『　雪と、紅椿　』〆

某募集板にて声を掛けさせていただいた者です。先ずはトピたてありがとうございます！これからよろしくお願いします。
先方でもお伝えした通り、前編は《奮い立たせ合った親友》、後編は前編での展開により左右されると思われますが《療養所の庭師》もしくは《見舞いに来るもの》のどちらかを考えております。早速ではありますが、キャラの作成にあたり将校様の萌えや地雷、こんな要素があったら、などのご要望等ありましたらお聞かせ願えれば幸いです。

ご移動ありがとうございます。これからどうぞ宜しくお願い致します！
提供の詳細もありがとうございます、承知致しました。物語の進行次第で後編の伽羅の提供なども変わってくるかと思いますので、後編に入るまでに伽羅の変更か継続かをお知らせいただければと思っております。

取り分け萌えや地雷がはっきりしている訳ではありませんが、ショタっぽい伽羅や、女々しすぎる伽羅は避けて頂けると有難いです。後は、適度な喫煙者だと嬉しいです。2人で煙草片手に語り合ったりしたいなあという願望がありまして…此方の将校にも何かご希望があればお聞かせ下さいませ！

了解致しました。後編で扱うキャラについては、前編の終盤ごろに改めてお伝え出来ればと思います。

萌えと地雷に関して把握しました。喫煙に関しても了解しました。普段は吸わないけれど貴C様の前では吸う、なんていう設定は如何でしょうか？他に見せない面を見せる事で、恋心までは行かずとも親しい仲だという暗示になるかなと。また、後編に《庭師》の方を提供させていただく際は非喫煙者でも宜しいでしょうか？《庭師》は《親友》より、年齢を幾分か若齢にしようと考えておりまして…。
そうですね…。過度のツンデレや女々しい、過度な低身長さえ避けて頂けると有難いです。また、完全に私の趣味でしか無いのですが、三白眼だったりすると嬉しいです。
それと後一点、前編は軍での描写が多くなるかと思いますが、制服など将校様が考えられているイメージのようなものがあればお教え願えれば幸いです。

喫煙のその設定には大賛成です！ぜひその設定で行かせて下さい。此方も同じく、心を許している親友と居る時は吸う設定にしようと思います。庭師は非喫煙者で構いません。療養所の庭師ですし、おっしゃる通り非喫煙者の方が良さそうですね！年齢もそちらで大丈夫です。

提供の伽羅設定についても把握致しました。三白眼了解です、プロフィールに盛り込みますね。
軍の制服ですが事細かには決めておらず、明治時代を想定した洋式の軍服、とだけ考えておりました。紺色の首の詰まった軍服で階級に応じてバッジが付いているような。正装の時は帽子が必要ですね。イメージが浅くて申し訳ありませんが、このくらいの情報で大丈夫でしょうか？

喫煙の設定に関してお気に召していただけたようで何よりです！了解しました、それでは後編に庭師を操る場合は非喫煙者にて設定を練らせてもらおうと思います。

軍服に関しても把握しました。様式の軍服で紺色詰襟、という事で私の中では近いのは「監獄少年」というアプリのものかなと。勝手にあたりを付けてしまいましたが、イメージと異なる場合は仰ってください…！

今確認して参りました！イメージにぴったりでした、素晴らしいです。色々ありがとうございます！このイメージで行きましょう。余談ですがこの会社のアプリは、当方も好きで良くやっていたので嬉しいです…！
では早速プロフィールを練ってまいります。完成次第こちらに貼らせて頂きますので暫しお待ちを。その時点で何かご希望などあれば追加で修正いたしますので、よろしくお願い致します。

イメージに合っていたようで良かったです！SEECさんのアプリはどれも質が高くて素晴らしいですよね。私も時間がある時にはついつい手が出ちゃうので、嬉しいです。
それでは、当方もプロフィール作成に移らさせていただきますね。時間の都合により、もしかするとプロフィールの提出が明日になる可能性もありますが出来るだけ早く提出させてもらうつもりにしておりますので、暫くお待ちいただければ…！また、何か変更点などがあった場合でも出来る限り対応させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいね！

名前 / 乃木 朔弥 -ﾉｷﾞｻｸﾔ-


年齢 / 27

所属 / 大日本帝国陸軍 将校

容姿 / 白い肌に、耳にやや掛かる長さの黒髪は乱れなく整えられ、鋭い眼光を放つ瞳は所謂三白眼で、睨んでいるように取られることもしばしば。虹彩は薄っすらと灰色がかって神秘的な印象を与える。一見軍隊の所属にしては線の細めな印象を受けるが、細身に見えても身体は鍛えられている。瞳を覆う長い睫毛が物憂げな印象を加える整った顔立ち。肌の白さや瞳の色は彼の祖父が異人であることに由来している様子。
身長は176センチ程、いつも首の詰まった濃紺の洋式の軍服を一切の乱れなく着ており、凛とした品の良い雰囲気を纏っている。公式な場に出る時は白い手袋をはめ、帽子を被る。仕事の時以外はブラウスにサスペンダー付きのズボンなどシンプルな服装を好む。普段から親友以外に笑顔を見せることはそれほど多くなく、愛想が無いと言われる事も多い。


