祭少女 2019-07-22 11:42:09 |
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>ちよ
保田 叡人) いや、寄り道できる人間じゃないので……ただ、帰りたいから駅を……あっ、この近くに中華料理屋さんってありましたっけ?(駅が駄目なら、店ならいくつかわかるかもしれないと思い、駅から予備校への道を思い浮かべると沢山あった飲食店のなかでも目立つ宣伝をしている中華料理店が数多くあった気がして尋ね)
>零夜
そうですか……自分も迷って……この辺って迷いやすい道でもないはずなのに、お互い大変ですね……。(はぁ、とため息をつき)
>20
すみません、迷い込むか、それとももともと縁日にいる方選んでください。
(了解しました。すみません)
>叡人
ちよ)お兄さん、名前は?(質問には答えず、名前を聞く)
>保田 叡人
零夜)なぁ、さっきから帰りたそうにしてねぇように見えるけど、なんかあったか?
>ちよ
保田 叡人) いい加減にしてください!(しつこく誘ってくる子供に腹を立ててついに声を荒らげ) にー・さん・は、あ・そ・ん・で・い・る・ひ・ま・は、ないんですっ!(一文字一文字を噛み締めるように、はっきりと大声で)
>零夜
保田 叡人) いや、やること沢山あるんで、こんな所で油売ってる暇はないんで……
>25
違います。
>叡人
ちよ)かわいそうに、傷ついていたんでしょう。(手の痣を見て)
>保田 叡人
零夜)おい、尋常じゃねぇぞ、その痣。
>ちよ、零夜
保田 叡人) あっ…、気にしないでいいんで……今は痛くないですし……。(会話に疲れていながらも少し遠慮がちに)
>ちよ
保田 叡人) 帰るしかないじゃないですか……やらないといけないことも沢山ありますし……(少し遠い目をして)
>零夜
保田 叡人) いや、大丈夫です……心配するほどのことではないですよ……(実際に痛みも引いてきているし、これ以上詮索されたくもないし、話をなんとか切り上げようとし)
>叡人
ちよ)(クスッ)じゃあ、帰ってみれば?帰れるならね。戻っても進んでも縁日が続くだけだと思うけど。
>保田 叡人
零夜)なぁ、大丈夫か?ふらついてるぞ?(背中に触れ)
>ちよ
保田 叡人) あの、自分18歳なんですけど。なんなら、もう少しで19なんですけど。どうしてそんなに……えーっと、生意気なんですか。(生意気な笑みを浮かべる相手を淡々と諭すように。オブラートに包んで言うべきかと考えたが、単刀直入に生意気と言って)
>零夜
保田 叡人) 大丈夫です。見ず知らずの人間に、心配性ですね……(深いため息を1つ吐き)
次の瞬間、叡人のズボンのポケットの中で昔ながらの黒電話のベル音が鳴り響いた。彼の携帯電話の着信音である。表情を崩さずにポケットから携帯電話を取り出して相手が誰かを見ると、案の定母親からである。叡人は電話に出るかどうか躊躇している。
>叡人
ちよ)生意気...さぁ、分からない(首傾げ)でも、お兄さん達、こっちに来た方が楽しめると思う。だって、顔が辛そうだもん。
>保田 叡人
零夜)俺、友達誰もいないから、こうやって話すの初めてなんだ。なぁ、あのこ生意気以前に一人で紺んとこに居て大丈夫かな?(こっそり耳打ち)
叡人が電話に出ようとした瞬間、電話が切れてしまった。
>ちよ
保田 叡人) あのさぁ……辛いとか楽しいとかで好き勝手に生きることはできないだろ人間…。それと、言葉をわきまえないと、将来何もできないから。(淡々と諭し)
>零夜
保田 叡人) ……こんな格好しているし、じきに誰かが迎えにくるんじゃないですか?(少女の方をちらりと見た後、相手に耳打ちして答え)
>叡人
ちよ)お兄さんたち、ここがどういう縁日か知ってる?(首を稼げるが目は笑っている)
>保田 叡人
零夜)そうかもしれないけど、この子幼いわりなんか違う感じがするんだ。うまく言えねぇけど。
>ちよ
えっと……何を供養してるんですか?(小さな子供にわかるのかどうかはわからないが、一応尋ねてみて)
>零夜
ちが、う……?(相手の言葉を鸚鵡返しにし)
>叡人
ちよ)ここは何も供養してないよ。(にっこり)ここはね、つらい現実から解放されたい、逃げたいと思った人たちが来る縁日なの。お兄さん達もそうだったんじゃないの?何があったのか私に話してほしいなぁ。(お面を外して笑う)私はちよ、お兄さんたちは。
>保田 叡人
零夜)だって、こんな幼かったら、普通親とか探すのに、探してる様子じゃないし。寧ろ、俺たちに興味を示してるんだぞ。
>ちよ、零夜
保田 叡人) 神社の真似事の新興宗教か何かか……?それもこんなに小さな子供が勧誘してる……(最初から怪しい存在であった少女のことが、一気に関わってはいけないような存在に思えてきて)とにかく、個人情報は教えられません。あなたも教えては駄目です。(きっぱりと断り、隣にいる男性にも釘を刺し)
>叡人
ちよ)さっきから、何言ってるのか分からないけど。帰りたいなら、帰れば?絶対無理だろうけど。だって、ここは普通じゃ来れない場所だから。そうだ、この鈴渡しといてあげる。(鈴を見せる)帰れないってわかったら鳴らして。迎えに来てあげる(笑うとお面を被り)また後でね。お兄さん達。
ちよは去って行った。
>保田 叡人
零夜)わかったよ。でも、女の子の顔おかしくないか?
>ちよ
保田 叡人) おい、待って!あなたは誰にこんな事やらされてるんですか?この神社は……(真相の手がかりを探るために尋ねようとしたが、何かを手渡したと思うと去って行き)
>零夜
保田 叡人) ……い、行っちゃいましたね……どうしたらいいと思います……?(他に尋ねる相手もおらず、相手に恐る恐る話しかけ)
>叡人
ちよ)~♪(歌を歌っている)
>保田 叡人
零夜)とにかく、やるだけやってみよう。帰れたら帰る。帰れなかったら、帰れないで仕方ないよ。あの子、お面外した時、目に光がなくて、虚ろだったね。
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