただければと思います。もちろん、それが不都合でしたら抜けろと言っていただいて構いませんので………)
>ディンク本体様
(了解です!気長に待ちますので抜けたら泣いちゃいます(涙)待ってる間は別スレ除いてたり自分のスレ立てを考えてるかしてますので大丈夫ですよ!)
>ディンク
アイリールーシ「……」
(何か嫌なことを思い出させてしまっただろうか、そんなことを思いながら彼を見つめる。こういうときなんて言えば良いのかがよく分からず、黙るしかなくて)
>ディンク
ミナセ「お…お嫁さん……?」
(始めて言われた、お嫁さんなんて今まで自分が考えたことなんてなかったし。そもそも興味もなかったが、自分がお嫁さんになることを想像すれば、なんだか照れくさくなって頬がうっすら赤くなって)
>アイリールーシ
「あぁ、別に暗い話じゃないぞ?育ててくれた人は良い人だったし……」
(彼女の表情をみて、”しまった……気を遣わせちゃったか”と1人で反省して慌ててそう答える。なんとかポジティブな話にしようと、育ての親の話を面白おかしく説明しようとしていて)
>ミナセ
「なに顔赤くしてんだよ??」
(ソファーに座ったまま彼女の方を振り向き、本当に不思議そうな顔をして尋ねる。どこか鈍いというか、人の感情を読み取るのが苦手なのか、彼女が考えていることがわからないでいて)
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