性格 / 冷静沈着で責任感の強い、仲間思いの青年。陸軍では若くして将校を務めるエリート。 実戦より明らかに司令向きの頭脳派。
プライドが高く常に冷静で、機転のきくリーダーシップを発揮する。策を講じる時や戦闘時は的確なアドバイスや判断を下し、頭の回転が早い。そのため部下や上層部からも絶大な信頼を得ているが、その厳しさ故に恐れる者も少なくはない。
正義感が強く、仲間を守るためには自分の身を犠牲にすることも厭わない。
自身に対する頓着があまりなく、無理をしがちな一面も。自分にも他人にも厳しく弱みは一切見せないが、唯一心を許しているのが《親友》。
上流階級の出で家柄が良く、父親もかつては陸軍の将校を務めていた。勤勉で書物なども良く読む。 許嫁がいるが、仕事の関係で長く会えていない。

備考 / 物語の後半以降は結核を患い、軍の一線を退くことになる。体調の悪さをひた隠しにして無理をした為に、病が公となった時には時すでに遅く、ゆっくりと死へと向かう事を彼はまだ知らない。


プロフィール作成致しました。
ご一読頂き、修正点などあればお気軽にお申し付けくださいませ…！

名前 / 九重 新（ ここのえ あらた ）
年齢 / 27歳
所属 / 大日本帝国陸軍 少尉

容姿 / 健康的な肌色に、薄い茶色の髪は外ハネのショート。形のいいアーモンド型の瞳の虹彩の色は髪と同色。眼光は普段は然程鋭く無いものの、あまり人に見られていない所で光らせている事もしばしば。一見した際の軍人にしては細身の体躯は着痩せする為であり、軍所属として恥じない程度の筋肉は付いている。常に口元が緩やかな弧を描いているためか、総じて人当たりの良さげな風貌をしている。
身長は173cm。軍支給の濃紺の軍服を一番上の釦だけ開け、同系色の外套を金のチェーンで固定して羽織り、腰にはサーベルを提げて持ち歩いている。公の場へと出る際は、普段は開けている釦を閉め、白の手袋と帽子を着用。軍服以外を身につける際はシャツの裾をズボンに入れずに着用するなど、少しラフなものを好む。

性格 / 明瞭で快活。他者に対して甘いものの、隊を率いている事もあってか、命のやり取りには敏感で繊細。交友関係が広いために軽く見られがちではあるが、実の所意外と思慮深く安易な作戦は無視をする事も稀にある。その為に、作戦の立案者とは言い合いをする姿を軍の中では見かける事も多いだろうが、持ち前の人懐っこさからか不思議と上層部から目を付けられる事もなく順調に出世を果たしている。言動は軽いものの、よく周囲を観察している。
出は中流階級の家で、軍の関係者では無く医療従事者の家系の次男坊。前線へと出る事が多い為にサーベルを持ち歩いているが、銃火器を使用する方が得意。考えるよりも行動派だが、咄嗟の判断をする事が得意な事や、突拍子も無いアイデアが浮かぶ事があることから、度々作戦会議の場へ駆り出されることも。

備考 / 喫煙者。それ程多くの量を吸う事も、人目につく場で吸うことも無い為に、喫煙者だと知っているのは相手だけ。部下から燻った匂いを指摘された際は、火薬の香りだと言って上手く受け流す。
周囲の顔色を伺うのは得意だと自負していた分、相手が病を患っていた事を見抜けずにいたことが心残りとなる。

プロフィールの作成が完了しましたので載せさせてもらいますね。
乃木くんとは同じ様な思考を持ちながらも、性格としては反対の子の方が奮い立たせ合う、という展開させやすいかと思い作成した所なかなかに頭の緩い子が出来上がってしまいました。また、役職ですが親友という事ならば同じ様な地位に就いていた方が良いかと思い、年齢的に妥当かなと思った少尉に就かせております。ご確認の後、何か不備等御座いましたらお気軽に仰ってくださいませ…！

プロフィールのご提示ありがとうございます。
とても素敵な伽羅で感激しております…！当伽羅ととても良い親友になれそうで、今からお話させていただくのが楽しみです。修正箇所なども一切ありませんので、是非このままお相手下さいませ。
此方の伽羅にも不備などありませんでしたでしょうか？

