匿名さん 2019-03-25 18:52:46 ID:1fcb0f561 |
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(じとーっと華奈萌ちゃんの表情を観察して
はぁ、っと小さくため息をついて)
……分かった
祈って奇跡が起きるのならあたしもたくさん祈る
ただし、華奈萌ちゃんといっしょに
明日までずっと離れないから
(握っていた彼女の手を、さらに力をこめて握りしめて)
(ポーカーフェイスを心がけてても、どうしてもじーっと見られると焦るようで表情をこわばらせながら)
...うん、祈ろ
一人で奇跡を起こすんじゃなくて、二人で起こさないと...ね
(流石に家に帰ってもずっと一緒ではないだろうと考えて、帰ってから一回聖書とか借りれるか探してみようと思いながら)
...ちょっとだけ、手が痛いかな...
(苦笑いで自分からもぎゅっと握るが力は全然無い様子で)
ん、もぉ~
馬鹿力みたいに言わないでっ
(赤くなって、慌てて手を離して)
じゃ、あたしのお家か華奈萌ちゃんのお家か、どっちにお泊まりする?
あたしはどっちでもいいよ?
(にっこり笑ってどうするかたずねてみて)
...ふふっ
(それだけ強く握られたのがすこし嬉しかったのか微笑んで)
...お、お泊まりまでするの...? 春休み中ならともかく、始業式あったばかりだよ...?
(大丈夫と考えた次にはその考えが打ち砕かれて、焦った様子で考え直そうと伝えて)
そうだよ?
離ればなれでお祈りするより、いっしょにお祈りしたほうが絶対効果あるもん
(当然でしょ、とすました声でこたえて)
華奈萌ちゃんちが迷惑ならうちに来るといいよ
あたし、絶対お母さん説得するから
(ふんす!と気合いを入れて)
...そう、かもだけど...
(気張っているほたるさんに対して、真逆の反応でとても困ってる表情でじっと考え込んで)
聖書でお祈りするとしても、流石にそんな長い時間やってたらばれちゃうかもしれない...カミサマなんて、信じてないって言っちゃったから宗教でとかも言えないし...どうしよ、どうすればいいんだろ...
(口パクで、声には出さないようにぼそぼそと考えるように呟き)
……
(華奈萌ちゃんの困っている様子をそわそわした気持ちで見つめていて)
ウソ!
冗談だよ、華奈萌ちゃん
ゴメンね、ちょっとイジワルなこと言っちゃったね
(申し訳なさそうに両手を合わせて謝って)
あたし、お家に帰ったら華奈萌ちゃんの言うように奇跡が起きるようにいっぱいお祈りするね
あっ
でも、お泊まり会はいつかきっとしようね?
……
(見つめられるとさらに挙動不審感が増えちゃって)
……あ、あはは、冗談ね……ごめんごめん
(冗談と言われても本当はどっちなのか判断つかなかったようでちょっと悩みつつ)
…私も祈ってる、明日……期待してる
……そうだね、今度はもっと計画立ててから…ね?
(/すみません、相当遅れました…!)
うん、約束だよ?
(彼女の挙動不審な様子を見て、なにか自分に言えない秘密があることを確信して
でもそれはあたしが知るとなにか都合の悪いことのようで
彼女の助けになれないのはとてももどかしくて歯がゆいけれど、今は邪魔をしないようにしようと決意して
きっと、いつか打ち明けてくれる
だって、あたしたちはお互いがかけがえのない親友なんだから……)
じゃ、帰ろっか
(立ち上がって借りていたイスを引くと華奈萌ちゃんに向けて手を差し出して)
(大丈夫です!)
...うん
(知られたくない、ないのにこんなに小さなことで仮面をはがされそうで...化物の素顔が見えそうで、怖いと感じながら
知られてもいい、知られなくても一人で抱えて生きていく...
それでも、知られて嫌われるのだけは嫌だから、大切な人を失うのは嫌だ、悪夢で散々その時を見たんだよ...っ!)
