真夜中のピエロさん 2020-04-23 07:13:16 |
通報 |
(いえいえ!)>>all様
>アイリールーシ
「ほう……翼に角を生やしていて、おまけにシスター服を着ていると? それは確かに不思議だ……。」
アイリールーシの話を聞いていると”不思議な人”というのは聖女に扮した変わり者の悪魔のようだとそうカルコサは思った。
角や羽を生やしている事から悪魔なのだろうなと思う一方で、シスター服を着ているとなると生前は神に使える身であったのだろうか……。あるいは、アイリールーシのように霊から悪魔になることもあるだろうからお互いに共鳴しあい類は友を呼んだのか…… とも考えられる。
天界へは生前徳を積んだ選ばれた者のみが向かう場所だ。悪魔と言えど侵した罪の数だけ多種多様の種族が存在する。魔界はそれだけ広過ぎるのだ。
見た目の特徴は大体想像ついたが、いろいろな憶測がカルコサの中で飛び交っていた。
>ディンク
「まあそうツンデレるな。可愛いだけであるぞ。」
急に見せてきたディンクの意外な一面にフフフと含み笑いのありそうなニヤケ感たっぷりの声色でそう返した。
とは言えディンクの意見はもっともだった。そろそろ所帯を持つべきなのではと思い始めるカルコサなのであった。
トピック検索 |