初回は普通の日常から始めたいと考えているのですが、ご希望などはありますか？

それは良かったです…！勿論です、既に背後が乃木くんに惚れかけておりますので、是非ともそのままでお相手させていただきたく！
そうですね、初回から序盤の方にかけては日常でのんびりとした感じで、前編の終盤にかけて徐々に不安な空気感が漂うようにしていければなと。

一点質問なのですが、ロル数など大体決めていらっしゃいますでしょうか？当方、小説ロルや心理描写、情景描写などを使用する傾向にありますが基本的に無制限で回す事が出来るので将校様に合わせる事が出来るかと。

嬉しすぎるお言葉ありがとうございます…！
ですね、日常や2人の友情を描きつつ、中盤以降は仄かな違和感くらいから入り徐々にじわじわと不穏な空気感に…という感じで行こうと思います。

ロルに関してですが、此方も小説ロルなどを使うためやや長めのロルが多くなるかもしれません。どれくらい、と表現するのが正しいか分かりませんが、通常は10行前後なことが多いかなと…！情景描写などもしっかり入れると25〜30行近くなってしまうこともあります。ばらばらであまり参考にならないかもしれませんが、あまり気にせず回して頂いて構いません！

ロルに関しては了解しました。行数ですと、見ている端末によって前後しますが、スマホでの行数で間違い無いでしょうか？私も通常は300文字程度、展開などによっては最大で1000文字程度まで膨れ上がる場合もありますが、あまりお気になさらずに回していただければと思います。

ロルの長さや雰囲気などを見たいので、可能でしたら初回をお願いしてもよろしいでしょうか？

確かに行数だと差があって分かりにくかったですね…！スマートフォンを想定しておりました。
では初回は、通常の日の将校室の様子から回させて頂きます。そこに尋ねて来て頂ければと！もし返しにくいようでしたら場面を変更して再度回しますので、お声がけください。


（ある日の夕刻、将校室の執務机に一人向かうその表情は普段と変わらず厳しいもの。基地の中は至って静かで、窓から差し込む光が男の横顔に深い陰影を刻む。机の上には地図を広げたまま、少々苛立たしげに机を指の先で叩いており。指示を仰ぎに来る部下と時折言葉を交わすものの、此の所はそれといって敵軍に大きな動きが無いため軍全体にとって焦れったい日が続いている。軍の進路を検討していたものの地図と睨み合ってばかりでは集中も途切れつつあり、溜息を吐くと立ち上がり硬い革靴の音を響かせて窓際へと歩み寄り。日が落ちつつある橙色の光の中、新人兵達が声を上げながら訓練をしている様子を窓から見下ろし、それを眺めつつまた一つ息を吐き。）

いえいえ、大体の想定はスマホかなと思いますのでお気になさらず！
場面に関しても了解しました。それでは、背後はこの辺りで一度失礼しますね。何か御座いましたらお呼びくだされば飛んで参りますので！改めてこれからよろしくお願いします。

-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-＊-

（日もまだ高い時分、相手の機嫌がいつにも増して悪そうだ、との部下からの声が聞こえており。朝から姿を見ていない事などを考えると、与えられた執務室へと困っているのだろう。ただ探しに行くにも、偶には新兵の訓練も見てくれとの副長からの頼みに、昼過ぎ迄は時間が拘束されている。結果として体が空いたのは空が赤く染まり始めた頃。丁度相手の部屋から指示を仰ぎに来たのだろう部下が出てきた所に出くわせば、敬礼をしてから去って行くのを見て。扉へと近付き、コンコンと二度ほどノックして中から返事が聞こえる前に扉を開き。開いた扉の縁へと頭を預けるようにしつつ、腕を組んで相手の後ろ姿を見つめ）
…なァに黄昏てんだよ。朔弥の機嫌が悪いって俺の耳にも入ってんだけど、どうしたよ？

──別に黄昏てないし、不機嫌でもない。俺の事は何でもお前の耳に入るな……あの新人兵、お前が指導したんだろう？動きが良くなった。
（ノックの音と声が聞こえた方に視線を向けると想像通りそこには相手の姿。橙色の光に透ける彼の髪が眩しくて、少しだけ目を細めてそう答え。自分の情報は逐一相手の所に行くようで、呆れたようにそう言いながら再び窓の外に視線を向けると問い掛けて。時折この窓から外を見ると兵士達が訓練をしている様子を目にするが、この新人兵達は随分と動きが良くなっている。流石だと相手に視線を戻して僅かに笑みを浮かべると、椅子に腰掛けて再び机に向き直り。地図を見つめつつまた数回指先で机を叩いて。）
…静かなのは良いが何せ此の所やる事が無さすぎる、朝から晩まで地図と睨み合いだ。