...あぁ。
(一呼吸おいて、いつもの雰囲気に一度リセットしてから立ち上がる。)
(/ここの帰り道で事故でのー、という場面をしますか...? それとももうちょっと先の後日にしますか...?)
(/まずは同じクラスにしてもらって
それからそちらの話に入っていきましょうか?
その流れでよければ翌日に場面転換させますね)
(その後、すっかり人気の少なくなった通学路でも電車の中でもお互いほとんど話さず)
じゃ、また明日……
(お互い手を振りあって駅で別れ
家に帰ると部屋に閉じこもり、どうやって、だれに、祈ればいいのか分からなかったけれどとりあえずカミサマに華奈萌ちゃんと同じクラスになれますように、と一心不乱にお願いして
ごはんをたべながら、お風呂に入りながら、お布団に入ってもお祈りを続け
いつの間にか眠ってしまい、次の朝目覚めてからも駅で彼女に会うまでお祈りを続けて)
おはよう、華奈萌ちゃん
あたし、いっぱいお祈りしたよ
(小さくあくびをしながら手を振って)
(話をしないと行けないのだろうけど、なにかまたボロをだしそうで...話す気にはならず、終止無表情を心がける帰り道。)
また、明日。
(軽く手をふり、別れる。
家に帰る前に、途中の図書館などで本物の聖書はないかもしれないが、それに近くてできるだけ分厚い本を借りる。持った段階から考える、祈ることは一つ。
<ほたると同じクラスにしてください。>
何も代償で払えそうなものはない。だから、とにかく祈る。時間を犠牲に、ほかにも犠牲が出るならそれは仕方ない。
それでもいいから、とにかくほたると同じクラスになりたかった。)
(祈りを続けていたら、いつの間にか朝だった。
眠れたのか、眠れてないのかよくわからない。
ただ、強烈な睡魔に誘われてしまっているのは確かで、多少朦朧とした意識で)
おはよ、ほたる...
...そっか、なら...ふぁあ...かなう、かもね...
(いつも見てるほたるさんであれば、目の下にすこしクマが見えるのに気がつけるかもしれないがじっくり見ないとあまり気にならない様子で)
……華奈萌ちゃん
もしかして、ほとんど寝てないんじゃ?
(いつも眠そう、気だるそうな彼女だけど、今日はいつもにも増して眠そうな様子で)
朝までお祈りしてくれていたの?
(もしキセキが起きなくてももういい
華奈萌ちゃんがこんなに思ってくれているだけであたしは最高に幸せだ
嬉しさに小さく微笑みを浮かべながら、目を細めて彼女をじっと見つめて)
別に...ちゃんと寝たし、大丈夫。
(苦笑いを浮かべ、多少目をこすり)
祈ったけど、悪い人の願いは叶えてくれない...
ほたるが祈ったなら、きっと大丈夫。ほたるはいい人だから、ね。
カミサマは、きっと叶えてくれる。
(ほたるのためにキセキを起こそうと努力した。
でも、効果がないかもしれない。初めてだから、それはわからないけど...
こんな力がなくても、ほたるならキセキを起こせるかも。
ほたるがなぜか嬉しそうに微笑んで見つめられてるのを見て、つられてこっちも笑って見つめてしまい)
……ホント
華奈萌ちゃんは悪い子だね
ウソばかりついて
ちゃんと寝てるなら目にそんな真っ黒なクマ
できたりしないよ?
(じぃ~っと穴が開きそうなくらい彼女の顔を見つめて)
...っ
す、すこしは寝たから...嘘じゃないからっ
...やっぱり、クマ...気になる...?
(じーっと見られると、すこし恥ずかしそうに、顔を赤らめて目の下のくまを少し撫でるように触れながら)
ウソ
そんなに気にならないよ
あたし以外の人なら、ね
(恥ずかしがる彼女の様子を見て、してやったり、とばかりにイタズラっぽい笑みを浮かべて)
どうしよう?
あたしもウソつきの悪い子だから願い事、叶わないかも……
(わざとらしく心配そうな表情を見せて、胸の前で自分の両手を握りしめて祈るような格好をして)
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