Fate/kaleid liner プリズマ ☆イリヤ 二人の聖杯（いのぼくのキャラとFateで織り成すストーリー）

智也「にしたって、お前よく外に出れたよなー」
スミレ「まぁ…頑張って人の目を避けてきたので…それに…私には憧れの人がいるんです。その人は優しくって…私と同じサーヴァントなのに、私なんかよりずっと賢くて、しっかりしてて…マスターとの絆も強くって、一人ぼっちだった私に唯一仲良く接してくれた先輩なんです。私は、その先輩に追いつきたいから、外に出たんです」
智也「…憧れの人か…お前にも居たんだな。結構意外」
スミレ「なっ…！私だってそういう人ぐらいいますよ！！」

‐その頃‐
あぁ・・・・・当分軟体動物は見れねぇよ・・・・
だって、あの触手・・・・気持ち悪い・・・・
あぁ、暫くはタコを食べるのが嫌になりそう・・・・by希美

タコ食べれないって・・・・確かに、海魔はグロテスクだけど・・・・・そんなにですか？byカイトール
ったり前だ！あんな気持ち悪いモン見たらトラウマレベルだろうが!!だろ？フレン。by希美

(タコ焼き食べてる)ん？何か言った？あ、希美ちゃんもタコ焼き食べる？

お前いつの間に！つーかたこ焼き俺も食べるに決まってるだろ!!by希美
あははっ、フレン達面白いわ。と言うか希美、あんだこんなので苦手って言ったら、もっとえげつないモンもいるのよ。byイシュタル
残念ながらクリーチャーはこれでも見慣れてるが・・・・一番ひどいのは俊哉だ。俊哉は低レベルなお化け屋敷すらビビるチキンだ。by希美
えっ・・・怖いものなさそうに見えますけど・・・俊哉さん。byカイトール

フレン「マスターはほんとビビりだよねーw」
俊哉「うるせぇよ…(携帯のバイブが鳴り、携帯を出すと、緑の狼のようなマークが出ている)な…なんだこれ…」
智也『おーい、聞こえてるかー？』
スミレ『と、智也さん？さっきから何をやってるんですか？』
俊哉「！その声…智也にスミレか！？な、なんで…俺お前に電話番号もアドレスも教えてないぞ！？」
智也『これでもハッカーの中でもディープって名前で有名なんだぜ？悪りぃがお前の携帯ハッキングさせてもらった。お前携帯の中のセキュリティゆるゆるだけど大丈夫か？少しやったらすぐハック出来たぜ？』
俊哉「勝手にハッキングするな！！！！」

あーん、黙れ暗証番号123456。by希美
あんた、暗証番号分かりやすいじゃないの!?byイシュタル
ハッカーって、もしかして智也はアノニマスのメンバー・・・!?byカイトール
んで、山口。なんか分かったか？by希美

智也『詳しい事はわかっちゃいねぇが…どうやら、この世界は本来存在しないようなバケモンばっかが出没してるようだ。そのせいで空間に歪みが生じちまってる。それと…今回の特異点なんだけどよ…考えてみたら、ちょっとそれらしい奴を思い出しちまってよ…』
俊哉「え、それじゃあ今回の特異点は誰なんだ！？」
スミレ『智也さん…ほんとに言うんですか？』
智也『言わなきゃ話進ねぇだろ…結果がどうなるかはわかんねぇけど…』
フレン「今回の特異点はなんなのか早く言ってよ！！」
智也『わかった！！わかったから！！！今回の特異点は…俺とスミレだ』
2人「…は？はぁぁぁぁぁぁ！！！！？？」

うっそだろお前！いや、お前ら！by希美
え、じゃあ・・・・どうするって言うんだ!!?byカイトール

俊哉「で、でもその根拠はなんだよ！！！それに…スミレも特異点だったなら、まさか元々ここには存在しない存在ってことか…！？」
智也『いいや、ちげぇよ。こいつは元々存在している。いや…存在していたって言えばいいか？』
俊哉「は…？」
智也『こいつからマシュって奴の話を聞いてな…どーもおかしいとこがありすぎたんだ。そのマシュって奴は死んで正体不明のサーヴァントと融合し、デミ・サーヴァントとなった。でも…スミレの場合はセイバーのサーヴァントと融合しているにも関わらず、デミ・サーヴァントとにはなっていない…なのにその力がある…それに…俺のこの令呪だってそうだ。無能力者が令呪を持つなんておかしいと思わねぇか？』
俊哉「お、おい待てよ。それじゃあお前ら…その仮説が正しいってんなら…お前らは一度…死んでるって事なのか…？」
智也『なんだ。ちゃんとわかってんじゃねぇか。俺思い出したんだよ。ここに来る前…異世界に行こうとして…その時起こった事故のせいで…俺は死んじまったんだ。なんでこうもピンピンしてんのかはしらねぇけどな』