そりゃァ、朔弥関係の事で話しやすいのが俺なんだろーよ。…お、気づいた？アイツ達元が良かったから、少し指導するだけでアレだよ。
（クツリと喉の奥を鳴らすような笑い声を短く上げた後、革靴で床を蹴る音を立てながら部屋の中へと足を進め。窓の外を見ずとも、先程まで見ていた新人兵たちの事だから分かる。薄らと瞳を狭め、訓練の様子を思い出すかのように宙へと視線を送りつつ。普段は崩れる事の無い相手の笑みを見る機会があるのは自分だけ、それだけ心を許してくれているのだろうが如何せん気を張ったままの相手の事が心配でもある。椅子に座り机を指先で叩きながら言葉を紡ぐ相手に、小さく頷き同意を示し。良いことを思いついた、とでも言いたげに、にぃと笑みを浮かべれば相手の眼前に映る地図の上へと手をついて）
…確かにな。部下を殺す事が無いのは良いけど、流石にずっと此の調子じゃァ体が鈍るな。…なァ、久し振りに手合わせでもするか。朔弥もずっと部屋に篭りっぱなしじゃ気が滅入るだろうしよ。

…お前くらい人当たりが良くて指導熱心だと、指導教官もお前を手元に欲しがるだろうな。
（部下の指導に関しては今でも稀に担当はするが、将校の肩書きを得る前の方が指導に携わる機会は多かった。指導力はある方だと思うが、彼の人当たりの良さと面倒見の良さには負ける。自分は怖がられる事が多いと思いつつ、指導した兵士を悉く伸ばす相手ほどの実力があれば、指導教官も放ってはおかないだろうと。再び地図に視線を戻した所で、中央に置かれた相手の手によって思考は遮られ。見上げた相手の手合わせ、という言葉に微妙な表情を浮かべつつ少しして仕方ないと。実戦に関しては自分よりも第一線で活躍を続ける相手の方が優れていると考えるのが妥当だ。しかし相手の言う通り、ずっと部屋にこもっていたせいで身体が鈍っているのも事実で、相手の提案に付き合おうと立ち上がりつつ笑みを浮かべて。）
──実戦に関してはお前には到底届かないからな。お手柔らかに頼むよ、九重隊長。

さァな、俺としては戦場に出てるかお前と話ししてる方が好きだからな。
（確かに指導教官から新兵たちの訓練へと顔を出して欲しいと言われる事は多々ある、然しながらそれをのらくらとかわすのは、いつ敵方と戦うことになっても良いようにという建前の反面、部屋へと篭る事の多い相手と言葉を交わせる数少ない相手だからという事もある。その為、訓練場へと顔を出すときは稽古をつけて欲しいという兵が集まるらしいが、それが真実かどうかは不明。迷うような、そんな微妙な表情が見えたのも少しの間。渋々、といった様子に見られたが、椅子から立ち上がり際に見せた笑みを見る限りそこまで嫌がってはいないのだろう。親友であり普段は使う事のない敬語や敬称を巫山戯るように口にすれば、笑みを見せ。ちらりと窓の外を見れば、訓練もそろそろ終わるのだろう。教官が新兵を集めて話をしているのが見える。もし、そこに相手を連れて出て行き手合わせを始めたら、新兵たちはどんな反応を見せるであろうか。それを考えれば自然と口角が上がって行き）
──そんな事言って、朔弥も実力はあるだろう？分かりやすい手加減はするつもりが無いんで全力で来てくださいよ、乃木上官？

…お前がお喋りに来ない限り俺は此処に籠りっぱなしだしな。会話も部下や上官との業務連絡くらいしか無いから、良い息抜きになる。
（相手の言う通り、相手が定期的に此の将校室に顔を出し、それに日々救われている事は確かで。それが無ければ一日中任務に関する話や上官とのやり取りしか口にしない可能性も考えられる。彼が時々ふらりとこの部屋に現れるのは随分と良い息抜きになっていて。揶揄うような口振りと敬称に此方も楽しそうにくつり、と笑いつつ相手に着いて部屋を出て。新人兵達の稽古も終わる時間帯、上手い具合に場所も使えるだろうと思いつつ降りて行く。深みを増した橙が眩しい、相手のやや色素の薄めの髪がその光を受けて煌めく様は昔から見慣れた光景。久し振りの手合わせと、相手との会話で先程までの不機嫌はだいぶ解消された様子で。）
…分かってるよ、天下の九重隊長相手に手を抜きでもしたら殺され兼ねないからな。