禁じられた縁日

＞叡人
ちよ）ちょっと待ってて。(屋台から食べ物をもって来る)お兄さん、お腹空いてない？たこ焼き持ってきたよ。(たこ焼きを見せる)
翼）他にもいろんなお店があるんだ。お兄さんのお気に入りのお店もきっと見つかるよ。

＞保田 叡人
零夜）保田、顔上げろよ。もう諦めた方が早い気がする。この子たちについていこう？

>All
自分、金、持ってないし…金目のものも何もありません…。(折れない相手に怯えつつ)

＞叡人
ちよ）ここは、お金いらないの。ぜーんぶタダなの(無邪気)わたあめもかき氷もりんごあめも射的も全部お金必要ないの。ねぇ、お兄さん。お兄さんも着替えない。お兄さんに似合う着物とお面選んであげるよ！
翼）僕も選ぶ！お兄ちゃん、行こうよ！(飛び跳ねながら)

>零夜
保田 叡人) ただより たかい ものはない…(自分自身に言い聞かせるように)

>ちよ
保田 叡人) 代わりに何を取られるんですか……？性的なことはしませんし肉体労働もできませんよ……(完全に虚ろになった目で)

＞叡人
ちよ）何もいらないわ。ここは楽しむ場所よ。貴方は、ここで楽しめばいいの。この縁日でたくさん楽しいことをして過ごせばいいの。もう苦しむ必要はないから。(にっこり)
翼）ねぇ、お兄ちゃんの名前は？僕は翼だよ。僕とも遊んで。僕のお友達も紹介するよ。
ちよ）翼もこういってるし、行きましょう。(手を差し伸べて)

＞保田 叡人
零夜）行こうぜ、保田。(虚ろな目で)

>零夜
保田 叡人) もしかしてこの子達は知らされていないのか、裏事情を……。この子達も真の目的を知らないから上辺だけしか言えないのでは？(こっそりと耳打ちをし)

>ちよ、翼
保田 叡人) 何度も言いますが！この一年でその後の将来は大きく左右されるんです！そんなに簡単にホームレスを選んだらこれまでの努力は全部水の泡になるんですよ！(相手を睨みつけて声を荒らげ)

＞叡人
ちよ）(ビクッ！)怖い...怖いよ。お兄さん。
翼）僕たち、お兄ちゃんに楽しいことさせようと思ったのに(震えながら)

＞保田 叡人
零夜）そうかもしれないけど...てか、小さい子怒鳴ったらいけないだろ！(こっそり)

>ちよ、翼
保田 叡人) しつこくて鬱陶しいんで、これ以上付きまとわないでください。(睨みつけ)

＞叡人
ちよ）(ポロッ)怖いよ～、蓮兄ちゃん～。
翼）ヒック、怖いよ～。

＞保田 叡人
零夜）おい、泣かしてどうすんだよ！

新しいキャラ増やします。

名前：蓮(れん)
性別：男
年齢：不明(見た目から二十歳ぐらい)
能力：植物を操ることができる
容姿：青い髪に、紫の瞳。黒い着物に紫の帯。紫の鼻緒の下駄をはいている。般若の面をつけている。
備考：ちよや翼などの子供が好き。迷い込んだものを上手く、誘う。零夜とは面識がある。

蓮）ん、泣き声？(綿あめ食べながら)あ、ちよ、翼！大丈夫か？

>ちよ、翼
保田 叡人) 一体あなたたちはなんなんですか…！！(睨みつけたまま)

>零夜
保田 叡人) やはり、こいつらは真相を知らないのか……(自問するように零夜に尋ね)そしてなぜ僕に執着するんだ…

＞叡人
蓮）おい、この子たちに何をした！泣かせるなんて、ひどいじゃないか！
ちよ）あの人が怒鳴ったの！怖い顔して怒鳴ったの！(叡人を指さし)
翼）僕たち悪いことしてないもん。ただ、縁日で一緒に遊ぼうって誘っただけだもん。(泣きじゃくりながら)
蓮）よしよし。(二人を撫でて)綿あめやるから泣き止め。後は俺に任せろ！
ちよ＆翼）(綿あめを頬張る)
蓮）子供を泣かすとはずいぶんと乱暴者か？

＞保田 叡人
零夜）保田、こいつ俺、知ってる。

>零夜、蓮
保田 叡人) えっ、本当ですか…？(蓮と零夜を見比べておずおずと尋ね)

＞保田 叡人
零夜）ああ、一年前一緒によく遊んだ奴だ。蓮だろ？
蓮）随分と久しぶりだな、零夜。こっちに来ないか？楽しいぜ。毎日毎日。現実じゃあ感じれない幸せがあるしな。お前、祭とか好きだろ？来いよ！もう帰れないんだから。二度とな。
零夜）えっと、どうしようかな？

>蓮
保田 叡人) すみません、少しお尋ねしますが……(見たところ大人のような相手なら話がわかると思い)
この子達は一体どこの誰なのですか？(少女達を指して尋ね)

＞叡人
蓮）どこの誰って...二人はもう何も覚えてねぇよ。ここにいると、記憶をどんどん忘れるらしい。俺もほとんど覚えてねぇ。いつか、上手くいかなかった時、絶望してたらここにいたんだ。ちよに手をひかれて、美味しいもん食べて、幸せなんだ。ちよに聞かされたんだろう。ここがどんな場所か？素直になったらどうだ？辛いことも悲しいことも全部忘れて、俺らと遊ぼうぜ。皆お前たちを待ってる。ちよ、翼落ち着いたか？
ちよ）うん、落ち着いた。
翼）綿あめ、美味しかった。
ちよ）お兄ちゃん、行こう。(笑って)
翼）僕らと遊ぼう。(手を広げる)

>蓮
保田 叡人) 記憶…を…？(数週間前に予備校で聞いた長期記憶や短期記憶や忘却曲線なんていう話を思い出し、やはり宗教的な何かではないかと思い、下手に関わらないほうがいいと決めつけ)
自分、今浪人生なんです。こんなところで遊び呆けたらまた落ちるに決まってますし……。お断りします。(相手がわかってくれることを祈りながら)

＞保田 叡人
蓮）宗教とか考えてるようだな？残念ながら、そんなのは全く関係ない。ここは、そういう場所なんだ、現実を忘れ、楽しい日々を過ごす場所、楽しい縁日だ。ここには、現実に絶望したり、嫌になったり、逃げだしたくなった人たちが迷う場所だからな。大人の俺がこう言ってるんだ。信じれないか？
零夜）蓮...

(落ちます)

＞保田 叡人
零夜）保田、俺、蓮のことよく知ってるからわかる。蓮の言ってること嘘じゃない。(真剣な目で)
蓮）こんな場所で嘘言うのもどうかと思うがな。へぇー、君保田って言うんだ。いい名前じゃん。(にこにこ)