嘘だろ・・・・byカイトール
じゃあ・・・・あんた、元の世界に戻ったらどうなるのよ・・・!!言っとくけどあんた、友達とか居るんでしょ?!そんなしょうもない理由で死んで・・・・!!byイシュタル
・・・・・・・・・シリアスな所悪いが・・・・イリヤス達を見つけるヒント、見つけたぜ。
（希美が指さしてる方には、野外ステージがあった）
どうやら、この世界も花見のシーズンらしい。しかも、飛び入り参加OKと言うカラオケステージもある。
俺はそのステージに参加してくる。そして、注目を浴びて、奴らを見つける。それでどうだ？by希美

智也『とにかく、俺達は俺達なりで何か方法がねぇか探してみる』
スミレ『すみません…黙っているつもりだったのですが…』

・・・・・・山口、後で説教な。（そう言いステージの所に向かう）by希美


‐その頃‐
美遊様。どうやらあちらでカラオケステージがありますので。行きませんか？byサファイア
うん、イリヤ達も行く？by美遊

(イリヤとルビーやります！)
イリヤ「いいねぇ！面白そうだよ！」
ルビー「あれ？先客がいるみたいですよ？」
俊哉「おい希美…本気でやるのか？」

（あと、クロエもやります！くちちょっと口調が変かも知れませんが・・・）

ったり前だ。ここでやんなきゃ女が廃るってもんよ。
持ち歌で勝負してやらぁ。スマホにアフレコ用音源があるからそれを繋いで流してもらえる様に交渉する。見てろよ、俺様の勇姿by希美
・・・・希美さんって、なんか歌手とかやってるんですか？持ち歌って言ってましたけど・・・byカイトール

へぇ・・・小耳に挟んだけど、持ち歌歌うらしいわよ。byクロエ
持ち歌？by美遊
自分が持ってる歌って事ですよ。つまりあのショートヘヤーの女性は歌手か何かでしょう。byサファイア
相当自分の歌に自信があるって事ね。どんなものか見ものねbyクロエ

イリヤ「どんな歌なのかな。ちょっと楽しみだね！」
ルビー「…サファイア。あの方々から魔力を感じませんか？」

確かに・・・このステージが終わったら探ってみるのもありでしょうbyサファイア
・・・・あー・・・飛び入り参加して来ました。春咲希美です。今回は自分の持ち歌で歌います。
聞いてください。「TRIGGER」....

（ギターの音で始まるロック調のイントロが鳴った途端、スイッチが変わる）

「作りかけの
八イ・シュールな詩と人の群れ
いつのまにか陽炎になった君の夢

どうしてだろう
壊れそうな願いばかり
紡いでいくことできやしない

恐れないで
ほんの少し
ここが渇いてるだけ

動かないで
耳の裏にこびりついた
声は優しげな銃声

むせび啼いて哀しくて
もうどうにもならなくっても
目の前の明日をそう
掴むしかないでしょう

ひとり泣いて 干涸びて
残った力スを全部集めたら
この先に行ける
まだ歩いていける
Triggerにこの指をかける｣by希美


！・・・・・・かっこいい・・・・（目を輝かせる）by美遊

すごい…あの女の人…とってもかっこよくて…輝いて見える…！！

すっごい・・・・なんと言うか・・・予想してたより遥かに上手いわ・・・！byクロエ
・・・・・・・by美遊
どうかしましたか？美遊様byサファイア
あの人の歌聞いてると・・・とっても心が熱くなる・・・・！by美遊

「こめかみに残ったfever
まだ苦しくて
思い出に逃げ込んだままの
不埒なweek ends

騙し撃ちを覚えた夜は寂しくて
孤独な自分を無視できない

構わないで
ほんの少し
意味を探してるだけ

信じないで正しさなど
腐りかけた日々を
煙に巻く硝煙

隠さないで哀しくて
もうどうにも立てないなら
日の当たる明日には
届くはずないでしょう

求めないでただ知って
装ったはずの本能に出会えたら
まだ先に行ける
ほら歩いていける
Triggerにこの身を捧げる

僕かこう願った
感情の在り処は確かに
君がそう祈ったことに理由が潜むけど

このままで良いよなんて
痛みのない言葉じゃ
救われない何かを信じてる

むせび啼いて哀しくて
もうどうにもならなくっても
目の前の明日にそう
挑むしかないでしょう

ひとり泣いて 干涸びて
残った力スを全部集めたら
この先に行ける
また歩いていける
Triggerにこの指をかける
Triggerにこの身を捧げる
もう何時だって引き金を引ける」by希美

（歌い終わると、拍手や歓声が上がる）

イリヤ「(ポカンとしている)………」
ルビー「おーい？イリヤさーん？固まってますけど大丈夫ですかー？」